懐かしのぱちんこ名機列伝 -34ページ目

CRルパン三世K(平和)

(C)モンキーパンチ  TMS NTV 
■大当り確率330.5分の1


CR機がリミッタ規制を受けた事により、パチンコ人気が低迷していた時代に世間をあっと驚かせた

のが、超ヒットアニメの正式タイアップとして登場したこの台でした。


平和というメーカーはそれまでも時代の節目に歴史に残るような機種を数多く生み出しています。


・羽根物というジャンルを生み出した「ゼロタイガー

・貯留機能によって羽根物の新たな時代を作り出した「ビッグシューター

・液晶表示を採用した「ブラボーエクシード

・おまけチャッカーによる大量出玉を可能とした「レーザースペーシー

・液晶モニターを採用した「麻雀物語

・3回1セット権利物を生み出した「エポック

・CRを広く世に知らしめた「CR黄門ちゃま


これらはいずれも、以後の機種に多大な影響を与えるだけでなく、パチンコブームの牽引として

広く認知されていました。特筆すべき所はこれらの機種はいずれもパチンコ人気が下火になり

かけた頃に姿を現し、再び加熱させるだけの斬新さと完成度を兼ね備えていた事でしょう。



既にタイアップ機種というのは幾つか登場していましたが、それらは基本的にマイナーなキャラクタ

を採用している場合が多く、当時はタイアップ機種というジャンルがパチンコで受け入れられるかに

ついては、やや否定的な意見が主流を占めていたように思います。


それだけに、誰もが知っている人気キャラがそのまま液晶で動くというのは非常にエポックメイキング

的な出来事であり、リミッタ云々を度外視して打ちたくなるだけの魅力も秘めていました。


これは実際に登場するとパチンコファンだけではなく、それまで打った事のない人も話題性に興味を

持ち、数多くの新規客やファンがホールへ足を運んだ事実が証明していると思います。

いわゆる新規ファン層の開拓にも一役買ったわけですね。


登場して10年も経っていないにも関らず、今ではオリジナルキャラの新台が登場する方が珍しい程

ですから、この台はパチンコの流れを大きく変えると共に、パチンコに版権ビジネスを生み出すきっか

けにもなっていたのではないでしょうか?


液晶モニターだからこそ可能となった、キャラクターとデジタルの融合。


メインだけでなくサブのキャラも各リーチにバランスよく配置して、原作のイメージを壊さないように

信頼度を調整する等、木目細やかなバランス設計はその後のほとんどの機種が影響を受けている

と言っても過言ではないのではと・・・





■ゲームで遊ぶ

HEIWA Parlor!PRO ルパン三世Special

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リミッタ規制後に登場したリミット解除機Xと現金機Vが収録されています。

ゲーム性はそのままKが踏襲されています。


今打っても全然見劣りしないゲームバランスはさすが平和。

やはりアニメキャラは2Dで動いた方が楽しいですね♪

チャップリン(平和)

羽根物やデジパチが登場した頃、そのギャンブル性を敬遠する層やパチンコ初心者に人気の

あったジャンルが「継続性のない権利物?(電役なのかも)」というスペックでした。


大当りしても出玉は「1R×10カウント×払い戻し13個」なんでせいぜい100個位なんですが、

その分、低投資でも簡単に大当りを楽しむ事が出来たのです。


当時学生で金もなかった自分は、このタイプの機種で数百円勝負をよくしていました。

運良く数百個になれば、それを元手に羽根物に挑戦・・・というのが低投資で長時間パチンコを

楽しむ為の、(自分なりの)立ち回りだったのです。


この頃は基本的に羽根物なんかは持ち玉移動が自由となっており(但し、デジパチや一発台への

持ち込みは不可)、500個位の玉を持ってあっちへ行ったり、こっちへ行ったりというのが典型的な

初心者の打ち方だったんですよねぇ・・・w


レトロ機販売JAC-IN を運営されている風間さんが自身のブログ で、この懐かしい機種を紹介され

ていました。「どういうゲーム性かわかりますか?」と記事にされていたので、「あ、自分は打った事あ

りますよ」と思い、コメントを記入しようと思ったその時・・・・・



あれ、どんなゲーム性だっけ?



