2022年9月24日自宅にて新潟県産ミヤマシジミです。
9月17日に採集してきた♀は元気に生きています。
プランター植えのコマツナギの葉表、裏、茎には産卵された卵が見られています。
おそらく近々孵化、成長して年内羽化すると思います。
御参考までにですが、私の蝶の生きた♀成虫の持ち帰り方です。
小型のシジミや、小型のタテハ、シロチョウ、ジャノメ等なら、コンビニで売っているカップ酒のプラスチック空き容器を再利用しています。
わたしは「いいちこ」の容器(200ml)がお気に入りです。
お酒を飲んだ後は水洗いしてふたの部分に通気用の穴をドリルでいくつか開けます。
三角紙につつんで蝶の生きた♀成虫を持ち帰ると、狭い空間で蝶が非常に弱ってしまいますのでこういった容器が有効です。
また猛暑時の採集の場合は、この成虫を入れた容器はクーラーボックスの中に少しの保冷剤を入れてその中に収納したほうがいいです。
猛暑の中で長時間リュック等に成虫を入れた容器を放置したままにすると蝶が弱ります。
あとはゼフの卵の付いた枝を入れたり、クワガタ、甲虫類の持ち帰り等にも便利です!
下町のナポレオン むぎ焼酎 いいちこ ふた・ケースともにプラスチック (200ml)
あなたの好きな銘柄をセレクトしてください(^_^)!
ふた・ケースともにプラスチック ラベルをはがして水洗い
ドリルで適当にふたに穴をあけます ふたはツルツルしているので穴開け時にけがに注意!
穴が開きました
完成
使用例 ミヤマシジミ♀
2022年9月17日に新潟県南部にミヤマシジミの採集に行きました。
河川沿いの土手にはミヤマシジミの♂、♀が沢山見られました。
食草のコマツナギも沢山確認できました。
この日は気温30度を超える猛暑で採集はかなりしんどかったです((+_+))!
こういった場所は木などの日光をさえぎるものがなくて蒸し暑く、熱中症になりそうでした。
採集後のコンビニで買った冷たい飲み物と野菜スティック(辛し味噌ドレッシング)の美味しかった事!
♂、♀をいくつか採ってきて自宅で♀に産卵をさせることにしました。
プランター植えのコマツナギがありそれにネット掛けして♀を放ちました。
2022年9月17日に新潟県南部 ミヤマシジミ産地 河川沿いの土手
2022年9月17日に新潟県南部 ミヤマシジミ産地 河川沿いの土手
食草コマツナギ
以前より自宅にあったコマツナギのプランター植えにネット掛け。
コマツナギ ピンクの可愛い花
ミヤマシジミ ♀
2022年7月31日新潟県北部の山(大体標高450m)にゼフィルス採りに行きました。
目的はアイノミドリシジミの♀狙いです。
しかしアイノミドリシジミ♀は見当たらず、結局メスアカミドリシジミの♀を1頭のみ採りました。
あとは、オオヤマザクラの枝よりメスアカミドリシジミの卵を少々採りました。
メスアカミドリシジミは桜のひこばえによく産卵されていますが、どの桜にもひこばえは見当たらず頭上2~3mの桜の枝を中心に産卵されていました。
メスアカミドリの♀は産卵セットに入れましたが結局全く産まずに亡くなりました。
メスアカミドリシジミは前回は飼育がうまくいかず♂1頭のみしか羽化しませんでした。
今度はうまくやりたいものです・・・・!
2022年7月31日新潟県北部の山 山頂付近のオオヤマザクラ
2022年7月31日新潟県北部の山 山頂付近のオオヤマザクラ
2022年7月31日新潟県北部の山 オオヤマザクラ
御丁寧にプレートが付いていて有難かったです。
2022年7月31日 オオヤマザクラ枝上分岐部のメスアカミドリシジミの卵
ゼフィルスの卵の中では大きく目立つ。
2022年7月17日です。新潟県産ウスイロオナガシジミ成虫♀は3週間ほど長生きしてくれました。
カシワのデコボコした部分に多数産卵してくれました。
ナラガシワの枝は細くてデコボコが少なくて少数のみ産卵されていました。
ナラガシワの葉にも少数産卵されていました。
野外での採卵の際はこういったデコボコの凹んだ部分によく産まれていますので、よーく枝を見る事が大事です。
あとはLEDペンライトを持っていくと卵が発見しやすいです(^_^)!
