▼備蓄のコツ
▼家の中の対策
▼地震火災の注意点
1日も早く心穏やかな日々が
戻りますように。
JAL516便のこと
そして今日の夕方、ショッキングな映像と
ともに飛び込んできた、航空機事故の
ニュース。
海上保安機は大変残念な結果と
なりましたが、JAL機に関しては、
あれだけの大惨事で人的被害が
出なかったことは、まさに奇跡。
機体の前脚が破損し、激しく炎上する中、
ニュース映像を見るかぎり、非常口の
ドアが8つ(左右4つずつ)ある中で、
一番前の左右2つ、一番後ろの左側の
計3か所のドアのスライドから脱出して
いるようでした。
残り5か所のドアは、何らかの事情で
使えなかったと推察します。
「早く出してください!ドアを開ければ
いいじゃないですかー!」
など乗客が叫ぶ映像がアップされて
ましたが、乗務員は、自身の担当ドアが
使える状態か(ドアの外の火災の有無、
機体の破損がなく、脱出経路が確保されて
いるか、スライドが使用可能かなど)
確認し、
ドアが使用不可と判断すれば、何が何でも
そのドアは開けるわけにはいかないので、
パニックを起こした乗客に、ドアが誤操作
されないよう死守しながら、逃げられる他の
ドアへ誘導しなければならないのです。
緊急時、一瞬の判断ミスが生死を分けるので、
ドアの外の安全確認は、訓練で徹底的に
叩き込まれます。
事故当時、乗務員は原因や火元など、
どこまで把握、共有されていたかまでは
現段階ではわかりませんが、機体が燃える中、
焦って開けてはいけないドアを開けると
一気に煙と炎が入ってくることになる。
外は激しい火花と炎。機内はじわじわ煙が
充満するという、絶望的な状況で、冷静に
開放ドアを判断し、ほぼ満席の乗客を誘導、
脱出を完了させたのは本当に本当にすごい
ことです。
万一に備えて、どれだけ訓練を積んでいる
とはいえ、あんな悪夢みたいな、パニック
映画のような状況、めちゃめちゃ怖かったと
思います。私だったらドアを開ける手、絶対
震えまくると思います。
前脚が破損しているので、機体後方が持ち
上がり、明らかに普通の機体姿勢ではない
ように見えるし、エンジン付近は燃えまくっ
てるし、特に最後方のドアを開けるとき、
いや開けたあとも、そのスライドがちゃんと
接地して使える状態かなど、瞬時の状況判断は
難しかったはず。
最悪の事態も脳裏によぎったと思います。
乗客の方々に至ってはなおのこと。。
恐怖と安堵の気持ちがこんがらがって
新年早々泣きました。
被災地支援の任務にあたられていた
海保隊員の方々のご冥福をお祈りいたします。
二度とこのような事故が起こらないよう
祈ってます。
お読み下さりありがとうございました、
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
■楽天ROOM
買って良かったもの、気になるものなど随時
アップしてます。
■お役立ち記事バックナンバー