去る9月8日、栃木県真岡市(「もおか」と読む)、井頭公園運動広場にて行われる、



JA共済 Presents RADIO BERRY
ベリテンライブ2019 Special




というフェスに行ってきた。2年連続だ。
今年は台風の影響が懸念されながらも、なんとか終演まで雨が降ることはなく、無事に素敵なイベントとして最後まで終わった。

 




夏フェスといえば、関東でいえばロッキンジャパン、サマーソニックの2強であるものの、他地方に目を向ければ、多く開催されていることで「フェスが多すぎる」という指摘もあった。
要はフェス飽和状態で、毎週末に、日本のどこかでなんかしらのフェスが行われているのが現状である。

ベリテンライブは現状、9月の上旬に行われるフェスであり、フェス常連のアーティストが出演するといった意味では、他の夏フェスとの違いといった意味では、ぱっと見どこがどう違うのかわかりにくい。
しかし、参加してみて、ベリテンのことをより深く知ってみて、



唯一無二、かつ穴場フェス



という印象を強く持ち、さらに魅力的なところがたくさんあると感じたので、ぜひ語ってみて紹介していきたい。
ちなみに今年のタイムテーブルはこちら。

 




①歴史がある


前述のとおり、その是非はともかく、夏フェス飽和状態であることは事実であり、夏フェスそのものがブームになっている感がある。
アーティスト主催のもの、テレビ番組が主催のもの、ラジオ番組が主催のもの、種類は様々だが、とにかく多すぎる印象は否めない。

ただし、このベリテンライブに注目してみよう。
初回の開催はなんと、


2003年


ロッキンやサマソニの2000年初開催と時期はさほど変わらないのである。
「フェスブームに乗っかったわけではない」ことは認識しておかなければ、主催者に失礼である。
HPのバックナンバーにて過去のラインナップに目を通すと、その時々のフェスシーンの中心にいた方々がたくさん出ている。
http://www.berry.co.jp/berryten-2019/artist.php



②1ステージという魅力


ベリテンライブを語るうえで欠かせないのが


1ステージであること


これに尽きる。
多くのフェスは複数ステージをつくり、移動をしなければならないが、このフェスは1ステージである。
アリーナクラスのライブをしている[ALEXANDROS]、ベテランのストレイテナー、ネクストブレイクアーティストのSaucy Dog、さまざなアーティストが出る今年だったが、どのアーティストも同じステージで演奏する
これが、ありそうでない。

1ステージの魅力は、まず見てる方としては第一に移動がないことで負担が少ないこと。
ステージの後ろにはシートゾーンを設けているので、休みながら見ることも可能である。

そして第二に、アーティストの扱いが平等であること。
昨年トリを飾ったUNISON SQUARE GARDENのボーカル斉藤に言わせれば、

「複数ステージがあると、あのバンドは小さなステージに落ちたとかいろいろ言われちゃう。だから1ステージのこのフェスは好き」

とのこと。
もちろん、アーティストごとに集客の違いは露骨に感じることはあるが、アーティスト側としては人気の指標とされがちなステージの大きさというのはプレッシャーであり、そういったものを感じることがないこのフェスは、気負う必要がないといった意味で特異なフェスではないのだろうか。

 





③ロケーションが最高、中規模フェス


舞台となる井頭公園運動広場は地元では有名な公園なそうだが、ロッキンジャパンのひたちなか海浜公園のように国立公園でもなければ広大な敷地を有しているわけではない。
しかも②で述べたように1ステージであり場所をとるわけでもなく、トイレから売店から、わりとコンパクトに収まっている。
だからといって、人がごみごみしていているかといえばそんなこともなく、ステージ前方は意外とすき間があったりするので、前の方に行くのは意外と簡単という印象を抱いた。

さらに、観覧ゾーンは芝生なのだが、土がむき出しのところが目立つわけでもないので、もし大雨が降ってもどろんこまみれになることはなく「田植えフェス」と揶揄されるような悲惨な状況にはならないのではないだろうか。
ステージから見た景色は、観覧ゾーンの後ろは緑の木々に囲まれており、さながら「森に囲まれて歌ってる」感じに見えるだろう。
演奏中に後ろを振り返ってみたが、それはそれは壮観な光景だった。

ステージ上手側にはファミリー用のスペースもあり、家族連れでの参加の敷居も低い。

 


ステージから見た景色

 

後方からステージを見た景色



後方シートゾーン

 

 

 

④アクセスが良い



井頭公園自体へは宇都宮駅からシャトルバスが出ている
車で行くという手段はあるものの、公共機関で行く場合は宇都宮からバスルートで来るのが一般的である。

ここで関東近辺のフェスとの比較したい。
アクセスの良さを何より重視したサマソニ(海浜幕張駅)はともかくとして、ロッキンジャパン(常磐線、勝田駅)、他でいえば山中湖付近で行われるSWEET LOVE SHOWER(えっと、これは公共機関でどうやって行くのだw)など、自然の中で行われるフェスはアクセスに難がある。

ベリテンは、新幹線も通る宇都宮駅からバスが出ている。
日帰りでも、東北から来ることだって可能だし、東海地方だって間に合うのではないか。
もちろん在来線であっても東京から宇都宮線に乗ればいいし、ロッキンのように帰りに座れないなんてことはない。(距離次第では18切符を使った方が安くなる)

また、他のフェス同様に各地域からオフィシャルツアーのバスが出ているので、アクセスは非常に良いフェスと言える。



⑤チケットが安い


もちろん、シャトルバス代など考慮したら交通費は馬鹿にならないかもしれない。
ただし、このフェス自体が「7500円」(19年の場合)というのはかなり安い部類である。

ロッキンやサマソニが1万円台半ばであることを考えれば、その安さは特記すべき点であろう。
1ステージでコストがかからないことが、この安い価格設定を生み出しているのだろう。

例年、一般発売でもすぐに売り切れないことが多いようなので、先行手数料を払わずに一般発売後にコンビニで直接購入するのが、安く済ませる秘訣である。
※ただし、一般発売後すぐ売り切れる可能性もあるので、自己責任でお願いしますw




どうだろうか。
一般発売後すぐに売り切れないというのはこのメンツにして意外ではあるが、何も悪いところ感じないし、夏フェス〆としては是非候補に入れたい、おすすめのフェスである。

 

 

 

 

 

 

 

春フェスも夏フェスもたくさん参加してる昨今、せっかくだからネクストブレイクアーティスト、すなわち


今のうちに知っておきたいアーティスト


を、フェスやイベントで見た経験から、5アーティスト紹介、レビューしてみたいと思う。




秋山黄色



サマソニのオープニングアクトとして登場。
最近変わった名前のアーティストが多いので勘違いされがちであるが、このアーティストは一人、つまり


男性シンガーソングライターである


若干23歳、2018年、昨年デビューした。
作詞作曲やもとより映像やイラストの才能もある、多彩な方である。
ロックを歌うシンガーソングライターは、実は意外といないのではないか、と思った。
高橋優、秦基博、星野源、いずれもアコースティック、もしくはポップミュージックに該当する気がするし、そういった意味でもバンドではなく一人でロックを奏でる彼にエールを送りたい。

音楽性については、主にロックなサウンドと、力強い歌声
デビュー曲の「やさぐれカイドー」を聴いても、ギターリフの心地よさ、高音の歌声の心地よさが耳に残る。
歌もキャッチーであるがゆえ、タイアップなどがついた暁には、わりと注目される日も近いのではないか。

 

 




ACE COLLECTION


 


男性4人組ロックバンドで、2018年デビューだがデジタルダウンロードのみなので、CDショップで名前をお目にかかることはない。
彼らはYouTubeでの活動より活動を広げた、正真正銘、「新世代型アーティスト」である。
それゆえ、彼らのファンは相当若い人が多い気がする。

「December 9」とか聴いてると、おそらくONE OK ROCKあたりの影響を受けたんだろうな、っていうのがよくわかるのだが、注目すべきはルックスであろう。
ボーカル「たつや◎」が特にそうなのだが、黒髪でジャニーズ顔で爽やかイケメンなのであった。
これは女子ウケが良いのも当然。
歌もサウンドもキャッチーだしゴリゴリのロック、と思っていたところ、最終的に行きついたのは「アイドルバンド」という印象であった。

アイドルバンドは、確かにイメージで苦労することがあると言うが、彼らはデビューしたばかり。
それを脱却し男性ファンもがっちり捉えたとき、フェスの大舞台に立っているような予感がする。
今後に期待が膨らむバンドである。