実際に打った記憶もあり、当時結構お気に入り機種だった印象が残っているにもかかわらず、肝心の

ゲーム性を見事に失念している事に気付きました(汗



ん~、確か役物内の回転体が常時動いており、スタートチャッカー入賞で羽根が開いて、拾われた玉が

回転体の振分けをクリアすると奥の穴に吸い込まれて、羽根がパコパコ動いたような・・・・・???


おぼろげなイメージはあるのですが、もしかしたら全く別の機種と記憶が混同しているのかも知れません。

どなたかこの機種を打ちこんだ方がおられましたら、是非ともコメントをお願い致します_(_^_)_

夢気分(平和)


羽根物やデジパチが登場してパチンコがブームになると、以後も一発台・アレパチ・権利物と

様々なジャンルの機種がホールを賑わすようになりました。


しかし、パチンコ店の数やホールの設置数には限りがあるわけですから、結局はジャンル毎に

シェアの喰い合いをしていたというのが正解かも知れませんね。


そんな中、只ひたすらシェアを奪われ続けたのがチューリップ台、もしくは平台と呼ばれた

いわゆる「普通機」に分類される機種でした。


この台も中央にクルーンが配置されていますが、チューリップが開くだけで特に出玉に影響

するような連動はなかったと思います。


*打ち込んだ方からコメントを頂きまして、分類上は普通機なのですが、実は大量出玉機

  でした。画像を良く見るとわかるのですが、チューリップが5回開きになっており、左→右

  →中と連動していたのですね(要はミサイル776みたいなタイプ)。


機種データをチェックしていた時に普通機の分類で、ジェットコースターと並んで紹介されて

いたので勘違いしました_(_^_)_

見た目ではこちらの方が一発台みたいですねw





かつてはどのホールでもこういう本当に遊ぶ為のパチンコ台が一島程度は設置されていたの

ですが、次々に登場する人気機種を導入する為には売りの立たない普通機を見捨てるしか

なかったわけですね。


但し、シェアが減ったとはいえ、これらの機種には根強いニーズがあったのも確かでして、特

に話題になる事はなかったのですが、各メーカーから定期的に新台が登場していました。


完全に限定販売のような感じで、導入するホールもどちらかというと古参のお店が多く、常連

さんの為に設置している・・・というような趣がありました。


それだけに、一度設置されるとかなりの長期間、安定した稼動があったような気がします。


連荘とか一撃等全く関係なく、朝から年配の常連客で和気藹々と楽しむ・・・普通機には何と

なくそういうイメージを自分は感じます。



役物がチューリップだけの台を打って楽しいのだろうか?


今なら、そんな疑問を感じる方もいるかも知れませんね。

確かに「遊べるパチンコ」とかで、最近になってこういう普通機が設置されるようにはなってい

ますが、元々の前提条件が全く違いうのです。


無制限や高価交換で打っても出るわけがありませんから・・・・

当時の普通機は40個・定量制(それもせいぜい3000個程度)で営業するものであって、終日の

差玉はせいぜい2000個程度。稀に一気に出てしまったり、釘調整に失敗した時だけ打ち止め終了。


そんな感じだったんですよ。お客の方も打ち止めとかそんなつもりで打つのではなく、千円で2時間

程度遊べて、まぁ時々タバコなんかが取れたらいいなぁ・・そんな感覚だったんですよね。


そこにあるのはホールと客との信頼関係であり、常連通しのコミュニケーションだったのです。

決して慣れ合いとかいうのではなく、お店はお客が困らない程度に売り上げを確保しつつ、交流の場を

提供していた・・そんな感じですかね?



みなし機問題でレトロ機種のほとんどは撤去されていますが、実はこういう普通機は撤去対象外と

なっています。元々電子機器を用いていないわけですから、不正改造のしようがありませんからねw


たまに地方の小さなホールなんかに立ち寄ると普通機が残っていたりしますが、大概常連さんで

賑わっていたりしますね♪


一昔前のパチ屋の雰囲気を思い出すためにもこういう機種はこれからも残って欲しいものです。

スターマウンテン(平和)


