不思議な夢先案内人 -2ページ目

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01Apr
- ほ～いお酢！新俳句 2024年弥生選句
  ほ～いお酢！新俳句 2024年弥生天翔ける弥生の雲の流れけり仕丁らの顔を入れ替えひな祭り梅の香の中飛び唄う目白かな子を連れて春の野ありき日は暮ぬ山小屋でついうとうとと春火鉢震災を想い見上げる春の空校庭に雪の華舞い卒業歌百姓やホワイトデーに金平糖松明り僧のふるまふご香水ほ～いお酢！新俳句 2024年春告渓谷に陰るもありて月と梅蜜蜂に菜の花揺られ風渡る彼岸入り寒さも一夜二夜まで水仙や揃ひて見ゆる野の仏母逝った想う彼岸もなごり雪雀らの集う最後の春休み霧雨で見えない君の春の顔春風に足音消えゆく伊賀の夜
- ほ～いお酢！新俳句 2024年春告
  2024/3/16ほ～いお酢！新俳句渓谷に陰るもありて月と梅あとがき…今日は何の日・・・国立公園指定記念日1934（昭和9）年、内務省が日本で初めて国立公園を指定した。最初に指定されたのは、瀬戸内海、雲仙、霧島の3カ所だった。2002年東京で桜（ソメイヨシノ）が開花。統計を取り始めた1953年以降、最も早い。2024/3/17ほ～いお酢！新俳句春の陽に伸び伸び伸びるノースポールあとがき…今日は何の日・・・漫画週刊誌の日1959（昭和34）年、日本初の少年向け週刊誌「少年マガジン」と「少年サンデー」が創刊された。俺らが生まれた年やね。。2024/3/18ほ～いお酢！新俳句蜜蜂に菜の花揺られ風渡るあとがき…百人一首を詠む・・・君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな藤原義孝【読み】きみがためおしからざりしいのちさへながくもがなとおもひけるかな【意味】貴方に逢う為ならば惜しくないと思っていたこの命までもが、お逢いできた今となっては長くあって欲しいと思うようになりました。2024/3/19ほ～いお酢！新俳句彼岸入り寒さも一夜二夜まであとがき…百人一首を詠む・・・かくとだにえやは伊吹のさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを藤原実方朝臣【読み】かくとだにえやはいぶきのさしもぐささしもしらじなもゆるおもひを【意味】こんなにも貴方を思っていることを、口に出して言うことができるでしょうか。ましてや伊吹山のさしも草のように燃える様な思いを、貴方はご存じないでしょう。2024/3/20ほ～いお酢！新俳句春分の川面に映す木々の影あとがき…今日は何の日・・・春分の日1948（昭和23）年、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」という趣旨で制定された。1995年地下鉄サリン事件。東京・地下鉄でオウム真理教が起こした猛毒サリンによる無差別テロ。多数の死傷者を出す。2024/3/21ほ～いお酢！新俳句空の青早咲き桜今ここにあとがき…今日は何の日・・・ランドセルの日ランドセルをミニサイズに加工する店「スキップ」の増田利正さんが提唱。卒業式のころ、および3＋2＋1＝6で6年間ありがとうの意味が込められている。1972年奈良・明日香村の高松塚古墳の石室から男女の姿、白虎・青龍、星座などの極彩色壁画を発見。古代史ブームとなる。2024/3/22ほ～いお酢！新俳句水仙や揃ひて見ゆる野の仏あとがき…今日は何の日・・・世界水の日1992（平成4）年、国連総会で制定された国際デーの一つ。地球的な視点から水の大切さを世界中の人々が見つめ直す日。2024/3/23ほ～いお酢！新俳句母逝った想う彼岸もなごり雪あとがき…百人一首を詠む・・・人も愛し人も恨めしあぢきなく世を思ふゆゑにもの思ふ身は後鳥羽院【読み】ひともをしひともうらめしあぢきなくよをおもふゆゑにものおもふみは【意味】人が愛おしくも、恨めしくも思う。この世を面白くないと思っている為に、さまざまな物思いをするこの私は。2024/3/24ほ～いお酢！新俳句ひっそりと咲いて恥じらう姫椿あとがき…百人一首を詠む・・・花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり入道前太政大臣【読み】はなさそふあらしのにはのゆきならでふりゆくものはわがみなりけり【意味】花を誘って散らす嵐の庭は、花が雪のように降るが、ふりゆくのはわが身なのだなあ。2024/3/25ほ～いお酢！新俳句菜種梅雨鬱々として日和待つあとがき…今日は何の日・・・電気記念日1878（明治11）年、東京・銀座木挽町に電信中央局が新設され、開局祝賀会場の東京・虎ノ門で50個のアーク灯が点灯された。2005年愛・地球博（愛知万博）が開幕。「自然の叡智（えいち）」をテーマに120カ国・4国際機関が参加。2024/3/26ほ～いお酢！新俳句雀らの集う最後の春休みあとがき…百人一首を詠む 93・・・世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも鎌倉右大臣【読み】よのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのをぶねのつなでかなしも【意味】世の中はいつまでも変わらずにあって欲しいものだ。渚を漕ぐ漁師の小舟が綱手に引かれている光景は、なんとも感慨深い。2024/3/27ほ～いお酢！新俳句霧雨で見えない君の春の顔あとがき…今日は何の日・・・さくらの日1992年、日本さくらの会が制定。桜への関心を高め、花と緑の豊かな国土づくりを目的にしたもの。3×9（さくら）＝27の語呂合わせと、七十二侯の一つ「桜始開」が重なる時期であることから。2024/3/28ほ～いお酢！新俳句春風に足音消えゆく伊賀の夜あとがき…百人一首を詠む 92・・・わが袖は潮干に見えぬ沖の石の人こそ知らねかわく間もなし二条院讃岐【読み】わがそではしほひにみえぬおきのいしのひとこそしらねかわくまもなし【意味】私の袖は引き潮の時にも見えない沖の石のように、人は知らないけれどもいつも涙にぬれて、乾くひまもないのでございます。2024/3/29ほ～いお酢！新俳句嵐過ぎ春の坂道今翔けるあとがき…泉房穂さんXポストを聞く・・・日本の賃金が低過ぎるのだ。スイスの最低賃金は約４０００円。アメリカが約２４００円、ドイツやフランスも約２０００円で、韓国もすでに日本を追い抜いている。日本の政治が間違いを続け、そのことをマスコミが報じてこなかった。間違った政治をともに正そう！と…2024/3/30ほ～いお酢！新俳句吹き降ろす風に揺れるつくしの子あとがき…今日は何の日・・・旧国立競技場落成記念日1958（昭和33）年のこの日、神宮外苑に完成した国立霞ヶ丘陸上競技場の落成式が行われた。1964（昭和39）年には、東京オリンピックの開閉会式場になった。2024/3/31ほ～いお酢！新俳句春の庭植えぬ草花徒然にあとがき…今日は何の日・・・教育基本法・学校教育法公布の日1947（昭和22）年のこの日、戦後の新学制の基本となる教育基本法、学校教育法が公布された。教育の機会均等、6・3・3・4制の導入などが盛り込まれた。2001年大阪市にテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（USJ）がオープン。1970年よど号事件。乗員・乗客138人の羽田発日航機「よど号」を赤軍派9人が乗っ取り北朝鮮行きを要求。日本初のハイジャック。
16Mar
- ほ～いお酢！新俳句 2024年弥生
  2024/3/1ほ～いお酢！新俳句天翔ける弥生の雲の流れけりあとがき…今日は何の日・・・ビキニ・デー1954年、太平洋ビキニ環礁でマグロ漁船「第五福竜丸」が米の水爆実験により乗組員全員が被爆した。広島、長崎に続き3度目の被爆。この日をビキニ・デーと呼び反核集会などが行われている。2024/3/2ほ～いお酢！新俳句春風に乗り吹き渡る風車あとがき…今日は何の日・・・ミニチュアの日「ミ（3）ニ（2）」の語呂合わせから、小さいもの、ミニチュアを愛そうという日。2024/3/3ほ～いお酢！新俳句仕丁らの顔を入れ替えひな祭りあとがき…今日は何の日・・・ひな祭り女の子の健やかな成長を願う伝統行事。女の子のいる家では、ひな人形や調度品を飾り、白酒・菱餅・あられ・桃の花などを供えてまつる。桃の節句。2001年スポーツ振興くじ(サッカーくじtoto)が全国で発売開始。2024/3/4ほ～いお酢！新俳句新居へと春風に乗せ送り出すあとがき…百人一首を読む・・・恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか壬生忠見【読み】こひすてふわがなはまだきたちにけりひとしれずこそおもひそめしか【意味】私が恋をしているという評判は、早くも広まってしまった。誰にも知られないようにひそかに思いはじめたのだけれど。2024/3/5おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句梅の香の中飛び唄う目白かなあとがき…能登半島地震から2カ月。発災当初、現地入りしたボランティアや政治家、ジャーナリストなどに対し、「迷惑になる！」「現地に入るな」といった“ボランティアバッシング”が巻き起こったことは記憶に新しい。これにより、ボランティアを控えた人も多かった。その結果、一般ボランティアの募集が始まった現在でも、被災地ではボランティア不足」が続いているという。石川県によると、現地に入った一般募集のボランティアは延べ2739人（2月16日時点）。2月18日の神戸新聞によると、阪神・淡路大震災では発生1カ月で延べ62万人がボランティアに入っていたという。現地までのアクセスが悪いことや宿泊場所の不足などの影響もあるが、情けない話だ。。2024/3/6ほ～いお酢！新俳句子を連れて春の野ありき日は暮ぬあとがき…今日は何の日・・・世界一周記念日1967年、日本航空の世界一周路線が営業開始。日米航空協定により世界一周路線が持てなかったが、羽田発西回り便の開設で、アメリカ、イギリス、オーストラリアとともに世界一周線に仲間入りした。2024/3/7ほ～いお酢！新俳句春の宵題目立てて詩を詠むあとがき…今日は何の日・・・消防記念日1948年、消防組織法が施行された。明治以来、消防は警察の所管だったが、この日から自治体消防組織として独立し、消防庁が開庁したことを記念して制定。1918年松下幸之助が松下電気器具製作所（現・パナソニック）を創設。2024/3/8ほ～いお酢！新俳句持つ指にほのと香りて桜餅あとがき…百人一首を読む・・・契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは清原元輔【読み】ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつすゑのまつやまなみこさじとは【意味】約束しましたね。互いに涙で濡れた袖を何度もしぼっては、あの末の松山を波が決して越さないように、二人の中も末永く変わるまいと。2024/3/9ほ～いお酢！新俳句山小屋でついうとうとと春火鉢あとがき…今日は何の日・・・雑穀の日日本雑穀協会が、語呂合わせと、この時期は食品メーカーから多くの新商品が発売され、その中に雑穀を取り入れたいために制定。雑穀のおいしさや高い栄養価、作物資源としての重要性などの啓発活動を行っている。2024/3/10ほ～いお酢！新俳句梅林や栄えた屋敷今もありあとがき…今日は何の日・・・サボテンの日「さ（3）ぼてん（10）」の語呂合わせから、岐阜県巣南町の「さぼてん村」を経営する岐孝園が制定。1974年旧日本軍の陸軍少尉・小野田寛郎さん、フィリピン・ルバング島から救出。「残置諜者」の任務を守り同島に戦後も隠れていた。2024/3/11ほ～いお酢！新俳句震災を想い見上げる春の空あとがき…今日は何の日・・・おくる防災の日2011（平成23）年午後２時46分。東日本大震災が発生。日本での観測史上最大、M9．0。東北から東海の太平洋沿岸で津波による大惨事。福島原発にも深刻な被害。あれから13年。。2024/3/12ほ～いお酢！新俳句校庭に雪の華舞い卒業歌あとがき…百人一首を読む・・・逢ひ見てののちの心にくらぶれば昔はものを思はざりけり権中納言敦忠【読み】あひみてののちのこころにくらぶればむかしはものをおもはざりけり【意味】貴方と逢って愛しあった後の心に比べれば、それ以前の物思いなど無かったようなものだ。2024/3/13ほ～いお酢！新俳句沈丁のくちひらきゆく暮れぬ街あとがき…百人一首を読む・・・あはれともいふべき人は思ほえで身のいたずらになりぬべきかな謙徳公【読み】あはれともいふべきひとはおもほえでみのいたづらになりぬべきかな【意味】「かわいそうに」と言ってくれるはずの人も思い当たらないまま、私はこのままむなしく死んでしまうでしょう。2024/3/14ほ～いお酢！新俳句百姓やホワイトデーに金平糖あとがき…今日は何の日・・・ホワイトデー1970年大阪で日本万国博覧会の開会式。9月の閉会までに入場者6421万人を越す。「月の石」などが話題となる。2024/3/15ほ～いお酢！新俳句松明り僧のふるまふご香水あとがき…今日は何の日・・・靴の日1870（明治3）年、東京・築地入船町に日本初の西洋靴の工場が開設されたことを記念して、1932（昭和7）年、東京靴同業組合が制定。
02Mar
- ほ～いお酢！新俳句 2024年如月選句
  ほ～いお酢！新俳句 2024年如月選句立春の光あつめて蕾咲く春風のきらめき回す水車かなひっそりと静かに健気に寒椿寒さ耐え百花の魁薄化粧春もやや気色ととのふ梅屋敷春めくや百姓の顔活きってる早起きの菜園づくりに風光る帯しめてバレンタインの日の茶会春時雨濡れてしづれる花一葉ほ～いお酢！新俳句 2024年早春選句白梅の万の蕾紅こぼれひっそりと頭揃えて土筆たち店先に花種ならぶ雨水かな紅梅の咲き満ちたりし厄払い一斉に絵馬の揺れだす春疾風夜な夜なの不謹慎なる猫の恋浅き恋落ちては消える春の雪
01Mar
- ほ～いお酢！新俳句 2024年早春
  2024/2/16おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句乾きたる腐葉土わけて蕗の薹あとがき…百人一首を読むみかの原わきて流るるいづみ川いつ見きとてか恋しかるらむ中納言兼輔【読み】みかのはらわきてなかがるるいづみがはいつみきとてかこひしかるらむ【意味】みかの原を分けて湧き出てくる泉川の「いつみ」ではないが、いったいいつ見たというので、このように貴方が恋しいのだろうか。2024/2/17ほ～いお酢！新俳句白梅の万の蕾紅こぼれあとがき…今日は天使の囁き記念日です。1978（昭和53）年、非公式の日本最低気温マイナス41．2度を記録。これを記念し、北海道幌加内町の「天使の囁きを聴く会」が制定。天使の囁きとは、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのことです。2024/2/18ほ～いお酢！新俳句ひっそりと頭揃えて土筆たちあとがき…百人一首を読む人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂ひける紀貫之【読み】ひとはいさこころもしらずふるさとははなぞむかしのかににほひける【意味】人の心はわかりませんが、昔なじみの里の梅の花の香りだけは変わっておりません。2024/2/19ほ～いお酢！新俳句店先に花種ならぶ雨水かなあとがき…今日は何の日・・・二十四節気の一つ「雨水」雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水になるという意味。1972年、浅間山荘事件。連合赤軍の5人が軽井沢の河合楽器浅間山荘に管理人の妻を人質に籠城。28日、機動隊が突入し銃撃戦の末に逮捕。・・・報道画像を思い起します！2024/2/20ほ～いお酢！新俳句南宮に春一番が運ぶものあとがき…今日は何の日・・・アレルギーの日1966年、免疫学者の石松公成博士が、アレルギーを起こす原因となる免疫グロブリンE抗体を発見した。1974年、フィリピン・ルバング島の山中で、旧陸軍少尉・小野田寛郎さんを発見。戦後28年7カ月もの間、山中に暮らしていた。2024/2/21ほ～いお酢！新俳句税申告わが傘静に雨漏りすあとがき…確定申告ボイコット・・・国民は激怒。奇しくも確定申告シーズンであることから、岸田総理の「それぞれ納税者に法令に則って適切に申告・納税を」という言葉に、ネットでは「＃確定申告ボイコット」という言葉が拡散されるほどで…これに橋下徹氏は「国民は怒ってますよ」とあきれ果て…今、国民はバッジを見て、政治家の姿を見て軽蔑になってますよとコメントだ。