 

 




LONGMAN



僕がかなり前から注目していた、愛媛出身のパンクロックバンドである。
ベースボーカルが女性のさわ、ギターボーカルが男性のひろや、ドラムのゆうき、と3人組。

とにかくテンションの高い、ライブではモッシュダイブ、暴れまくりのパンクロックなのであるが、なかなかどうして、その音楽の聴きやすいことか。
とにかくさわとひろやの、男女混合の力強いボーカルが心地よいのだ。
ハイスタのようなパンクサウンドを彷彿とさせながら、女性さわがメインボーカルであることで、よりとっつきやすさが増している。

フェスにはちょこちょこ出てたのだがようやく2019年、つまり今年メジャーデビューしたという。
さらに活動の幅を広げていくだろう。ブレイク必至のイチオシのバンドである。

 

 



ミオヤマザキ

 


横浜アリーナ―のワンマン公演を2020年1月に控えており、なにを今更、という紹介パターンな気もするが、一応紹介してみる。

ミオヤマザキは、リスナーターゲットを絞った音楽をつくっており、メディアでは顔出しNG、マイノリティであり続ける(いや、マイノリティでいたいと思ってるふしがある)バンドである。
ボーカルmioは、キャバクラ嬢の傍ら音楽活動をしており、その経験から女性目線の恋愛ソングがとても多いのが特徴。
さらにいえば、「メンヘラ」という代表曲のタイトルでもわかるように、かなり病んだ女性が主人公の話が多い。
よって、ファン層も繊細な心を持った方が多く熱狂的、しかも激しいロックパフォーマンスに会場のヘッドバンキングの嵐は、ファンとの信頼関係の強さを思わせる。

絶対に言えないけど言ってしまう、中二病?そんなこと言われても気にしない、このスタンスが強い。
死にたいとか普通に歌ってしまうし、不倫をする側の歌もある。
彼女らはおそらく綺麗ごとを激しく嫌っているだろうし、よって全国民に知れ渡るようなバンドになるつもりもないであろう。

でもこのスタンスで横アリ公演やるってすごくないですか?
おそらく刺さる人にはめちゃめちゃ強く刺さる。一聴の価値ありありである。

 






Saucy Dog

 


令和に入ってから、一番推したいのは、こちらのバンドである。
「サウシードッグ」と読む。
編成は、Vo.&Gt.石原慎也、Ba.秋澤和貴、Dr&Cho.せとゆいか、とスリーピースである。
石原の素朴な低音から激しく歌い上げる高音の抑揚のつけ方、そして熱苦しさをマイルドにするのに重要な役割を果たしているせとゆいかのコーラス、そう、まずは歌声が素晴らしいのとコーラスとのバランスが非常に絶妙なバンドである。

たとえば代表曲「いつか」は男のとても切ない別れの曲ではあるが、感想でせとゆいかが「ラララ~♪」とコーラスを挟んだり、オクターブ違いでユニゾンで歌うことで、元カノの幻影がちらつくという、素敵な構成になっている。
この曲は歌詞も歌も大好きなのだが、これぞ男女歌えるバンドの強みであろう。
この3人構成に至るまでかなりの紆余曲折があったようだが、今の編成は抜群である。

バンドサウンドは、わりとスリーピースサウンドを徹底しており、ギター、ベース、ドラムの変化を加えることで曲として中だるみをしないように工夫された編曲がされている。
今後ブレイク必至の、今から注目しておくべきバンドである。

これからもっと人気が出ると期待してやまない彼らだが、もっと売れてほしいゆえに、いろいろチャレンジをしてほしいと思っている自分がいる。
たとえば、プロデューサーを迎えて、アレンジの幅を広げてみたらどうか。
楽器をもっと増やして、ピアノを取り入れたりストリングスを入れるなどスリーピースにこだわらないようにしてみたらどうか、などなど。
あんなにピアノを入れないサウンドにこだわってたBUMP OF CHICKENだって、今やピアノもEDMも何でもアリになっている。
ぜひ、ワクワクするようなサウンドを期待して、さらに有名になることを願ってやまない。

 

 

 

せっかくフェスを巡って、普通の人よりは多くのバンドを見ているだろうから、今推したいアーティストを紹介してみた。

フェスで目当てではないが見てぐっと来た、という5組を厳選してみたわけだが、こういった知らないアーティストを好きになれる場所がフェスであるし、もっと言えばサブスクに入会してるだけでも聴く機会は簡単に得られる現代だ。

フェスの大量開催も、サブスク参加アーティストの急増も、こういった良い面は確かにあることに気づかされる。

 

もちろん、個々のフェスに思うところはあるし、CDミリオンセラー連発の90年代を懐かしむこともあるんだけど、良い音楽を発掘して聴いてみる作業は今後も続けていこうと思った次第である。

そして、こんな記事を書いてみて、聴いてみようかな、とか参考にしてくれる方が少しでもいれば、嬉しい。

あまり影響力のないブログですが、引き続きよろしくお願いします。。。(笑)

 

じめじめした梅雨も終わり、フジロックの配信を眺めてたら、ついにこの季節か、と思った。
そう、


ロッキンジャパン
ROCK IN JAPAN FES



今年は20周年ということで、8月3、4、10、11、12日で開催される。
現状、ソールドアウトしていないチケットもあり、今からチケットをゲットして行くことも可能である。
が、ここで、問題がある。



ひたちなか海浜公園へのアクセス問題



茨城県の有名な国立公園なのだが、確かに雰囲気は抜群に良いのだが首都圏(1都3県)からは微妙に遠い。

 

 

 

 


弾丸で行こうにも、



・車で行きたいが、駐車場チケットがない
・オフィシャルバスツアーがソールドアウト



サイトをチェックしたら、オフィシャルバスツアーはまだソールドアウトではないところが多いようだが、急に前日に行きたくなった場合にはソールドアウトの可能性が高い。
このような八方ふさがりから、フェスに行くのを断念する方もいるのではないか?
そのような人のためにこの記事を書いている。

もうひとつ、重要な交通手段を忘れてはいないか?





電車で行けばいいのである。





どこから出発するかで話は変わってくるが、ここではあくまで首都圏からロッキンに電車で行く、という話に限定して話を進める。
結論から言えば、



電車でロッキンで行くことは可能である


まずは路線図を見てみよう。
JR常磐線の勝田駅、水戸駅、からシャトルバスが出ていて、とりあえず電車の目的地はココである。

 

 


 

いろいろ心配なことがあるだろう。帰りの時間は間に合うか?帰りは座れるの?などなど。
実は僕は3年連続で電車で行っているので、その経験から話を進めるとしよう。




★行きについて


ロッキンの開演時間は10時半である。
グッズも買いたいなどがあれば、9~9時半に到着したいところ。

だが、首都圏から行く場合、始発が5時あたりから動いているので、どの場所に住んでいようと人身事故などのトラブルがない限り間違いなく問題なく到着することができる。

ポイントは2つ。



・常磐線は上野から乗車しよう

勝田や水戸は、常磐線であるが、上野は始発である。
鈍行で行けば2時間15分ほどなので、座っていこう。
「勝田行」というのがあれば、寝てしまってもいいだろう。




 

 

 

・埼玉県民は小山経由で

これは僕が路線図を見て発見した、とても快適な迂回コースである。
宇都宮線で小山で乗り換え、そしてJR水戸線という田舎電車に乗る、というルートだ。

しかも終点は水戸か勝田であることが多い。
千葉県や神奈川県の方はおすすめできないが、埼玉県など北関東在住の方は「JR水戸線」というルートをぜひ覚えておいてほしい。
(後述するが、帰りも快適なのだ。)






ちなみに、水戸線ののどかな車窓はこちら↓

 



勝田駅か水戸駅に到着したら、シャトルバスの券を買い、そのバスに乗れば会場である。
ちなみにシャトルバスはさほど混雑している印象はなく、渋滞が激しかった記憶もないので、さほど心配するところでもないだろう。


 

 


☆帰りについて


さて、問題は帰りであろう。
ロッキンの帰り問題については、心配事が山積みなはずである。

・終電は?
・電車は座れる?
・ウルトラCはないのか?


