84歳の母が2022年の秋に、アルツハイマー型認知症と診断されたました。
隣の家に住む娘の私と母の日常。
50歳の私の思う事などを、楽しんで書いていきます。
いつも見に来てくれて、ありがとうございます。
アルツハイマー型認知症の母から、
夜、電話がきた。
私
『珍しいね、こんな時間に電話なんて。
どうしたの?』
母
『探し物をしていて、
あんたに聞いてみようと思ったんだけど。
あれ?何を探してたんだったかな?』
私
『……それじゃあ、答えようがないな』
どうしようもないので、
その日の夜は、それで終わりました。
翌日。
朝から母は、探し物をしていました。
昨晩とは違い、何を探しているのか
わかって探していました。
母
『昨日からずっと
ガウンを探しているんだけど、
あんた、知らない?』
そういえば、見当たらない。
ガウンなんて、結構かさばるし
隠しようがないから
すぐに見つかると思っていました。
それが、全然見つからない。
母
『2階にしまったのかな?』
まだ、足腰は心配ないとはいえ、
頻繁に2階に探しに行かれるのも
階段は心配です。
私
『2階にはもう、使う物をしまってないから
2階には探しに行かなくていいよ』
と伝えて、念のため私が探しにいきました。
けど、ありません。
これさ。
繰り返し、2階にあるかも?って思って
何回も階段上り下りされるの、嫌だな。
阻止しようがないけど。
あらゆる場所を探したけど、
全然見つからない。
母
『こんなに見つからないなら、
捨てたのかもね』
そ、そうなのかな?
ゴミ袋を見に行ったけど、
ガウンは入っていませんでした。
だけど、
ガウンを見かけなくなったのって
昨日今日じゃないかも。
もっと前から、ないかも。
じゃあ、
もっと前にゴミ袋に入れてあったなら
ずっと前に捨ててきちゃってるかも。
こんなに二人で探して
見つからないんだから
なんだか、そんな気がしてきた。
母
『クリーニングに出したのかも!?』
私
『誰が?どうやって?』
私が子供の頃。
父が現役で働いていた頃。
もう、30年も40年も前。
その頃は、
毎週クリーニング屋さんが
家に来てくれていました。
当然、今の話ではありません。
母は、
クリーニング屋さんが来てくれていた
記憶の中にいることもありますが
もう、来ていない事をすぐに理解もします。
母が
自分でクリーニング屋さんに
ガウンを出してきたかもしれない
と、思ってみたり
電話をかけて、
ガウンを取りに来てもらったかもしれない
と、思ってみたり
今度は、
クリーニングが頭から離れません。
母が歩いて行くにしても
『どこに行けばいいか、知ってるの?』
と、母に聞いてもわからない。
母がクリーニング屋さんに
電話をしたとしても
『どこのクリーニング屋さんに
電話したと思う?』
と、母に聞いてもわからない。
そもそも、
私に頼まないで自分でクリーニングだなんて
考えにくいんだよな。
母
『電話帳で調べて
私のガウンあるか、聞いてみるわ』
と、片っ端から電話する
意気込みが感じられて、参ってしまう
私
『電話はしなくていいから!!!
私が何とかするから、
あとは、私に任せて!!!』
母
『じゃあ、そうするわ』
と、落ち着きをみせてくれたので
ホッとしました。
何でも忘れちゃうんだからさ、
早くガウンの事も忘れて欲しいわ。
が、今の本音
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