正直に確定申告してるのがバカバカしくなるよ！2024/2/22ほ～いお酢！新俳句春の日の祝詞が響く三輪拝殿あとがき…今日は何の日・・・猫の日1987年、猫の鳴き声「ニャン（2）ニャン（2）ニャン（2）」の語呂合わせから、猫の日制定委員会が制定。2024/2/23ほ～いお酢！新俳句紅梅の咲き満ちたりし厄払いあとがき…今日は何の日・・・天皇誕生日1960年（昭和35年）浩宮徳仁親王（現天皇）ご誕生。2024/2/24ほ～いお酢！新俳句萌え出て青む芝生の目を立てんあとがき…今日は何の日・・・月光仮面登場の日1958年、ラジオ東京（現在のTBS）で国産初のテレビ映画「月光仮面」の放送が開始した。2024/2/25ほ～いお酢！新俳句菜の花に空が近くて忍び村あとがき…百人一首を読む・・・浅茅生の小野の篠原忍ぶれどあまりてなどか人の恋しき参議等【読み】あさぢふのをののしのはらしのぶれどあまりてなどかひとのこひしき【意味】浅茅の生えた小野の篠原、その「しの」のように貴方への思いを忍びこらえているけれど、忍びきれない。どうしてこんなに恋しいのだろう。2024/2/26ほ～いお酢！新俳句一斉に絵馬の揺れだす春疾風あとがき…今日は何の日・・・脱出の日1815年、流刑されていたナポレオンがエルバ島を脱出、パリに向かった。嫌なこと、つらいことなどからの脱出を目指して頑張る日。2024/2/27ほ～いお酢！新俳句早春の港を背にしてカモメ追うあとがき…今日は何の日・・・冬の恋人の日2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの中間の日で、恋人同士の絆を深める日。結婚カウンセラーなどが制定。1985年田中角栄・元首相が脳梗塞で倒れ入院。その後完全に回復はせず、政界への影響力衰退。田中支配の終えんを告げる出来事となる。2024/2/28ほ～いお酢！新俳句夜な夜なの不謹慎なる猫の恋あとがき…百人一首を読む・・・忍ぶれど色に出でにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで平兼盛【読み】しのぶれどいろにいでにけりわがこひはものやおもふとひとのとふまで【意味】忍びこらえていたけれど、とうとうその素振りに出てしまった。何か物思いをしているのですかと人が尋ねる程に。2024/2/29ほ～いお酢！新俳句浅き恋落ちては消える春の雪あとがき…今日は何の日・・・うるう日西暦年数が4で割り切れる年がうるう年。ただし100で割り切れる年は平年だが、400で割り切れる年はうるう年。うるう年の2月28日の次の日がうるう日。
15Feb
- ほ～いお酢！新俳句 2024年如月
  2024/2/1ほ～いお酢！新俳句如月の空の青さや調教路あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十五位いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重に匂ひぬるかな伊勢大輔2024/2/2ほ～いお酢！新俳句如月の日差しの中の庭の園あとがき・・・明日は節分ですね…節分の鬼についてお話します。鬼は「陰陽道」においては丑寅（うしとら）を意味しますが、丑寅とは方角においては「北東」、つまり、「鬼門」にあたります。「鬼門（きもん）」は鬼が出入りする良くない方角と忌嫌われてきました。鬼とされているのは「古事記」にも「日本書紀」にも登場する、天地開闢（てんちかいびゃく）の折に現れた根源神、「国常立尊（クニトコタチノミコト）」であるという見方があります。つづきは明日の節分にお話ししますね。。2024/2/3ほ～いお酢！新俳句節分の鰯に柊今昔あとがき・・・今日は節分ですね。。節分の鬼についてのお話のつづきです。鬼とされた「国常立尊」は、「日本の国土創生の神」とも言われています。ところがこの「国常立尊」は長きに渡り、丑寅の方角に「鬼」よばわりされて封印されていたという説があります。日本人みんなで、知らず知らずのうちに純粋な男神である「国常立尊」を鬼と忌み嫌い、封印して来たという事になり。玄関に柊といわしの目刺し…鬼は外と言い…この神が封印された事により、世の中には陰気が蔓延し、世は更に乱れました。その後…国常立尊の再来と共に世の建て直しが起こり、純粋な陽氣が満ち溢れている日本国家が実現するというシナリオがあるのです…2024/2/4ほ～いお酢！新俳句立春の光あつめて蕾咲くあとがき・・・今日は立春、暦の上では春ですね。ある神道家は、このように語る。節分は天界の大晦日で、立春は天界のお正月です。天界の蓋が開いて、高次元の神々が降りると…と同時に特赦で地獄の蓋も開くんだよと…嬉しい反面、怖いお話です…2024/2/5おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句春風のきらめき回す水車かなあとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十六位あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む柿本人麻呂2024/2/6ほ～いお酢！新俳句ひっそりと静かに健気に寒椿あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十七位人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂ひける紀貫之2024/2/7ほ～いお酢！新俳句久方の降れる白雪忍ぶ駅あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十八位逢ひ見てののちの心にくらぶれば昔はものを思はざりけり権中納言敦忠2024/2/8ほ～いお酢！新俳句春芝の芝目揃えて夢描きあとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十九位村雨の露もまだ干ぬまきの葉に霧立ちのぼる秋の夕暮寂蓮法師2024/2/9ほ～いお酢！新俳句寒さ耐え百花の魁薄化粧あとがき・・・「百花の魁(さきがけ)」・・・梅は草木の中で、いち早く花を咲かせるところから、このようにも呼ばれています。2024/2/10ほ～いお酢！新俳句春もやや気色ととのふ梅屋敷あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第二十位朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪坂上是則2024/2/11ほ～いお酢！新俳句春めくや百姓の顔活きってるあとがき・・・花のパワーを取り入れよう…そういえば、幸せになりたいなら、お花を買うことだけは、ケチってはいけないと、教えられたことがありました。ご利益を呼ぶための、必要最低限の投資なのだそうです。2024/2/12ほ～いお酢！新俳句春浅き庭に舞い降る鶫かなあとがき・・・鶫：ツグミは代表的な冬の渡り鳥です。体の大きさは全長24cmとスズメよりかなり大きく、ヒヨドリとほぼ同じくらいです。「鳥目(とりめ)」といって、鳥は夜、ものが見えないと思いがちですが、ほとんどの鳥は夜にも視力があり、星座の位置で方向を確かめながら、夜に渡ってくる鳥も多いそうです。これは鷹などの外的から身を守るためといわれています。2024/2/13ほ～いお酢！新俳句早起きの菜園づくりに風光るあとがき・・・「風光る」は「春の陽光の中を風が吹きわたる様子」をしめし、春の光の中を風が吹いて風景がまばゆく感じられることを表現しています。2024/2/14ほ～いお酢！新俳句帯しめてバレンタインの日の茶会あとがき・・・バレンタインデーの「バレンタイン」とは、キリスト教の聖人「聖ウァレンティヌス（英語読み：バレンタイン）」が由来とされています。日本では女性が男性へチョコレートを贈る日として定着していますが、キリスト教の国々では本来は宗教的な行事が執り行われる祝日です。欧米の国々では古くから聖ウァレンティヌスが愛の守護神とされていることに因んだ「恋人の日」として、カップルの間で贈り物を贈り合う日とされてきました。。2024/2/15おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句春時雨濡れてしづれる花一葉あとがき・・・百人一首を読む・・・君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ光孝天皇【読み】きみがためはるののにいでてわかなつむわがころもでにゆきはふりつつ【意味】貴方に差し上げる為に春の野に出て若菜を摘んでいると、わたしの袖に雪が降りかかっておりました。
31Jan
- ほ～いお酢！新俳句 2024年新年選句
  ほ～いお酢！新俳句 2024年新春選句地が揺れて夢なき夜の年はじめ成人の我が子を見てる父の顔蝋梅のほのと香りて六地蔵水鳥の水面まぶしくはじきけり福笹のやさしき音と人の中紅梅の早咲きを見て旅を恋ふ腐土敷きて花壇に冬の色を置く耳うときお爺と冬を籠りけり春を待つ静けさにあり宵の海南天に少し重たき雨雫立山や冬晴れ浮かぶ氷見の海出石の静かに白き城下町山茶花のこぼるる道へあと戻り来る春に心を籠めし一行詩
- ほ～いお酢！新俳句 2024年睦月
  2024/1/16ほ～いお酢！新俳句腐土敷きて花壇に冬の色を置くあとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第三位天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも安倍仲麿2024/1/17ほ～いお酢！新俳句耳うときお爺と冬を籠りけりあとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第四位春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山持統天皇2024/1/18ほ～いお酢！新俳句冬といふ本栖湖畔のさびしさよあとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第五位ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ紀友則2024/1/19ほ～いお酢！新俳句冬の朝光りの中のあま蛙あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第六位ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは在原業平朝臣2024/1/20ほ～いお酢！新俳句かじけ猫寝床を探る冬の夜あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第七位忍ぶれど色に出でにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで平兼盛2024/1/21ほ～いお酢！新俳句影法師うなづき合ひて春は来ぬあとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第八位君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな藤原義孝2024/1/22ほ～いお酢！新俳句春を待つ静けさにあり宵の海あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第九位瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ崇徳院2024/1/23ほ～いお酢！新俳句南天に少し重たき雨雫あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十位奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき猿丸大夫2024/1/24ほ～いお酢！新俳句雪景色だんだん深く細き道あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十一位天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ乙女の姿しばしとどめむ僧正遍昭2024/1/25ほ～いお酢！新俳句立山や冬晴れ浮かぶ氷見の海あとがき・・・「松島やああ松島や松島や」　芭蕉松尾芭蕉がおもしろいのは季語が入った定型も作ったし、そうでないものも作ったということなんです。「松島やああ松島や松島や」というのは、本当に松島に感動したことをよんだ俳句だから、季語が入るすき間も無かったんですね。2024/1/26ほ～いお酢！新俳句出石の静かに白き城下町あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十二位大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天の橋立小式部内侍2024/1/27ほ～いお酢！新俳句水仙や揃ひて我の願い聞きあとがき・・・日本三大仇討の一つ、伊賀越仇討とは・・・寛永11年（1634年）渡辺数馬が義兄・荒木又右衛門の助太刀を得て、弟・源太夫を殺した河合又五郎に仇討ちを成し遂げたというものです。そう鍵屋ノ辻なんですね長い時を超えた今も語り継がれる生きざま、本当に忠義に生きる…なかなか出来ない事です。2024/1/28ほ～いお酢！新俳句山茶花のこぼるる道へあと戻りあとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十三位秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ天智天皇2024/1/29ほ～いお酢！新俳句炬燵から始まる恋はみかん色あとがき・・・自衛隊の災害派遣時の特殊勤務手当は日額1620円しかないらしい。政府・議員はもちろんの事、国民全員で考えないとアカンよ。。2024/1/30ほ～いお酢！新俳句来る春に心を籠めし一行詩あとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第十四位これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬもあふ坂の関蝉丸2024/1/31ほ～いお酢！新俳句青空の綺麗に暮れて夜寒哉あとがき・・・能登地震1カ月ルポ・・・電柱がめり込み、1階部分が押しつぶされた住宅、津波に流されて建物に突き刺さった漁船―。能登半島の最先端に位置する石川県珠洲市は地震から1カ月が過ぎようとする今も、道路の復旧やがれきの撤去すらほとんど進まず、発災直後から時間が止まっているようだ。いまだに断水が続き、多くの市民が避難生活を送っており、復興への道のりの険しさを物語っていた。
15Jan
- ほ～いお酢！新俳句 2024年新春