そう、ズバリ当日に家に帰ることは可能なのか?という点である。
もちろんトリを観ずに18時頃会場を出れば余裕をもって帰ることができるが、トリのアンコールまで見て、花火も味わいたい、というのが参加者の本音であろう。
終演は19時半である。


ポイントは、勝田発上野行の時刻表である。
シャトルバスにスムーズに乗ることができれば、20時台後半には勝田駅に到着が可能である。


現状

①勝田発 21時2分上野行 → 23時24分上野着

というのがあり、これに乗るのが最速で、現実的に確実に帰ることができる路線だ。
千葉県の方は武蔵野線、神奈川県の方は東海道線、とあるのでこれがギリギリではないか。
(もっとも、神奈川から茨城は遠いので、一番きついと思われ、電車はおすすめできないという結論に達するのだが。。)

そのあとも

②勝田発 21時40分上野行 → 23時42分上野着

というのもあり、これでも間に合う人もいるかもしれない。
ちなみに終電は22時台まであるので、もし家にそれで間に合うのであれば慌てる必要は、実はない。


問題は座れるか?である。
なんてたって一日がかりの(たぶん)炎天下の下の大規模フェスである。
座りたくないわけがない。


が、ちゃんと並んでさえすれば座れる可能性が高い。
①も②も勝田発なのだ。(常磐線自体、勝田駅で区切っているようである)
①が無理なら一本見送って②に乗るのが、確実に座れるルートである。
②に並んでいるあいだに、駅弁でも食べていればいいのだ。

ただ、やはりひたちなかでのんびりしていたら、電車に乗れはするものの座れない可能性もある。花火を見たら猛ダッシュ、というのが必須である。

混雑状況は、こんな感じである。。。

 

 

 


もうひとつの裏技としては、行きでも述べた「小山経由」のJR水戸線を利用する、という作戦である。
こちらは、水戸駅始発が最終電車であり、ひたちなかからは水戸駅へのシャトルバスを利用するのがベストである。(①からの乗り換えでも乗車可能ではあるが、、)

21時10分水戸 → 22時42分小山 22時46分発小山 → 0時1分上野

という時刻表があり、埼玉県など北関東の方向けではあるが、確実に座れるので検討する余地はある。




が、それでも不安な方へ。
とっておきのウルトラCがある。

行きに会場に到着して、とても有益な情報が掲載されていた。




一部ではあるが、帰りのバスのチケットが発売されていたのだ。




これについては、絶対販売されているという確証はないことをあらかじめ断っておかねばならない。

(要するに賭けだ。あったらラッキーくらいのテンションでいた方が良い)
ただ、僕が過去に行った過去何回か、


「池袋行き」「新宿行き」「東京行き」帰りのバスチケット販売



というのを何回か目にした。
帰りの心配をしてやきもきをするくらいなら、絶対に、絶対に、こちらを利用するのがおすすめ、というかそうするべきである。(お金は多少かかるが)
というのも、会場から直通のバスなら22時半頃には首都圏各地に到着することができるからである。
しかも寝れるし、乗り換えの心配もない、鈍行の居心地より遥かに良い、寝過ごす心配もない。

それに賭けて、勝田→会場、のチケットを往路だけ買う、というのをやってもいいかもしれない。



以上、をまとめる。



・行きは全く問題無し、上野発勝田行で確実に座ろう
・バスチケットが会場で販売していることに賭けて、敢えて勝田→会場、は片道で買おう
・会場到着後、速やかに帰りのバスチケットが販売されていないかを探ろう、販売されてたら即購入してそれで帰ろう(なかったら勝田駅への復路のバスチケットを買うまでだ)
・万が一バスチケットが売られてなかった場合、21時2分or21時40分勝田始発上野行きに乗ることを目指そう、急ぐなら前者、座りたいなら後者。
・埼玉県など北関東勢は、会場からの復路バスは水戸行きを購入、JR水戸線での小山ルートを検討しよう




なお、ロッキンの開催期間は「青春18きっぷ」が使えるので、電車だけで行く、と決めてる人は利用するとかなり安くなる。(僕は毎年これで行っている)
学生さんなどお金がない方はぜひ、活用してみてはどうか。(冒険心もくすぐられるところも、学生ならではだ)



以上が、ロッキンへ電車で数回行った経験から得た、おすすめのアクセス方法である。
少しでも役に立てていただければ幸いである。

ただし、以上で述べたことに関するクレームは、一切受け付けませんw
くれぐれも自己責任でお願いします(笑)




※ちなみに、時刻表は2019年7月28日現在の日曜祝日のものであり、今後は変わる可能性があります。しっかりと自分で調べて、楽しいフェスと電車旅を!

↑タイトルに特に意味はないです(笑)失笑してくださいw
本題に入ります。



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音楽定額サービス、いわゆるサブスクリプション、サブスク、ずっと迷っていた。
それに入会するか否か、である。
WANIMAのサブスク解禁、そしてついに大物BUMP OF CHICKENのサブスク解禁である。
まだB'zやサザンオールスターズなどが解禁していないが、今後ますます広がりを見せることは必至であろう。

スマートフォンも当たり前に使うようになったし、カセットテープからMDへ、MDからiPodへ、音楽の聴き方の流れの変遷はいつの時代にもあった。
それが今のサブスクの普及である。

サブスク参戦して数日しか経っていないが、利用者的には概ね肯定的で、便利なものに違いないという認識でいる。
が、ふとサブスク参戦前の、サブスクに抵抗があった頃の気持ちを思い出した。

実は6月中に、「サブスクに抵抗がある」という旨のブログをあげようとしていた。
結局その文章のアップをやめたのだが、いまその文章を、敢えてそのまま公開したい。


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「音楽定額サービス普及の必然と寂しさ」



僕は、これだけ普及していて、たくさんの音楽を聴くにもかかわらず、サブスクにいまだに手を出してない。
思うところがあるからで、それはまた後述する。


このサブスクの普及の背景には、


・スマートフォンの普及と定着
・CDの売り上げの減少



この2点があることは間違いない。
CDが売れない、どうしよう、と考えたレコード会社が、DVD付き、ライブのシリアルナンバー付き、握手券付き、といろいろ考えて売るが、それでも物足りないのが実情だった。
そして満を持して登場したのがサブスク、音楽定額サービスだ。
最初登場したときは様子見のアーティストが多かったはずだが、スマートフォンの普及と利用者の増加を見て、利益率が高いと判断したのか、サブスク解禁を発表するアーティストが増えていく。
と考えれば、時代の変化にあわせた、必然の流れともいえよう。



僕は昔からレンタル派だ。
手元に音源があることが安心で、小さい頃からそれをしているし、今後もそれをするつもりだった。
しかし、最近CDレンタル売場の縮小、在庫の品薄、料金の値上げなどを目の当たりにして、この生活に危機感を抱くようになった。
だったらサブスクと並行して利用すべきなのだが、思うところがあって手を出していない。
何故かといえば、


作品の価値とはいったい?


と考えてしまうからである。
CD購入であれ、CDレンタルであれ、作品に対して僕はお金を払い、その対価として音源を聴いてきた。
もちろん、気に入ったものもあればそうでもないものもある。
でもそれは自分自身がそうしたいからそうしただけの話だし、お金を払ったことに対する後悔など微塵もない。

サブスクという概念は、このお金の払い方の価値観、ひいては音楽作品の価値の向き合い方を根本的にひっくり返すものである。
Aというアーティストがサブスクで全曲解禁したとしよう。
もちろん全曲楽しんで聴くわけだが、僕の払ったお金で聴いているという概念がなくなってしまう。
これに対して、大袈裟なほどではないにせよ、やや寂しい思いをしている
ちゃんとAというアーティストを好きと思ったうえで、お金を払いたい、そしてオリコン上位に、という目に見える形での投資の姿がなくなる。
そしてアーティスト側にある程度利益は還元されてはいるだろうが、ちゃんとAに利益が渡っているのかもわかりづらい。


もちろん利益率や効率が良いから、サブスクに積極的なアーティストが多いのも理解できる。
Bという、あまり興味がなかったアーティストの曲をサブスクで聴いて気に入る、ということもあるだろう。これはサブスクの良い面だ。
しかし、どうも「食べ放題コース」ならぬ「聴き放題コース」というのは抵抗がある。
こういう意見はどうやら頭が固いようである。
 

 

バンプのサブスク解禁にみんな歓喜するいっぽう、僕は取り残された気がしてショックを受けていたのだ。。。




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僕のサブスクに対する抵抗感を書いた文章はここで終わっている。
ちょっと書いた段階のことは思い出せないが、おそらくまとめ方がわからなくなったのだろう(笑)