2022年7月17日 ウスイロオナガシジミ 3卵 カシワ枝上
2022年7月17日 ウスイロオナガシジミ 3卵 カシワ枝上
2022年7月17日 ウスイロオナガシジミ 1卵 カシワ枝上
2022年7月17日 ウスイロオナガシジミ 2卵 カシワ枝上
2022年7月17日 ウスイロオナガシジミ 1卵 ナラガシワ葉上
2022年7月17日 ウスイロオナガシジミ 2卵 ナラガシワ枝上
2022年7月17日 ウスイロオナガシジミ 1卵 ナラガシワ枝上
2022年6月26日 新潟県北部のカシワ林にてウスイロオナガシジミの♀を採りました。
今まで♀を採った事がなく持ち帰って採卵させる事にしました。
現地で採卵用のカシワの枝を採取し持ち帰りました。
2022年6月26日 新潟県北部のカシワ林
2022年6月26日 新潟県北部産 ウスイロオナガシジミ ♀
現地で採取してきたカシワの枝 表面がデコボコのものが産卵に好都合です。
自宅に元からあったナラガシワのプランターに、現地より採取してきたカシワの枝を土に差し込みます。カシワの葉を土にばらまきます。葉をばらまいたほうが♀の産卵意欲が増すらしいです。
ネット掛けしました。
ネット上にポカリスエットを希釈したティッシュを置きます(成虫♀のエサ用)。
2022年6月26日にチョウセンアカシジミ♀を何頭か採取し持ち帰りました。
6月27日よりトネリコの木をプランターに寄せ植えしてみました。
また現地より持ち帰った太めのトネリコの切り枝を適当にプランターの土の部分に突き刺して
産卵セットを組みました。
2022年6月27日 トネリコの寄せ植えプランター
2022年6月27日 採集した場所より採ってきたトネリコの切り枝 太めの枝を選びます
2022年6月27日 採集した場所より採ってきたトネリコの切り枝 葉をカット
2022年6月27日 トネリコの切り枝をプランターの土に突き刺します
後に寄せ植えのトネリコの葉は少々カットしました
2022年6月27日 ネット掛けしたチョウセンアカシジミ 採卵セット 完成
中に♀を数頭放ちます
2022年6月26日に新潟県のチョウセンアカシジミのポイントに行きました。
トネリコが沢山生えている平地のポイントです。
現地に朝方着いてトネリコの葉をネットでたたくと成虫が飛び回ります。
飛んでもすぐに近くの葉に止まるので採集は楽です。
トネリコの幹を見るとすでに産卵されていました。
♀を何頭か採り持ち帰って産卵させる事にしました。
2022年6月26日に新潟県 チョウセンアカシジミ ポイント
2022年6月26日に新潟県 チョウセンアカシジミ ポイント
トネリコの葉
2022年6月26日に新潟県 チョウセンアカシジミ ポイント
トネリコの葉上のチョウセンアカシジミ こんな写真しか撮れませんでした(-_-;)
2022年6月26日 新潟県 トネリコの幹に産まれたチョウセンアカシジミ 卵 7卵
2022年6月26日 新潟県 トネリコの幹に産まれたチョウセンアカシジミ 卵 4卵
2022年6月28日 長野県産ムモンアカシジミの蛹です。
6月11日に蛹になったもののまだ羽化しません。
普通ゼフィルスは大体蛹化後に14日ほどで羽化するのですが・・・。
若干心配になってきました。
何となく翅の赤い模様が透けて見えるような気がしないでもありません。
6月30日に何気なく飼育容器を見てみたら無事羽化していました!
飼育がうまくいったことに心より感謝です(^_^)!!
2022年6月28日 長野県産ムモンアカシジミ 蛹
何となく翅の赤い模様が透けて見えるような気する!?
2022年6月30日 長野県産ムモンアカシジミ 羽化
2022年6月30日 長野県産ムモンアカシジミ 羽化
2022年6月30日 長野県産ムモンアカシジミ 羽化