【長男】おっどろきの発達検査結果 下位検査 ワーキングメモリ―編 | ゆるりとなゆるりとな。

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2015年5月 ギランバレー症候群の疑いで入院加療
入院により分かった長男の自閉症スペクトラムと次男のADHD
ごくたまに気が向いた時に趣くままつづっています。

おはようございます(*´∀`*)

 

さてさて、滞っていました長男WISCⅣ結果分析の続きです。

 

【長男】おっどろきの発達検査結果 下位検査 言語領域指標編

【長男】おっどろきの発達検査結果 下位検査 知覚推理指標編

 

前回までは言語理解、知覚推理を分析してきました。

 

 

今回はワーキングメモリー編です!

 

※注意!! 専門家ではありません。

 あくまでも発達障害児を持つ親が専門書等を参考にし

 分析したに過ぎませんので間違い等ありましても、

 責任は持てません。あしからずご容赦ください。

 

 

 

 

長男の結果は【長男】おっどろきの発達検査結果

 

4回目 WISC-Ⅳ (13歳6ヶ月時点)

全検査 99

言語理解指標 88

知覚推理指標 116

ワーキングメモリー 112

処理速度 83

 

と出ました!

 

 

ワーキングメモリ指標は

数唱

語音整列

 

の下位検査から構成されます。

 

 

 

数唱は読み上げる数字を順番にor反対から言わせる検査です。

 

 

語音整列は50音と数字の組み 合わせ暗記する検査です。

 

 

どちらも注意・集中の維持や聴覚的な短期記憶を測ります。

 

 

数唱は言われた数を順唱 逆唱し

語音整列はひらがなと数の混合。

 

 

語音整列は言語性ワーキングメモリを測っているところに差があります。

 

 

数唱が高い場合は単語を記憶する力が強く、頭の中で記憶を整理したりすることが得意です。

ただし、聴覚過敏である可能性もあります。

 

低い場合は注意を引きつけて、複数の指示には混乱することが多いので

一つずつ、順序立てて指示を出すことが必要です。

 

 

語音整列の高低も数唱と似ていますが、

数唱より言語性があるため、意味の分かる単語に対してという側面があります。

 

ただ、ひらがな一字と数字なので一部的なものしか測れていません。

 

 

数唱<語音整列の場合 言語的な情報処理が得意であると言えます。

 

 

 

 

 

 

長男 2回目WISCⅣの結果は

数唱 7

語音整列 9

 

 

3回目WISCⅣの結果は

数唱 10

語音整列 6

 

 

今回4回目WISCⅣの結果は

数唱 10

語音整列 15

 

でした。

 

ぱっと聞くだけの記憶は年齢相応。

 

 

言語性ワーキングメモリがグン!と伸びましたクラッカークラッカークラッカー

 

 

 

これは中学に入学してからというもの、

口頭で指示されることが多くなり、

聞き逃さないように気を付けるようになり、

日々の生活でトレーニングされた結果だと思われます。

 

 

そして、日常生活において

翌日の予定を前の晩に伝え、

翌日朝にもう一度伝えなくても

きっちり覚えて行動するということができるようになってきました。

 

 

現在平日に通っている放課後等デイサービスは

自立登所のため、自分で予定を管理し、

動かなければなりません。

 

しかも、私は仕事からの帰宅中の時間帯のため

声かけができません。

 

自分で管理するという力をつけなければ

失敗するんです。

 

 

これは塾の時間に遅れずに行くということも同じで、

小学6年の夏までは自分で時計をみて、

行くということができませんでした。

 

時計をみて、〇時〇分に行くということを覚えておく。

 

 

こうした日常生活の中で少しずつ伸びてきたように思います。

 

 

ただ、数唱・語音整列では視覚的ワーキングメモリを測ることが

 

できません

 

これ問題ですよね。

 

先生の言うことを覚えていられるけど、

板書は全くできない。

 

という子の特性を見抜けない滝汗滝汗

まぁレアケースなんでしょうが、、

 

 

処理速度の下位検査で測ることもできますが、、

すこし弱い。

 

 

これを測るのに効果的なのは

 

 

こちらの脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニングの脳年齢測定

 

こちらの

5×5記憶テスト

単語記憶テスト

 

が視覚的ワーキングメモリの分野になるかと思います。

 

 

長男は視覚的ワーキングメモリでも単語記憶テストの方ができるみたいです。

前回5×5が抜群にできる!!と思っていたら、実は間違っていましたえーんえーん

すみません~

 

視覚的ワーキングメモリは単語記憶の方が得意。

 

色々と凹凸がありますねぇ。

 

 

 

 

WISCの結果を分析するとどういうところが凸なのか凹んでいるのかが

すごくよくわかりますね。

 

たとえ結果が10の平均を超えていてもその他の数値が14以上で

4以上の有意差がある場合は平均以上でも得手不得手があると考えられます。

 

IQが100を超えていても全体的なアンバランスがある場合は

日常生活でも支障をきたす場合も多いようです。

 

 

 

あっ!!言語理解指標分析のところで言い忘れましたが、

言語理解指標が高いからといってコミュニケーションが大丈夫というわけではありません!!

 

これ大事

 

わが家のクッソ旦那はこの指標が114です。

帝大 文学部 哲学学科のクッソ旦那

多分推測ですが、、

類似・知識は断トツに結果がよく、

理解がかなり低いんです。

 

 

こういう場合は自己表現が苦手で済まないんですよね。

 

 

高すぎる言語理解能力は

多弁なあまり、的を得た話にならない場合があり、

聞かれたことに対応できていないってことがあります。

 

 

これは周りの誰かが指摘しなければ直らないんです。

 

直るかも微妙ですけどね、、年齢も年齢なんで、、

確定診断はされていないですが、

クッソ旦那のWAISⅢの結果はアスペルガーの傾向がかなり強いです。

 

しかも、間違いを認めないのでなかなか大変。

 

 

その点長男はクッソ旦那に似ているものの、

間違いを認めれるようになり、改善していかなければ困る。

という認識を持てるようになったので楽になりました。

 

 

受験まで後2年(;´Д`)

少しでも凹を補いつつ、凸を伸ばせるように頑張って行きたいです!!!!