要するに、大きな音楽の聴き方の変化のうねりを前に、困惑していただけなのである。
しかし、サブスク、どこも無料お試し期間がある。一応は試してみないことには良さがわからないのではないか。

そして、試してみた。
やがて数日で決めたのだ。



あぁ、もうこれはサブスクの時代だ



と。



サブスクにはたくさんのメリットがあることに気づく。

レンタル屋に置いてないアルバムがたくさん聴ける
フェスの予習に便利である
・アーティストによっては
新曲をすぐに聴ける



あぁ、これはもうダメです。中毒です。

アーティスト側にも、サブスクの向き合い方についていろいろなパターンがあることもわかった。

・全曲サブスク解禁している
・新譜以外サブスク解禁している(サブスクは新譜のプロモーション扱い)
・代表曲のみ、サブスク解禁している
・サブスクを一切解禁していない




なるほどなるほど、これはこれで構わない。
アーティスト側にも葛藤があることは間違いない。
(WANIMAの解禁の際の文章がそれを物語っている)

 

 

 

そうだ、サブスク解禁してない作品については、CD買うなり、配信で買うなり、レンタルをする、というのを並行してやればいい。

僕が習慣にしてたレンタルをやめる必要はない。
場合によってはレンタルを並行してやればいいだけの話だったのだ。
うまく組み合わせれば、とても快適な音楽ライフが送れる。



あぁ、なんとスバラシイ☆



とはいいつつ、始めたばかりなので戸惑いながら、というのが現状ではあるが、



サブスクに抵抗 → 一応やってみる → サブスクいいじゃん♪



となったのは事実であり、ここにその気持ちのあからさまな変遷を記録して、この記事を終わりにすることとする。
駄文、大変失礼しましたw

無料期間があるので、やっていない方はぜひやってみて続けるか否かを判断しても、悪くはないと思う。
時代はいつだって、変わっていくのだ。
「あの時代が良かった」とおじさんくさいことも思わないわけでもないが、まぁそうは言っても時代についていって、良い部分だって絶対にあるはずである。

注目しているのは、今後のアーティスト側の出方だ。
全アーティストがサブスク解禁することは、まずないと見ている。
あのアーティストやあのアーティストが今後どう出るか。いろいろ注目だ。

春フェスの風物詩の最後を飾るのは、5月の下旬に行われるメトロックである。
今年は26日に参加してきた。4年連続である。
あまりの暑さに、春フェスよりも夏フェスという感じだったが。。。

 

 



 

 

 

このフェスはGWや8月や年末と違い、日程的に社会人が参加を躊躇うからか、20代以下が多い印象。
ラインナップも大御所よりも若者に人気のイケイケバンドをそろえている。
26日のタイムテーブルはこんな感じ。



 

内容も素晴らしく、日々の息抜きになったのだが、今回の記事ではある一点についてテーマを絞って書いてみようと思う。
前年に比べてフェス自体に大きな変化があった。

それは、



モッシュ・ダイブ・サークルの全面禁止



言葉にすると、「前年までもあったじゃん」ということなのだが、そういうことではない。



行った者は身分証を提示のうえ、悪質な場合は退場処分



 


要するに、運営側が本腰を入れて対処を始めたというわけだ。
ダイブを行った者を退場させるのは簡単だが、モッシュ・サークルを行った者を特定するのは難しい。これはどうするか?この対応が素晴らしい。

前列にコワモテのセキュリティスタッフが常に監視し、前列のほうで危険なモッシュを行っていないかをチェックしている。
さらに、フェスで自然発生して止めにくいというサークルについては、客席をスタッフが巡回して、サークルができようものなら散らしていたようである。
また、サークルをつくるように煽った人は首謀者と見なされ退場させられてた場面もあったそうだ。

今までは「禁止」と言われながらも、事実上止められないとして黙認されてた禁止行為が、ついに運営の努力により厳正に取り締まることができたのだ。
これは素晴らしい。運営さんに安全なフェスの提供を感謝したい。




僕の考えを語る。
以上のように書くとダイブもモッシュもサークルも大嫌いな人間かと思われそうだが、そうではない。
ダイブはあまり好きではないが、サークルモッシュは混じったことがあるし、好きではないが嫌いでもなく、その場のノリで行う楽しさの醍醐味は確かにある。
音楽に身をゆだねる衝動的な行為は、理解できなくもない。

しかし、ずっと疑問に思っていたのだ。



何故「禁止」と言いつつ厳格な処分をしないのか?



やればできるはずだとずっと思っていたのである。
ダイブ禁止と言いつつ黙認されているフェスは特に多い。
禁止なら、ダイブした奴は一発退場でいいだろう。
しかし、ダイバーのためのダイバーキャッチのスタッフを配備して、キャッチ→元の場所へ戻す、という大甘の対応をしてきた。
禁止といいつつこのようなことをするから、危険行為をする人はつけあがるのである。

モッシュとダイブ、サークルの対処は確かに、煽った人が誰なのかわかりづらいゆえに難しいと思ってはいた。
ただ今回のメトロックの対応、これが模範解答で良いだろう。
まさかスタッフが巡回してサークルをつぶす、という作業を目をぎらつかせながら行うとは。スタッフさんGJである。

さらに、アーティスト側にも興行者の意向は伝達されてる模様で、ヤバTやキュウソ、フォーリミなどのMCで言及があった。
この場合、アーティストが「ダメ」と言ったほうが一番効果があると思う。

 

04 Limited SazabysのボーカルGENはいろいろ思うところがあったようで、Twitterで言及している。

 

 

 

 

 

 


「でも一番だるいのは、僕が発言したことでこう言ったああ言ったと論争になってしまうこと。」とあり、僕も誰かと論争をしたいわけではない。

ヤバTのワンマンやビバラロックのように、ダイブを禁止してない興行もあるので、そういった場所で行うのは多いに結構である。
(もちろん危険行為と認識したうえで危害を加えないように気を付けてほしいが)
今回の厳格な取り締まりに不満を抱く人もいるみたいだが、運営側が言うように「各フェスのルールは守れ」と思う。
それに、モッシュやダイブをしなくても、ジャンプしたり叫んだりするだけでも楽しくない??


と、いろいろ申し上げたが、前述したとおり別にモッシュ、サークルは嫌いではない。(ダイブは、、正直よくわからないなぁ。。)
今後禁止されてないライブでは僕もモッシュに混じってしまうんだろうと思う。
ただ、最近微妙なモッシュで怪我をしそうになったこともあり、確かに危険だなぁと思った。(今更かよっww)
若気の至りがどうとも言えない年齢になってきたので、ちょっとモッシュやサークルに対してはいろいろ考えないとなぁ。。

あ、サークルでグルグルまわってハイタッチするやつは、安全だし楽しいし好きです^^
サークルができるのって、周囲の一体感を感じたいからだと思うけど、安全な楽しみ方でそういったのがあるといいよね。

元号も変わったことだし、何か誰も危険が伴わないような盛り上がりの方法が出てこないものか。。

 

 

とりあえず今は、メトロック運営の方たちに感謝したいです。

春フェスはこれで終わり。

無事に梅雨の期間を乗り越えて、夏フェスに行けるといいですなぁ。。

ゴールデンウイークに競合しているフェスがある。
それが、埼玉県のさいたまスーパーアリーナにて行われるVIVA LA ROCK(以下ビバラ)、そして千葉県の千葉市蘇我スポーツ公園にて行われるJAPAN JAM(以下、JAM)である。
大抵のフェスはバッティングしないように配慮がなされるのが通例であるが、GWという限られた期間に行う、ということで、おのずとバッティングしてしまい、どちらのフェスに行くのか悩まされるのもフェス好きの毎年の風物詩とも言える。

僕自身は埼玉県に住んでることからビバラに数回行っておりJAMの方は無視していたが、今年は後者の出演者にも魅力を感じたこともあり、両方行って来た。
JAMは初めて参加したので偉そうに分析できる立場でもないのだが、


双方は雰囲気と良さが全く違うフェス


とも感じたこともあり、それぞれのフェスの魅力(あるいはデメリットも含めて)を書いてみたいと思った次第である。
ぜひ、来年以降の参加可否の参考にしていただけると幸いである。
今回は項目に分けて比較してみるとしよう。



