Don't Blow Away -6ページ目

ヘアスプレー ミュージカル




Hair Spray

 

初演: 2002年 ニューヨーク

見た場所: Pantage Theater in LA

 

同じタイトルの映画を元にミュージカルになったもの。

ボルチモアに住む高校生トレイシーは、ふとしたことから大好きなダンス番組のレギュラー出演者になる。しかしその番組の裏には人種差別規定があり、トレイシーは差別に対して抗議をしようとする。

とにかく明るくて楽しいミュージカル。

主役がおデブな女の子だったり、トレイシーの親は何気にゲイっぽかったり、黒人差別を訴えていたりと、話はなにげにメッセージ性を多く含んでいますが、みんなそれの何が悪いの?!という感じで人生を謳歌しています。60年代のポップで色鮮やかな舞台に流れる明るい曲オンパレードのステージは、楽しすぎて見た人誰もがハッピーになれちゃいます。

ロンドン発の伝統的なミュージカルもいいけど、私はこういうアメリカのミュージカルに多い、あっけらかんとしていてハッピーになれるものが大好きです。

ちなみに、このミュージカルの元になった映画の監督は、昨日の記事 にもちょこっと書いたジョン・ウォーターズ。この映画を観たときはブラックユーモア等はほとんど感じなかったけど、最後にトレイシーが着るゴキブリ柄のドレスはちゃんとミュージカルでも再現されていました。



ファスター、プシーキャット!キル!キル! (1965)




Faster, Pussycat! Kill! Kill!

 

出演: トゥラ・サターナ、ハジ、ロリー・ウィリアムス

監督: ラス・メイヤー

83

 

あらすじ: 3人のストリッパーは、休暇中に砂漠を車で走り飛ばして楽しんでいた。砂漠でであったカップルの男の子を殺してしまい、女の子を人質として連れてゆき、噂を聞いて大金を隠し持つという老人と息子2人が住む家へ向かう。。

 

 

深夜にテレビであっていたものを観ました。なかなかインパクトのある映画だったので記事にして残しておきます。

ラス・メイヤーは、ジョン・ウォーターズやクエンティン・タランティーノなど後のカルト監督にも多大な影響を与えた監督さんらしいです。私はカルト映画=暗い、悪魔祓い系 というイメージしかなかったので調べてみた。

 

カルト映画とは、熱狂的ファンによる小グループによって支持される映画、または、そのような支持者によって長年に渡って支持され続ける映画のこと。(Wikipedia 参照。)JWQTの作品も例に載っていました。

 

なるほど、たしかにこの映画、確実に大衆受けしないです。

バイオレンスとエロスのみの超B級映画。なんなのそのスイカのような胸はとつっこみたくなるけど、彼の映画ではむしろこの巨乳があたりまえらしい。バイオレンスは肉弾戦。女の得意技はチョップ攻撃。なんだかなぁ~と思いつつ、オープニングのカーチェイスはなかなか面白かったので結局そのまま全部観ました。

この3人はなんでそんなに凶暴なのかという単純な疑問を抱いてしまいました。ストーリー性も一応あるのに、巨乳のせいでアホっぽさがでて映画の質が下がっている気がするんだけど、本当はここが魅力なんでしょう。

タランティーノのバイオレンスの見せかたと似たものを感じるところもあったので、そういうのが好きな人はハマるかも。この過激なプシーキャッツはある意味一見の価値ありです。



普通じゃない (1997)




A Life Less Ordinary

 

出演:ユアン・マグレガー、キャメロン・ディアス、ホリー・ハンター、デルロイ・リンドー

監督:ダニー・ボイル

103

 

あらすじ:小説家を夢見るロバートは、清掃の仕事をロボットに置き換えられ解雇されてしまった腹いせに会社の令嬢セリーンを誘拐してしまう。すべてはふたりを結びつけるように任命された天国の恋愛担当の天使、オライリーとジャクソンが仕組んだことなのだが、果たして二人の恋の行く末は・・。

 

 

