前回のこの記事で、
問題と思ってしまう
心の反応について書きましたが、
理解してもらえたでしょうか？
で、今日は続きをば(笑)
どうして、
ネガティブな予想をしてしまうのか？
というお話ですね。
こんにちは、
元うつの心理カウンセラーの
平川 裕勝(ひらっち)です。
関東在住の高校時代の後輩が
約２５年ぶりに遊びにきてくれました。
「頭」以外は変わってないらしい(笑)
「ない」と思ったとき。
「なくなりそう」と思ったとき。
に、
どういう「その後」予想をしちゃうのか？
によって、問題になるのです。
その答えは、下の「xx」の部分です。
愛が貰え無くなると「xx」になる
お金が無くなると「xx」になる
健康じゃ無くなると「xx」になる
家族がい無くなると「xx」になる
愛する人がい無くなると「xx」になる
仲間がい無くなると「xx」になる
能力が無いと「xx」になる
評価がもらえ無くなると「xx」になる
仕事が無くなると「xx」になる
安全が無くなると「xx」になる
時間が無くなると「xx」になる
頑張ってきた成果が無しになると「xx」になる
自尊心が無くなると「xx」になる
この
「xx」がネガティブだと「問題」
になります。
これは、まず、
自分の記憶の中に刻まれたデータベースに
どんな答えが入ってしまっているかです。
ちなみに、その「xx」は、
過去に他人から吹き込まれたものだったり、
メディアやネットで見た不幸話だったり、
自分の経験ではない「うわさ」かもしれないし、
経験したことがあったとしても、
似たような場面を思い出して、
「次も同じようになるに違いない」
と関連付けてしているものだったりします。
でも、
その答えって、
「本当に」「絶対に」「必ず」そうなるの？
そうなる証明をしてみて？
と言うと、
誰も証明できない。
「真実」は、
そうなるかもしれないし、
そうならいかもしれない。
経験上99%は
そんなことは起こらない
です。（キッパリ
だから、
その「xx」って「妄想」です。
試しに、ひとつをワークご紹介します。
「お金がなくなるのが問題」だとしたら、
そうなったらどうなるか？
を書き出していってください。
書いたら、
その答えに対して同じように
「そうなったらどうなる？」
を続けてみる。
僕の場合、数年前にこんな風に書いてました。
お金がなくなったら・・・
生活費が無くなる。
↓
食費がなくなる。
↓
家賃が払えない。
↓
ホームレスになる。
↓
橋の下で孤独死する(笑)
でも、今なら、
お金がなくなりそうな前に
何か行動を起こすし、
それが失敗してもこの日本には、
「生活保護」っていう
ありがたい制度がある。
・・・・から、孤独死なんかしない。
昔が「妄想」で、今が「真実」です。
（それも最悪ベースで）
なので、問題は全て、
「xx」になりそう
という妄想です。
つまり、
「妄想」を信じると「問題」
になるのです。
次回は、
妄想の元、
脳の中のデーターベースはどうやって作られたか？
をお話ししますね。
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