①立地・雰囲気


ビバラの魅力は、アクセスの良さであろう。
最寄りはさいたま新都心駅であり、新宿から30分ほどであり、首都圏在住であれば非常に行きやすいと言える
さらに、駅から出てすぐに会場であるため、会場へ行くまで何分も歩く必要がない。

会場内の移動が楽なのも特記すべき点で、3ステージあるがすぐに移動して次のステージへ行ける。
厳密にいえば昨年まで混雑緩和のための導線にかなりの問題はあったが、今年は大幅に改善されたため今後はその心配は大きく減りそうである。
室内というのも、天候を心配しなくてよいという面では魅力ともいえる

あと、これは主催者側には大きな声では言えない話だが、コンビニなどが近いのでわざわざ会場内の割高のドリンクなどを買わなくても良いということも僕は気に入ってる。。。

わぁ、、、心ある人は会場で買ってください(笑)





いっぽうでJAMの魅力は、広大な土地を利用した、開放的な空間である
モニュメントが置かれているので記念撮影スポットが多く、一言でいえば「ミニロッキンジャパン」である。
5月という暑すぎず寒すぎず、という時期の天気の良い日のフェスはとても心地が良い。
エンディングにはロッキンでもあがる花火があがり、「いかにもフェスに来た」という感がある

またビバラは移動が楽と前述したが、実はこちらのフェスも3ステージで移動がしやすい。
ロッキンのようにステージが多すぎて移動が大変で見たいステージをあきらめる、といったことも考える必要はなく、実はロッキンより魅力的なところが多いじゃん、と思わなくもなかった。






さて、デメリットであるが、見事に片方にある魅力がないことがまさにデメリットである。

ビバラはJAMのような広大な場所を利用してないゆえ、狭い会場に3ステージ強引につくっており、CAVE STAGEという一番小さいステージは倉庫のような場所をステージにしていて、前の方へ強引に行ったりしにくい。
さらに、モニュメントのようなフォトスポットも少なく、花火があがらないのはJAMに一度行くと物足りなく感じる。

いっぽうでJAMは、ギリギリ首都圏といえども最寄り駅の蘇我駅は遠いし、さらにそこから徒歩6分。これでもコンパクトさはあるがさいたま新都心駅の行きやすさよりはアクセス面で劣ることは否めない。
さらに、野外フェスの宿命、天候の影響を受けやすい(実際僕が参加した日に雨が降った)のも心配材料である。




②興行者、出演者の特徴


実は興行者の違いにより出演者にこだわりがあり、カラーの差別化を図っている。
これは双方のフェスを語るうえで重要なポイントである。

この項目についてはJAMのほうから語るが、JAMはロッキンやCDJと同じくロッキング・オン・ジャパンが主催しており、金も贅沢に使われ、広大な敷地を借りたうえモニュメントを多く作り花火をあげる余裕すらある。
いっぽうでビバラはかつてロッキング・オンで勤務経験のある鹿野淳氏をプロデューサーに据え、さらに「埼玉県にロックフェスを」と地域振興も意識した、バックで尽力する人の顔がよく見えるフェスである。
例えるなら、JAMは老舗大企業、ビバラは鹿野氏が起業して営業力により大きくしたベンチャー企業である。


それが大きくブッキングにも影響していると感じる。
JAMはあくまでロッキンのGWバージョンであり、バンドも出るがポップでもアリだしアイドルも出ちゃう
邦楽であればジャンル問わず、というスタンスである。

JAMより遅く始まったビバラは、これを意識したのだろう。差別化を強く意識する。
基本的にロックバンドばかりが出るし(例外はあるが)、日割りでロックバンドのカラーも変えている
タイムテーブルも中堅バンドを敢えてトリにしたり、CAVE STAGEという小さいステージではたくさんの無名バンドを呼んでチャンスを与えている。

JAMにおいて「呼んでくれてありがとうございます」と演者は言うが、
ビバラでは

「鹿野さん、呼んでくれてありがとうございます」

と言うのだ。
バンドが記念イヤーであれば、パフォーマンス後にケーキを持ってきたりする。
鹿野氏のコミュ力、人望のすごさや、バンドマンと興行者の信頼関係が可視化されたフェスであり、僕がビバラを推してる理由はここにある。


とはいえ、別にJAMのほうが劣っているとは言うつもりはない。
ジャンル問わず音楽を楽しめるのはそれはそれで魅力的だと思うからだ
ほとんどの参加者は出演者に注目しているはずなので、

ロックにこだわるビバラ邦楽ジャンル問わずのJAM

という差別化を頭の片隅に入れたうえで、両方体感してみるのも面白いと思う。

僕が行った5月3日(ビバラ、上)と5月5日(JAM、下)のタイムテーブルはこちら。


 




・最後に

JAPAN JAMは1度しか参加してないので詳しく語るのは気が引けるのだが、僕が経験してみて感じたところは以上である。
なお、双方のチケットは一般発売しても売れきれないことが毎年恒例で、先行手数料をとられるくらいなら一般発売の後にコンビニで直接購入するのがオススメである。
(と、本当は書こうと思ったのだが、JAMのほうが今年初めてソールドアウトを出した!今後はうっかりしていられないかもしれない)

GWにフェスに行こうと考えてる方は、この記事を参考にしていただければ幸いである。


が、本音は




こんなそれぞれ魅力あるフェス、バッティングさせることないじゃん!!




といったところである(笑)

 

 

フレデリック(ビバラ)

 

THE ORAL CIGARETTES(ビバラ)

 

KEYTALK(ビバラ)

 

きゃりーぱみゅぱみゅ(JAPAN JAM)

 

THE ORAL CIGARETTES(JAPAN JAM)

 

サンボマスター(JAPAN JAM)

久しぶりにブログを書いてみる気になった。
気が付いたら元号が変わるまでもう少しである。
「平成最後の」がつく食傷気味の宣伝文句も現実味を帯びてきた。

思えば35歳の僕にとって物心ついたときこそが平成の始まりであり、


平成の移り変わりとともに成長した


という事実がある。
音楽をテーマにして書くならば、


平成の音楽シーンの移り変わりをずっと体感してきた



とも言える。
そこで、僕の人生における音楽の触れ合いから、僕なりの分析で「音楽の平成史」を総括してみようと思う


平成とは言ったものの、3つに分割するなら、「90年代」「00年代」「10年代」と分けた方がわかりやすいだろう。
この3つのテーマに分けて感じるところを書いてみたい。




①CD売り上げ全盛期、バンド明暗の時代~90年代



90年代を一言でいえば、


ミリオンセラー連発の年代


と言って異論はないだろう。
バブルが崩壊し世間に閉塞感が漂った時代に、人々は音楽に流行を求めたのである。

・8cmシングル
・録音媒体はカセットテープ


細長いジャケットに小さいCD、3曲ほどで千円のものをたくさんの人が買ったのだ。
インターネットがなく、パソコンに取り込むという概念がない時代。
レンタルしても録音媒体は音質の劣るカセットテープである。
音質の良い曲を聴くならば現物を購入する以外になかった。


さらにいえば、時代ごとにまとまったブームがあった。

90年代初期にはビーングブーム、
90年代中期にはTKブーム


などなど。



あと、ロックバンドについて、売れるか売れないか、明暗がはっきり分かれた時代でもあった

B'z、ミスチル、ラルク、GLAY、などに人気が集中したかといえば、なかなか日の目を見ずに解散したり、あるいは1~3曲のヒットで人気が落ちてしまう、ことなどザラにあった。
音楽は流行であり、この時代は


ランキング、ヒットチャートがとても注目されていた


よって、前回1位だったバンドが次に10位以内に入らないと、世間から落ちぶれた、という印象を抱かれてしまう。
しかもこの時期は今のようにフェスがほとんどなかったゆえ、人々の前で披露する機会もなかなか得られず、メディアに露出できず、ともなれば才能が埋もれてしまい泣きを見たバンドも多かったのではないだろうか。
流行歌はTKなどに代表されるように打ち込み音楽が主流の時代で、バンドにとっては今思えば残酷な時代だったと言えるかもしれない



今にはない良い面といえば、前述した話と重複するがランキングがとても面白い時代だった
CDTVでワクワクしながら今週の1位は誰なのか、〇〇vs〇〇の結果は、などなどを見ていたのが懐かしい。
オリコンチャートがほぼ人気の指標と化してない昨今では、この時代ほどヒットチャートにワクワクしたときはない、のは回顧主義でもなんでもなく紛れもない事実である。



