φ(.. )メモシテオコウ
ほぼ内部告発
私は、元原子力船「むつ」機関士内定者でした。職に就く直前にゼミの教授に「核廃棄物処理(原子炉内部には大量の核廃棄物がありますが、原子炉を廃炉するときに、なんらかの方法で処理しなくてはなりません)の処理方法を確立してから、人類は原子炉を使うべきではないのか?我々はまだ処理技術を確立していないと思います。」と言ったところ、教授が激怒して怒鳴り飛ばされました。これはタブーに触れてしまったと気が付き、同時に人類はまだ原発を使いこなすレベルに達していないと思い、就職を辞退しました。今回の事故では、つくづく色々なことを考えさせられました。これから話すことはほとんど内部告発に近いものです。
まず、非常用冷却装置。無電源で炉心を冷却する装置が必ず付いています。ただし、高圧空気で作動するバルブが数個ありますから、高圧空気を消失した場合には、手動操作が必要になります。今回テレビを通じて送られてくる画像を見ていますと、最初の二日間くらいは、非常用無電源冷却装置が働いていました。(海から原発を眺めたとき、向かって左側に冷却水放出口がありますが、ここから大量の海水が出ていました。つまり冷却されていたことになります)おそらく高圧空気が消失して、バルブが閉じたものと思われます。
すなわち、三日目ころ冷却不能になったと思われます。プロのエンジニアがいれば、手動操作で冷却を続けられた、と思います。車に例えれば、オートマ免許限定の運転士しかいなかった、と思います。マニュアル操作が全くできていなかった、と思います。プロのエンジニアはそう簡単に養成できるものではありません。宇宙飛行士を育てるくらい大変です。日本国内には60基に迫る原発がありますが、これらを安全に運転するにはプロの機関士が2~300人は必要ですが、そんなに沢山のプロがいるんだろうか?とかねがね思っていました。私が、免許を習得したのは35年前ですが、私一人を養成するのに、当時で600万円もの税金が投入されたのです。非常時を想定した操作訓練(運輸省航海訓練所の通常のタービン練習船を使います)もありました。今回の事故の経過と、報道機関から提供されるわずかな情報から推測すると、プロのエンジニアがいなかった、と思います。
放射能について。放射能とは放射線を放出する能力のことで、「放射能がある」とか「ない」のように使うことばです。放射線と言うべきところを「放射能」と間違って使われています。
放射線について。紫外線も放射線のひとつです。今回の事故について報道するには、正式には「原発由来の汚れた物質から放出される独特の放射線」と呼ぶべきでしょう。
原発由来の放射線について。α(あるふぁ)線、β(ベータ)線、γ(がんま)線のみっつがあります。α線は、ヘリウムの原子核で+2の電荷を持っていますが、大きな粒子なのでワラ半紙1枚で止まります。しかし、ストロンチウム90(α線を放出します)などが、カルシウムとまちがえて体内に取り込まれると、体内被曝を起こします。ヨウ素もそうです。β線は自由電子で-1の電荷を持っています。鉛の板で止まります。γ線は-2の電荷を持った「電磁波」で2メートルの鉛でも突き抜けます。
これらの放射線はウラン235に中性子をぶち込んだときに、原子間引力と言う力が解放されて、物凄いエネルギーが放出されます。そのときに、ウラン235が、スイカ割りのように割られます。割れたウランは二つ以上の別の汚れた物質に変わります。水素から始まって全ての物質ができます。もちろん「汚れた金」もできるのです。プルトニウムは、ウラン235から放出された陽子と言うものが、ウラン238に打ち込まれてできます。打ちこまれた陽子は、邪魔なのでいずれは放出されます。これが核崩壊です。このときに大量の熱が出ます。100個のプルトニウムの内50個が安定したウラン238に戻るのに24,000年もかかります。
国内に残っている全ての原発の中には、このような危険なものがたっぷり詰まっているのです。
冷却水について、原子力潜水艦や原子力空母用では、原子炉に入れた水を蒸気にして直接タービンを回しますが、陸上用(発電所用)では、タービン回りが放射線だらけで危険(どうやって点検するの?)なので、一次冷却水(核反応を起こしている超危険な場所に触れる水)と二次冷却水(一次冷却水の熱で、比較的きれいな蒸気を作る水)とに分けて使います。「むつ」も一次冷却水と二次冷却水に分かれていた。今回事故を起こした原発は、一次冷却水でタービンを回すように報じられています。とすると、非常用冷却水ラインのバルブを手動操作できなかった(近寄ることすら危険だから)のかも知れませんが、そんな原発(一次冷却水で直接タービンを回す原子炉)を本当に使っていたのか?疑問です。
書きたいことはもっと一杯あります。聞きたいことがあれば、答えたいと思いますので、連絡を下さい。
のうほうく丸機関長 ( 2011/10/09 14:18 )
原発推進派っていうのは国を守る為には核兵器を作れるんだぜ?ってアピールの為なんだそうだ。
脱原発派っていうのは大切な人を健康を守る為に原発に反対なのだ。
でもね、どうしても原発推進派は国を守るというよりも原発によって動くお金や利権の為にって気がしてならない。
それから・・・
こんなに汚染されている各地のキノコ類
キノコやばすぎるだろ・・・食べない方がいいよ・・・・ヽ(;´Д`)ノ
