[第3章]ストレスと感情コンピテンス | クリエイティブライフIgA

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mama&papaのブログです☆

潜血蛋白共に3+からスタート。
2014年6月、IgA腎症確定。
2018末、寛解状態に。
蛋白制限、寛解前50〜55g(現在は無し)、
塩分制限、寛解前6g(現在は無し)。カリウム制限無し。

複雑性PTSD・トラウマサバイバー

四角グリーンなかなか、今読んでる本が読み進まない上、

内容が頭に入ってこないので

本の内容を、抜粋&自分的要約をしつつ読む作戦をやっています

 

  

 

 

 

 

四角グリーン抜粋&自分的要約している本はこちら↓

身体が「ノー」というときー抑圧された感情の代価

 

 

ギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザ

 

 

 

 

 

四角グリーン今までの[抜粋&自分的要約]はこちら

 

[第1章] 医学のバミューダ三角海域

[第2章] いい子すぎて本当の自分を出せない女の子

 

 

 

 

 

今回はこれの続きの、

第3章に進みたいと思いますーニコニコ

 

 

 

 

 

 

では、

ギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザ

[第3章] ストレスと感情コンピテンス

ギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザ

 

 

 

 

 

 

 

”感情コンピテンス(感情の能力)”とは

 

⚫︎自分の感情や欲求に適切な方法で十分に対処する能力の事

⚫︎現在の私たちの社会では、論理的である事が感情的であることよりも望ましいと一般にみなされている

⚫︎こうした社会の人々は[感情コンピテンス(感情の能力)]

を"獲得する能力"が欠けていることが多い

 

 

 

 

”感情コンピテンス(感情の能力)”

獲得するのに必要なものとは?

 

1️⃣ストレスを受けていると気づくための、自分の心の動きを感じ取る能力

 

2️⃣自分の要求を主張し、心の境界を守るために、感情を効果的に表現出来る能力

 

3️⃣目の前の状況にふさわしい精神的な反応と、過去を引きずっているだけの反応とを見分ける能力

 (▪️私達が世間に望み、要求する事は、子供の頃に満たされなかった無意識の要求ではなく今現在必要としている事でなければならない)

   (▪️過去と現在との区別が明確でないと実際には経験していないうちから[喪失感]や[喪失への脅威]を感じてしまう

 

4️⃣本当に満たす必要のある、心からの要求に気づくこと

 他者からの受容や承認を得るためにそうした要求を押さえつけてはいけない

 

 

 

 

 

上記にあげたものが欠けた場合、何が起こるか?

⚫︎ストレスが発生し、体の恒常性が崩れる

⚫︎その状態が続けば健康が損なわれる

⚫︎この本で取り上げている患者の物語を見ていくと、感情コンピテンスの1つ

またはそれ以上が、(たいていは)本人が気づかぬまま著しく損なわれている

 

 

 

グッ健康を危険にさらすような、隠れたストレスから自分を守るには、”感情コンピテンス”を育てることが必要

 

 

グッすでに、病気にかかっている人が回復する為に

取り戻さなければいけないものでもある

 

 

グッ世界の子供達の心の中に、病気を予防する最良の薬として、

感情コンピテンスを育てる事は、とても重要である

 

 

 

 

四角オレンジストレスについて

⚫︎医学では普通、ストレスとは、非常に厄介ではあるが、単独の出来事と見る。

例えば突然の失業、結婚生活の破綻、大切な人の死などの出来事だと考えられている

 

⚫︎しかし、もっと目立たない、長期的な害を与えるような日常的なストレスがある

 

⚫︎心の中から生じたストレスは、外からは全く正常であるように見せながら、

身体にしっかり悪影響を与える。

 

⚫︎このストレスに幼い頃から慣れてしまった人々は、ストレスがないと不安になり、退屈で生きる意味がないような気がしてくる。

 

⚫︎これは、アドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンへの

嗜癖(依存)が考えられる

 

⚫︎このような人にとって、ストレスは望ましいものであり、無くなっては困るものになる

 

⚫︎著者を含む、医師の定義では、ストレスとは主観的な感覚ではない

 

⚫︎ストレスとは、脳、内分泌系器官、免疫系、その他多くの身体器官が関与する、

客観的で測定可能な一連の体内の生理学的変化をいう。

 

 

ストレスとは何なのか?