最後に僕の話をしよう。
僕の小学生高学年~中学生のときにTK全盛期だったため、青春とTKは切り離せない
尾崎豊を聞いて育ったり、B'zやミスチルも好きになったけど、友達との話題はTK関連が多かったしテレビでよく見たし本当にすごかった。
いまだにglobeのアルバムとか聴くからね、僕。




②音楽の聴き方の劇的変化、CD売り上げ減少、フェスの増加~00年代



この年代といえば、宇多田ヒカルや浜崎あゆみの登場から始まり、「世界にひとつだけの花」のような国民的な歌が生まれたりいろいろあったものの、TKのようなすごいブームはなかったように感じる。
歌やアーティストがどうこうよりも、音楽の聴き方、あり方が大きく変わった時期なのではないかと感じている。


たとえば、音楽の聴き方。


ついに8cmシングルが姿を消し、録音媒体はMDへと移る。
このままMDの時代へ移るかと思った矢先、iPodの登場により音楽を持ち運ぶ、というそれまでになかった聴き方へと移る。
こうなってしまっては、CDの購買意欲は削がれる、よってCD売り上げは大きく減少した
ミリオンセラーは当然なかなか出ない、00年代後期はCDを出さずに配信曲を出したアーティストも増えた。
リスナーは聴いてるだけだからいいのだが、売る方はとても苦労した時代ではなかっただろうか



しかし、人々が音楽を求めてないわけではなかった。
CDの売り上げは減少し、音楽番組も減っていく中で、人々はコンサートへ足を運ぶようになった
それはインターネットの普及によりチケットの取り方がわかりやすくなったことと無縁ではないと思う。
(以前は電話をかけたりしていたような、、、とれるかそんなんw)

なんといっても、大人数が出演するフェスの増加は音楽シーンにおいて見逃せない
90年代は、アーティスト同士の交流について、実際はあったとしても目で見る機会はほとんどなく、世間が勝手にバンド同士をライバル視させることも少なくなかった。
ところが、フェスという舞台では、それぞれの持ち時間をパフォーマンスするだけではなく、コラボするということも多くなってきた。

2000年からロッキンジャパンフェス、サマソニが開催され動員数も上昇し続けたが、日本最高レベルの人気を誇るMr.Childrenの桜井さんとプロデューサーの小林武史さんが手を組んでap bank fesを開催したことは、個人的にはなかなかのインパクトがあった。(00年代後期に行った。懐かしい!)
06年にはサザンオールスターズもフェスを開催していたと記憶している。
昨今のフェス飽和状態は、CD売り上げの不振からフェスの増加で音楽業界が持ち直した成功体験からの延長線上にあるのだろう。




③チャートの死、SNS台頭、フェス飽和状態、音楽の多様化~10年代



90年代にランキングが面白かったと書いたが、とうとう面白くないを通り越して「死んでしまった」
00年代は売り上げこそ落ちたが、一応は人気の指標として面白く見ることができたチャートであるが、とうとう見る価値のないものに成り下がってしまう。

それは様々なところで批判されつくしたAKB商法と呼ばれる、握手券つきの抱き合わせの販売手法である。
1人で複数枚、音楽目的ではないものを買う人が増えた結果、結果的にAKB関連ばかりがミリオンセラー。
現在では欅坂46とかも聴いてるし特に気にしなくなったが、これをやりだしたときは激しい拒絶感を感じたものである。



商業至上主義



そして売り上げを重視するレコード大賞もほとんど納得されないような結果になり、音楽の賞レースのうさん臭さを(前から感じていたものの)特に多くの人が感じるようになった。

ただ、僕はAKBをはじめとするアイドルの方たちに何も批判的に思うところはないことは強調しておく(実際にはNGT48の問題とかあるが、ここでは言及は避ける)。
そしてチャートの死を見届けたうえで、自分から好きな音楽を発掘していこうとより強く感じるようになった時代でもあった


そんな時代に、SNSの台頭は実に良かったと思う。
あのバンド、曲、歌詞、良い、誰かのつぶやきから好きになったアーティストは数知れない。

さらに、00年代からの続きになるが、10年代はフェスがこれでもかってくらい増えていく。
増えすぎて動員数が厳しいフェスも登場したりしているが、とりあえず現状はアーティストの活躍する舞台は整っている。
テレビに出ずフェスばかり出るアーティストも多く、なんならフェスではなくてもネットだけで活躍することもできる、なんでもアリの時代だ。


その結果、



音楽の多様化が進んでいった



というのがこの時代である。

邦ロック好きはフェスの大ステージで人気の指標を測りがちであるが、実際のところ大ステージに出るアーティストのほとんどが一般層に浸透していなかったりする。
あるいは、チャート上位に食い込むアイドル曲やアニソンについて、流行している感触があるかといえばそんなこともなく、こちらも一般層に浸透しているとも言い難い。
(※ここでいう一般層とは、音楽に興味があるが熱心な音楽ファンとまでは言えない、大多数の日本国民を指す)

ただ、それでもDA PUMPの「USA」ピコ太郎の「PPAP」のような想像ができないブレイクなどが発生したり、AKBの「恋するフォーチュンクッキー」星野源「恋」のようなダンスモノが流行ったり、国民的に認知された曲が1年に最低1曲はあった。
もう国民的ソングは出てこないのではないかと危惧していた僕は、この現象は音楽業界にとって希望に思えた。


音楽の聴き方については、スマートフォンの普及により、定額音楽配信サービスが登場、浸透している
一方で、スマートフォンに入れて、SDカードで、あるいはiPhoneで聴く、という方も一定数おり、音楽の聴き方も多様化が進み、リスナーが選ぶという状況になっている。



つまり、好きな音楽、好きな音楽の聴き方、好きな音楽の見つけ方、何から何まで選択肢が多いのが現状である
よって、積極的に音楽を聴く人以外にとっては「今の曲全然わからない」という状態に陥っているのが少し悲しい。
90年代は音楽こそ流行だったが、「USA」のような国民的ブレイク曲以外は、なかなか仲間内で音楽を話題にするのは難しくなった。(あ、これは僕の年齢のせいもあるか。。)

この傾向はしばらく続きそうな予感がある。
みんなが音楽好きというわけではないから、別に悪いことではないとは思うけど。。




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と、平成30年ちょっとを振り返って書いてみると、書きながらハッとしたこともあり、面白い作業だった。
それぞれの時代に良さもあったり、今思うと昔の在り方に違和感を感じたり、音楽業界の苦労も垣間見えたりした。
それでも音楽への思いは変わらないところが、やはり僕が「音楽が好き」というシンプルな答えに行きつくのだろう。

今後も、僕なりに好きな音楽を探して聴いて、を繰り返していこうと思うし、音楽好きは変わらないでいたいと思った。
そして、同じ音楽好きの方々と、SNSで、リアルで、交流を持てたら嬉しい。


僕が育った平成、ありがとう。


令和で会いましょう!!!

2月に入り、欅坂46の新曲「黒い羊」のミュージックビデオが公開され、ファンを、世間をざわつかせている。
ぜひ、欅のファンではない方もご覧いただきたい。

 

http://www.keyakizaka46.com/s/k46o/contents_list?ima=0000&cd=132&ct=musicvideo&so=ID

 


欅坂といえば、元々絶対的センターとして君臨する平手友梨奈をアイコンに、「笑わないアイドル」として世間に衝撃を与えた。
あれからもうすぐ3年であるが、平手の怪我もあり、年末の歌番組をセンター交代制というアプローチでしのいだ。
昨年の「平手が不調で武道館公演をすべてひらがなけやきに」という驚くべき対応から、ようやく運営が動き出したとみて安堵しているところである。

 

昨年の記事↓

新年早々、驚くべき平手依存の欅坂46



で、新曲である。
この曲を表題曲にもってくるところに、欅坂の不安定ささえもストーリーにしてしまおうという、戦略が練られているような気がしてならない。(これは批判ではない)


「黒い羊」は、完全に平手友梨奈の物語である


「全部僕のせいだ」と吐息交じりで歌わせるのは、今の平手の立ち位置を思わずにはいられない。
平手と他メンバーの間に軋轢などないとは思うが、状況的に「自分だけが違う」と孤立感を想像させることは容易であり、このタイミングで秋元康氏がこの歌詞を書いたのは確信犯と見て間違いないだろう。

