こんにちは!
千年ノートマイスター講師の高木秀佳です。
今日はピアニストとしての仕事について書きたいと思います。
来週9/22に、合唱団の伴奏者として演奏会に出演します。
その演奏会では、作曲者ご本人が指揮をされます。
先日、初めて練習にいらっしゃり、
ご指導をいただく機会がありました。
まず最初に感じたのは、「細かい!」ということ。
作曲者ご自身が指揮をされるわけですから、
当然細かいところまでこだわりがあり、
その意図をどれだけ表現できるのか、、、
正直不安になりました。
でも、自分の作品への思い入れが強いのは当然ですよね。
以前、別の作曲家の先生とお話ししたとき、
「自分の作品を演奏されるのを
一度も満足したことがない」
とおっしゃっていたのを思い出しました。
表現しきれないほどの深い思いがあるのでしょう。
その気持ちに寄り添いながら、
できる限り先生の思いを
音に乗せて届けられるよう努めたいと思います。
歌劇「夢、結ぶ。」
今回の演目は、
岡崎空襲を題材にした歌劇「夢、結ぶ」です。
歌詞が心に響き、演奏者たちの表現力も素晴らしく、
練習中にもかかわらず、
思わず涙がこみ上げてくる瞬間が何度もあります。
何気なく過ごせる日常が、
どれだけ尊く、ありがたいものか…。
そんなことを自分のことと重ねながら考えてしまいます。
練習中ということを忘れてしまうほど
感動的な時間を過ごさせていただいています、
それだけ心に深く響く作品なので、
たくさんの方に聴いていただきたいと心から思います。
この作品は、市政記念公園として演奏され、
全て演奏すると3時間にもなる大作。
今回は、その中から約1時間に抜粋された内容をお届けします。
お近くの方いましたら
ぜひお聴きください♪