  2024/1/1あけましておめでとうございます穏やかに新たな年を迎えました。心新たに。。本年もよろしくお願い申し上げます。新春献詠俳句…新たなる一歩を誘う昇龍2024/1/2新春献詠俳句…金箔を散らし婿の料理かなあとがき・・・年明け早々えらいこっちゃです。伊賀市も震度３で長い時間揺れました。急遽皇居の一般参賀も取りやめです…例年にない大変な年明けとなりました。これ以上災害が拡大する事のないよう…被災者を思うと心苦しいです。。2024/1/3新春献詠俳句…初顔に笑ひ絶えないお正月あとがき・・・正月３が日と言いますが、早いものです。異常気象に地震…自然災害が最小限である年である事を願う年始となりました。。2024/1/4ほ～いお酢！新俳句地が揺れて夢なき夜の年はじめあとがき・・・林芳正官房長官は３日の記者会見で、石川県珠洲市や輪島市を中心に２００軒以上の建物の倒壊を確認したと明らかにした。林氏は「今後もさらに増える見込みだ」と述べ、両市を含めて孤立地域が発生していることも説明した。また、約３万２０００人が避難していることも明らかにした。被災者の救済を国家を挙げて急がねば…2024/1/5ほ～いお酢！新俳句朋友や賀状仕舞いの年賀状あとがき・・・能登半島地震非常災害対策本部の会合。本部長の岸田文雄首相は、能登半島地震の予備費40億円と語り…批判の嵐じゃ！ウクライナにポンと6000億円。能登半島地震に苦しむ自国民にはショボい40億円。税金を納めていることが馬鹿らしくならんか。我々は誰のために増税されているのか…2024/1/6ほ～いお酢！新俳句あれこれと願いまとまり初詣あとがき・・・百人一首を詠む・・・85番歌夜もすがらもの思ふころは明けやらぬねやのひまさへつれなかりけり俊恵法師【読み】よもすがらものおもふころはあけやらぬねやのひまさへつれなかりけり【意味】一晩中つれない人を思って物思いをしているこの頃は、なかなか世が明けずに寝室の隙間までも無情に感じられる。2024/1/7ほ～いお酢！新俳句あの小母の七草粥の温かさあとがき・・・もうあきれる首相・・・能登半島地震の被災地救援が叫ばれるなか、首相の行動に批判が集まっている。「地震対応は私が陣頭指揮とる」と言いながら、伊勢神宮参拝を見送り。。新年会のハシゴって。この罰当たりが。。。もうこの岸田はん、国民は皆怒ってるよ。2024/1/8ほ～いお酢！新俳句成人の我が子を見てる父の顔あとがき・・・名声だけの石川県知事は、・・・「スピード感のかけらもない」能登地震5日たってようやく「非常事態宣言」発令で、馳浩知事にあふれる大ブーイング石川県知事は、6日の夕方に、やっと非常事態宣言を出す必要がある状況だと気付いたようだ…えっ！災害時にはリーダーがこうした力強い意思と素早い行動を国民に示すことが大事なはず。岸田首相にも馳知事にも、明らかにそれがない。ボランティアの受入れ体制も取れていない。救えるはずだった命が沢山奪われたよ。。2024/1/9ほ～いお酢！新俳句初夢で龍に乗る夢当たり船あとがき・・・百人一首を詠む・・・86番歌嘆けとて月やはものを思はするかこちがほなるわが涙かな西行法師【読み】なげけとてつきやはものをおもはするかこちがほなるわがなみだかな【意味】嘆けといって月は私に物思いをさせるのであろうか。そんな訳もないのに、かこつげがましくこぼれる私の涙よ。2024/1/10ほ～いお酢！新俳句蝋梅のほのと香りて地蔵さんあとがき・・・XユーザーのひろゆきさんPOST…ヘリで岸田首相が来るより、支援物資が来た方が有難い人が大勢居るのがわかってるから、まともな政治家は現地入りを避けるのかと。気温-2度の被災地では、使えないおっさんより暖房器具のがありがたいでしょ…ww2024/1/11ほ～いお酢！新俳句冬の雨来る人もなく静かな日あとがき・・・前明石市長の泉房穂さんのポスト・・・国民がお金を使えないから、経済が回っていないのだ。国民の手元にお金が残り、物を買えるようにすれば、経済は自然に回っていく。明石市では、市民負担を大幅に軽減して（子育て5つの無料化など）、地域経済を回すことに成功した。国でもできることだ。難しくはないと思う。2024/1/12ほ～いお酢！新俳句水鳥の水面まぶしくはじきけりあとがき・・・大迷惑！紙棒読みするだけ岸田首相の「被災地、観光旅行」を止めさせよ”想像を絶する重い警備負担”…との記事だ。岸田首相は13日にも被災地入りをするという。被災地では急ピッチでのインフラ整備が進む中での総理視察に、重い負担がのしかかることは間違いない。石川県知事は、発災以来ずっと県庁に住んでおり、知事室で24時間対応で必死だ。現地の知事ですら被災地入りをしていない状況で岸田首相がやってくるということ、被災地視察は現場の要望ではなく、岸田首相側の要望ということになる…2024/1/13ほ～いお酢！新俳句福笹のやさしき音と人の中あとがき・・・百人一首を詠む・・・88番歌難波江の蘆のかりねのひとよゆゑ身を尽くしてや恋ひわたるべき皇嘉門院別当【読み】なにはえのあしのかりねのひとよゆゑみをつくしてやこひわたるべき【意味】難波の入江に生えている蘆の刈根の一節のように、一夜の契りのためにわが身をつくして、これからずっと貴方を恋い続けなければならないのでしょうか。2024/1/14ほ～いお酢！新俳句紅梅の早咲きを見て旅を恋ふあとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキングが発表されました。第一位田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ山辺赤人2024/1/15ほ～いお酢！新俳句あたゝかき今年の冬よ地は揺れんあとがき・・・百人一首を詠む・・・百人一首で好きな歌ランキング第二位花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに小野小町
31Dec
- ほ～いお酢！新俳句 2023年師走選句
  群衆を斜めに渡る師走かなさざ波の舟出日和や冬鴎冬服や今日会ふ人を想ひたり御祭り思わぬ人に逢いにけり天満橋見ての集ひの河豚と鍋初霜に負けて倒れし花桔梗オシドリの越冬に視る銀杏羽よべの雨落葉かがやくきみの朝年の瀬の眠らぬ街に落葉舞ふ朝霧の溶けるがごとく鎧岳朝霧に晴れて芭蕉の生家かな年の瀬の赤穂の海は静かなり山茶花や散るも一汁一菜に賀状書きその明後日に訃報あり初雪の便りが届く宅急便粉雪の薄ら化粧に紅雀大合唱冬将軍の息の中寄り壁に迫り来るもの冬将軍海鳴りは冬を呼ぶ音海女の小屋早々と部屋に冬至の暗さかな冬至過ぎこころのどこか走り出す来ては去り小鳥が揺す梅木の芽電飾に浮ぶ顔みなクリスマス過ぎ去りし人の苦労も年の暮れ年の暮行き交う人は孤独なるお重提げ年越にゆく父の家いたづらに種を蒔いては冬の庭年の瀬やふと思ひつき墓そうじ年末の夜警の響き怖がる子
- ほ～いお酢！新俳句 2023年年末
  12/16ほ～いお酢！新俳句…賀状書きその明後日に訃報あり直筆の一言がいい年賀状あとがき・・・★前明石市長泉房穂さんのX POST…「自民党」がボロボロなのに、野党第一党の「立憲民主党」への風は吹いていない。政治家が支えるべきは、党の代表ではなく、国民の生活だ。政治家としての目標は、総理になることではなく、国民を救うことであってほしい。国民の心にもっと響く言葉を期待したい・・・12/17ほ～いお酢！新俳句…年の瀬にとんぼが泳ぐ南風昨日まで汗を搔いてた散歩道あとがき・・・百人一首を詠む・・・78番歌淡路島通ふ千鳥の鳴く声にいく夜寝覚めぬ須磨の関守源兼昌【読み】あはぢしまかよふちどりのなくこゑにいくよねざめぬすまのせきもり【意味】淡路島から飛び通う千鳥の鳴く声に、いったいいく夜を覚ましたことだろう、須磨の関守は。12/18ほ～いお酢！新俳句…鍋焼の指図うるさく麺くらう鍋焼に眼鏡くもらす城下町あとがき・・・★前明石市長泉房穂さんのX POST…『岸田内閣支持率16％。不支持率79％、過去最高』との見出しの記事。『支持率が20％を下回るのは、2011年8月以来。不支持率79％は、内閣支持率を初めて質問した1947年7月以来、最も高い』とのこと。それでも平然と総理を続けられる日本って、どうなんだろう・・・12/19ほ～いお酢！新俳句…北風にマスクが濡れて眼も濡れて木枯や南宮うかぶ忍ぶ里あとがき・・・百人一首を詠む・・・80番歌ながからむ心も知らず黒髪の乱れてけさはものをこそ思へ待賢門院堀河【読み】ながからむこころもしらずくろかみのみだれてけさはものをこそおもへ【意味】貴方の愛情が長続きするかどうかわかりませんが、寝乱れたこの黒髪のように心も乱れている今朝は、物思いに沈んでおります。12/20ほ～いお酢！新俳句…初雪の便りが届く宅急便粉雪の薄ら化粧に紅雀あとがき・・・タレント梅沢富美男が自民党安倍派の裏金疑惑ついて言及した。「俺たちがやってごらんよ、立派な収入じゃねぇかよ。いただいたんだから。収入をちゃんと申告しなかったっていうことは脱税と一緒じゃない。国民の税金をいただいているんだよ、あいつら。放っておけば分からないだろうって、国民をバカにしてるんだよ。その国民から頂いた税金をお給料でいただいてるんだよ」と一気にまくし立て、その後は国会議員に月額100万円が支給される旧文通費についても「あんなことすら、おかしい」と。さらに「脱税して許してもらえるなら、思いっきりやるよ。そうだろ？　みんなそうやって一生懸命働いて、どんどん払ってんだ、税金で。それをいただいてるんだよ。その連中が黙ってろっていうのが通ってきたんだ。国民をバカにしてるのもいいかげんにしな。国民も怒らなきゃ。俺だけが怒るんじゃねーよ。自民党に入れてる、安倍派の連中に選挙で1票入れている人たちは怒りなよ。情けないって。泥棒だよ、一種の」と言葉に力を込めた。12/21ほ～いお酢！新俳句…大合唱冬将軍の息の中人の世の残りの年を尼になりあとがき・・・百人一首を詠む・・・4番歌田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ山辺赤人【読み】たごのうらにうちいでてみればしろたへのふじのたかねにゆきはふりつつ【意味】田子の浦の海辺に出て見渡してみると、富士の高嶺には真っ白な雪が降り積もっている。12/22おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…寄り壁に迫り来るもの冬将軍海鳴りは冬を呼ぶ音海女の小屋あとがき・・・今日は冬至・・・陰極まりて陽となす冬至とは生命の象徴である太陽の力が最も弱くなる日であることから、「死に最も近い日」と考えられ、恐れられてきた。一方で、この日を境に日照時間が延びていくことから、陰の気が極まって陽の気に向かう折り返し地点とも位置づけられていた。この考えが「一陽来復（いちようらいふく）」というもので、衰運をあらため幸運へと向かうだ。柚子湯に浸かる風習がここにあるのです。。12/23ほ～いお酢！新俳句…早々と部屋に冬至の暗さかな冬至過ぎこころのどこか走り出すあとがき・・・百人一首を詠む・・・6番歌鵲の渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける中納言家持【読み】かささぎのわたせるはしにおくしものしろきをみればよぞふけにける【意味】鵲が渡したという橋に置いた霜が真っ白になっているのを見ると、夜もふけたということだろう。12/24おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…ここちよくイヴの鐘鳴る木の芽晴来ては去り小鳥が揺す梅木の芽あとがき・・・百人一首を詠む・・・81番歌ほととぎす鳴きつる方をながむればただ有明の月ぞ残れる後徳大寺左大臣【読み】ほととぎすなきつるかたをながむればただありあけのつきぞのこれる【意味】ほととぎすが鳴いた方を眺めると、その姿は見えずにただ有明の月が残っている。12/25ほ～いお酢！新俳句…電飾に浮ぶ顔みなクリスマスクリスマスけふは徹夜の芝居かもあとがき・・・大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏が捜査が拡大する自民党派閥の裏金疑惑について、「国民大暴動」レベルの問題だと厳しく述べた。クリスマスの街の声。「私たちは働いた分、税金を取られているのに、裏で自分たちのふところに入れているなんて不公平ですよね。裁かれなければいけないと思う」「そのお金、何に使うのって思う」などと、市民の怒りの矛先は裏金疑惑に向いていた。橋下氏は「しかも今、多くの会社員のみなさんは、年末調整で自分がどれだけ税金払っているかということがはっきり見えるわけですよ」と切り出した。政治家たちはこんな状況。これはね、国民たちが大暴動を起こしてもおかしくないくらいの大問題だと思いますね」と話した。12/26ほ～いお酢！新俳句…過ぎ去りし人の苦労も年の暮れ年の暮行き交う人は孤独なるあとがき・・・百人一首を詠む・・・82番歌思ひわびさても命はあるものを憂きに堪へぬは涙なりけり道因法師【読み】おもひわびさてもいのちはあるものをうきにたへぬはなみだなりけり【意味】つれない人を思い、悩み悲しんでもやはり命は長らえているのに、つらさに耐えきれずに流れ落ちるのは涙であった。12/27ほ～いお酢！新俳句…冬すでに暮色の中丸太小屋あたゝかき今年の冬よ梅惑いあとがき・・・百人一首を詠む・・・83番歌世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる皇太后宮大夫俊成【読み】よのなかよみちこそなけれおもひいるやまのおくにもしかぞなくなる【意味】世の中というものは逃れる道は無いものなのだ。深く思いこんで入ったこの山奥にも、鹿が悲しげに鳴いている。12/28ほ～いお酢！新俳句…シマリスも年越し準備忙しくお重提げ年越にゆく父の家あとがき・・・百人一首を詠む・・・84番歌長らへばまたこのごろやしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき藤原清輔朝臣【読み】ながらへばまたこのごろやしのばれむうしとみしよぞいまはこひしき【意味】もし生き長らえたら、つらいことの多いこの頃も懐かしく思い出されるのだろうか。つらかった過去も今では恋しく思い出されるのだから。12/29ほ～いお酢！新俳句…いたづらに種を蒔いては冬の庭青き海荒波の冬越さんとすあとがき・・・★前明石市長泉房穂さんのX POST…何度も繰り返して恐縮だが、「政治にお金がかかる」わけではない。お金をかけているのは、「政治のため」ではなく、「選挙対策のため」。「選挙にお金がかかる」と言うのも、「お金をかけた選挙」を続けているだけのことで、そこまでお金をかけなくても、当選は当然に可能だ。12/30ほ～いお酢！新俳句…年の瀬も菊芋掘ってる志摩の人年の瀬やふと思ひつき墓そうじあとがき・・・★前明石市長泉房穂さんのX POST…国民の多くが、日々の生活にも大変な状況なのに、かたや権力の中枢に近い方々は、裏金で私利私欲をむさぼりながら、国民負担増の政治を続けている。そんな方々がいなくなっても、国民は困らない。困るのは、情報をもらえなくなるコメンテーターぐらいではなかろうか・・・12/31ほ～いお酢！新俳句…年末の夜警の響き怖がる子正月が無いと言っても年明けるあとがき・・・令和５年も間もなく暮れます。如何なる人も年が明け正月はやって来ます。必ず新しい年がやって来ます。来る年もよろしくお願いいたします。
15Dec
- ほ～いお酢！新俳句 2023年師走
  12/1ほ～いお酢！新俳句…歩きたる爺様先着く街師走群衆を斜めに渡る師走かなあとがき・・・百人一首を詠む・・・70番歌寂しさに宿を立ち出でてながむればいづくも同じ秋の夕暮良暹法師【読み】さびしさにやどをたちいでてながむればいづくもおなじあきのゆふぐれ【意味】あまりの寂しさに耐えかねて庵を出てあたりを見渡すと、どこも同じように寂しい、秋の夕暮れである。12/2ほ～いお酢！新俳句…玄関に今年も飾るクリスマスクリスマス小指をたててワイン飲むあとがき・・・百人一首を詠む・・・71番歌夕されば門田の稲葉おとづれて蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く大納言経信【読み】ゆふさればかどたのいなばおとづれてあしのまろやにあきかぜぞふく【意味】夕方になると門前の田の稲葉をそよそよと音をさせて、蘆葺きの田舎家に秋風が吹いてくる。12/3ほ～いお酢！新俳句…さざ波の舟出日和や冬鴎客運ぶ舟の往来冬鴎あとがき・・・百人一首を詠む・・・72番歌音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ祐子内親王家紀伊【読み】おとにきくたかしのはまのあだなみはかけじやそでのぬれもこそすれ【意味】噂に名高い高師の浜の、いたずらに立つ浪のように浮気者で有名なあなたのお言葉は心にかけますまい。うっかり心にかけては、涙で袖を濡らすことにもなりましょうか。。12/4ほ～いお酢！新俳句…西風よゆるくてあれよ帰り花冬なのに咲いてしまって忘れ花あとがき・・・百人一首を詠む・・・73番歌高砂の尾の上の桜咲きにけり外山のかすみ立たずもあらなむ前権中納言匡房【読み】たかさごのをのへのさくらさきにけりとやまのかすみたたずもあらなむ【意味】遥か遠くの高い山の峰の桜が咲いたなあ。里に近い山の霞はどうか立たないで欲しい。12/5ほ～いお酢！新俳句…冬服や今日会ふ人を想ひたり冬服の右ポケツトの塵鼻紙あとがき・・・前明石市長泉さんのX・POST…国とケンカして負けたことなど、ほとんどない。国が間違っているからだ。国は何もわかっていないのに、上から目線で理不尽なことを平然と地方自治体に押しつけてくる。国は国民から遠い。であれば、国は国民の声にもっと耳を傾けるべきなのだ。答えは国民の中にある・・・12/6ほ～いお酢！新俳句…御祭り思わぬ人に逢いにけり浅き冬杜に獅子舞ふ御祭りあとがき・・・岸田首相と国民感覚のズレが深刻度を増している。