そうはいっても、これはノンフィクションの歌詞というわけではなさそうだ。
ただ、フィクションだがメッセージ性のとても強い楽曲である。
ミュージックビデオを見れば一目瞭然であるが、平手友梨奈が演じる少女(少年?)が主人公であり、ショートムービーというものに感覚が近い。

「黒い羊」の物語については、SNSで様々な考察をされており、多様な解釈がされていてとても面白い。
確実なことは、平手友梨奈が主人公であり、彼女自身が苦しんでいる少女たちを救おうとしていることであるが、映像に説明がないため読み解く必要がある。
正直設定がよくわからないメンバーもいるが、監督なりスタッフから内容が説明され確定されることはないだろう。



読み取ってください



という作品であるし、説明してしまったらこのMVの魅力は半減する。
少女がなんの痛みを感じてるのか、みんなが思いを馳せるから、良い。

「人の痛みを想像する人がアイドルを通してたくさんいる現象」は、とても素晴らしいことだと思う。

だから、このMVは魅力的なのだ。


生きづらい人は、このMVを見て勇気を。

そうでもない人も、人の痛みに寄り添うような気持ちを持てるように。

若い人にファンが多いアイドルだからこその影響力、これは見逃せないだろう。

これは他のアイドルにはできない、欅坂46にしかできない強みである。

考察といえば、もちろん何度か見て自分もいろんなことを思った。
最後のサビ前の平手の叫ぶ一言が聞こえないようになってるが、内容からいって「僕だけでいい」と言っていると思う。
冒頭テープが貼られた事故現場から見るにつけ、自殺した平手(黒い羊)が亡霊となって、生きづらさを抱える少女たちを助けに現れ、皆を光の方(白い羊)へ導くストーリーだと解釈している
だから、黒い羊の平手が、みんなに向かって「(苦しむのは)僕だけでいい」と言い放ったのだ。



、、、と、解釈したが、人によって違うかもしれないし、別に違ってもいいんじゃないかと思うので、ぜひMVを見て考察をしてみてほしい。
これとは別に、音楽番組でのグループのみのパフォーマンスも楽しみである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにやらアイドル業界が大変なことになっていますが、僕にはひとつ気を付けてることがありまして「ネットの情報を鵜呑みにしない」ということでありまして、かの運営が信じられないからといって、ネットの情報が真実と信じ込むのはヤバイと思ってるんですね。
だから、あまり影響力のないブログとはいえども、真実は知りようがないのでそれについて言及するのはやめようかなと。

以上が前置きです。
明けましておめでとうございます。(遅w)


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新年一発目、何を書こうかな、と思ったら書くことがありました。
昨年最後の記事でヤバイTシャツ屋さんにハマってる」ということを言及しましたが、それについて書いてなかったな、と。






そしてそして、ちょうど良かった。
ヤバTと比べられたり同類と見なされてることも多い、キュウソネコカミ

 

 


確かに似てる部分も多いし、真面目にふざけてる部分も多い気はします。
両者とも仲が良いみたいですし。

でもね、よく聴くと



ヤバイTシャツ屋さんとキュウソネコカミは結構違う



と思います。
要するに、お互いリスペクトしたり嫉妬したりしながらも、ちゃんと差別化は図られてると思うんですよ。
ちょっとその違いをまとめてみますね。



①ボーカル

キュウソネコカミのメインVo.はヤマサキセイヤで、サブVo.がキーボードのヨコタシンノスケ
ヤバイTシャツ屋さんのメインVo.はこやまたくやで、サブVo.がベースのしばたありぼぼ

そうそう、この時点で違いますよね、
キュウソは男2人、ヤバTは男女で、それぞれ色が違います。

なので、キュウソネコカミはわりと男臭い感じのメインボーカルに、サブボーカルが観客を煽ってさらにオーディエンスを盛り上げるほうに導くことに長けています。
いっぽうでヤバTのほうは男女であるメリットを生かして、ハモリあり、男女歌い分けでわりと音程の行き来に融通が利く、「君はクプアス」という曲ではプチデュエットみたいなことも可能です。盛り上げ役はこやまくん担当なことが多いですね。



②サウンド

もっともこれが大きな違いだと思いますね。

ヤバTの場合はCDではいろんな楽器を入れることもありますが、基本的にはスリーピースのゴリゴリのロックバンドです。
キュウソネコカミの場合もロックバンドには違いありませんが、サブボーカルも担当するヨコタ氏のキーボードがかなり前に出てきているので、ロックのサウンドをかなりマイルドしていると感じます。
代表曲の「ファントムバイブレーション」なんかも、ヨコタ氏のイントロがなければ締まりませんもんね。

 

 

よって、ヤバTがモッシュダイブがよく見られるのに対して、キュウソはそもそもがワンマンでダイブ禁止で実際そういう行為がしにくい曲が多いです。
というか、セイヤ氏のほうがダイブするという。。(笑)


③歌詞

両者ふざけてるように見えるけど、視点がまず違う。
キュウソの作詞はボーカルのセイヤ氏ですが、彼は「日常」を根差した曲が多いのが特徴。
「こんなヤツいる!」「こんなことある!」と思わせる詞が多くて、たまに「何もない休日」のような泣かせにかかってる曲もあったりします。
他の真面目バンドと違うのは、題材が「漫画の実写化批判」であったり「スマホ依存」とか「ヤンキー怖いw」とか、言葉チョイスが若者的です。

一方でヤバTの作詞のほとんどはボーカルのこやま氏ですが、まず関西弁のままなのがまず特徴的ですね。
そしてそして「ハッピーウェディング前ソング」のように「ノリで入籍しちゃえ」と非現実的なことを煽ってみたり、「肩幅が広い人のほうが説得力が増す」と、「はい?」と「何言ってんだこの人たち」とのツッコミ待ちの曲が多いです。
大学生サークルバンドのまま勢いで上がってきただけに、「ヤバみ」でいうところの「偏差値20くらい下がる」ような感じがする詞です。
わりと深刻な悩みを抱えてる人は、逆に、逆にヤバTを聴いてみるのは結構おすすめできます。

 

 



3つの視点からみると、結構違うのがよくおわかりいただいたかと。
でも、確かに似てるところもあって、というかバンドの取り組み姿勢が似てるなぁと思ってて、

・どちらも歌唱力をウリにしてない
語弊がないように説明すると、ビブラートを響かせてオーディエンスを感動の渦に、というスタンスではない、という意味です。
この点はたぶん両者とも意識してるはずで、だからこのスタイルで頑張ってきて支持されてると思うわけです。
つまり人間力ですね。

・ふざけてるわりに実は真面目
と、僕は思います(笑)
ヤバTの3人は本当に「ノリで入籍したらいい」なんて思ってるわけではないし、実際に歌詞に出てくるようなチャラい「パリピ」でもない気がします。
キュウソも同様で、結構フェスで盛り上げ上手なのにオーディエンスの気配りも忘れない。「周りに迷惑をかけるな」とか言うし。
さらに「KMDT25」で童貞25歳を歌ったり、「メンヘラちゃん」という曲があったりするのですが、別にそういった人をいじったり馬鹿にしてるわけでもなく、フォローしたりもしてます。




両者ともフェスに引っ張りだこな時点で、常識人な方なのだと基本的に思ってます。
そんな常識人の若者が、敢えて自分をコミュ障ぶったりパリピになってみたり、ふざけてみるから面白いし、人気があるのだと感じてます。

聴いたことない方は、ぜひ。

12月にどちらともニューアルバムが出ました!!

 

 

 

 

 

今年もマイベストランキング、やります。

 

バックナンバーはこちら。

2017年

2016年

2015年
2014年

 


さくっとやりますが、ランキングにもれた、本来なら上位に来てるはずのトピックスにも言及します。


ELLEGARDEN復活!!

レジェンドが復活したわけで、邦ロック好きであればたぶん1位にしてもおかしくない話。
でもELLEGARDEN活動時期、僕は今ほど邦ロックに詳しくなく、語ることがないので選外(笑)
とはいえ、こんなにウケたのは理由があるはずで、その分析はしてみたいと思います。


米津玄師、「Lemon」大ヒット、紅白サプライズ出場

すみません、まだ歌を完全に覚えてません(笑)
でもNHKよく口説きましたよね!!

