つい先日利用したJR東日本パスも夢のような切符でしたが、JR西日本も負けてられない、とばかりに山陽新幹線、在来線特急のグリーン車に2日間6回まで乗れるすごい切符を販売しています。
これは使わない手はない、ということで期限が迫っていましたので早速計画を立てて乗り鉄旅を敢行してきました。
今回は仕事などの都合で日帰り旅でしたが、これだけふんだんにグリーン車を利用出来るなんて、まさにドリーム旅。
- 旅程
① 新大阪→岡山 山陽新幹線 さくら543号 グリーン車 新大阪発6:50 → 岡山着7:40
② 岡山→出雲市 伯備線経由 特急やくも3号 パノラマグリーン車 岡山発8:05 → 出雲市着11:04
③ 出雲市→新山口 山陰本線、山口線経由 特急スーパーおき3号 普通車指定席 出雲市発11:24 → 新山口着14:40
④ 新山口→小倉 山陽新幹線 さくら557号 グリーン車 新山口発15:04 → 小倉着15:23
⑤ 小倉→博多 山陽新幹線 のぞみ37号 グリーン車 小倉発18:14 → 博多着18:30
⑥ 博多→新大阪 山陽新幹線 のぞみ76号 グリーン車 博多発19:30 → 新大阪着21:58
※ ④と⑤の間に別料金で小倉-門司港間JR九州の普通列車で往復
- 利用切符 : JR西日本グリーンきっぷ JR西日本管内2日間乗り放題 20,000円
ただし50歳以上の「おとなび」に登録する必要あり。
Part 1は新大阪→岡山→出雲市です。
これがドリーム旅のきっぷ全容です。
新幹線のグリーン車にも乗れるすごいの一言。
旅の始まりは新大阪駅から鹿児島中央行・「さくら543号」に乗車して岡山へ向かいます。
JR西日本のN700系車両は普通車指定席も2-2列のゆったり座席ですが、グリーン車も2-2列、しかしピッチはすごく広く取ってあってゆったり度が格段に違います。
あっと言う間の50分、で岡山に到着。
ここまで乗ってきた「さくら号」を見送って在来線ホームへ移動します。
岡山から出雲市行・やくも3号に乗車します。
381系車両で先頭車はパノラマ型グリーン車。
前面展望が楽しめますが最前列席の確保はなかなか難しいです。
座席は2-1列、座席の幅もピッチもかなり広くて疲れを知らない座席の造りです。
ただ最新車両ではないので経年変化は否めず、また電源コンセントも装備されていません。
倉敷までは山陽本線、その後伯備線に入って米子を目指します。
倉敷、備中高梁に停車して伯備線を進んで行きます。
伯備線は高梁川に沿って走るのでカーブが多く、ここで振り子型381系が本領発揮します。
かなりの急カーブも80km/hくらいのスピードで縫うように走り抜けます、が、車体全体が左右にゆらりゆらりするので乗り物酔いする方には厳しいかもしれません。
よって特急「はくも」なんていう有り難くない別名を付けられています。
伯備線の中心駅・新見駅に停車。
上り・出雲市発岡山行「やくも8号」と行き違い。
懐かしいクリーム色に赤のラインが入った国鉄色塗装の381系でした。
今、やくも号は新型車両投入される予定なのでいろんな復活塗装の車両が使われているので撮り鉄には非常に注目されているらしく伯備線沿線にはたくさん撮り鉄がカメラを構えて居ました。
車窓右手に雄大な伯耆大山の山容が目に飛び込んでくるとまもなく米子。
京都から伸びてきている山陰本線と合流して米子駅に到着。
島根県・県庁所在地の松江駅を出るとすぐに右手に宍道湖が現れます。
国道9号線と併走するこの区間がやくも号の車窓のハイライトかもしれません。
松江駅から宍道駅までずっと宍道湖に沿って走ります。
宍道湖を見ながら岡山駅で買った桃太郎祭りずしで昼食。
色鮮やかでサッパリした味です。 岡山駅と言えばやっぱりこの祭りずしが駅弁の代表格でしょうね。
定刻通り、出雲市に到着。
駅構内には新型やくものイラストが掲示されていました。
Part 2は山陰本線、山口線を経由して新山口までの特急スーパーおき号の乗車記です。
=to be continued=