ユアン・マグレガーは歌が上手いから言うことなしに素敵なんですが、キャメロン・ディアスを好きな理由の中に、歌が下手なのに映画の中でよく歌うというのがあります。私が覚えているだけでも、本作品『普通じゃない』に加え、『ホリディ』、『ベスト・フレンズ・ウェディング』、『クリスティーナの好きなコト』でもかなり音痴な歌声を披露しています。その中でもこの作品での歌が一番インパクト大です。おもしろい女優さんだなぁ~。

性格も社会位置も正反対な二人を恋に落とさせるという難題を課せられた二人の天使が選んだ道は、ロバートにセリーンを誘拐させてしまうこと。

このアイディア自体が変なのですが、タイトルの通り、この映画に普通な性格の人なんて一人もいないし、普通な展開になんてなりません。はっきりいって、設定、展開、全部に無理がある。このあり得なさが徹底しているところがいい。冴えないロバートと強気なセリーンのやり取りは面白くて、全部笑いながら観れちゃいます。

でもそんな “あり得ない”展開の中でも恋愛というテーマはしっかりと描かれているので、観終わった後は幸せ感いっぱいになること間違いなし。

エンディングのアニメーション?もユニークです。

私はセリーンとオライリーが映画のなかで読んでいた恋愛小説は本当にあるのか気になったのですが、この小説の作者ジェニファー・ホッジというのはこの映画の脚本を手がけたジョン・ホッジの奥さんの名前からとったみたいなので、実在はしないみたい。



彩られし女性 (1934)




The Painted Veil

 

出演: グレタ・ガルボ、ハーバード・マーシャル、ジョージ・ブレント

監督: リチャード・ボレスラウスキー

85

 

あらすじ: カトリンは父のアシスタントの医師ウォルターと結婚して中国に渡る。ウォルターは研究が忙しく、カトリンは暇をもてあまして外交官のタウンゼントと恋に落ちるが、彼にとってそれは単なる遊びだった。事実を知り憤慨したウォルターはコレラが発生した中国の奥地への移動を承諾し、カトリンをつれてゆく。そこで看護師として働くカトリンとウォルターのあいだには再び愛情が芽生えたのだが・・



邦題はまだ分かりませんが、最近エドワード・ノートンとナオミ・ワッツ出演によりリメイクされたみたいです。

私は『グランド・ホテル』のグレタ・ガルボが目的で観ました。

最初は痴情のもつれか・・などと甘くみていたけど、実はドラマチックな映画でした。原作を読んだらおもしろそう。

この時代の映画によくある気がするんだけど、彼らの表情が読み取りにくい。ウォルター、本当に怒ってるの?なんでカトリンいつもそんなにむっつりだんまりしているの?と思っていたんだけど、映画の後半へ向けて、ウォルターとの愛情が芽生えてくるとだんだんカトリンの微笑みが見えてきたので、ああ演技だったのねと気付いた。昔の人は今ほど感情をあらわにしなかったのかな。看護師として働くカトリンはすごく美しかったです。

当時グレタ・ガルボが銀幕で輝いていたというのには納得。貫禄と存在感のある女優さんです。



ブルーマングループ




Blue Man Group

見た場所:Venetian in Las Vegas

 

ミュージカルではありませんが、NYoff-off Broadway で話題となったパフォーマンス。

顔と全身が青く染まった3人の男が、観客を不思議と笑いの世界へと誘います。

 

3人のペンキをたらしたドラムの演奏から始まります。

『音楽』、『色』と、『笑い』をメインにしたパフォーマンスかな。

ブルーマンは話さないので、『沈黙』、を使っても笑いを誘っているかも。彼らの表情や動作を見ているとついつい口元が笑ってしまいます。

観客も何人か舞台に連れて行かれたり、彼らも観客席にやってきたりで、観客とのコミュニケーションが多いところも魅力のひとつ。

まぁーなんというかくだらないと言ってしまえばそれまでのようなネタもあるんですが、音楽はかっこいいし、大掛かりなセットを使った仕掛け等もあって、ここまで手をかけてしまえば斬新なアートになるんだねといういい例です。

彼らの世界にどっぷりと浸って、思いっきり笑って楽しめました。