本ブログをご覧いただきありがとうございます!
私の経験を通じて、精神疾患を持つ人の生きるヒントになればと考えています。
どうか、生きてください。
皆さまお久しぶりです。
生活に変化がありましが、元気にやっています。
さて、私は現時点(2023/06/30時点)で統合失調症になって18年になります。
ある考えをきかっけで、だいぶ病気が快復に向かう行動ができるようになりました。
今日はこのことを書こうと思います。
決して、押し付けや上から物事を言おうと言うわけではなくて、私が気づくまでに15年かかったのを皆様に早く気づいてもらえると嬉しく思うからです。
さて、医者はよくいいます。
「無理せずにのんびりすごしてください。」
「のんびりすごすって何?何もしないで布団にいること?」と私は考えていました。
ところがこのこの言葉の中には
「今できることは何かを考えて、無理なくできることをやること。」と、言うことに気づきました。
今できることはその日の状況によって変わってきます。
例えば、ある日は生きるのがいっぱいいっぱい、ある日は散歩と買い物ができる。というのがあると思います。
生きるのがいっぱいいっぱいの日は、生きてるだけで十分です。
散歩と買い物ができる日は、散歩と買い物ができれば十分です。
その日できることができれば、自分に勝ったと思っています。
私は常々、
「本当の負けは人に負けることではなく、自分に負けること」だと思っています。
その日にできることをやれば、自分に勝てたと思っています。
精神障害者と健常者の違いは、精神障害者は体調に波があるのに対して健常者は波が少ないということです。
つまり、ある日は生きるのがいっぱいいっぱい、ある日は散歩と買い物ができると、いった感じが精神障害者です。
これに対して健常者はコンスタントに散歩と買い物ができます。
健常者は「無限のキャパがある」と思いがちですが、そんなことありません。
障害者であれ、健常者であれ、キャパを超えると体調を崩します。
ただ、障害者はキャパがその日で変わるのに対して、健常者は比較的一定のキャパであることです。
精神障害者が体調を崩すのは2つあると考えています。
(1)たまたま病気の状態が悪くなった。
(2)キャパオーバーで調子が悪くなった。
病気の初期においては(1)があります。
これはさほど長く続かず、薬と休養である程度よくなります。
しかし、(2)は長年繰り返されます。
(2)の多くは、
(A)「他の障害者や健常者」を見て焦ること
(B)自分のキャパを把握しきれていないこと
で起こります。
(A)は病気がよくなって行動が起こせるようになると消えます。
しかし(B)ができていないゆえに、キャパオーバーで体調を崩して、焦るという状況が続きます。
(B)をうまく乗り越えるにはどうすればいいでしょうか?
答えからいえば
「記録して自分の体調とキャパの関係を見極める」
ということです。
例えば、
ある日、散歩と買い物と皿洗いをして、体調を崩したとしましょう。
すると次回体調の戻ったときは散歩と買い物にして、様子を見ます。
それでも体調を崩したら、やることを減らすといいし、体調を崩さなければ、散歩と買い物を続ければいいでしょう。
大事なのは体調崩したときも体調を崩さなかったときも、どういうこと(行動)をしたか記録することです。
記録するものは、日記帳でも、メモでも、ブログでもなんでもいいです。
あとから見返しやすいものでブログがおすすめです。
つまり、自分がどういう行動をすれば体調を崩す崩さないでキャパを把握することが大切です。
以下のキャパノートを参考にしてもいいと思います
私の場合以上のことに気づくのに15年かかりました。
しかし、気づいてからは、その日の体調に合わせてやれる範囲でやっていくとやれることが増えていきました。
またやってさらに体調がよくなったことは、
運動すること、バランスのとれた食事をとること、朝日光を浴びることです。
これらにより、長年悩んでた不眠がよくなるばかりでなく、病気の状態もよくなりました。
やれることを増やすタイミングは、やることをやって心になおゆとりができたときです。
つまり、キャパ内でできることをすべてやって、なお暇を感じたらやれることを増やせるタイミングです。
やってはいけないことは「やりたいからやる」です。
これは、焦りからくるもので、かならずキャパオーバーを引き起こします。
「体調によってキャパを見極めて、キャパ内でやれることをやる。」
が大事です。
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