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 多分、いや間違い無く第一幕が終わった後、少しの間座席から身動き出来ないほどの感動を覚えたのは、みりお氏のお披露目公演花組「エリザベート」の第一幕が終わった後と全く同じ状況に陥ってしまいました。

 何というか「ファントム」の凄さに圧倒されて金縛りに遭ったような。

 

 初日の幕が開いて3日目、早速宝塚大劇場へ行ってきました、

雪組公演「ミュージカル・ファントム=Phantom=」のMY初日観劇です。

 

    

 

    

 

    

《観劇データ》

・ 2018年11月11日(日) 15:00公演 @宝塚大劇場

・ 第一幕 : 15:00-16:15、  第二幕 : 16:45-18:00

・ 座席 : A席 1階 26列 センターブロック

 

    

 

    

 

 

 公式プログラムが凄いっ!、真ん中に折り込みの塩ビ製の写真が組み込まれています。

こんな贅沢なプログラムは今まで出会ったことがない、劇団の力の入れようが分かります。

これ、完全保存版となるでしょう。

 

《観劇記》

・ 宝塚でこれをやると間違い無く客入りが凄いという名作ミュージカル、しかし前回は2011年花組の蘭蘭コンビ以来なので間違い無くファンからは待望論が出ていたのでしょうが、いやぁこれこそだいきほ(望海風斗&真彩希帆)コンビの出現まで待たないといけなかったのか、みたいな感じでようやく満を持してファントムファンの前にお披露目した、そんな雰囲気がヒシヒシと感じられます。

 ○○がトップになったら●●の演目を、みたいな噂が常にSNS上を賑わしていますが、「ファントム」はだいもんのトップ就任記念作、という噂が余りにも現実的で、じゃぁだいもんが昨年トップ就任していつになったら「ファントム」をやるん?みたいなやきもきした気分で過ごしていたこともウソではありません。

 花組の蘭蘭コンビのはDVDで何度か見ていますが、今日のだいきほ公演を観ると宝塚版「ファントム」ってまさしくだいきほのためのあてがきではないんだろうか、そんな印象を持ってしまいました。

 

・ これほどの歌ウマコンビが大らかにそして切なく、時にはウキウキとした気分で・・・まるで七変化のように歌い上げる名曲の数々、これぞ眼福、いや耳福そのもの。

世界中のいろんなところで上演されている「ファントム」ですから名曲の数々は既に何度も耳にしているのでさあ、次はだいもんが、そして真彩ちゃんがどんな感じで歌い上げるんだろう?と期待して見ていて(聴いていて)、いやそれが予想を遥かに超越した心地良い響きが耳に洪水のように襲ってきて何とも優雅で気分が高まってしまいます。

 

・ ストーリー的には『えげつない』内容で、醜いが上に我が子を捨ててしまう勝手な父親(キャリエール)、決して驚かないから素顔を見せて見せてとおねだりする言葉に騙されて(?)仮面を取って素顔を見せた途端にきゃぁーーーと言って逃げ回る勝手気ままなクリスティーヌ、こんなのあり得ない話でこういう部分はどうしてストーリーとして出てきたのか?が不思議な気がします。 

 救いようの無い展開ですがせめてラストの鎖で捕らわれる部分はあまりにも惨めでここはもうちょっと別の組み方でも良いような気がしますが、これぞ名作と言われる所以がある「ファントム」ですから勝手にストーリーを替えてはいけませんね。

 

・ 彩風クンのキャリエール、いやぁ目立つ目立つ、この人は上背がしっかりとあってしかも姿勢が良いので舞台上で栄えます。

こういうのが《華》のある役者、っていうんですかねぇ。

今日は役替わりパターンのシャンドン伯爵=彩凪クン、アラン・ショレ=あーさでしたが、役柄的には今日の逆バージョンの方が2人の個性に合っているような気がします。(次回観劇は逆バージョンです)

 

 そして何ともピッタリというか、これこそ宛書きそのもののカルロッタ=舞咲りんの超絶熱演、花組公演の一花ちゃん=カルロッタも見ものでしたが、舞咲りんの熱演は恐れ入りました!!、見事な配役に大拍手です。

 

 若かりし頃のキャリエール=永久輝せあ、エリックの母・ベラドーヴァ=朝月希和の配役も良い、ひらめちゃんがとっても愛くるしくて素敵でした。キラリと輝く脇役って感じか。

 

 ファントムの従者6人衆がこれまたカッコ良すぎで、特に縣クン、眞ノ宮るいクンに諏訪さきクンが大変キラキラしていたのが印象的でした。

 

・ このような世界的に有名なミュージカル作品についてはいろんな劇団のを沢山ご覧になられている上級者の方々からすれば非常に細かな部分まで気を遣って見られると思いますが私の場合は生で見るのはこれが初めて。

なかなか細かな部分まで目で追いかけるなんて至難の業です。 しかしこの作品は少なくとも『ファントム初心者』でも襟を正して見ないと演者たちに失礼極み無いような気がします、それほど妥協は一切ありません。

 舞台上の生徒さんたちはもちろんですが、見る方も妥協しながら見ることは決して許されません。

いつも私はカジュアルな服装で大劇場へ向かいますが、次回の観劇はせめてジャケットを羽織って見に行こうか、なんてそんな気持ちにさせるのは雪組「ファントム」が正装せねばならないほどの緊張感を持った作品だということではないでしょうか。

 

・ そうそう、1本物のお楽しみのフィナーレがこれまた格好良い。

男役&娘役全員で銀橋にずらりと並ぶ場面(センターは彩風クン)は凄すぎる圧倒感です。

そしてみと組長と退団するひなたクン(陽向春輝)への敬意を払った銀橋渡りも良い演出だったと思います。