廃棄物問題の内部に含む問題と周辺問題(類似問題)【株式会社船井総合研究所:環境ビジネスコンサル | 船井総合研究所コラム:最新☆産業廃棄物処分・収集運搬/一般廃棄物(塵芥、し尿汲取り浄化槽)/特別管理、再生資源業の経営支援

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株式会社船井総合研究所☆環境ビジネスコンサルタント東新一(ひがし)の視点を発信【このような方におすすめ】一般廃棄物処理業(し尿汲取り浄化槽、家庭ごみ処理委託業、事業系一般廃棄物業)・産業廃棄物処理業・再生資源業(古紙、古鉄、スクラップ、非鉄)・環境関連団体

廃棄物問題の内部に含む問題と周辺問題(類似問題)【株式会社船井総合研究所:環境ビジネスコンサルタントコラム】東新一

廃棄物問題の内部に含む問題と周辺問題(類似問題)

【廃棄物・3R問題】の内部に含む諸問題を考えますと、それらは他の諸問題にも影響したり、その諸問題に内蔵する類似問題と重なっていたりするものです。ここでは、それらの諸問題と内部に含む諸問題について示します。

 

それは、【廃棄物・3R問題】と【地球環境問題】【地域環境問題】【省エネルギー・省資源問題】との関係になります。

 

まず、【地球環境問題】には、

 ※産業・生産関連問題 があり、その中に、

 ・地球温暖化 ・酸性雨 ・オゾン層破壊 ・海洋汚染 ・有害廃棄物越境移動 ・残留性有機汚染物質 があります。

また、産業・生産関連問題と並列関係に

 ※自然生態系環境問題 があり、その中に、

 ・熱帯雨林の減少 ・野生生物類の減少 ・砂漠化 があります。また、同並列に、

 ※発展途上国の公害問題

 

続いて、

【地域環境問題】には、

 ※従来型産業公害問題 があり、その中に、

 ・大気汚染 ・水質汚濁 ・土壌汚染 ・騒音、振動、悪臭 ・地盤沈下 があります。

また、従来型産業公害問題と並列関係に

 ※自然生態系環境問題 があり、その中に、

 ・国内の自然環境破壊

そして、以下それぞれも並列関係にあります。

 ※化学物質問題

 ※都市型・生活型環境問題

 

続いて、

【省エネルギー・省資源問題】では、

 ※省エネルギー があり、その中に、

 ・省エネルギー ・新エネルギー ・代替エネルギー があります。

また、省エネルギーと並列関係に

 ※省資源 があるといった具合です。

 

そして、

【廃棄物・3R問題】には、

 ※投入エネルギー・資源の極小化 があり、その中には、

 ・リデュース(廃棄物の発生抑制) ・リユース(部品、製品等の再使用) ・リサイクル(廃棄物の再資源化) ・適正な中間処理(ダイオキシン対策、重金属対策、有害廃棄物対策) があり、

 ※最終処分量の極小化 といった内容も含まれています。

 

また、最後に

【廃棄物・3R問題】と【地球環境問題】、【廃棄物・3R問題】と【地域環境問題】、【廃棄物・3R問題】と【省エネルギー・省資源問題】との内部に含む問題を示します。

 

【廃棄物・3R問題】と【地球環境問題】とでは、

・焼却時のCO2問題等 があります。

また、

【廃棄物・3R問題】と【地域環境問題】とでは、

・焼却時のダイオキシン問題等

・3Rによる地域の省エネとCO2削減

また、

【廃棄物・3R問題】と【省エネルギー・省資源問題】とでは、

・3Rによる省エネとCO2削減

・3Rによる省エネと省資源 等になります。

☆出典:旧(財)クリーン・ジャパン・センターHPより

 

上記内容が示すように、廃棄物関連の問題を単に【廃棄物・3R問題】だけでみるのではなく、その内部に含む問題によっては、他の諸問題との関係性をみて、考慮・解決していきたいですね。

 

☆廃棄物業界で永続経営をする上で、少なからず影響しそうな48種類の法令等☆

 

☆廃棄物処理法の制定(昭和45年)と基本的な体系は当時のまま(清掃法→廃棄物処理法→現在)

 

☆廃棄物処理法改正の意図☆分類すると大きくは3~5つ

 

☆廃棄物処理法の構成と各章の概要

 

☆廃棄物の区分と仕組み

 

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