政治家の金銭感覚が庶民離れしているのは今に始まったことではないが、首相は「明日は今日よりも良くなると誰もが感じられるような国を目指す」と語る一方で、増税や社会保険料アップによる国民負担の増大を虎視眈々と狙っているのだ。12/7おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…河豚と言う誘ひに乗れぬ客商売天満橋見ての集ひの河豚と鍋あとがき・・・百人一首を詠む・・・74番歌憂かりける人を初瀬の山おろしよ激しかれとは祈らぬものを源俊頼朝臣【読み】うかりけるひとをはつせのやまおろしよはげしかれとはいのらぬものを【意味】つれなかった人を、私になびかせてくださいと初瀬の観音に祈ったけれど、初瀬の山おろしよ、あの人のつれなさがお前のように激しくなるようにとは祈らなかったのに。12/8ほ～いお酢！新俳句…初霜に負けて倒れし花桔梗初霜に色を極めて奈良の里あとがき・・・物価高に悩むのは低所得者層だけではない。中間層も同様にダメージをうけるうえ、賃上げの滞り、社会保険料の増加による手取りの減少などにも悩まされてきた。それゆえ政府の物価高支援については、中間層から不満の声が相次いで上がっている。12/9ほ～いお酢！新俳句…チラシには苺大福冬の色大福をかぶればしょっぱい冬苺あとがき・・・百人一首を詠む・・・75番歌契りおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋もいぬめり藤原基俊【読み】ちぎりおきしさせもがつゆをいのちにてあはれことしのあきもいぬめり【意味】お約束してくださいました「ただ私を頼みせよ、しめじが原のさせも草」という恵みの露のようなお言葉を唯一の頼みとして生きてまいりましたが、ああ、今年の秋もむなしく過ぎて行くようです。12/10おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…北風の落葉拾いや重い空パンジーとビオラが話して冬の宴あとがき・・・前明石市長泉さんのX・POST…別に嫌われたいわけではないが、だからといって、嫌われたくないがゆえに、やるべきことを曲げようとも思わなかった。嫌われようと憎まれようと、やるべき使命を果たしてきただ。世の中は理不尽に満ちている。理不尽に屈する人生ではなく、真っ直ぐに生きて死んでいきたいと思ってきただけのことだ。12/11ほ～いお酢！新俳句…オシドリの越冬に視る銀杏羽銀杏羽目立つように雌にたてあとがき・・・百人一首を詠む・・・76番歌わたの原漕ぎ出でて見ればひさかたの雲居にまがふ沖つ白波法性寺入道前関白太政大臣【読み】わたのはらこぎいでてみればひさかたのくもゐにまがふおきつしらなみ【意味】大海原に船を漕ぎ出してみると、雲と見まがうばかりの沖の白波である。12/12ほ～いお酢！新俳句…よべの雨落葉かがやくきみの朝年の瀬の眠らぬ街に落葉舞ふあとがき・・・百人一首を詠む・・・77番歌瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ崇徳院【読み】せをはやみいわにせかるるたきがはのわれてもすゑにあはむとぞおもふ【意味】川瀬の流れが早いので、岩にせき止められた急流が二つにわかれてもまた一つになるように、貴方と別れてもいつかはきっと逢おうと思う。12/13ほ～いお酢！新俳句…朝霧の溶けるがごとく鎧岳朝霧に晴れて芭蕉の生家かなあとがき・・・前明石市長泉さんのX・POST…日本の国会議員の一部は、驚くほどのお金を得ている。①高い『国会議員歳費』を得ながら、②315億円もの『政党交付金』の分配を受け、③『企業献金』も廃止せず、④『パーティ収入』もあり、さらに⑤『裏金』まで。12/14ほ～いお酢！新俳句…年の瀬の赤穂の海は静かなり時を超え忠義を語り鍋囲むあとがき・・・12月14日と言えば赤穂浪士が討ち入った日です。大石内蔵助が向うは本所松坂町…狙うは吉良上野介ただ一人でござる…出陣じゃ！時は江戸時代元禄14年、江戸城で吉良上野介に対し刃傷におよんだ、つまり刀で斬りつけて怪我をさせた浅野内匠頭が、その責めを負って切腹させられるという事件が起こり、残った家来のうち47人が浪人（赤穂浪士）となって、みごと主君の仇討ちを果たしたというお話長い時を超えたいまでも「忠義」といえば忠臣蔵。それほど赤穂浪士は有名で、忠義のお手本のように語り継がれてきました。主君の汚名を晴らすために、自分の命も省みず仇を打つ。他人のために自分を捨てきる。今の時代にはごく稀にしか見受けられない行動です。12/15ほ～いお酢！新俳句…山茶花や散るも一汁一菜に客人を迎えて憂う冬の庭あとがき・・・昨日、赤穂浪士のお話をしましたが、ちなみに、我が地の伊賀越仇討とは・・・寛永11年（1634年）渡辺数馬が義兄・荒木又右衛門の助太刀を得て、弟・源太夫を殺した河合又五郎に仇討ちを成し遂げたというものです。そう鍵屋ノ辻なんですね長い時を超えた今も語り継がれる生きざま、他人のために自分を捨てきる。本当に忠義に生きる…なかなか出来ない事です。。
03Dec
- ほ～いお酢！新俳句　2023年　霜月選句
  初冬～毛布など一枚足して眠り付く事務の女外から見えぬ膝毛布三回忌道一筋や杖の先寺水のいよよ冷たき墓参かな墓参り親知るひとと出会ひけり初時雨猿も小蓑をあさるなりよべの雨落葉かがやく朝来たり立冬も過ぎし日暮の急ぎ足初霜に色を極めてゆく山菜初霜や踏まねば行けぬ畦の道雨粒で光る南天眺めてる北風が涙を誘う別れ道あり余る小春日和の影を追う店内はあまい匂ひのクリスマス仏壇に姉が育てた小さき菊浅草ではぐれし人や酉の市小春日に清水沈め日暮れ坂川霧も途切れて尾瀬の姿見ゆ熱燗の香りに酔ひたる寒き夜坂道へまはれば冬の日暮れたり時雨る足音に寄る鯉の群わが秋思突然顕る浜の夢
30Nov
- ほ～いお酢！新俳句 2023年初冬
  11/16ほ～いお酢！新俳句…寒さゆえ我ここぞと咲く冬の華山茶花や遠くを映す君の空あとがき・・・百人一首を詠む・・・57番歌めぐり逢ひて見しやそれとも分かぬ間に雲隠れにし夜半の月影紫式部【読み】めぐりあひてみしやそれともわかぬまにくもがくれにしよはのつきかげ【意味】久しぶりにめぐり逢い、見定めのつかないうちに雲間に隠れてしまった夜半の月のように、貴方はあわただしく姿を隠してしまい残念です。11/17ほ～いお酢！新俳句…あり余る小春日和の影を追う小春日を受け皿で飲む縁のお茶あとがき・・・百人一首を詠む・・・58番歌有馬山猪名の篠原風吹けばいでそよ人を忘れやはする大弐三位【読み】ありまやまゐなのささはらかぜふけばいでそよひとをわすれやはする【意味】有馬山に近い猪名の篠原に風が吹きおろすとそよそよと音を立ててゆらぎます。さあ、そのことですよ、私はあなたのことをどうして忘れましょうか。決して忘れません。11/18ほ～いお酢！新俳句…暖かい寝床を探る冬の猫頑なに食べずふりする癒し猫あとがき・・・百人一首を詠む・・・59番歌やすらはで寝なましものをさ夜更けてかたぶくまでの月を見しかな赤染衛門【読み】やすらはでねなましものをさよふけてかたぶくまでのつきをみしかな【意味】ためらわずに寝てしまえばよかったのに貴方をお待ちして、夜明けが来て沈むまで月を見ておりました。【解説】後に関白になる藤原道隆が作者の姉妹のもとに逢いに来ると約束していたのに来なかった為、作者が姉妹の気持ちになって詠んだ歌です。11/19ほ～いお酢！新俳句…記念日に君がワインを珍らしく店内はあまい匂ひのクリスマスあとがき・・・日本では、およそ10人に1人が2500g未満で生まれる「低出生体重児」です。早産、多胎児の増加、妊婦の体重制限、妊娠年齢の上昇などを背景に、小さく生まれる赤ちゃんの割合は50年で2倍近くになりました。産後、赤ちゃんより先に退院する母親も多く、面会の日々に孤独を感じる人もいます。家族の思いを伝える機会は少なく、状況を知らない人の声に悩むことも。早産児3人を育てる母親は「何げない言葉に追い詰められることがある」と振り返ります。11/20おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…散歩する最後の坂道紅葉狩り曲がり角強い北風目を細めあとがき・・・百人一首を詠む・・・63番歌今はただ思ひ絶えなむとばかりを人づてならでいふよしもがな左京大夫道雅【読み】いまはただおもひたえなむとばかりをひとづてならでいふよしもがな【意味】今となっては、ただもう諦めますという一言だけを、せめて人づてではなく、直接逢って言うすべがあって欲しいのです。【解説】作者が三条院の皇女である当子内親王と恋に落ちて三条院の怒りに触れ、その後一切逢うことが出来なくなった悲痛な思いを詠んだ歌です。11/21ほ～いお酢！新俳句…隣接の里から届く雪だより霜月に真夏日ありて雪が降るあとがき・・・新入社員、歓迎会をまさかの全員欠席...課長ブチギレ。。会社の飲み会なぜ揉める？忘年会や新年会の計画が出てくる季節。久々にリアルの飲み会を開こうという話が出ている職場もあるのではないでしょうか。ところが飲み会について、X（Twitter）では「好きではない」と表明する声が多く見られます。これらの投稿からは、職場での親交の深め方やコミュニケーションの取り方について考えさせられるものがあります。若手社員は「上司との飲み会、ありがたいと思ってない」「行きたくもないのに数時間拘束されるのが嫌」など、飲み会を嫌う人の心情がある…11/22ほ～いお酢！新俳句…仏壇に姉が育てた小さき菊冬空に暗雲垂れる宝塚あとがき・・・出番だぞ！小泉進次郎総理説・・・岸田内閣の支持率は前月比5．0ポイント減の21．3％となり、12年の自民党政権復帰後の最低を記録した。年内の解散もなくなったことで、そろそろ自民党内には「岸田おろし」が始まってもおかしくなさそうな気配だ。緊急世論調査では、「次の自民党総裁にふさわしい人」は小泉進次郎元環境相が16%で首位に立ったという。フランス哲学者の福田肇氏によれば、「意外かもしれないが、実は小泉進次郎氏はフランスでも人気がある」という。振り返れば、森元総理が当時過去最低の総理となって、突如救世主として現れたのは父、小泉純一郎元総理であるのは言うまでもない。歴史は繰り返す。。そんな気がするよ…11/23ほ～いお酢！新俳句…活気あり熊手押あふ酉の市浅草ではぐれし人や酉の市あとがき・・・「トリガー条項」凍結解除検討へ・・・岸田文雄首相は22日の衆院予算委員会で、ガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」の凍結解除に関し、与党と国民民主党との間で検討する考えを表明した。国民民主の玉木雄一郎氏が2023年度補正予算案を巡り、凍結解除を条件に「賛成してもいい」と迫った。首相は「総合的に勘案し、検討を進めるのは有意義だ」と述べた。「トリガー条項」凍結解除は大賛成だ！検討はもういいから早くしてね。。11/24ほ～いお酢！新俳句…夕暮れの時の速さや冬の道川底にヒトデのような楓沈みあとがき・・・百人一首を詠む・・・64番歌朝ぼらけ宇治の川霧たえだえにあらはれわたる瀬々の網代木権中納言定頼【読み】あさぼらけうぢのかはぎりたえだえにあらはれわたるせぜのあじろぎ【意味】夜が明けてくるころ、宇治川の川霧もところどころ途切れて、その間から瀬々に掛けられた網代木がだんだん現れてまいりました。11/25ほ～いお酢！新俳句…小春日に清水沈め日暮れ坂川霧も途切れて尾瀬の姿見ゆあとがき・・・百人一首を詠む・・・65番歌恨みわび干さぬ袖だにあるものを恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ相模【読み】うらみわびほさぬそでだにあるものをこひにくちなむなこそをしけれ【意味】つれない人を恨み嘆いて、涙にぬれて乾くひまもなく袖が朽ちてしまいそうなのに、この恋のために浮き名が立って私の名が朽ちてしまうのも残念でなりません。11/26ほ～いお酢！新俳句…熱燗の香りに酔ひたる寒き夜熱燗や終りはいつも注ぎ合わせあとがき・・・前明石市長泉さんのX・POST…日本が30年間も経済成長もせず、給料も上がらないのは「国が何もしてこなかった」からではない。そうではなく、「国民に負担を押しつけ続けるという間違いを続けてきた」からだ。国民よ、“財務省”や“マスコミ”に騙されてはいけない。彼らは“国民の味方”ではない。。11/27ほ～いお酢！新俳句…生前の話となりて鍋つつき赤からに手鍋洗ふや恋女房あとがき・・・百人一首を詠む・・・68番歌心にもあらで憂き世に長らへば恋しかるべき夜半の月かな三条院【読み】こころにもあらでうきよにながらへばこひしかるべきよはのつきかな【意味】私の気持ちに反してつらいこの世に生きながらえるのであるならば、今宵の月はきっと恋しく思い出されるに違いない。11/28ほ～いお酢！新俳句…坂道へまはれば冬の日暮れたり菊芋のほくほく煮えて日暮れけりあとがき・・・前明石市長泉さんのX・POST…『国民を救う』のが「政治家の仕事」のはずだ。”給料“がほとんど上がらないのに、”税金“も”保険料“も”物価“も上がり、国民の多くは生活に苦しみ、子どもたちにその”しわ寄せ“がいっている。国民を救わずして、何のための政治家なのか。『救民内閣』の樹立が、今こそ必要だ！11/29ほ～いお酢！新俳句…細時雨濡れて行こうか向こう岸時雨る足音に寄る鯉の群あとがき・・・ビッグモータへの批判はいい加減に！店舗が廃業に追いやられている。顧客も契約関係上、実際困る。。特に財務省のやり方がえぐい！あまりやりすぎるなと言いたい。財務省は国民の敵。。特に鈴木財務相はガンだろう…11/30ほ～いお酢！新俳句…わが秋思突然顕る浜の夢旅恋へば深む秋思の車窓かなあとがき・・・百人一首を詠む・・・69番歌嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり能因法師【読み】あらしふくみむろのやまのもみぢばはたつたのかはのにしきなりけり【意味】烈しい嵐が吹き散らした三室山の紅葉は、やがて竜田川に流れ入って川面は錦のように美しいことよ。
15Nov
- ほ～いお酢！新俳句 2023年霜月
  11/1ほ～いお酢！新俳句…小さき庭ミニシクラメン寄せ植えて南天が色づき始めた霜降月あとがき・・・★前明石市長泉さんのX・POST…『藤井聡教授「“金”あるのに“国民に対する愛”がまったくない」4万円減税の岸田政権を痛烈批判』との記事だが、辛口でも何でもなく、まさにそのとおりだ。ないのは“金”じゃなくって、“やる気”と、“国民への愛”だと思う。今の総理には、“国民への愛のかけら”も感じられない俺らももう岸田はんの事は言いたくないが・・・国民感情は最高潮だ！誰か変わりはいないのか。。11/2ほ～いお酢！新俳句…毛布など一枚足して眠り付く事務の女外から見えぬ膝毛布あとがき・・・百人一首を詠む・・・51番歌かくとだにえやは伊吹のさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを藤原実方朝臣【読み】かくとだにえやはいぶきのさしもぐささしもしらじなもゆるおもひを【意味】こんなにも貴方を思っていることを、口に出して言うことができるでしょうか。ましてや伊吹山のさしも草のように燃える様な思いを、貴方はご存じないでしょう。【解説】後拾遺集には「女にて始て遣しける」という詞書があることから、初恋の歌であることがわかります。11/3ほ～いお酢！新俳句…初霜や鳴くコウノトリ遠く見る雁来れば初霜降りぬ伊賀の里あとがき・・・★前明石市長泉さんのX・POST…弁護士時代に数多くの“家族崩壊”を目の当たりにしてきた。『ギャンブル依存症』が原因や背景のケースも多かった。本人はそのとき楽しいかもしれないが、しわ寄せで辛い思いをさせられるのは、子どもたちだったりもする。『カジノ』で国民は幸せにはならない。やめた方がいい。11/4ほ～いお酢！新俳句…三回忌道一筋や杖の先アルバムの思い出開く七五三あとがき・・・★前明石市長泉さんのX・POST…「明石市の泉元市長の施策みたいに、これからの街を支える施策を自治体からも作れたら最高だろ？」と、武井壮さんがコメントをしていただいている。ありがとうございます。そうです。明石市以外でも、国を待つことなく、自治体から政治を変えていくことは可能なんです…11/5ほ～いお酢！新俳句…寺水のいよよ冷たき墓参かな墓参り親知るひとと出会ひけりあとがき・・・インターネット掲示板２ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さんが３日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。「『何もしない』というのは、現状肯定を選択している。