 

⚫︎ストレスとは、ひとつの生物学的プロセス、体内の広範な作用の総体であり、

原因や自覚の有無は無関係と言える

 

⚫︎ストレスとは、ある有機体がその存在や健康への脅威を知覚した時に起こる(目に(見えるかもしれないし、見えないかもしれない)体内の変化といえる

 

⚫︎神経の緊張はストレスのひとつの構成要素かもしれないが、緊張を感じる事なくストレスを受ける事もある

⚫︎反対に、緊張を感じても、生理的メカニズムが作動しないい事もあり得る

 

⚫︎ある有機体に課せられた要求が、通常満たす事のできる能力を超えている時、

過酷なストレスが発生する

 

⚫︎ストレス反応は、感染や負傷によって身体がダメージを受けた時に起こる

⚫︎さらに、心理的なトラウマによっても、またはトラウマを負う恐れがあると感じただけでも(想像にすぎなくても)ストレス反応が誘発される事がある

 

⚫︎生理的なストレス反応は、脅威が外的で知覚可能なものでも、

本人が[良いストレス]だと信じ込んでいる場合でも起こりうる

 

 

 

一般的にストレスを招く要素として、挙げられるもの

ハートブレイク不安

ハートブレイク情報の欠如

ハートブレイク主導権の喪失

 

⚫︎慢性疾患を抱えた人の生活には、これが3つともある(場合がある)

 

 

 

 

 

ストレス体験には3つの構成要素がある

⚫︎第1の要素⚫︎

肉体的にせよ、精神的にせよ、その生物が脅威と感じる出来事

 

⚫︎第2の要素⚫︎

ストレス刺激を受け、その意味を解釈する処理システム

(人間の場合この処理システムは、神経系の、特に脳を指す)

 

⚫︎第3の要素⚫︎

ストレス反応

(知覚された様々な脅威に対する、

生理面、行動面での、適応反応を指す)

 

 

..........................

⚫︎何をストレス刺激とみなすかであるが、

出来事の意味を解釈する処理システム次第である

(⚫︎第2の要素⚫︎神経系、特に脳次第)

(例えば、地震のショックは多くの生物にとって直接的な脅威であるが、

細菌にとってはそうではない)

 

⚫︎ストレス刺激はすべての人に一定ではなく、それぞれに違う。

一律でも、普遍的でもない。

各人の気質と、人生経験に左右される。

 

 

 

コルチゾールの直接的な機能は、

免疫系の活動を安全な範囲内に保ち、

ストレス反応を鎮めること

 

⚫︎何らかの脅威が起こる

⇨脳幹の視床下部は[副腎皮質ホルモン放出ホルモン]を出す

⇨それは、移動して下垂体に向かう

⇨下垂体は、刺激を受け、[副腎皮質刺激ホルモン]を放出

⇨それは、血流に乗り、副腎に到達する

⇨到達したそれは、副腎皮質に刺激を与える

⇨副腎皮質は、[副腎皮質ホルモン]を出すという仕組み

 (最もよく知られてホルモン名は、コルチゾール)

 

 

 

⚫︎コルチゾールの働きは、生理的チェック機能

(身体が脅威に反応するために備えている複雑精妙な機能)および、

バランス機能の重要な部分を占めている

 

 

⚫︎コルチゾールは、体内のほとんどすべての組織

(脳から免疫系、骨、腸まで)に何らかの方法で働きかける

 

 

⚫︎体内には多様なホルモンがある

(いろいろな器官、組織、細胞の働きに作用する溶解性の化学物質)

 

⚫︎ある器官から分泌された化学物質が体内を循環して他の器官の働きに影響を与えるとき、

その物質は内分泌ホルモンと呼ばれる

 

 

 

 

 

私たちは、体内の安定(恒常性)を維持するために

ストレス反応を展開する必要がある

 

⚫︎ストレス反応

↓↓↓

いかなる脅威、攻撃に対しても反応する

(物理的、生理的、化学的、精神的)意識するしないは関係ない

 

 

⚫︎ここでいう脅威とはなにか?

