どうも、きありなです。
随分ご無沙汰してます(^_^;)


相変わらず増殖を続けている我がミノルタカメラたち爆笑

もう気づいたら10機近くまで増えてました!

これが恐怖の「カメラ沼」というやつでしょうかチュー


今回の話題はこちらです。

ジャジャーン♪

ミノルタ ハイマチックシリーズ初期の中でも人気の高いこちら。

ハイマチック7sです〜
赤文字の""が何とも誇らしい!!

ハイマチック7sは・・・
先に発売された"9"からフラッシュマチックが省略されたのと、レンズの開放F値が1.7→1.8にスペックダウンされたくらい?

9にも搭載されたCds素子を使った測光方式"CLC"は、上下分割測光らしいです。
でもそれって・・・カメラを縦向きにしたら左右分割測光になっちゃうよね?というツッコミは置いとこうか爆笑


それはさておき。

この機体は「カメラのキタムラ」のジャンクコーナーで、税込み550円で拾ってきました爆笑

しかも割とキレイな筐体。
汚れはあるものの打痕等はありませんでした。

ランクは「難あり」らしいのですが・・・
ファインダーの大曇り、二重像薄い、モルト劣化らしい。
確かにかなり白く曇っていたなぁチュー
しかし、これなら何とかなるかも!

その場でシャッター全速、絞り操作、セルフタイマー、二重像のチェックをそれぞれ行い、即レジに直行(笑)
電池を持ち合わせてなかったので露出計のチェックは出来ませんでした照れ
今度から電池持っていこ。

チェック中ずっと独り言ぶつぶつ言うてて、傍から見たら変なオタッキーじじいだったに違いない(汗)


帰って早速電池入れて露出計をチェックしてみるが・・・反応なし・・・あれ??

軍艦部・レンズユニットもバラして全配線もチェックするも、何の問題も見当たらない。

ちなみに軍艦部バラして思ったんですが、この機体は中もキレイだったので前オーナーさんは防湿庫に保管されていたのだろうと思われます。
なかなか良いコンディションでした!

最初に買った9なんて緑青出まくってたよ(笑)

肝心の配線内部の写真撮ってない(^_^;)

今回もハズレかなー・・・
そんな言葉が頭を過りました。

そうこうしてるうちに、プログラムEEを操作するアームの戻し方が分からなくなったりと大変でした笑い泣き


実は、原因は単純なところにありました。

それは・・・水銀電池と空気電池の高さが違うという事にようやく気づきました(笑)
↑右が水銀電池のMR-9、左が空気亜鉛電池のPR44です。
高さが約1mmほど違う、そら電極に届いてないよね(^_^;)


私は補聴器によく使われる空気電池"PR44"を使っていて、MR-9と電圧差がそんなにないのがいいかなと思い使ってます(1.35Vに対して1.4V)。

眼鏡屋さんで簡単に手に入り、値段も6個入りで660円と安い爆笑
100均の中華製4個入110円のLR44には到底コスパ叶わないけど・・・
↑使うときは、このシールを剥がします。
小さな穴があいていて空気と反応する事で起電する仕組みです。


で、どうするか?

考えた挙げ句、マイナスターミナルを指で起こす力技に出た(真似しないでね!)

で、どうか?

やったー♪

露出計の針が動きましたラブ

この後、プログラムEEのレバーの動きが悪くF4あたりから絞れないトラブルもありましたが、分解して組み立て直す時にスプリングを嵌める場所を間違えただけなのは内緒です(笑)

だって室内とはいえLED照明で明るいはずなのに、EV8.5ってどう考えてもおかしいよね笑い泣き

そしてファインダーも掃除しました。
綿棒でやさしく撫でるように汚れを落としていきました。

特に真ん中のミラーの銀蒸着している部分は慎重に・・・年数が経ってますので蒸着が弱くなっていると思われるのでキョロキョロ

ファインダーがピカピカになりました!
二重像もバッチリウインク
あとはモルトの貼り替えを初めて挑戦しました。
なかなか難しかったですが、何とか出来てホッとしましたウインク


この機種のシャッター音の「シャキーン」という感覚がいいですね♪
9はちょっと違って「パシャン」て感じかな?単にセイコーのシャッター機構の違いですね。


そしていざ撮影に!

という事で、続きはまた後ほどm(_ _)m