お立ちよりいただき、有難うございます🌿

 
 

 

 

 

どういうわけか、平安の世には

昔から惹かれるものがあって

 

 

 

平安〜江戸の歴史がたっぷり詰まった雛祭りは

大好きな行事のひとつです。

 

 

 

平安時代には上巳の節句にかかわる

年中行事もいくつかあり

 

 

 

例えば、曲水の宴とか。

スタート地点に盃を置き、曲がりくねった小川の

先のゴールに行き着くまでに歌を詠む

 

 

 

まぁなんと雅なこと

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな事もお話ししながら

3月の稽古初めとなりました。

 

 

 

 

 

雛人形が、今の【古今雛】と呼ばれる

現代の形になったのは江戸中期以降ですが

 

 

 

それまでどのように移り進んで行ったのか

幕府が雛人形の大きさを巡って

禁令まで出すのならばと

今度は生地にこだわるぞい!

という江戸庶民の楽しみ方は?

 

 

 

など、いつもよりお喋り多く過ごしました。

 

こういうの知っておくと

出すのが面倒な雛人形ではなく

持っていて良かった雛人形になりません?

 

 

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私の母の実家は浅草なので、

母はチャキチャキの江戸っ子性質があります。

なので、 

江戸の人の話をすると腑に落ちるというか

想像できる部分があって

これがダメならこうすりゃいい

面倒見もよくて

会った人はみな友達みたいな感覚

今にも引き継がれているなっていつも感じます

 

 

 

 

 

 

点前は徒然棚(つれづれだな)を。

繁栄を意味する菱形の棚

業平菱の透かし

袋棚に棗を忍ばせて襖をあけるのが

とっても可愛く♡大好きな棚です。

 

 

 

 

 

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私、この時代がとても好きで

今の大河も大好き。

数年前の【平清盛】も楽しかった。

 

 

 

けど、視聴率振るわないそうですね(当時も)

やっぱり戦モノが鉄板なのかな

 

 

 

歴史まではいかなくても、

器とかお菓子とか、

そういう雰囲気に触れるだけでも

茶をする意味って十分ありますよね。

 

 

というか、

私が楽しすぎて準備から、

にたぁ〜🤤と口の緩みが止まらず

ひとりはしゃぎにならぬよう要注意です。

 

 



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↑初釜でやった百人一種遊び

生徒さんのこの笑顔すごく好き🤍

来年は源平合戦か?!

 

 



 

弄花香満衣

はなをろうすれば かえにみつ

 

 

野の花を摘めば香りが衣服に満ち溢れる

雛様もそのように遊んでいるかしら?

いつも雛人形とセットで掛けています。

 

 


表層的な美しさの先にあるものに触れる感じが

好きな言葉ですが

やはり禅語、奥の意味もあり

 




花を弄すればこそ香りが満ち溢れる

ぼんやりとしているだけでは

何の結果も得られない

 



行動を起こしてこそはじめて成果も得られる

そんな教訓を含んだことばです。

 

 

そして、そして

それを地で行く私の練り切りの先生。

この度本を出版されました。

長くなるので、続きで書かせていただきます!

 



つづく

 

 

 

本日もお読みいただき有難うございます🤍

お茶のカケラが届きますように🌱

 

 

 

 

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