自閉症の息子みっちゃん（中1）です。
今年の1月頃からエビリファイ3mg（粉にしてもらってます）を夕食後1回で服用しています。
お薬を始めて約5ヶ月くらい経ちました。
▼お薬を始めた経緯はこちら
今日はお薬をもらいに病院へ行きました。
最近の様子をお話しして
気になっていた事を聞きました。
お薬ってどのタイミングでやめたらいいですかね。
すると医師の先生は
今は思春期だから2〜3年は続けた方がいい。
との事でした。
確かに…
みっちゃんが毎日パニックになり始めたのは
小学4年生の頃からです。
それ以前も帰宅後のパニックは度々ありましたが
激しいパニックで家の中が荒れ散らかるという
大きなパニックが始まったのは4年生頃からです。
その当時は、どうして？
という毎日でした。
今思えば、その頃から思春期に入っていたのだと思います。
私は、そんな事に気づく事もなく
一日一日過ぎるのがやっと…
一緒に居るのが辛いという時期でもありました。
お薬に対しての不安などもあり
ずっとお薬は使わないという考えできてましたが
高学年で、もう中学生になり体は大きく力は強くなり私だけでは抑えられない事があるので
お薬に、踏み切りました。
お薬を服用してからは生活がガラッと変わり
いつもビクビクする日々（いつパニックが起こるかという不安）から解放され
息子の良さが以前よりも見えるようになり家族のバランスもとれてきました。
通常発達の子でも思春期は色々とある時期ですよね。
私自身は、かなり遅れて反抗期がきて大変なものでした
ましてや言葉がうまく話せないみつきにしたら
不安定な気持ちを吐き出す手段は
ああする事しかできなかったのだろうな。と今になって思います。
物を破壊したり
引き出しやタンスの中身を部屋中に投げ出すなど
壁に穴を開けてしまったりなど
一見、なんて事するんだ！
と思う様な事ばかりですよね。
確かに物を壊したり壁に穴を開ける事は
どんな理由があれ、いけない事です。
でも
友達と汗をかいて走り回ったり
ゲームをしたり
毎日の出来事を誰かに話したり
時には愚痴を吐いたり、八つ当たりしたり
咄嗟に暴言を吐いたり
など、できないみつきとっては
いけない事だとわかっていても、その時は
そうするしかなかったのかな。
と思います。
これは今だから、こうして振り返り言える事です。
当時は私自身、みつきのする行動を受け入れられなかったですし、一緒に居るのが辛くて
何をすれば、どうすればおさまるのか
何をしても変わらない日々に疲弊し
我が子に恐怖すら感じる事もありました。
でも、みつき自身も自分自身と日々闘っていたんだろうな。と今は思う事ができます。
そう考えると
もっと早くお薬を始めても良かったな…と思う事もあります。
以前もブログでお話ししましたが
家族が壊れてしまわないためのお薬だと思います。
我慢して我慢して壊れてしまうのが一番悲しい事だと思います。
お薬は家族が壊れないための調整してくれるもの。
今は、そう思っています。
今のところ
昼間の眠気などの副作用もなく
むしろ夜、早めに寝て朝までぐっすりと眠って
朝はスッキリと目覚めています。
お薬を使う前までは夜中に何度か必ずトイレや
パパとママの部屋を行ったり来たりしていました。
夜はパパと寝ていたのに朝はママの隣で寝ていたり
と落ち着かない毎日でした。
今のところ
お薬を始めて困った事はありません。
年齢や体重のわりに少な目だと薬剤師さんからも言われていて、効いてますか？と聞かれます。
パニックにはなる事はありますが
以前の様な激しい（物を破壊するなど）パニックはありません。
効いていると思います。
これからも医師の先生と相談しながら
様子を見つつ見守っていきたいと思います。
▲こちらも動画はお薬を始めて20日目の様子です。生活に大きな変化が出た時です。
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