選挙での無投票は与党に投票したのと同じ結果になる」などと、現状について自らの意志を示すべきだと私見を述べた。続けて「紛争に対して『どっちもどっちだよね』と放置するのは、強い側が勝つのを選んだのと同じ結果。『わからないから選べない』と言う人は、強者への投票をしたことに気づかない頭の悪い人」とつづったひろゆきさん。フォロワーからは「ノーならノーと言わなければイエスと同じ。ということですね」「確かにその通りですね。でも本人たちはそれ気づいてないという悲劇」「完全同意。選挙にいき１票をしっかり投票します」「もう耐えられないのでちゃんと選挙行きます」「若者に選挙に行くように発信してほしい」「しかしＮＯと言ったあの選挙の後悔が未だに残っている」など、さまざまな意見が寄せられた。11/6ほ～いお酢！新俳句…柊の花のしぐれに病める恋霧晴れて柊の花香り出すあとがき・・・百人一首を詠む・・・52番歌明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな藤原道信朝臣【読み】あけぬればくるるものとはしりながらなほうらめしきあさぼらけかな【意味】夜が明けたらいずれ日は暮れる、そしてまた逢う事が出来るとはわかっていますが、貴方と別れなければならない夜明けは恨めしい。11/7ほ～いお酢！新俳句…初時雨猿も小蓑をあさるなり山茶花の蕾膨らむ初時雨あとがき・・・百人一首を詠む・・・53番歌嘆きつつひとり寝る夜の明くる間はいかに久しきものとかは知る右大将道綱母【読み】なげきつつひとりぬるよのあくるまはいかにひさしきものとかはしる【意味】貴方が居ないのを嘆きながら一人で寝る、夜が明けるまでの時間がどれほど長いものか、貴方はおわかりにならないでしょう。【解説】平安時代は男性が女性のもとを訪ねる通い婚が主流。一夫多妻制でもあったので、結婚したとはいえ毎晩夫に逢えるというわけではなかったのです。11/8ほ～いお酢！新俳句…暖冬や茶畑の丘通り雨冬ぬくし渋柿吊つて留守の軒あとがき・・・★前明石市長泉さんのX・POST…産経新聞の調査にして『岸田減税「期待できない」86％。支持率も過去最低。そして、「消費税減税」が望ましいとの声が47.5%と半数近く』とのこと。総理よ、ここは思い切って『消費税減税』だ。まずは食料品などの生活必需品の消費税率をゼロにすることだ。決断を期待する！11/9おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…掃き寄せぬ落葉の舞を楽しまむよべの雨落葉かがやく朝来たりあとがき・・・百人一首を詠む・・・54番歌忘れじのゆく末まではかたければ今日を限りの命ともがな儀同三司母【読み】わすれじのゆくすゑまではかたければけふをかぎりのいのちともがな【意味】貴方は「決して忘れまい」とおっしゃいますが、いつまでも心変わりしないなどありえないでしょうから、お逢いできた今日を最後とする私の命であって欲しいのです。【解説】新古今集の詞書に「中関白かよひそめ侍りけるころ」とある歌です。当時関白だった藤原道隆が作者のもとに通い始めた時に詠まれた歌です。11/10ほ～いお酢！新俳句…立冬も過ぎし日暮の急ぎ足冬の海こころにも波静まりぬあとがき・・・「岸田首相は、まるで穴熊だ」ベテラン政治記者がそうつぶやく。「穴熊」とは将棋用語で、玉を将棋盤の隅に置き、周囲を金銀桂香などの駒で守る戦法。玉が「穴にもぐった熊」のように見えることから、こう呼ばれている。「穴熊は守りが堅いため、相手はなかなか王手をかけられません。しかし、自分から攻撃を仕掛けることが難しいため、防戦一方にもなりやい。そのため、徐々に守りは崩され、玉が詰んでしまうことも多いんです」（将棋ファン）マスコミ各社の世論調査で、内閣支持率が軒並み「政権発足以来最低」という危険水域になり、窮地の岸田文雄首相。しかし「低支持率すぎて、逆に衆院の解散総選挙ができない」（永田町関係者）という状況にもなっている。国民の声を聞かない『世論不在』で、不満はマグマのように溜まっていますが、自民党内に『ポスト岸田』が出てこないこともあり、2024年の自民党総裁選は『無投票再選になるかもしれない』という観測。。玉を追い込んで囲う穴熊は、一穴が開くと、逃げ場がなくなるのも特徴だ。11/11ほ～いお酢！新俳句…初霜に色を極めてゆく山菜初霜や踏まねば行けぬ畦の道あとがき・・・★前明石市長泉さんのX・POST…国民がお金を使えないから、経済が回らないのだ。今やるべきことは、国民が安心してお金を使えるように、政策転換（国民負担軽減）を図ることだ。「1年限りの減税」の後に「増税」が見えていたのでは、安心が生まれるはずがない。国民を騙すようなことはやめていただきたい。あなたに言っているのですよ！岸田さん。。11/12ほ～いお酢！新俳句…雨粒で光る南天眺めてる君と会う冷たい雨の日曜日あとがき・・・百人一首を詠む・・・55番歌滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ大納言公任【読み】たきのおとはたえてひさしくなりぬれどなこそながれてなほきこえけれ【意味】滝の音は聞こえなくなってから長い年月が経ってしまったけれど、その名声は今でも世間に流れ伝わり聞こえてくる。11/13ほ～いお酢！新俳句…ずわい蟹無言となりし上座敷越前の季節を告げる蟹のタグあとがき・・・岸田政権には、いったいいくつの「なし」が続くのだろうか。11月6日に公表されたJNNの世論調査では、内閣支持率は前回比10.5ポイント減の29.1％まで下落した。不支持率は10.6ポイント増の68.4％で、いずれも過去最悪の数値を記録。「国民の人気なし、支持なし」が伺える。その大きな原因は11月2日に発表された、生活困窮家庭に対する1世帯7万円の追加支援と課税世帯に対して1人あたり4万円の減税を行うことを盛り込んだ経済対策だろう。通常なら支持率アップに寄与するはずの施策に対して、実に64％が「評価しない」と答えたからだ。そして、水面下では密かに“岸田降ろし”が始まっているようだ。。11/14ほ～いお酢！新俳句…山茶花や日暮れをさそふ七つ唄山茶花の咲き初めたる年忌かなあとがき・・・百人一首を詠む・・・56番歌あらざらむこの世のほかの思ひ出にいまひとたびの逢ふこともがな和泉式部【読み】あらざらむこのよのほかのおもひでにいまひとたびのあふこともがな【意味】私はまもなく死んでしまうでしょうが、あの世への思い出として、せめてもう一度貴方にお逢いしとうございます。【解説】後拾遣集の詞書に「ここち例ならず侍りけること、人のもとにつかはしける」とある歌。病の床で、死ぬ前にもう一度愛する人に逢いたいという強い思いが込められた歌です。。11/15ほ～いお酢！新俳句…北風が涙を誘う別れ道小さき庭遠慮しがちのシクラメンあとがき・・・次々と「経済対策」を発表しているのに、岸田政権の支持率低迷が続いている。「岸田首相は国民の生活実感がまるでわかっていないようだ」岸田文雄首相が発表した「経済対策」の内容に違和感を持った人は少なくなかったのではないか。いまは国民を物価高が襲うインフレ局面であるのにもかかわらず、「デフレ完全脱却」をテーマに掲げているからである。そして、この食い違いにこそ、岸田首相の経済対策が国民生活の実態とズレてしまっている根本原因があると考えている。今国会では、特別職の国家公務員の給与を引き上げる法案が成立する見込みで、岸田首相は年間46万円、大臣や副大臣は年間32万円の給与アップとなる予定だ。政治不信が高まる中、なぜ自身や閣僚の賃上げも盛り込んだままの「給与増法案」を出してしまったのか。なぜ後手に回って「自主返納」するのか。岸田首相はどこまでもズレている。そう思わざるを得ないが、いかがだろうか。。
01Nov
- ほ～いお酢！新俳句 2023年晩秋選句
  神無月～長い夜電話を待った時想う静けさやさわ蟹を追う水の音お囃子の鐘の音響く秋めけり月桂樹匂いゆかしき今もなお昨日より木の葉色づく散歩道川沈め橋浮かべたる朝の霧　★静まりし時の流れと長き夜つり橋を詠んで褒められ芭蕉祭花木への水やりの数減りにけり冬の花並び始めた苗売り場惜しまずに花買い飾る窓の側秋の陽に説法を聞く御会式晴れし日の光り輝く雨蛙隠れ蓑葉に染まりゆく雨蛙花婿に盃さすや菊の酒霧の朝祭囃子に子ら集う秋の空お囃子残し街暮れる役者らの祭りのあとの光る顔背をまるめ老婆早よう冬仕度口にせず胸に畳むる長い夜晩年は母の如しやとろろ汁縁側は祖父の仕事場吊し柿晩秋の入道雲と光る雲霞む目に十三夜あり後の月秋深し鏡に映る嫁の顔伊賀衆と一夜の酒を温めむ人肌といふは昔の温め酒
- ほ～いお酢！新俳句 2023年神無月
  10/1おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…名月も欠けて寂しい神無月山間の工事現場で栗拾いあとがき…「マスコミで『増税メガネ』が話題になっていますが、ついに首相本人がそのあだ名を気にしはじめたのです。解散が視野に入り、増税のイメージが先行するのは、政権にとって致命的です。そこで減税という言葉を多用していますが“増税メガネ”を取り上げる報道は収まりません。首相は『レーシックでもすればいいのか？』とご立腹です。我々は『現実が視えるようになればいい』と囁き合っているのですが……」国民の声に耳を傾け、国民のためになる政治をしてくれれば、誰も「増税メガネ」と言わなくなるのだが……。10/2おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…衣替えまだと思えど季は進む長い夜電話を待った時想うあとがき…百人一首を詠む・・・有明のつれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし壬生忠岑【読み】ありあけのつれなくみえしわかれよりあかつきばかりうきものはなし【意味】有明の月が無情に見えたあの別れの時から、暁ほどつらく切ないものはありません。【解説】”有明の”：有明の月のこと。夜明けの空に残る月。”つれなく”：無情に。”暁”：夜明けの時。”ばかり”：程度を示す副助詞。〜ぐらい。〜ほど。”憂き”：つらい。一夜を共に過ごした後、男性は暗いうちに家を去ります。暁の頃というのは、別れの時だったのです。前明石市長泉さんのX・POST…「万博の費用は国が主体的に負担していく」の『国の負担』とは、結局は『国民の負担』。だったら「申し訳ありませんが、国民の皆さん、負担をお願いします」と頭を下げるべきではないのか？『身を切る改革』の名の下に、「国民の身を勝手に切る」のはどうかと思う・・・10/3おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…実のなる木小さなほおずき秋の路静けさやさわ蟹を追う水の音あとがき…百人一首を詠む・・・山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりけり春道列樹【読み】やまがはにかぜのかけたるしがらみはながれもあへぬもみぢなりけり【意味】山中を流る川に風のかけたしがらみがありますが、それは流れようとしても流れることの出来ない紅葉でありました。【解説】”山川”：山の中の川。”しがらみ”：「柵」と書き、川の流れをせき止める為に杭を打ち並べ、木の枝や竹を絡ませたものを言う。”流れもあへぬ”：流れることもできない。川の流れから外れ、吹き寄せられる紅葉を、人間がかけた「しがらみ」とみて詠んだ歌です。前明石市長泉さんのX・POST…10月。本年度の後半が始まる日でもあるが、『インボイス制度』が始まる日でもある。『インボイス制度』は経済的に弱い分野への「実質的な増税」。フリーランスにとっては、経済的にも事務的にも負担が大きい。国民負担増の政治が、今なお続いている・・・10/4おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…日の入りを知らせるカーナビ秋の道半袖と長袖かける衣文かけあとがき…「インボイス制度」強行の岸田首相あだ名が《増税クソメガネ》から「増税クソレーシック」に進化中・・・10月１日から課税売上高が1000万円以下の「免税事業者」も消費税の申告・納税が課せられる『インボイス制度』が開始した。免税事業者だったフリーランスや個人事業主などは実質増税となる。「対象となるのは1000万円の“利益”ではなく、“売り上げ”です。仕入れ費用や経費など差し引けば、そういう事業者やフリーの人たちは、経済的に余裕があるとはいえない。この物価高、円安、エネルギー高など非常に厳しいご時世で、平然と強行するのは“冷酷”としか言いようがない。「借金ばかり強調し、資産がたくさんあることは国民に大々的に言わない。バブル期以上に税収も最高になっているにもかかわらず、それでも弱者からまだ搾り取ろうとしているのです。日本人は怒らなさすぎるため政府はどんどん無茶な法律を作っています」一国の首相が、“増税クソメガネ”などと罵倒されることはなかなかないだろう。なぜそれほどの汚名を授かったのかを岸田首相に考えていただきたいものだ。。前明石市長泉さんのX・POST…「税に関することは国民の審判を仰がなければならない」と述べたとのことだが、インボイス制度の導入など、税に関することを国民の反対を押し切って強行しておきながら、どの口が言うのかとの思いだ。『減税』ならすぐに実行すればいい。“選挙ネタ”で持ち出すのは邪道だ・・・10/5おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…刈り終えた庭はすっきり清々しお囃子の鐘の音響く秋めけりあとがき…百人一首を詠む・・・34番歌誰をかも知る人にせむ高砂の松も昔の友ならなくに藤原興風【読み】たれをかもしるひとにせむたかさごのまつもむかしのともならなくに【意味】年老いた私はいったい誰を友にすれば良いのだろうか。あの高砂の松も昔からの友ではないのだから。【解説】”誰をかも”：「か」は疑問で、「も」は詠嘆の助詞。”知る人”：友人。”高砂の松”：現在の兵庫県高砂市の老松を指している。長寿の象徴。”友ならなくに”：友ではないのに。年をとり、昔からの友もこの世を去ってしまって一人残った寂しさを詠んだ歌です…前明石市長泉さんのX・POST…「適材適所」って、誰にとっての「適材適所」なんだろう。国民のためじゃなく、総理の延命のための「適材適所」なら、それは「適材適所」ではなく『”敵“材”敵“所』というべきで、国民の”敵“が勢揃いって感じだ。国民にとっての「適材適所」の総理はいないのだろうか・・・10/6ほ～いお酢！新俳句…秋の庭準備だけは壱人前月桂樹匂いゆかしき今もなおあとがき…百人一首を詠む・・・35番歌人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂ひける紀貫之【読み】ひとはいさこころもしらずふるさとははなぞむかしのかににほひける【意味】人の心はわかりませんが、昔なじみの里の梅の花の香りだけは変わっておりません。【解説】”人は”：宿の主人を指している。”いさ”：さあどうであろうか。古今和歌集の詞書に「初瀬に詣づる毎に宿りける人の家に、久しく宿らで、ほどへて後に至れりければ、かの家のあるじそこにたてりける梅の花を折りてよめる」とある歌。宿の主人に「ずいぶんお見えになりませんでしたね」と皮肉を言われた時に答えた歌で、宿の主人との親しい間柄が伺えます。前明石市長泉さんのX・POST…『自民若手、消費税率“５％”への減税求める提言決定』とのこと。この動きは応援したい。『軽減税率が適用されている食料品などの税率“８％”を“ゼロ”にする』との考えも大賛成だ。自民若手の皆さん、ポーズじゃなくって、実現してくださいね。政権与党の一員なんだから…10/7おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…昨日より木の葉色づく散歩道お疲れと土掘る爺の狭き庭あとがき…芭蕉翁献詠俳句の特入選句が決まりました。特選は67点で、命日にあたる12日に開かれる第77回芭蕉祭の式典会場で表彰される。私が目に留まった句は、〈児童・生徒の部〉中学校の部「見えますか戦禍の国で天の川」伊賀市島ヶ原中2年とにかく、意味深い素晴らしい一句です。ちなみに、私が中学時に頂いた特選句は、「入院の荷物に小さき扇風機」でしたあ。時代の流れを感じますねえ…前明石市長泉さんのX・POST…『岸田政権２年。首相在職日数、来年２月には戦後トップ１０入り』とのニュースだが、国民にとって大切なのは、在職期間の長さではなく、国民のために何をしたのかだ。国民に負担ばかり押し付けてくる政権が2年も続いていることは、国民に幸せなことではないように思う…10/8ほ～いお酢！