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先日茶室に掛けた禅語「本来無一物」。
この言葉、
禅の根本原理ともいうべき言葉なのですが、
現代においても通ずる言葉であり
私自身、よ〜うやく!上手く説明が
できそうなので、今回記したいと思います。
本来無一物とは、文字の通り
人間は本来何も持っていないということ。
物を所有したり、こうしたい!という思いは
一定の部分では大切なことですが、
それに執着しすぎると、争いの心や妬み、
怒りや自己肯定感を下げたりの原因となります。
本来何も所有していないというのは
=自分の心の中にすべてある。
ということです。
心に余裕のある人は、
感情のコントロールが上手いです。
心穏やかに毎日過ごしている人は、
本来無一物の中でのあるものを
自分の心で理解し、感謝しています。
あるものとは言うなれば
当たり前にあることです。
私で例えると、
1今年も家族全員無事お誕生日を祝えた
2毎朝寝起きに家族の寝顔を見れる
3寒くなってきたから朝一白湯が美味しい
4今日もお天気
5住む家がある
6ごはんを作れる
7親も色々あるけどまだまだ元気
8お茶を飲める
9友達もみんな元気
10ベランダのお花が綺麗
そういうあたり前の事に感謝をし続けていると
幸せというものに既に多く囲まれている事に
気がつき、それが大きな土台となり
心のゆさぶりが少なくなります。
そして、穏やかに満たされた状態は
余裕に繋がるので
人に対しても自分に対しても優しく
前向きに行動できるようになります。
あなたも是非、20個(以上)書き出してみてください。
決して不足しているものには目を向けずに
当たり前のことにいかに感謝できるか。
私もまだまだですが、
あるものに目を向け、
コントロール上手なご機嫌人になりたいです。
本日もお読みいただき有難うございます🤍
お茶のカケラが届きますように🌱
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