体内の恒常性を乱す可能性の事

(恒常性とは;生き物が生存し、機能する事が出来る比較的せまい範囲の生理的条件)

 

 

 

⚫︎アドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンが、脅威に対応する

  グー⇨闘うか逃げるため、内臓から筋肉に血液を送り込む、その為には心臓をより早く動かす

  グー⇨脳は、他ごとを忘れ、今ある脅威に一点集中する

  グー⇨体内エネルギーは、糖分子の形にして、活性化させる

  グー⇨免疫細胞を活性化する

 

 

⚫︎しかし、この働きは度を越してはいけない

 注意血中の糖濃度が高すぎれば、昏睡状態に陥る

 注意免疫系が活性化しすぎると、有害な化学物質を作り出してしまう

 

 

 

⚫︎脅威に何らかな方法で、打ち勝ったりできず、

それを避けたり出来ないまま、いつまでも続けば害を与える

 

 

 

 

 

生きていく為に必要なストレス・メカニズムが

病気の原因となる場合(ストレス反応は2種類ある)

 

⚫︎急性ストレス反応⭕️

 脅威に対して即座に、短時間だけ起こる身体反応

 ([闘争か逃走反応]ー神経系からの電気信号の発信を促し、ホルモンを放出させ、

 免疫系の活動を変化させる。直接的な危険から私達を守る)

 

⚫︎慢性ストレス反応❌

 ストレス刺激に気がつかない、あるいは、

 気付いていても逃れようがないために継続的にさらされ、

 ストレスメカニズムが長期的に活動を続けている状態。

↓↓↓

 ストレスレベルが高ければ、それだけ視床下部ー下垂体ー副腎の軸によって放出

 されるコルチゾールの量も増える

↓↓↓

コルチゾールは傷の治癒に関わる炎症細胞の活動を抑制する

 (コルチゾールが慢性的に高ければ体内組織が破壊され、アドレナリン濃度が

 慢性的に高ければ、血圧が上がって心臓に害を与える)

 

 

慢性のストレスは、免疫系の働きを抑制する

ナチュラルキラー(NK)細胞の機能を著しく抑制してしまう。

(ナチュラルキラー細胞とは=侵入してきた微生物と戦ったり、悪性に変異した細胞を破壊したりする能力があり、感染症やがんとの戦いの最前線にいる細胞)

 

 

⚫︎脅威に何らかな方法で、打ち勝ったりできず、

それを避けたり出来ないまま、いつまでも慢性的に続けば害を与える

 

 

 

ストレスが起こす生理的な体への影響とは

⚫ストレスが起こす生理的な体への影響は、

主に次の3種類の器官に起こる

 

 炎副腎➡️副腎の拡大(副腎皮質刺激ホルモンの亢進効果)

 炎免疫系(脾臓、胸腺、リンパ節)➡️リンパ組織の縮小(コルチゾールの抑制効果)

 炎消化器系➡️腸の潰瘍(コルチゾールの潰瘍発生効果)

 

こうした変化はすべて、中枢神経とホルモンの作用で起こる

 

 

 

 

四角グリーンメモ四角グリーン

⚫︎コルチゾール系の薬を処方されている人(例えば、喘息、大腸炎、関節炎、がん)

は、腸からの出血の危険があるため、腸壁を保護する別の薬剤も摂る必要がある

 

⚫︎ストレスが慢性的になろと、コルチゾールの影響により、腸のがんになるリスクが高まる

⚫︎コルチゾールは、骨密度を低下させる働きもする。

 

⚫︎うつ状態の人、閉経後にストレスを抱えうつ状態にある人はコルチゾールの分泌がひどく過剰になっているので、骨粗しょう症と大腿骨骨折が多くなる

 

 

 

 

 

 

 

第3章、[抜粋、自分的要約]ここまで。

ギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザ

 

 

 

[感想]

今回は自分的に、あまりすっきりまとめられ

なかった気がするな〜。

また、内容を整理するかもですー。

 

ストレス反応も適切なら自分を守るけど、

逃げられない慢性状態が続くと、逆にそのストレス反応

で自分に害がでるんだね。

原始時代ではない、現代社会でのストレスの質

が関係してくるんだろうね〜

 

感情コンピテンス(感情の能力)を育て、

実行することで、体を守りたい

 

 

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