新俳句…冠雪の便りが届く遠き富士伊勢海老も高値取引あらメガネあとがき…百人一首を詠む・・・4番歌田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ山辺赤人【読み】たごのうらにうちいでてみればしろたへのふじのたかねにゆきはふりつつ【意味】田子の浦の海辺に出て見渡してみると、富士の高嶺には真っ白な雪が降り積もっている。【解説】”田子の浦”：現在の静岡県富士郡元吉原の海岸のこと。富士山を眺めるには最適の場所と言われていた。”うち出でて”：「うち」は接頭語。ただ「出て」という意味。”降りつつ”：ここでは「降り積もっている」という意味。■総理が国民に問うべきこと・・・岸田総理はこれまで、金融所得課税の課税強化や“防衛増税”など歴代政権が避けてきた“増税”に積極的に言及してきました。こうしたことから、ついたあだ名が…「増税メガネ」閣僚経験者「増税メガネって言われるのがショックだったんだろうね」その後、総理の言葉に変化が…岸田総理「賃上げ税制のこの“減税”制度の強化。特許などの所得に対する“減税”制度の創設」「減税」発言や、連合の定期大会への出席。そこから見えてくるものとは…TBSスペシャルコメンテーター星浩さん「（減税の話をしているのは）明らかに衆議院の解散総選挙を意識したことだと思います。国民1人1人の所得減税とか消費税の減税ではないのでほとんど効果がありません。国民も岸田総理の減税発言については見透かしている」■岸田総理“増税メガネ”にいら立ちも…小川彩佳キャスター:岸田総理、「増税メガネ」とネット中心に呼ばれているみたいですが、ショックだったそうですね。慶応大学医学部宮田裕章教授:やはり不平不満が溜まっていた、ということだと思います。例えばインボイス制度に関してもですね、これまで決まった制度だという説明がなされたんですが、問題はそういうことだけじゃなくて、そういった制度の変化の中で、やっぱり立場の弱い人たちが苦しい思いをするとそこに寄り添えてないという、そういう部分が大きかったんだと思うんですね…10/9ほ～いお酢！新俳句…川沈め橋浮かべたる朝の霧霧うすれ高速急ぐも包まれるあとがき…百人一首を詠む・・・秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ天智天皇【読み】あきのたのかりほのいほのとまをあらみわがころもてはつゆにぬれつつ【意味】秋の田に作った仮小屋にいると、屋根を葺いた苫の目が荒いので、私の袖は夜霧に濡れてしまう。【解説】”かりほの庵”：「仮庵の庵(かりいほのいおり)」の語調を整えたもの。農作業用の小屋のこと。”苫”：藁や萱を編んだもの。これで屋根を葺く。万葉集にある作者不明の歌「秋田刈る仮庵を作りわが居れば衣手寒く露ぞ置きにける」が基になっているとも言われますが、小倉百人一首には天皇が士民の苦労をいたわった歌として選ばれています…10/10ほ～いお酢！新俳句…まほろばの露は未明に降り包む朝露に濡れて行くのも禿帽子あとがき…百人一首を詠む・・・37番歌白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける文屋朝康【読み】しらつゆにかぜのふきしくあきののはつらぬきとめぬたまぞちりける【意味】白露に風がしきりに吹きつける秋の野は、まるで緒でつなぎとめていない玉が散り乱れているようだ。【解説】”白露”：露のこと。”吹きしく”：しきりに吹くこと。”つらぬきとめぬ”：緒を通してつなぎとめていない。”玉”：真珠のこと。10/11ほ～いお酢！新俳句…霧雨に紅葉が映えて傘を折る静まりし時の流れと長き夜あとがき…百人一首を詠む・・・38番歌忘らるる身をば思はず誓ひてし人の命の惜しくもあるかな右近【読み】わすらるるみをばおもはずちかひてしひとのいのちのをしくもあるかな【意味】貴方に忘れられる私のつらさは何とも思いません。ただ、神に誓った貴方の命が神罰により失われてしまうのではないかと、惜しく思われてなりません。【解説】”忘らるる”：貴方に忘れられる。”身をば思はず”：私の身のことは少しも考えません。”ちかひてし”：誓った。”人”：貴方。不誠実な男への皮肉の歌か、捨てられてもなお相手を想う女性の歌か、二通りの解釈がある歌です。★伊藤園お～いお茶新俳句大賞発表第三十四回の「オンライン入賞作品発表会」10月23日（月）18:00～よりYouTubeにて配信が決定表彰式の様子や入賞作品の選評なども見どころです。当日は新俳句HPのバナーよりご覧頂けます。今しばらくお待ちください。との連絡が入りました。新俳句大賞ホームページhttps://itoen-shinhaiku.jp私も今年初めに投句しました。入選か？楽しみです。ほ～いお酢新俳句主催者としてもねえ。10/12ほ～いお酢！新俳句…つり橋を詠んで褒められ芭蕉祭芭蕉祭献詠我学童の部特選句　つり橋を渡って着いたキャンプ村　入院の荷物に小さき扇風機あとがき…百人一首を詠む・・・39番歌浅茅生の小野の篠原忍ぶれどあまりてなどか人の恋しき参議等【読み】あさぢふのをののしのはらしのぶれどあまりてなどかひとのこひしき【意味】浅茅の生えた小野の篠原、その「しの」のように貴方への思いを忍びこらえているけれど、忍びきれない。どうしてこんなに恋しいのだろう。【解説】”浅茅生”：竹の低い茅萱が生えているところ。”小野”：野のこと。”篠原”：篠の生えている原。篠は短い竹。”忍ぶれど”：我慢しているけれど。”あまりて”：忍ぶにあまって。忍びきれずに。”などか”：どうしてか。”人”：貴方。★今日は芭蕉祭・・・伊賀市は、俳聖松尾芭蕉のふるさとです。旅に生き、旅に死んだ漂白の詩人、芭蕉翁は元禄7年（1694）10月12日、51歳で亡くなりました。伊賀上野では毎年、翁の遺徳を慕う者が集い、芭蕉祭が挙行され、式典をはじめ各種行事が上野公園を中心に市内各地で催され、「文化薫る歴史のまち」伊賀の秋の風物詩となっています。。ああ～芭蕉さん。10/13ほ～いお酢！新俳句…木漏れ日を背に受け憂う神無月花木への水やりの数減りにけりあとがき…百人一首を詠む・・・40番歌忍ぶれど色に出でにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで平兼盛【読み】しのぶれどいろにいでにけりわがこひはものやおもふとひとのとふまで【意味】忍びこらえていたけれど、とうとうその素振りに出てしまった。何か物思いをしているのですかと人が尋ねる程に。【解説】”色”：顔色。素振り。”ものや思ふと”：「何か物思いをしているのですか」と。包み隠している恋心が、ついつい表に出てしまった様子を詠んだ歌です。10/14ほ～いお酢！新俳句…野の草に杖を止めたる芭蕉翁冬の花並び始めた苗売り場あとがき…百人一首を詠む・・・41番歌恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか壬生忠見【読み】こひすてふわがなはまだきたちにけりひとしれずこそおもひそめしか【意味】私が恋をしているという評判は、早くも広まってしまった。誰にも知られないようにひそかに思いはじめたのだけれど。【解説】”恋すてふ”：恋をしているという。”わが名”：わたしの評判。”まだき”：早くも。”立ちにけり”：広まってしまった。”人知れずこそ”：他人に知られないように。”思ひそめしか”：思い始めたのだけれど。10/15ほ～いお酢！新俳句…惜しまずに花買い飾る信心爺　もしも、開運したいと思ったら、　花だけは惜しまずに買ってください。　できるだけ、たくさん飾ったほうがいい。　神様のような、人を幸福にする存在が　降り立つときは、　必ず花のような甘い香りがします。　反対に、甘い花の香りがするところには、　神様が降り立つかもしれません。。。これは、あるとき、スピリチュアルなお仕事をされている方から、聞いたお話しです。あとがき…百人一首を詠む・・・42番歌契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは清原元輔【読み】ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつすゑのまつやまなみこさじとは【意味】約束しましたね。互いに涙で濡れた袖を何度もしぼっては、あの末の松山を波が決して越さないように、二人の中も末永く変わるまいと。【解説】”契りきな”：約束しましたね。”かたみに”：互いに。”袖を絞りつつ”：涙で濡れた袖を絞りながら。”末の松山”：現在の宮城県の海岸にあったという山。絶対に浪の越さない位置にあったので、比喩として使われた。”浪こさじとは”：浪が超えないように絶対に変わりますまい。後拾遺集の詞書に、「心かはりてはべりける女に、人に代はりて」とある歌。つまり作者の清原元輔(きよはらのもとすけ)が、心変わりした女性宛の歌を失恋した男性に代わって詠んだ歌です。10/16ほ～いお酢！新俳句…秋の陽に説法を聞く御会式牛すきに松茸少し目にうかぶあとがき・・・百人一首を詠む・・・43番歌逢ひ見てののちの心にくらぶれば昔はものを思はざりけり権中納言敦忠【読み】あひみてののちのこころにくらぶればむかしはものをおもはざりけり【意味】貴方と逢って愛しあった後の心に比べれば、それ以前の物思いなど無かったようなものだ。★自民党の石破茂元幹事長は14日までに自身のブログを更新し、自民党内で浮上している減税をめぐる議論についてコメントした。「ここ数日にわかに減税論が高まっていますが、どの層を対象として、どのような方法で減税するのか、空前の利益を上げている大企業や急増する富裕層などの担税力がある層に対する増税は全く議論されなくて本当によいのか、もう少し落ち着いて議論をしたいものです」と指摘した。さらに「成長の成果を国民に還元する、と言われていますが、この増収は本当に『成長の成果』なのでしょうか」と疑問を呈した。「名目賃金と物価が上がれば所得税と消費税が、輸出企業が円安で円換算した数字の上で増益になれば法人税が、増収になるのは極めて当然のことで、これを『成長の成果』と評価するのはあまり正確ではないのではないでしょうか」とも指摘した。岸田文雄首相は9月25日、10月中にとりまとめる新たな経済政策について「成長の成果である税収増などを国民に適切に還元する」と発言した。これを受けて、自民党内ではにわかに「減税論」が拡大しているが、首相の発言が減税を指すのかどうかは不透明だ。石破氏はこうした流れを念頭に、経済情勢などの冷静な分析の必要性に言及したとみられる…流石、石破さんですね…10/17ほ～いお酢！新俳句…紅葉の落葉散るらむ花水木花水木花咲き色づきやがて禿あとがき・・・百人一首を詠む・・・44番歌逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし中納言朝忠【読み】あふことのたえてしなくはなかなかにひとをもみをもうらみざらまし【意味】もしも逢うことが全く無いのなら、かえってあの人のつれなさも我が身も恨まなくて済むのに。★前明石市長泉さんのX・POST…『内閣支持率25％。過去最低で横ばい』との結果。「内閣改造も、総合経済対策も、政権浮揚にはつながっていない」とのことだが、当然のことだ。派閥や大企業にばかり気を使い、国民のことなど気にしていないのだから、国民も支持するわけがない。いわば”自業自得“だと思う…10/18ほ～いお酢！新俳句…庭香る金木犀は風にあり日に映ゆる色づく並木通い道あとがき・・・百人一首を詠む・・・45番歌あはれともいふべき人は思ほえで身のいたずらになりぬべきかな謙徳公【読み】あはれともいふべきひとはおもほえでみのいたづらになりぬべきかな【意味】「かわいそうに」と言ってくれるはずの人も思い当たらないまま、私はこのままむなしく死んでしまうでしょう。【解説】拾遣集の詞書に「物いひ侍りける女の後につれなく侍りて更にあはず侍りければ」とある歌。交際していた女性がいっこうに逢ってくれなくなったので贈った歌です。★前明石市長泉さんのX・POST…『岸田内閣が発足してからの2年間で暮らし向きがどうなったかについて、「悪くなった」が“60％”で、「良くなった」は、わずか“3％”』。悪くなったのは、岸田内閣が無策にとどまらず、国民に負担を押し付け続けてきたからだ。これ以上の国民負担増には、私は絶対に反対だ…10/19ほ～いお酢！新俳句…鞍馬の火剣鉾音色に癒されん秋祭り役者が渡り鬼酔えんあとがき・・・百人一首を詠む・・・46番歌由良の門を渡る舟人かぢを絶えゆくへも知らぬ恋のみちかな曾禰好忠【読み】ゆらのとをわたるふなびとかぢをたえゆくへもしらぬこひのみちかな【意味】由良の海峡を漕ぎ渡る船人が、櫂がなくなって行方もしらず漂うように、どうなるかわからない恋の道であることよ。【解説】櫂を失って漂う船と、自分の恋の成り行きとを重ねた歌です。10/20ほ～いお酢！新俳句…晴れし日の光り輝く雨蛙隠れ蓑葉に染まりゆく雨蛙あとがき・・・ザイム真理教の姿…最近では、鈴木俊一財務相が、「税収増を還元する」とする岸田首相の方針に対して、「十分な財源的な裏付けがあるとは思っていない」と驚くべき発言をした。首相の予算編成の方針に、閣内から平然と異議を唱えるのがザイム真理教の姿だ。財務省は首相や国民の上に立っているという認識だろうか。最近、ザイム真理教批判が効いてきたのか、「財務省にはスーパー権力はない。権力があればこんなに財政赤字が膨大にならない」という識者の声を聞く。それは違う。財務省はそのスーパー権力で、不況であっても財政緊縮を時の政権に強要することで日本経済を失速させ、税収も大きく減少させることで、自ら財政赤字を拡大させてきたのだ。ザイム真理教はいろいろな詭弁を使う集団だ。国民は騙されないように常に監視が必要だ…★上野天神まつり…伊賀地方最大のお祭りが始まります・・・10/20（金）宵山・だんじり飾り10/21（土）宵山・足揃えの義（鬼行列・三之町通）10/22（日）本祭り・鬼行列・だんじり巡業※ 土日の天気は晴れ模様、是非お越し下さい。。上野天神祭公式サイト (ueno-tenjin-matsuri.com)10/21ほ～いお酢！新俳句…花婿に盃さすや菊の酒菊酒の酔ひ少しあり無縁坂あとがき・・・百人一首を詠む・・・47番歌八重むぐら茂れる宿の寂しきに人こそ見えね秋は来にけり恵慶法師【読み】やへむぐらしげれるやどのさびしきにひとこそみえねあきはきにけり【意味】幾重にも雑草の生い茂ったこの寂しい宿に、人は誰も訪ねては来ないが秋はやってきたのだ。★岸田内閣「若者の支持率」ついに10％！こうなると衆院解散どころか、早期退陣もあり得るのではないか。低迷していた岸田内閣の支持率が、もう一段、下落しはじめた。自民党議員が慌てているのは、大きなスキャンダルもないのに支持率が下がっていることだ。自民党の支持率も落ちている。特徴的なのは、若者の支持が極端に低いことだ。時事通信の10月調査によると、「18～29歳」の支持率は10.3％だった。「30歳代」も18.1％と低かった。支持率は、年齢にほぼ比例している。明大教授の井田正道氏はこう言う。「安倍内閣はキャッチフレーズがうまく、なにか新しいことをやっているイメージがありました。若者の雇用も改善した。菅内閣には携帯電話の料金を大幅に下げるという実績があった。だから、若者の支持が高かったのでしょう。ところが岸田内閣からは、なにをやりたいのか、ビジョンやメッセージが見えてこない。若者は、そこにモノ足りなさを感じているのだと思います。物価高もあります。貯蓄の乏しい若者に物価高は切実ですからね。若者が大挙して投票所に足を運んだら、自民党は真っ青になるに違いない。10/22ほ～いお酢！新俳句…晩秋の訪れ告げる鐘の音霧の朝祭囃子に子ら集うあとがき・・・上野天神祭は、江戸時代前期の1660年旧暦9月に再興された祭礼です。当時「天神祭礼」と呼ばれたこの祭礼は再興というものの、それ以前のことは詳らかではありません。伊賀国を治めていた藤堂藩の許可のもと行われた天神祭礼の行列は、再興後程なくして丸之内（城内）へ巡行するようになりました。藩主も見物することから、町人の街として栄えた三筋町（本町筋・二之町筋・三之町筋）の町々は、出し物を競い合い、趣向を凝らした行列となりました。鬼行列は、役行者の大峰山への峰入りの様子を模したもので、大御幣（おおごへい）を先頭として、悪鬼・八天・四天・役行者・先達・ひょろつき鬼などが続きます。「鎮西八郎為朝列」の登場は、それから約100年遅れ、1798年頃に成立したと考えられています。源為朝が鬼退治を終え、凱旋する様子を模した行列です。楼車は、それらの練物より少し遅れて登場します。九基のだんじり行列は、それぞれの町の「しるし」が先導します。