2020年10月18日 佐賀県産クロツバメシジミ幼虫です。
産卵されていたツメレンゲは食痕が明らかになってきました。
産卵された卵から無事孵化して幼虫はツメレンゲを食して育っているという事ですね。
幼虫の姿も認識できました(写真3・4枚目)。
2020年9月29日 佐賀県産クロツバメシジミです。
ツメレンゲのみを植えたプランターです。
9月23日よりクロツバメシジミ1♀を放っていました。
タイトゴメよりツメレンゲの方が大型でボリュームがあるので飼育は楽です。
結構産卵してくれていました。
ツメレンゲはヤフーオークションで個人、園芸店より結構出品されていますので入手は簡単です。
2020年9月29日 ツメレンゲを植えたプランター
2020年9月29日 ツメレンゲに産まれたクロツバメシジミ卵 中央右 1卵
2020年9月29日 ツメレンゲに産まれたクロツバメシジミ卵 4卵
2020年9月29日 ツメレンゲに産まれたクロツバメシジミ卵 4卵
2020年9月22日 佐賀県の玄界灘に面する岩場にてクロツバメシジミを採りました。
海沿いの岩場に生息するいわゆる海クロツです。
岩場は急峻で下まで落ちたら大怪我、下手すると命にかかわるような所です。
食草はタイトゴメです。長野、新潟で食草となっているツメレンゲよりも小さくかわいい姿の植物です。
結構な強風の吹く中クロツバメシジミは逞しく生きていました。
2020年9月22日 佐賀県の玄界灘に面する岩場
2020年9月22日 佐賀県の玄界灘に面する岩場
2020年9月22日 佐賀県の玄界灘に面する岩場 落ちたらあの世へ?
夢中になって蝶を追って落ちたら危険です。無理しないようにしました。
2020年9月22日 佐賀県の玄界灘に面する岩場 クロツバメシジミの食草 タイトゴメ
2020年9月22日 佐賀県の玄界灘に面する岩場 クロツバメシジミ
2020年9月19日 キリシマミドリシジミの卵です。
越冬芽に通常1~3卵位産卵されています。越冬芽の芽付きがよいほど卵の数が多い傾向にあります。
多いと1つの芽に40卵とか付いているそうですが、普通は多くても10卵前後でしょう。
2020年9月19日 産地でのキリシマミドリシジミの卵
2020年9月19日 採取してきたアカガシのキリシマミドリシジミの卵
2020年9月19日 採取してきたアカガシの冬芽のキリシマミドリシジミの卵 1卵
2020年9月19日 採取してきたアカガシの冬芽のキリシマミドリシジミの卵 2卵
2020年9月19日 採取してきたアカガシの冬芽のキリシマミドリシジミの卵 8卵塊
2020年9月19日 佐賀県のキリシマミドリシジミ産地です。
アカガシが食樹ですが、キリシマミドリシジミの好む生息環境は落葉樹(ナラ類)と常緑樹のアカガシの混じった樹林です。アカガシの純林は好まれません。
キリシマミドリシジミはの産卵する枝は、あまり日の当たらない薄暗い日陰側が圧倒的に多いです。
西日の当たる側は好まれません。気温差がない方が卵の安定な生育には好都合なのでしょう。
♀はアカガシのひこばえや2~3mの幼木等の越冬芽に卵を産み付けます。
それ程高い位置に産卵しないので木登りの必要はあまりありません。
しかし高さ2~3m位の枝にも産卵されているので高枝切りバサミがあれば好都合です。
キリシマミドリシジミ産地 落葉樹(ナラ類)と常緑樹のアカガシの混じった樹林 適度に光が差し込む
キリシマミドリシジミ産地 アカガシのひこばえ
キリシマミドリシジミ産地 アカガシのひこばえ こういった日当りのよい場所にはまず卵は
産まれていない 日中でも日の当たらない薄暗い所に好んで産卵されている
2020年9月19日にキリシマミドリシジミの採卵に佐賀県を訪れました。
ゼフィルスではキリシマミドリシジミ、ヒサマツミドリシジミが未採集種です。
実は9月12日にヒサマツミドリシジミの成虫♀を採集に新潟県に行きましたが全くの空振りに終わり落ち込んでいた私でした。今回は気を取り直して佐賀県におじゃまいたしました。
ポイントに着くとキリシマミドリシジミの食樹であるアカガシは沢山生えているのですぐにわかります。
木を切った際の木材が赤いのでアカガシと呼ばれます。
2020年9月19日 佐賀県 キリシマミドリシジミの産地のアカガシ 樹皮は黒褐色で緑色のコケが
生える
2020年9月19日 佐賀県 キリシマミドリシジミの産地のアカガシ 古木で樹皮が剥がれて赤い材質が
露出して見られる
アカガシの葉 葉の先端のふちはギザギザ(鋸歯)がない ゼフィルスが好むウラジロガシ、アラカシ、イチイガシは葉の先端のふちに鋸歯がある 葉の先端は鋭角で葉はシワシワと波打つ感じ
アカガシの葉表 葉脈は大体10本前後 葉はシワシワと波打つ感じ
アカガシの葉裏 葉脈は大体10本前後 明るい緑色
長野県産コヒョウモンモドキ幼虫です。今までのクガイソウが食されほとんどなくなってしまったので2020年8月14日のクガイソウの新しいプランターを用意し幼虫を移動させました。
クガイソウは山野草愛好家にもよく知られ、茶花等としても有名でインターネットで簡単に入手できます。
2020年8月19日 には幼虫によって葉はだいぶ食され巣が広がっています。
新しい巣と古い巣が入り混じり、混沌としている?といった状況です。
2020年8月14日のクガイソウの新しいプランターを用意
2020年8月19日 コヒョウモンモドキ幼虫によって食されたクガイソウ 幼虫の巣
2020年8月19日 コヒョウモンモドキ幼虫によって食されたクガイソウ 幼虫の巣
2020年8月19日 コヒョウモンモドキ幼虫によって食されたクガイソウ 幼虫の巣
2020年8月19日 コヒョウモンモドキ幼虫によって食されたクガイソウ 幼虫の巣