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蝶好きなhideのブログ

蝶を採ったり飼育したりするのが好きな62歳のおじさんのブログです。
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2020年9月8日長野県産コヒョウモンモドキ幼虫です。

9月に入って幼虫はぱったりと摂食をやめて巣に籠っています。だいぶ食されたクガイソウの葉の緑の生葉も減っていません。外から観察しても幼虫達の姿は全く見えません。

もう活動を停止して越冬体制に入っているようです。

今はエアコンの効いた部屋にプランターを置いてありますが、いずれ涼しくなったら野外に出す予定です。










長野県産コヒョウモンモドキ幼虫です。今までのクガイソウが食されほとんどなくなってしまったので2020年8月14日のクガイソウの新しいプランターを用意し幼虫を移動させました。

クガイソウは山野草愛好家にもよく知られ、茶花等としても有名でインターネットで簡単に入手できます。

2020年8月19日 には幼虫によって葉はだいぶ食され巣が広がっています。

新しい巣と古い巣が入り混じり、混沌としている?といった状況です。


2020年8月14日のクガイソウの新しいプランターを用意


2020年8月19日 コヒョウモンモドキ幼虫によって食されたクガイソウ 幼虫の巣


2020年8月19日 コヒョウモンモドキ幼虫によって食されたクガイソウ 幼虫の巣


2020年8月19日 コヒョウモンモドキ幼虫によって食されたクガイソウ 幼虫の巣



2020年8月19日 コヒョウモンモドキ幼虫によって食されたクガイソウ 幼虫の巣


2019年8月13日長野県産 コヒョウモンモドキ幼虫です。

プランターのクガイソウの葉はだいぶ食され残りの葉も少なくなってきました。

次のプランターを用意した方がよさそうです。

幼虫は集団で巣を造りながら摂食しています。

幼虫の体調は6mmに達しています。







2020年8月8日 長野県産 コヒョウモンモドキ幼虫です。

幼虫は集団でクガイソウの葉に糸をかけ巣内で共同生活を行います。

巣の中で葉を食べ、糞をします。糞は多少は巣の外に排出されています。

葉を食い尽くすと次の葉に集団で大移動します。


以下の写真は古い巣からでて次の葉に移ろうと糸を吐きながら移動中の幼虫達です。

巣から外に出るために自然界ではこの時に外敵から狙われる可能性が高くなると思われます。








2020年8月5日 長野県産コヒョウモンモドキです。

卵から無事孵化するかが心配でした。

食草のクガイソウを見ると孵化した幼虫達が巣を造って摂食しているのを見れて一安心です。

今後うまく育てていきたいです。

図鑑によると4齢まで育ち、9~10月頃より越冬体制に入り、来年4月頃には摂食を開始し7齢で蛹化し6月~7月に羽化するそうです。


2020年8月5日 長野県産コヒョウモンモドキ 孵化した幼虫達により作られたクガイソウ上の

巣。幼虫は越冬前は集団で生活するそうです。




2020年8月5日 長野県産コヒョウモンモドキ 孵化した幼虫達により作られたクガイソウ上の

巣。 巣内にうっすらと幼虫のシルエットが見えます。

2020年7月19日長野県にコヒョウモンモドキを採りに行った時は産地にスモモの木が多く見られオオミスジが沢山生息していました。

♂が沢山飛んでいました。♂は翅がやや擦れているのが多かったです。

スモモの木をよく見ると数頭(2~3頭)の♂が羽化間近の♀の蛹にからんでいるのが見られました。

スモモの木は大木が多く、オオミスジの幼虫、蛹を探すのは結構大変ですが、♀の蛹についてはこれらの習性を知っていれば簡単に見つけられます。

2020年7月19日 2頭の♂が羽化間近の♀の蛹にからんでいる。



2020年7月19日 2頭の♂が羽化間近の♀の蛹にからんでいる。



2020年7月19日 2頭の♂が羽化間近の♀の蛹にからんでいる。



2020年7月19日 11時38分 交尾の成立したカップル 上が♀ 下が♂ 左に蛹殻が見えます。

羽化直後の♀はまだ翅が十分伸びきっていませんが交尾が成立。

交尾が成立すると他の♂達は、邪魔をしてはいけないとこの場から飛び去っていきました。


2020年7月19日 13時25分 上の写真と同一のペア  ♀の翅はだいぶ伸びてきました。

2020年長野県産のコヒョウモンモドキ♀は7月27日に最後の産卵をしてくれました。

最後の産卵は下の写真のようにごくわずかでした。

2020年7月28日に♀は永眠しました。

約9日の間生きて頑張って産卵してくれました。お疲れ様でした。ありがとう。






2020年7月24日 17時30分 クガイソウのネット掛けのコヒョウモンモドキを観察していると産卵体勢に入っているのが見えました。

ネット越しでややはっきりしませんがクガイソウの葉に腹端を接触させながら産卵しています。

以前産卵した同じ葉に場所をずらして産卵していました。

葉脈で区切るように産んでいるのがわかりますね。









2020年7月23日 長野県産コヒョウモンモドキです。クガイソウのプランターにネット掛けをして1♂、1♀を入れて経過をみていました。

クガイソウの葉裏をみると産卵されているのを見つけました。ぎっしりと産まれて卵塊を形成しています。

今後無事孵化してくれるといいですが・・・!


2020年7月23日 プランター植えクガイソウ 上から4段目の葉に卵が産まれてました。


2020年7月23日 プランター植えクガイソウ 上から4段目の葉に卵が産まれてました。

この葉の裏です。


2020年7月23日 クガイソウ葉裏のコヒョウモンモドキの卵 卵塊を形成



2020年7月23日 クガイソウ葉裏のコヒョウモンモドキの卵 卵塊を形成


2020年7月19日 長野県産コヒョウモンモドキは運よく♂と♀の両方が採れました。

♀は新鮮であったので未交尾とも考え♂も生かして持ち帰りました。

2020年7月20日 自宅のクガイソウのプランターにネット掛けし♂1頭、♀1頭を放ちました。

うまく産卵してくれるでしょうか?


2020年7月20日 クガイソウのプランター クガイソウは山野草としても有名でネットでも

簡単に購入できます。4月にネットで購入し寄せ植えにしていました。

4月に購入した時はまだ小さな芽でした。その後スクスクと成長してきました。

野外のクガイソウと比べると成長が遅い感じです・・・。


2020年7月20日 クガイソウのプランター 

ネット掛けして♂1頭、♀1頭を放ちました。


2020年7月20日 コヒョウモンモドキ ♂ 翅の地色は明るいオレンジ色です。



2020年7月20日 コヒョウモンモドキ ♀ 翅の地色はくすんだ褐色です。

翅は表・裏ともに♂に比べて黒化傾向がみられます。

♂に比べて翅が大型で腹部も太いです。