なお、本祭の日程は、江戸時代には旧暦9月25日、明治初年の太陽暦採用により新暦10月25日、ユネスコ無形文化遺産登録を契機として2017年（平成29年）からは10月25日までの直近の日曜日となっています。★本年2023年は・・・10/22（日）本祭り・鬼行列・だんじり巡業上野天神祭公式サイト (ueno-tenjin-matsuri.com)10/23ほ～いお酢！新俳句…秋の空お囃子残し街暮れる役者らの祭りのあとの光る顔あとがき・・・百人一首を詠む・・・48番歌風をいたみ岩打つ波のおのれのみくだけてものを思ふころかな源重之【読み】かぜをいたみいはうつなみのおのれのみくだけてものをおもふころかな【意味】風が烈しいので、岩に打ち寄せる波が自分だけ砕けて散るように、つれないあの人の為に私の心も砕ける程に思い悩むこの頃である。【解説】高波が岩に打ち寄せて白く砕け散る様を、自分の恋心に重ねて詠んだ歌です。★前明石市長泉さんのX・POST…『”所得減税”ちらつかせる岸田首相への直言を連続X投稿』との見出しでヤフーニュースにもなっているが、今回はホントに憤っている。”本音“は『増税』のつもりなのに、”選挙対策“で『減税』の“エサ”をちらつかせれば、国民を騙せると思っているところが、あまりに不誠実だ…10/24おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…こおろぎも冬仕度する寂し夜背をまるめ老婆早よう冬仕度あとがき・・・百人一首を詠む・・・49番歌御垣守衛士のたく火の夜は燃え昼は消えつつものをこそ思へ大中臣能宣朝臣【読み】みかきもりゑじのたくひのよるはもえひるはきえつつものをこそおもへ【意味】宮中の御門を守る兵士の焚く火が夜は燃え、昼は消えているように、私も夜は恋しさに燃え、昼は身も消え入るばかりに恋の物思いに悩んでいるのです。★前明石市長泉さんのX・POST…『期限付き「所得減税」に大ブーイング。自民税調会長の「１年が常識」発言、「詐欺的だ」』とのニュース。『「詐欺的減税」といわざるをえない』との声も出ているようだが、「“増税”を誤魔化すための“1年限りの減税”」なら、「詐欺的」というより「詐欺」そのものだと思う。10/25おはようございます(^_-)-☆空の青天高く肥ゆ半の月口にせず胸に畳むる長い夜あとがき・・・百人一首を詠む・・・50番歌君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな藤原義孝【読み】きみがためおしからざりしいのちさへながくもがなとおもひけるかな【意味】貴方に逢う為ならば惜しくないと思っていたこの命までもが、お逢いできた今となっては長くあって欲しいと思うようになりました。【解説】詞書に「女の許より帰りて遣はしける」とあり、意中の女性と逢った翌朝に贈る「後朝(きぬぎぬ)の歌」であることが分かります。★前明石市長泉さんのX・POST…市長は“政党の子分”じゃなくて、“市民の代表”。“自民党”に気を遣うんじゃなく、“市民1人1人”に気を遣うのが市長。市長が変われば、政策も変えられるし、その結果、まちの雰囲気も変わるし、生活も助かるようになる。それは本当のことだ。”自民“より”市民“の時代が始まった。10/26ほ～いお酢！新俳句…鳴けずとも山野草のホトトギス楼車の引く跡残しアスファルトあとがき・・・★前明石市長泉さんのX・POST…30年間も経済成長もせず、給料も上がらず、国民が苦しみ続けているのは、政治がこの30年間、“間違い”（国民負担増）を続けてきたからだ。目先の“選挙対策”で、国民を騙そうとするのは、そろそろやめていただきたい。政治家よ、真面目に『国民のための政治』をやれ！マスコミにも言いたい。財務省や政治家よりもタチが悪いのは、マスコミだ。財務省の言い分を垂れ流し、「国民負担やむなし」といった論調で報道をするのはやめていただきたい。諸外国並みの5割近くの国民負担率の日本で、お金が足らないわけがない。マスコミよ、権力者の側じゃなく、国民の側に立て！10/27ほ～いお酢！新俳句…晩年は母の如しやとろろ汁縁側は祖父の仕事場吊し柿あとがき・・・★前明石市長泉さんのX・POST…岸田総理は、「所得税減税」は”1年が基本”との認識を示したとのことだが、“1年が基本”の意味がわからない。それだったら「消費税」も“1年が基本”で、翌年からは「消費税なし」にでもしていただきたい。“1年だけの減税”って、国民を馬鹿にするにもほどがあるように思う。『国民健康保険料上限、来年度から2万円引き上げ』との、またも“国民負担増”のニュース。「年金保険料を、もう5年間払い続けろ」に続き、「健康保険料も、もう2万円多く払え」との国の動き。どこが国民に“還元”なのか。国民から“ボッタクリ”の間違いじゃないか・・・10/28ほ～いお酢！新俳句…去る山と共に暮れゆく木の実かな木の実落つ恋に落ちても愛ならずあとがき・・・「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏（46）が岸田文雄首相が検討を指示した税収増の還元策に対し、「日本人全員が7万円給付されるべき。働くと減額という分断は良くないです」と私見を述べた。ひろゆき氏は、減税および給付案についての報道を受け、「働いてる人は、払う税金を4万円だけ減らしてあげる。働いてない人は、働いてる人が払った税金を7万円あげる」と要約し、「働いたら負け！」と表現。その後の投稿で「日本国籍の成人全員が7万円づつ貰えるでいいと思います」「男性、女性、LGBT問わず同一の対応をされるべき。住民税非課税か関係なく、一律7万円支給されるべき。平等であることが合理的だと考えています」としていた。10/29ほ～いお酢！新俳句…晩秋の入道雲と光る雲霞む目に十三夜あり後の月あとがき・・・★前明石市長泉さんのX・POST…30年間、給料は上がらないのに、税金も保険料も物価も上がり、国民は日々の生活さえ大変な状況だ。求められているのは、『国民負担増の政治』から『負担減の政治』への転換だ。総裁選のための「1年限りの減税」や「防衛増税の1年先送り」ぐらいで、国民は納得しないと思う…10/30ほ～いお酢！新俳句…秋深し鏡に映る嫁の顔種包む乳白色の通草の実あとがき・・・池袋暴走事故の民事訴訟をめぐり、遺族への殺害予告などが相次いでいることがわかりました。「高齢の受刑者に賠償金を支払わせるのはおかしい」という趣旨のSNSへの書き込みが多くを占めているということです。2019年の池袋暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん（37）ら遺族が、飯塚幸三受刑者（92）と保険会社に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は、受刑者側におよそ1億4600万円の支払いを命じる判決を言い渡しています。松永さんの思いはわかるが、騒ぎ立てない方が良いでしょう！被害者が狙われます…10/31ほ～いお酢！新俳句…伊賀衆と一夜の酒を温めむ人肌といふは昔の温め酒あとがき・・・★前明石市長泉さんのX・POST…『岸田内閣支持率、発足後最低の26.9％』とのANN世論調査。一方「支持しない」は51.8％。また4万円減税についても「評価しない」と答えた人が半数を超え56％で、「評価する」が31％。選挙対策の人気取りのつもりが、人気取りにさえなっていない。誰か他に人はいないのか・・・
15Oct
- ほ～いお酢！新俳句 2023年初秋選句
  初秋～長月旅終えて小雨静まり虫の声夕焼や鈴虫の声鳴き止まず白露の心もしのに虫の音涼しさや窓から眺めるおぼろ月一服の案山子に道を尋ねては空の青下弦の月と赤とんぼいが栗を剥いてくれよと泣く子かな秋雨の放水をする七つ池鹿の声聞く秋寂しあおによし松茸を競り合う人の目が光る葡萄食ふ姉より小さく口すぼめ墓参り火炉に群がる秋の蜂秋風や坊主参りの案内状夏草を刈りし公園風の道渓流の水面に映る夏帽子刈り終えた田んぼの隅に彼岸花虫の声遅くなりつつゆく季節十五夜に向けて満ちゆく昼の月十五夜に嫁ぐ娘の顔見れず長月も真夏日続き終わるらむ
13Oct
- ほ～いお酢！新俳句 2023年初夏～選句
  初夏～鮎の子のいきよきに夏立ちにけり五月雨に濡れて井戸端話しかな初夏の風少女はこれ髪あずけうぐいすが育てて巣立つほととぎす毎月の句会に鳴かぬホトトギス恋文の病癒して初夏の風星屑の位置が確かな古墳群風薫る大和の旅路まほろばにひとすじの涙を誘う母の労株分けに赤い糸ひくミニ苺見返りを欲せぬ心に華集う旅先で夏を匂わす茶葛きり星屑を闇に沈めし吉野山静けさや鵜が啼く宵の鵜飼舟山頂の岐阜城映すおぼろ月信長も京を夢見た金華山天翔ける歳月をかけ橋が立つ身延から七面山へ初夏の風潮風や旅を誘う舘山寺五月雨と西湖の靄が君包む薔薇が咲く季節に合わせブライダル活気あるセリが始まる氷見の朝ざわざわと楠の木ゆらぐ伊雑宮深緑が眩しく光る神の山いつせいに鳴る風鈴に瞳閉じ睡蓮が君たちの恋聞いている法事すみ心安らぐ通り雨花火ちる山が遠き見ゆるかな幼子が手を引かれたる蛍狩り爺婆が紫陽花寺で待ち合わせ江の島や波に浮き立つ弁財天上げ馬を叩いて登る武者姿雨やどり唄の様にはいかぬ恋仇討ちの時をかけたる数馬茶屋鹿の湯で足傷癒し山登り一斉に鳴る風鈴を聞き分けむ風鈴をききゐる人の旅の宿夏帽子トンボが光りひと休み坂道や母ありし日の夏帽子かき氷ほんの三口に汗も引く父の日に何処へも行かず居留守する夏至の朝これより旅の仕度かな燕の子巣床狭しと親を待つ踊り子にゆらり揺られて伊豆の国形代に病める君の名祈り記す紫陽花や月曜の雨笑ってる黒い雲雷鳴聞こえ梅雨深し爺爺が童子に返るかぶと虫祇園から知らせが走る夏祭り風吹けば爺じ儲かる風車夏の宵貴方を想う美肌の湯旅の宿七夕竹を見る窓辺夏越えの草より低き辻地蔵踊り子の列美しく調囃子汗ぬぐい石段のぼる老夫婦湯上りの髪に鬼灯さす乙女天気雨やみしお寺の蝉時雨たゞ通り過ぎたる雷鳴嫁の声メロンよりまくわ瓜をと祖父言わん扇風機思ひ出したる箱根宿仕事終え庭に水打つ夏の宵一泊の祇園祭の汗しずく山車きしむ音引く辻まわしふと仮眠瀬戸内に見る母の夢梅雨明けの青き広がる伊賀の里つぎつぎに流れる雲や梅雨明けぬ織姫の恋は波間に橋渡る花火師に届かぬ拍手炎の舞橋くぐる天満祭の舟渡りペンギンの散歩を追って夕涼み旅の朝祝詞ゆかしき国津神砂に舞う祭近づく町の色海風や網引く子らの夏休み夏休み終れば少女紅雀高速船子らの夢乗せ答志島暑い夏人の情けも志摩の旅島の旅愛する人とのすれ違い西を向く向日葵もいて良かれかな水なびく童の手あり施餓鬼池伊賀の衆戦乱の世も夏の夢立秋の庭を駆けたる青蜥蜴孫達の走る畳の盆帰り静やかに孫らは昼寝盆帰り明日来ると言う子に鼠花火買う生家には客人寄りて汗拭う嵐過ぎ晴れて見渡す街の色静けさがあたりを包む島の宵志士達の話し合われた夢の跡太宰府に飛梅ありて世を想う夜が明ける有明の海月明かり柳川に吹く風涼し川下り五島にて夏の少女を想う旅恋をしてオランダ坂で待ち合せ島民の四郎を語る赤い顔火の国に湧き水ありて地も揺らぐ死ぬ前に地獄めぐりの別府旅高千穂に雲海ひかる神の里ゆく夏に星が流れる天の川
02Oct
- ほ～いお酢！新俳句 2023年長月
  9/1ほ～いお酢！新俳句…八月のスーパームーンは翳りゆく旅終えて小雨静まり虫の声あとがき…長月も残暑が厳しいようです。バーチャル奥の坂道もひと休みして、詠んだ句をまとめてみます…全てはアメブロで公開しています。優秀句は芭蕉祭でと思ってましたが、一般は7月末締切ぢゃた( ;∀;)//9/2ほ～いお酢！新俳句…朝夕の涼しさ交わす山の人虫の声目を閉じ眠り誘ひけりあとがき…ガソリン価格上昇の原因となる円安が収まる気配もなく、所得も増えない。そんななか175円で国民を妥協させようとする上級国民な岸田政権の姿勢に、世論は落胆を隠せない。175円が、これからのガソリンの適正価格ということだろうか。国会議員にとってはガソリン175円は安く感じるんですね。意地でもガソリン税撤廃しないつもりのようですが、ここまで国民の声を無視する政府も珍しいと思う。175円程度は全くおさえられた価格じゃないですね。さすが庶民の生活を知らない政権だね…9/3ほ～いお酢！新俳句…天高くいわし雲かと月笑う夕焼や鈴虫の声鳴き止まずあとがき…「もし総理になるなら、まず外務大臣を経験してから総理になりたい」と、首相秘書官辞職の岸田翔太郎が口にしたとのこと。“外務大臣”を経験する前に、まずは“普通の庶民の生活”を経験してみてはいかがだろうか。国民は首相秘書官時代の姿が格好悪くて忘れられないように思う。前明石市長の泉さんは言う。俺らもそう思う…9/4ほ～いお酢！新俳句…白露の心もしのに虫の音涼しさや窓から眺めるおぼろ月あとがき…もはや国民いじめ!?「もう二重課税やめよう…」ガソリン価格高騰を受けJAFが声明を発表！1.ガソリン税等に上乗せされ続けている「当分の間税率」を廃止すべき。2.ガソリン税に消費税が課税されている「Tax on Tax」という不可解な仕組みを解消すべき。「当分の間税率」は、ガソリンに対して暫定的に特例税率が課せられ、現在も、1リットルあたり25.1円が課されています。「Tax on Tax」は二重課税のことを指します。ガソリンに課される消費税は、ガソリン本体に加えガソリン税や石油税の合計から算出されるため、税に税を課している形になっています。JAFは「このような自動車ユーザーが到底理解・納得できない仕組みを一刻も早く解消するべき」と主張しています…9/5ほ～いお酢！新俳句…一服の案山子に道を尋ねては陽も翳り案山子と爺の夕涼みあとがき…「ちょっといっぷくしゃーへんか」山間部の住民グループで作った、かかしの屋根付き休息所・・・「畑を荒らす猿も、かかしが怖くて近づけないだろう」と期待したが、猿は恐れることなく、設置翌日には畑に侵入したという。一方、「バーベキューしとるんか」と勘違いしたり、かかしに道を尋ねる通行人が現れたりと、人間の方が驚いている様子だという…9/6ほ～いお酢！新俳句…長月に猛暑日続く青葉町雨降れば大粒の雨呼ぶ嵐あとがき…日本の亜熱帯化昔は30℃を超えると「暑い日だ」という認識だったのが、今は35℃でも驚かないどころか、40℃を超えるところまできています。危険な暑さだけではなくここ最近、『異常気象だ』と感じる。「局地的な大雨」「線状降水帯が発生」「ゲリラ豪雨」「巨大台風」などの言葉が聞かれるからかもしれません。異常気象の原因は地球温暖化です。亜熱帯気候の東南アジアに渡航することが何度もありましたが、気温が高く、短時間のスコールが起こる気候に非常に似てきている気がします。日本には四季があり、冬は気温が下がるため亜熱帯気候とは言わないそうですが、夏だけを見ると亜熱帯気候化して来ているね…9/7ほ～いお酢！新俳句…空の青下弦の月と赤とんぼいが栗を剥いてくれよと泣く子かなあとがき…中古車販売大手・ビッグモーターの不正の背景には、パワハラ気質の「社訓」があったのは周知の事実。企業がブラックなら社訓もブラック、「幹部には、部下の生殺与奪権を与える」「会社と社長の思想を受け入れない人は今すぐ辞めてください」「社内恋愛は二度目まで！三度目は転職を勧告する」。。。あはあは…中古車販売・ビッグモーターの不正請求が連日報じられているが、社外秘の「経営計画書」に上記のようなパワハラ全開の“社訓”めいた内規があることが発覚し、大きな物議を醸し出した…こんな社訓あるんかねえ…9/8ほ～いお酢！新俳句…さまざまな秋の香りと虫の音陽が暮れる時の流れと嫁の顔あとがき…今、何者かが自分の口座へお金を振り込んだことによって、突然、銀行口座が凍結されてしまう被害が急増しています。「知らない間に犯罪に巻き込まれているケースも多い」といいます。一体、何が起きているのか…届いた一通の手紙。差出人は銀行で、「口座凍結」を伝える内容でした。「口座が犯罪に使われているため、凍結した」というのです。銀行に問い合わせたところ、「怪しいお金がAさんの口座に振り込まれていたため、警察からの要請で凍結した」という説明があったといいます。今、こうした「身に覚えのない理由で口座が凍結された」という相談が急増している。どこから口座の情報が漏れたのか…儲け話で個人情報を提供してしまう事も、一息置いて良く考えましょう！銀行口座を凍結されるとどうなるか？良く考えれば、そりゃ恐ろしい…9/9おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…台風が過ぎ去る頃に涼し風秋雨の放水をする七つ池あとがき…私が市長だった12年間、国とケンカして負けたことは、ほとんどない。国の官僚の多くは勘違いをしている。国民の生活の現場を見ずに、役所の中だけで考えているからだ。