 


安室奈美恵引退

この話についてですが、去年発表されたことであり、去年のランキング上位にしてます。
他のトピックスを上位に入れたかったのもあり、圏外。

 


乃木坂46卒業ラッシュ

乃木坂をはじめとするアイドル、最近普通に受け入れられるようになりましたw
生駒ちゃんは知ってたからショックだったけど、まさか西野七瀬さんも卒業するとは。。
こちらは、自分の乃木坂に対する知識が少ないということで圏外。

 


家入レオ、TIMEツアー

なんと、長年ランキングに入れてたレオちゃん関連をついに選外に!!!!!
今後も応援しますけど、これといった大ニュースがなかった、ただそれだけのことです。
来年幕張メッセ、がんばれ☆

 


TOKIOとモー娘。元メンバーの不祥事

暗い話なので圏外。
悲しかった、ただそれだけ。


では、行ってみましょう!



10位:片平里菜、藤巻亮太、大原櫻子、フリーになったり事務所つくったり

上記の3名の好きなアーティストを筆頭に、事務所を独立するという話になり、多少なりとも心配しました。
世間で増加しつつあるフリーランスの増加、多様な働き方という意味では時代の流れでもあるのか、とも思い必然かなとも思うんですが、それでも歌手は事務所に所属しないとタイアップやライブのこととか大変だと思うので。。

でも、それぞれ新しい事務所をつくったり、フェスを主催したり、すごいなぁと。




9位:Mr.Children「重力と呼吸」は脱コバタケの第一歩

聴きました。そしてライブにも行きました。
単刀直入に言うと、


脱コバタケ


本当に今までとサウンドが違います。
ロックバンドとして新たな一歩を踏み出した感じで、おおむねファンの方は肯定的ですが、コバタケ好きの僕は若干複雑な思いを抱いてまして。(あの胸躍るイントロと歌の組み合わせが良かったのに~とかw)
でも、ap bank fesで共演してるので不仲ではないことは確信したと同時に、コバタケはもう戻ってこないだろうな、と。

次回作以降、真価が問われる気がする。

 

重力と呼吸 重力と呼吸
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8位;YOSHIKIはHYDEとコラボ、Toshlはバラエティ、X-JAPANは無観客ライブ

X-JAPANは、台風で中止になった日に幕張メッセで無観客ライブを敢行し、僕も生で見てたんですが伝説と呼ばれるにはふさわしいスバラシイライブでした。
一方で、Toshlはバラエティでよく見るし、YOSHIKIはHYDEとコラボするなど、それぞれの活動が目立った一年でもありました。
不仲説もあるけど、それはないんじゃない?だってあの12年間以上の残酷な疎遠状態以上のことはないはずだよ。

 

 

IM A SINGER IM A SINGER
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7位;My Hair is Badが個人的ヒット、来年ブレイクするか?

今年は3月のフェスを機にマイヘアにハマりました
歌詞がとても女々しく、それはback numberの表現よりインパクトのあるもので、かなり生々しいのが心に響きました
そしてライブではボーカル椎木の「語り」のようなものがあるので、初めて見る人は音源とのギャップも感じてびっくりするかも。

もうブレイクしてる、してない、説は意見が分かれるところかと思いますが、お茶の間に知られるほど来年はもっとブレイクしてほしいなー、するかなー、とにかく注目です。

 

hadaka e.p. hadaka e.p.
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6位;サザンオールスターズ40周年、B'z30周年

まとめさせてもらいましたが、サザン78年、B'z88年デビューなんで、必ずメモリアルイヤーが10年違いで被るんですよね。
サザンは紅白出たりロッキン出たり(見ました)しましたが、全国ツアーやらなかったですね。来年はあると聞いてるので期待。

 


一方、B'zはPleasureツアー(行きました)、さらに前期と後期に分けて展示会のようなものを開催して、かなり力を入れて30年を振り返ってた気がします。
僕は日産スタジアムに中学からの友人と行ったんですが、90年代のヒット曲の連続に、青春が蘇りました♪

 



5位;BABYMETAL、YUIMETAL脱退、カワイイ封印で今後どうなる?

YUIMETALの脱退は衝撃でした。
そしてTHE CHOSEN SEVENというプロジェクトで、カワイイを封印した、完全に今までと違ったアプローチのライブをしました。(見ました)
これは完全に踏み絵だ、と思いました。
でも戸惑いつつも応援する人が多いんじゃないかなぁ。。
アナウンスが世界観をつくりすぎてて遅いのが気になるけど、来年以降もこれに踊らされることでしょう(笑)

 

Distortion Distortion
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4位;欅坂46は今年もやきもき、でもピンチはチャンス

欅坂46は、昨年以上にやきもきさせられました、というかやきもき最中です(笑)

センターの平手友梨奈さんは、1月の時点で怪我が発覚、そして7月のテレビ復帰まで映画のために音楽活動休止、年末特番で復帰したと思ったらパフォーマンス不可能ということで再度治療に専念することになりました。。
さらに、メンバーの脱退が初めて起こるなど、いろいろ大変な一年だったことは間違いありません。

でもピンチはチャンス、ということで、センターの代役の子がネットで評価されてたり、平手抜きでライブしたり、メンバー一人ひとりが責任感を持つようになったことは確かではないかと。
だからこそ、このピンチをチャンスと捉えて、頑張ってほしいなぁ、と。

 

アンビバレント アンビバレント
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そしてそして、、、
1~3位は、僕の中で僅差です。
ほぼ順位の意味はないと思ってください。













3位;ヤバイTシャツ屋さん、邦ロックフェス界で大ブレイク

これは個人的にハマったというのもありますが、今年のフェスの参加率がすさまじく、さらにロッキンジャパン、カウントダウンジャパンとメジャーデビューたった2年で大ステージに!!
彼らの音楽の特徴は、とにかく


面白い!!


歌詞が面白い、今までになかった描写、視点。
なんだよ「猫飼いたい」連呼ってw
「肩幅が広い人が発言力が増す」とか、何度聴いてもツボる。
「ノリで入籍」を煽ってるくせに「たぶん2年以内に別れる」と思ってるんですね(笑)

それでいて「ヤバみ」などメロディはキャッチーで、音源を聴かずとしても楽しめる曲ばかり。

そうそう、今年は1月と12月にアルバムを2枚出しましたね。
両方良いアルバムですよ^^

 

 

 

 




2位;あいみょん、1年で劇的なブレイク

前にも記事にしましたが、見事にはまりました、あいみょん。
詳しい魅力は記事を読んでくださいね。

今年No.1ブレイク、あいみょんの無限の可能性~ライブに行ってきた!

カウントダウンジャパンフェスでも見てきましたが、GALAXYステージという2番目に大きなステージなのに入場規制ギリギリの(してた?)超満員に、今の人気っぷりを実感しました。
来年武道館間違いなしと前の記事で書きましたが、2月に決まりましたね。行きたいです!

昨年無名から、大みそかは紅白歌合戦出場と、右肩上がりのとてもわかりやすいブレイクの仕方をしました。
歌も歌詞もメロディも、そして歌声も魅力的なので、長く愛される歌手になることでしょう!

 

 

 

 





そして悩んだ挙句、今年コンサートの中でもっとも感動したこれを1位にしました。




1位;宇多田ヒカル、12年ぶり全国ツアー、夢を見ているようだった

たぶんコンサート行かなかったら1位ではないです。
それほどまでに、僕の心を揺さぶりしました。
前にも記事にしてます。


宇多田ヒカルの余韻に浸る、プラミアムな夜

宇多田ヒカルを目の前にして感じた、あの幻を見ているような感覚は、どう表現していいのかわかりません。
別に泣くような曲じゃないのに涙が出てしまったんです。
本当に、本当に本当に


特別な夜だったんだなぁ


と思いました。
本人はいたって普通に、演出も派手だったわけじゃなく、数年ぶりで照れ臭そうに歌ってただけだったんですけどね(笑)
間違いなく、彼女にはうまく説明できない何かがある、妙に惹きつけられる何かが。。

またコンサートやってほしいけど、全然コンサートをやらなかったからこその今回の感動なわけで、複雑だなぁ。。
グッズのニット帽、寒くなってきた昨今、絶賛愛用中です(笑)

 

 

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そんなこんなで振り返りましたが、芸能人で西城秀樹さんをはじめ、亡くなる有名人の方が多かったように感じます。

このブログもたいして更新してないけれど、自分の記録のため、書きたいことができたときに書きます。

いまいちぱっとしない一年でしたが、来年は年号も変わるし、まぁ引き続き音楽を楽しみながら生きていきます。

では良いとしを!