新要件移行後の権利物はポスト一発台として受け入れられる傾向にあり、必然的に

そのゲーム性も踏襲されたものが数多く登場しています。


デジタルを使用しているタイプのものでもデジパチとの差別化もあり、確率を甘くして

スタート入賞までの過程にこだわる事でボーダーの甘さという問題をクリアしていました。


平和は初期に登場させたバレリーナ で、役物によるゲーム性を重視した結果、2回目の

権利獲得の際に大幅に玉が減るという問題に直面しました。



しかし、さすがは当時業界最大手の開発力。


権利発生ポケットをチューリップにする事で、2回目の権利は開いたチューリップに入賞

させるだけで簡単に獲得できるようにしたのです。


この革命的システムにより最初に登場した一番星 は、見た目のゲーム性も限りなく一発台に

近いものとなっており、スマッシュヒットを飛ばしました。


その第2弾として登場したのがこのスターマウンテンとなります。



天下から役物に入賞した玉がクルーンの振分けで手前に落ちると権利獲得となります。

但し、この時点ではまだ権利は発生せず、その下の2回開きチューリップに玉を入賞させて

ようやく権利がスタートします。


2回目は再びこのチューリップに入賞させるだけで済みますので、非常にスピーディに大当り

を消化する事が可能となっています。しかし、権利物のスタートポケットというのはあくまでも

権利のオンオフの切り替えを行なっているだけですので、初回に2個玉を入賞させてしまうと

そのままパンクして出玉が得られなくなってしまいます。


従って、単発打ち等で、連続入賞を避ける必要がありました。ホール側もこのパンクを恐れて

かスタート周辺の釘を渋めに調整する事が多かった為、単発打ちでは意外に手間取る事があっ

たり、大当り中に偶然左に飛んだ玉がチューリップに入賞してパンクしたりと、何かとトラブルの

要因になったりもしましたが・・・


権利物もニューヨーク の登場以後はデジパチに近いゲーム性が受け入れられるようになった為

このような役物重視のタイプは次第に姿を消してしまったのが残念です。


平和は最後まで役物系権利物を意欲的に開発していたのですが、残念ながらそのシェアは大手

の力をもってしても維持する事が難しくなってしまいました。


尚、このチューリップを利用した連荘システムはその後、大量出玉電役機に利用されています。


三共の「メドレーⅠ」「サーキットウルフ」、奥村の「雷電」等、2回権利よりも出玉が多かった為、

根強い人気がありました。但し電役機は連動によって一気に玉が払いだされる為、当時の払い出

し機能ではそのペースに追いつかず、連続してスタートさせると途中で払い出しエラーが発生し

打ち出しがストップしてしまう危険がありました。その為初回の連動が終了すると、払い出しが終わ

るのを待ってから2回目をスタートさせる必要がありました。

CRウエスタンバー

■大当り確率 設定1:373分の1 設定2:409分の1 設定3:449分の1


旧フルスペック時代は爆裂度もさることながら、その代償として大当り確率が従来機とは

比較にならないものとなってしまった為、ゲーム性の部分で各メーカーが様々な試行を

試みています。


その際たるものが「リーチの種類の多様化」でして、ここからリーチを活かす為の予告

演出や発展系のスーパーリーチ、更には大当り確定のプレミアリーチ等、現在のデジパチ

には欠かす事の出来ない要素が次々と生み出されていきました。


しかしながらその中には、後継機に伝わる事なく消えて行った意欲的な試みも数多く生ま

れては消えています。


その消えて行った演出の代表格と言えば、自分はやはり真っ先にこの台を思い出します。



・・・といっても実は、この台の図柄やリーチアクション等は全く覚えていません。

打った回数が少ないと言う事もあるのですが、この機種特有の演出があまりにも強烈すぎた

のがその原因である事は間違いありません。


実はこの台、通常時に液晶上部に延々とクイズが出題されるのですが・・・





それだけなのですw




スクロールしながら次々と問題が出るわけなのですが、今のように演出用のストップボタンが

あるわけでもなく、デジタル回転と同調しているわけでもなく、更には出題のテーマが統一され

ているわけでもなく、本当に淡々と問題が流れるようになっていたのです。


ちょっと記憶に自信がないのですが、確か解答すらも表示されなかったような・・・



一応出題パターンはランダムになっていたようなのですが、一体打ち手に何を求めていたのかと?



意欲作というにはあまりにもシュールなゲーム性は当然の事ながら後継機に活かされる事もなく

又この機種自体も当時ほとんど設置を見る事がありませんでしたから、時代のノイズのような存在

として記憶の片隅にひっそりと、それでいて永遠に消える事なく語り継がれていくのではないでしょうか・・


確かどこかの専門誌がこのクイズを全て調べて掲載していたような記憶もあるのですが、当然の事

ながら信頼度等には全く影響していませんでしたねw