20.1 へのバージョンアップに伴い、フライトプラン作成に

『標準計器方式を使用してルートを選択する』方法が追加になりましたので紹介します。

 

手順は以下の通りです。

1. デパーチャー (SID 標準計器出発方式)の選択

2. エンルート(航空路)入力

3. アライバル(STAR 標準到着経路)の選択

4. アプローチの選択

 

RJTT(羽田)→RJCC(新千歳)のルートを作成してみます。

まず出発空港(RJTT)のMAPを開くところからスタート。

 

1. デパーチャー方式(SID) の選択

①→②→③→④と進みデパーチャーメニューを開きます。

 

⑤SIDの一覧が表示されます。今回はROVERA を選択

 

トランジッションの一覧からBRUCEを選択

 

離陸滑走路を選択、今回は南風運用でRWY16L。

 

これでSIDがプランに反映されました。

北方面のデパーチャー SPOON, ROVER, BRUCE, AGRISの設定完了です。

高度制限情報も反映されています。

 

2. エンルート(航空路)入力

①→②でwaypoint を入力

今回YAITA YTE CAPLY としました。

 

③→④と進むと⑤の通りwaypointがプランに反映されます。

 

次に着陸コースの選択に進みます。

 

3. アライバル(STAR 標準到着経路)の選択

デパーチャーと同様に着陸空港(RJCC)を表示させ①→②→③→④と進みアライバルのメニューを表示させます。

 

使用するアライバル(STAR)を選択

今回YUNEYS (YUNEY SOUTH)を選択します。

正式名称ではなく短縮されているものもありますので注意します。

 

⑦着陸滑走路を選択

南風運用で今回RWY19Lとします。

 

⑧Addでアライバル(STAR)が反映されます。

 

4. アプローチの選択

PROC画面から①Approachを選択

 

②使用するApproachを選択

今回 I19LZ (ILS Z RWY19L)とします。

こちらも短縮形で表示されています。

④Trunsition選択

今回はYUNEYとします。

 

Addでアプローチ(APP)がプランに反映されます。

リストの右端に高度情報が入力されています。これは新しく追加されたVNAVで使用します。

VNAVに付いてはまた別の機会に説明します。

 

これでプラン作成は終了です。

 

いかがでしたか?

とても面倒なので普段のフライトではこの方式は使わないで

メモ帳からコピペしてVNAVに使う高度情報のみ手入力となりそうです。

これは説明も簡単ですので次回紹介します。