答えは”六法全書“じゃなく、”街“の中にあり、”市民の声“の中にある…元明石市長の泉さんは言う。また、ガソリン高騰の話になるが、現在、3ヶ月連続で160円を超えている状況であることから、トリガー条項の発動条件に合致しているものの、鈴木財務相が改めて「発動は見送る」と発言した。（トリガー条項については前に説明した）「なぜ何も動かない？」「高いのはガソリンじゃない。税金だ」「日本国民を救う気が無い」「国民を殺しにかかってる」「ガソリンは贅沢品じゃない、日用品だ」これらが庶民の声ぢゃ！岸田首相は175円で落ち着かせると、間抜けな会見をしたが、この場面に至っても二重課税を廃止する意志はないようだ…9/10ほ～いお酢！新俳句…台風と敬老会の案内状流れ雲秋桜流す浅き夢あとがき…全国で給食業務を展開している会社が破綻、各地の学校などで給食がストップする事態となっている。《岸田が海外にお金をばら撒く頃、日本は、給食停止の学校が発生している》《ひ、ひどい…海外にばらまく前に国民の生活を支援するべきでは？》《おい岸田、他国支援する金があるなら、国内の支援しろや》の騒ぎぢゃ！「岸田文雄首相は、ASEAN（東南アジア諸国連合）首脳会議に出席するため、9月5日からインドネシアを訪門した。現地で開かれたフォーラムでは、ASEANとの協力計画で約2兆8000億円規模の交通インフラ整備をおこなうことを発表しました」もう庶民は怒り心頭、《ばらまきメガネ。物価高対策しろや！》《給食の停止は止めたれやなぁ…自国のゼニ（税金）他所様にばら蒔く前にやることあるだろうがバラマキメガネさんや》などの声が。岸田政権が掲げる「少子化対策」とやらはどこに…9/11ほ～いお酢！新俳句…秋風やぽっかり空いた宴の席朝顔の時も短く蔓を解くあとがき…毎日、どこかで起きている様々な犯罪。加害者が罪を償うのは当然のことですが、同時に加害者の家族が差別や嫌がらせなどの被害に遭っているという現実があります。映画の「誰も守ってくれない」を観た時は衝撃を受けました。加害者の妹と彼女を保護する刑事の姿を通し、現代社会の非情さと人間の危うさを浮き彫りにしたセミドキュメンタリーです。幸せだった家族は全員いなくなり、人生は大きく狂っていきます…9/12ほ～いお酢！新俳句…鹿の声聞く秋寂しあおによし松茸を競り合う人の目が光るあとがき…地球温暖化①現在、世界規模で様々な影響を与えているのが地球温暖化であり、その影響も含め深刻な問題となっています。地球温暖化は、海面の上昇から熱波や干ばつ、大雨やそれによる洪水など、気温上昇のほかにこれらの気候変動を引き起こし、私たちだけでなく地球に住む動植物などの生態系にも影響を及ぼしています。農作物が被害にあい、作物の収穫が減るだけでなく、生物多様性が減少したり、絶滅してしまう動物も出てきます。地球温暖化の影響範囲は広いですが、その中でも特に私たちにも関わる水問題から自然への影響、生活への影響は大きいと言わざるを得ません…9/13ほ～いお酢！新俳句…葡萄食ふ姉より小さく口すぼめさまざまな万葉色の葡萄かなあとがき…百人一首・柿本人麻呂あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む柿本人麻呂【読み】あしびきのやまどりのをのしだりをのながながしよをひとりかもねむ【意味】山鳥のあのたれさがった尾のように長い夜を、私は一人で寂しく眠るのであろうか。【解説】”あしびきの”：山の枕詞。”山どり”：キジ科に属す鳥。”しだり尾”：垂れ下がっている尾のこと。山鳥はひとり寝をする習性があるという言い伝えから、わびしい気持ちを重ねた歌です…9/14ほ～いお酢！新俳句…秋の田や万葉の唄想う朝わが生家柿のみ実のる夢の跡あとがき…百人一首・天智天皇秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ天智天皇【読み】あきのたのかりほのいほのとまをあらみわがころもてはつゆにぬれつつ【意味】秋の田に作った仮小屋にいると、屋根を葺いた苫の目が荒いので、私の袖は夜霧に濡れてしまう。【解説】”かりほの庵”：「仮庵の庵(かりいほのいおり)」の語調を整えたもの。農作業用の小屋のこと。”苫”：藁や萱を編んだもの。これで屋根を葺く。万葉集にある作者不明の歌「秋田刈る仮庵を作りわが居れば衣手寒く露ぞ置きにける」が基になっているとも言われますが、小倉百人一首には天皇が士民の苦労をいたわった歌として選ばれています…9/15ほ～いお酢！新俳句…墓参り火炉に群がる秋の蜂いきり立つ秋の蜂見て野を降るあとがき…『全く期待しない』が『91.8%』とのこと。『あなたは第2次岸田再改造内閣にどれくらい期待しますか？』とのアンケートの中間集計状況。この状況は喜ぶことではなく、悲しむべき状況だ。政治とは、国民の生活に直結する営みであり、国民の未来でもある。“期待できる政治”の実現を切に願っている。…元明石市長の泉さんは言う。俺らもそう思う、やっぱり岸田さん、あなたを改造するべきだったねと言いたい…9/16ほ～いお酢！新俳句…真夏日や九月も半ばアレが来た秋風や坊主参りの案内状あとがき…「内閣改造」って”派閥“の満足のためにやるものじゃなく、“国民”のためにやるものではないのか。『二階派幹部が「屈辱だ」と述べた』とのことだが、屈辱を感じているのは”国民“のほうだ。”国民“不在の政治が続いていることこそが、”国民“にとっては屈辱的な状況のように思う。…元明石市長の泉さんは言う。俺らもそう思う、派閥め勘違いすな。小泉首相は派閥を潰したが…9/17ほ～いお酢！新俳句…異常なり神もためらふ秋ならむ蜂の巣に月光そそぎ仕事人あとがき…百人一首・安倍仲麿天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも安倍仲麿【読み】あまのはらふりさけみればかすがなるみかさのやまにいでしつきかも【意味】大空を遥かに見渡してみると、月が出ている。あの月は故郷の春日の三笠の山に出たのと同じ月なのだろうか。【解説】”天の原”：大空。”ふりさけ見れば”：「ふり」は接頭語。「遠くを見渡すと」という意味。”春日”：現在の奈良市、春日神社のあたり。9/18ほ～いお酢！新俳句…夏草や水も無いのに生き伸びて夏草を刈りし公園風の道あとがき…百人一首・僧正遍昭天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ乙女の姿しばしとどめむ僧正遍昭【読み】あまつかぜくものかよひぢふきとぢよをとめのすがたしばしとどめむ【意味】空を吹く風よ、雲の中の通り道をふさいでおくれ。この美しい天女の姿をもう少しとどめておきたいのだ。【解説】”天つ風”：空を吹く風。「つ」は現在の「の」にあたる古い助詞。”雲の通ひ路”：ここでは天女が天井へ帰る雲の切れ間の路のこと。”をとめ”：ここでは天女の意味。9/19ほ～いお酢！新俳句…渓流の水面に映る夏帽子流れゆく刈草見つめ赤とんぼあとがき…百人一首・元良親王わびぬれば今はたおなじ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ元良親王【読み】わびぬればいまはたおなじなにはなるみをつくしてもあはむとぞおもふ【意味】こうして思い悩んでいる今となっては同じこと、難波の澪標のように、この身をほろぼしても貴方に逢いたい。【解説】”わびぬれば”：「わび」は心に思い悩むこと。”今はた同じ”：「はた」は「また」。”難波なる”：難波にある。”みをつくし”：船の道標として水中に立ててある澪標と、「身を尽くし」とかけてある。9/20ほ～いお酢！新俳句…秋の服渋い色味も待ち侘びて刈り終えた田んぼの隅に彼岸花あとがき…年内ガソリン200円に”もう限界”…鬼の岸田総理と鈴木財務相が瀕死の国民を追い込む「衝撃すぎるトリガー条項を何故発動しない。ガソリン代が高騰しているが、政府は減税どころかトリガー条項を発動しない。補助金でごまかそうとするその姿勢だ…JAFの指摘する通り、この「ガソリンが高すぎる」の問題は「税金が高すぎる」にも直結している。ガソリンには1リットルあたり揮発油税48.6円、地方揮発油税5.2円（この二つを合わせて便宜上、ガソリン税とする）、これに石油税が2.8円かけられている。さらに消費税がガソリン税に10％、石油税にも消費税が10％かかる。これがいわゆる「二重課税」と呼ばれる状態だが、この通り、実質的には二重どころの話ではない。「なぜ減税してくれないのでしょう。ガソリンが高いままなら、いずれ何も運べないし、誰も運べなくなります。」…9/21ほ～いお酢！新俳句…朝夕の涼しさ感じる彼岸入り秋空に入道雲が入り乱れあとがき…飛騨山脈の槍ヶ岳で「ブロッケン現象」が現れました。大きな山の影の上にうっすらと円状の虹色の部分が見られています。ブロッケン現象とは背後から差し込む日光の影響で、影の側にある水滴や霧によって光が散乱され影の周りに虹のような光の環が現れるものです。山岳や飛行機から見られることがあり、ドイツのブロッケン山でよく見られたことから「ブロッケン現象」と名付けられました。荘厳な山頂から見下ろしたところに登場した虹色。自然の不思議を感じますな…9/22ほ～いお酢！新俳句…彼岸花花嫁が行く姿見ゆ虫の声遅くなりつつゆく季節あとがき…半田市では彼岸花の開花と結婚式を組み合わせた「彼岸花の花嫁行列」というイベントを行なっています。花嫁さん、花婿さんは役者さんではなくて、実際にこの日に岩滑八幡社でご結婚されるご夫婦。彼岸花の咲く堤を静かに通りすぎていきます。彼岸花の華やかな赤と純白の着物の花嫁さんのコントラストが美しい。袴姿の花婿さんも晴れがましい笑顔9/23おはようございます(^_-)-☆ほ～いお酢！新俳句…インボイス秋のこころに納まらず変わり行く季節の流れと虫の音あとがき…「まじで殺しにきてるインボイス制度」10月1日に消費税のインボイス（適格請求書）制度がスタートすると、毎月約3400億円分の「対応コスト」が発生する――会計管理ソフトを提供するLayerX（レイヤーエックス）がこんな調査結果を発表した。消費税を2019年に10％に引き上げる際、食品などに8％の軽減税率が適用され、複数税率となったことがインボイス導入のきっかけとなりました。政府は2019年の国会答弁で、インボイス導入により、約2480億円の税収増になるとの試算を示しています。インボイスをめぐっては、制度開始で仕事に大きな影響を受ける零細事業者やフリーランスなどから不安の声があがっている。さらに、年4兆円ものコスト増となる試算に、SNSでは批判的な声が多くあがった。《インボイスで年間2500億の税金払う為の経費が年間4兆かかる　まじで殺しにきてる》《生産性が激落ちする余計な制度　それがインボイス制度　経理に関係ないサラリーマンも出張でインボイス絡むから他人事じゃねえんだよな》《凄まじい金と労力使って個人事業主と中小企業殺しにかかるわけですね政府は。これで増税増税言われて誰が納得するんだろうか》《「企業の生産性を向上させる」とか言うなら、まずインボイスを中止しましょうや》8％の軽減税率を導入した結果、負担増となっては本末転倒と言われかねない…9/24ほ～いお酢！新俳句…夏がゆく流れる雲を追いかけて日暮れ時冷たい雨が街つつむあとがき…百人一首・素性法師今来むといひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな素性法師【読み】いまこむといひしばかりにながつきのありあけのつきをまちいでつるかな【意味】貴方が「すぐに行く」と言ったから、九月の有明の月が出るまで待ってしまいました。【解説】”今来む”：すぐに行こう。”有明の月”：夜が明けたのに空に残る月のこと。”待ち出で”：待っているところへ出ること。恋人が来るのを待つ女性の気持ちになって詠んだ歌です。（トピックス）『日本テレビ、スタジオジブリを子会社化』とのニュースに驚いている。ジブリのファンの一人として、複雑な思いだ。ジブリ作品が、24時間テレビのような“感動の押し売り的作品”に変質していかないことを切に願っている。もしそうなってしまったら、『ごめんね。許してなんて言えないよね。ひどすぎるよね』と思うのは、ナウシカだけじゃないように思う。ジブリのファンの一人として、今回の件は、不安で仕方ない・・・元明石市長の泉さんは言う…9/25ほ～いお酢！新俳句…陽が翳り風は秋色帰り道中彼岸満ちゆく月はおぼろ月あとがき…百人一首・文屋康秀吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風をあらしといふらむ文屋康秀【読み】ふくからにあきのくさきのしをるればむべやまかぜをあらしといふらむ【意味】吹くとすぐに秋の草木がしおれてしまうので、なるほど山嵐をあらしと言うのだろう。【解説】”吹くからに”：吹くとすぐに。”むべ”：なるほど。「うべ」とも言う。”山嵐”：山から吹きおろす風のこと。”あらし”：「嵐」と「荒し」を掛けている。縦に「山嵐」と書くと「嵐」の字になる文字遊びが隠された歌です。9/26ほ～いお酢！新俳句…十五夜に向けて満ちゆく昼の月寂しさも月の灯りに誘われてあとがき…百人一首・大江千里月見ればちぢにものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど大江千里【読み】つきみればちぢにものこそかなしけれわがみひとつのあきにはあらねど【意味】月を見ると、色々な物事が悲しく感じられる。私一人だけに来た秋ではないのだけれど。【解説】”ちぢに”：色々に。様々に。”ものこそ悲しけれ”：物事が悲しい。9/27ほ～いお酢！新俳句…中秋の名月待てず天仰ぐ十五夜に嫁ぐ娘の顔見れずあとがき…百人一首・菅原道真このたびは幣も取りあへず手向山紅葉の錦神のまにまに菅家【読み】このたびはぬさもとりあへずたむけやまもみぢのにしきかみのまにまに【意味】今回の旅は急なことでしたので幣の用意も出来ませんでした。手向山の紅葉を神のお心のままにお受け下さい。【解説】”このたびは”：「この度」と「この旅」を掛けている。”ぬさ”：幣のこと。”手向山”：奈良から吉野にいたる中間の峠を指しているとも言われている。”神のまにまに”：神の御意のままに。幣とは神に祈る際の捧げ物で、昔は旅に出る際に携帯して道中の道祖神に備えることで安全祈願をしていました…9/28ほ～いお酢！新俳句…名月を撮るには早いあと二日高き空泳ぎ出でたる鰯雲あとがき…前明石市長の泉さんのメッセージ。。。30年間も経済成長せず、給料も上がっていないのは、日本ぐらいだ。にもかかわらず、①税金も、②保険料も、③物価も上がったのでは、国民は生活していけない。日本の政治をただす必要がある。集英社新書『日本が滅びる前に』出版記念インタビュー、ご覧あれ！9/29ほ～いお酢！新俳句…夕暮れの秋刀魚の匂い庭仕舞緑陰に入りて拭う汗帽子あとがき…国が起業や副業を推奨する中、10月からインボイス（適格請求書）制度がスタートする。請求書と帳簿に関するルール変更は事務負担が増大する上、インボイス以外の請求書は仕入先に消費税を支払ったとは認められないため、フリーランスや小規模事業者からは「弱い立場の事業者が排除される」と反対の声が上がる。インボイスが「弱者切り捨て」制度であるのは明白。ここで問題になるのは「インボイス以外」の免税事業者となる。これまでは課税売上高が1000万円に満たない事業者は免税事業者とされ、消費税10％を納税する必要がなかった。しかし、インボイス以外の請求書を受け取った事業者は消費税を仕入れ税額控除できなくなるため、多くの事業者はインボイスが発行できる事業者との取引先を求めることになる。免税事業者からすれば、これまで不要だった消費税分を課税事業者になって国に納めるか、取引先から敬遠されることを恐れず「インボイス以外」を選択するかの苦渋の判断を迫られる。フリーランスや小規模事業者から「インボイスは実質増税」「弱者切り捨て」との声があがる理由だ…9/30ほ～いお酢！新俳句…長月も真夏日続き終わるらむ海の街トパーズ色に変わりゆくあとがき…百人一首・中納言兼輔みかの原わきて流るるいづみ川いつ見きとてか恋しかるらむ中納言兼輔【読み】みかのはらわきてなかがるるいづみがはいつみきとてかこひしかるらむ【意味】みかの原を分けて湧き出てくる泉川の「いつみ」ではないが、いったいいつ見たというので、このように貴方が恋しいのだろうか。【解説】”みかの原”：現在の京都府相楽郡にあり、かつて恭仁京(くにのみやこ)があった。”わきて”：「分きて」と「湧きて」を掛けている。”いづみ川”：今の木津川。わずかに遭った事のある人、もしくは遭ったことのない人を想って詠んだ歌と2通りの解釈がある歌です…