ほぼ内部告発
私は、元原子力船「むつ」機関士内定者でした。職に就く直前にゼミの教授に「核廃棄物処理(原子炉内部には大量の核廃棄物がありますが、原子炉を廃炉するときに、なんらかの方法で処理しなくてはなりません)の処理方法を確立してから、人類は原子炉を使うべきではないのか?我々はまだ処理技術を確立していないと思います。」と言ったところ、教授が激怒して怒鳴り飛ばされました。これはタブーに触れてしまったと気が付き、同時に人類はまだ原発を使いこなすレベルに達していないと思い、就職を辞退しました。今回の事故では、つくづく色々なことを考えさせられました。これから話すことはほとんど内部告発に近いものです。
まず、非常用冷却装置。無電源で炉心を冷却する装置が必ず付いています。ただし、高圧空気で作動するバルブが数個ありますから、高圧空気を消失した場合には、手動操作が必要になります。今回テレビを通じて送られてくる画像を見ていますと、最初の二日間くらいは、非常用無電源冷却装置が働いていました。(海から原発を眺めたとき、向かって左側に冷却水放出口がありますが、ここから大量の海水が出ていました。つまり冷却されていたことになります)おそらく高圧空気が消失して、バルブが閉じたものと思われます。
すなわち、三日目ころ冷却不能になったと思われます。プロのエンジニアがいれば、手動操作で冷却を続けられた、と思います。車に例えれば、オートマ免許限定の運転士しかいなかった、と思います。マニュアル操作が全くできていなかった、と思います。プロのエンジニアはそう簡単に養成できるものではありません。宇宙飛行士を育てるくらい大変です。日本国内には60基に迫る原発がありますが、これらを安全に運転するにはプロの機関士が2~300人は必要ですが、そんなに沢山のプロがいるんだろうか?とかねがね思っていました。私が、免許を習得したのは35年前ですが、私一人を養成するのに、当時で600万円もの税金が投入されたのです。非常時を想定した操作訓練(運輸省航海訓練所の通常のタービン練習船を使います)もありました。今回の事故の経過と、報道機関から提供されるわずかな情報から推測すると、プロのエンジニアがいなかった、と思います。
放射能について。放射能とは放射線を放出する能力のことで、「放射能がある」とか「ない」のように使うことばです。放射線と言うべきところを「放射能」と間違って使われています。
放射線について。紫外線も放射線のひとつです。今回の事故について報道するには、正式には「原発由来の汚れた物質から放出される独特の放射線」と呼ぶべきでしょう。
原発由来の放射線について。α(あるふぁ)線、β(ベータ)線、γ(がんま)線のみっつがあります。α線は、ヘリウムの原子核で+2の電荷を持っていますが、大きな粒子なのでワラ半紙1枚で止まります。しかし、ストロンチウム90(α線を放出します)などが、カルシウムとまちがえて体内に取り込まれると、体内被曝を起こします。ヨウ素もそうです。β線は自由電子で-1の電荷を持っています。鉛の板で止まります。γ線は-2の電荷を持った「電磁波」で2メートルの鉛でも突き抜けます。
これらの放射線はウラン235に中性子をぶち込んだときに、原子間引力と言う力が解放されて、物凄いエネルギーが放出されます。そのときに、ウラン235が、スイカ割りのように割られます。割れたウランは二つ以上の別の汚れた物質に変わります。水素から始まって全ての物質ができます。もちろん「汚れた金」もできるのです。プルトニウムは、ウラン235から放出された陽子と言うものが、ウラン238に打ち込まれてできます。打ちこまれた陽子は、邪魔なのでいずれは放出されます。これが核崩壊です。このときに大量の熱が出ます。100個のプルトニウムの内50個が安定したウラン238に戻るのに24,000年もかかります。
国内に残っている全ての原発の中には、このような危険なものがたっぷり詰まっているのです。
冷却水について、原子力潜水艦や原子力空母用では、原子炉に入れた水を蒸気にして直接タービンを回しますが、陸上用(発電所用)では、タービン回りが放射線だらけで危険(どうやって点検するの?)なので、一次冷却水(核反応を起こしている超危険な場所に触れる水)と二次冷却水(一次冷却水の熱で、比較的きれいな蒸気を作る水)とに分けて使います。「むつ」も一次冷却水と二次冷却水に分かれていた。今回事故を起こした原発は、一次冷却水でタービンを回すように報じられています。とすると、非常用冷却水ラインのバルブを手動操作できなかった(近寄ることすら危険だから)のかも知れませんが、そんな原発(一次冷却水で直接タービンを回す原子炉)を本当に使っていたのか?疑問です。
書きたいことはもっと一杯あります。聞きたいことがあれば、答えたいと思いますので、連絡を下さい。
のうほうく丸機関長 ( 2011/10/09 14:18 )
原発推進派っていうのは国を守る為には核兵器を作れるんだぜ?ってアピールの為なんだそうだ。
脱原発派っていうのは大切な人を健康を守る為に原発に反対なのだ。
でもね、どうしても原発推進派は国を守るというよりも原発によって動くお金や利権の為にって気がしてならない。
それから・・・
こんなに汚染されている各地のキノコ類
キノコやばすぎるだろ・・・食べない方がいいよ・・・・ヽ(;´Д`)ノ