手打ちそばの作り方
今日は「手打ちそばの会」の先生から教わってきました、初心者向けの作り方をご紹介します。
〔材料〕 10人分
・そば粉 700g
・小麦粉 300g
・熱湯 300cc
・卵 2個
・水 卵と合わせて200ccになるように
・打ち粉
※分量はしっかり量ってください。
〔作り方〕
①こね鉢にそば粉と小麦粉を入れ、分量の熱湯を廻し入れたら、
粉全体を湿らせるように両手の手のひらで混ぜ合わせながら、ボロボロ状態にすろ。
②卵は割りほぐし、水と合わせて200ccの分量にする。
③①のこね鉢に②を半量入れ、さらに両手のひらでなでるように混ぜる。
これを何度か繰り返す。※手につくときは打ち粉を手につけながらやってみてください。
④10分くらいこねたら、空気を抜きながら丸めていく。
⑤一度にこの分量を打つのは大変なので、2つに分けて、一つは乾かないように
ビニール袋に入れておく。
⑥⑤の生地を打ち板(無ければ、大き目の机などでも良い)に移し、打ち粉を全体にまぶす。
(裏側にも)
⑦麺棒で丸のまま伸ばし、次に対角線をつくるようにしながら四角に薄く延ばしていく。
⑧打ち終わった生地を広げて、打ち粉をふる。
⑨半分に重ねて、さらに打ち粉をし、輪になったほうに端を折り重ねていく。
⑩まな板に打ち粉をし、⑨をのせ、切っていく。
⑪残りの半分も同様にする。
⑫熱湯でゆでて、鶏がらで作ったしょうゆだしでいただきます。
買ったおそばとは全然違いますよ!!
田舎の手打ちそばをどうぞお試しください。
やっぱり臼でついたのは美味しいです!!
我が家から一番近い直売所で、お餅つきの実演をやっていました。
十和田市では、まだ農家が多いので餅を作る家庭も多いようです。
しかし、農家の高齢化や、時間短縮のためにそのほとんどが「もちつき機」でつくります。
ふかしたもち米をその機械に入れるとコネコネペッタンとあっというまにお餅が出来上がります。
ですから、田舎にいても臼での餅つきにはなかなか出会えません。
今日は運が良かったです!!
たまたまそば粉を買いに寄ったら、お目にかかれました。
年季の入った渋い臼を思わず、カシャ。
もうひとつ、ラッキーが重なり、つきたての御餅をおすそ分けしていただきました。
大の餅好きの息子は、大喜びでほおばっていました。
味のついていない御餅をあっという間にたいらげて一言「買っていこう!!」
スーパーで安売りの御餅が1キロ300円、
直売所で機械でついた御餅は1キロ900円、
臼でついた出来立て手作りの御餅は、1キロ1300円です。
この値段の差に、今の日本の食が反映されています。
もちろん、スパーの300円はとっても魅力的です。
しかし、確実に国産のもち米ではありません。
私どもは、農薬も肥料もしようしない自然栽培の米農家です。
ですから、もちろん、自然栽培のものをお勧めいたします。
しかし、自然栽培のものに出会えないこともあります。
そんなときは少なくとも、国産、日本産に手をのばしてください。
みなさんが進んで口にしてくださることが、一番大切だと思います。
日本の農業を支えられるのは、食べてくださる方々です。
そのためにも、私たち農家が出来ること、本当に安心していただけるものをつくる!!
正直で、信頼いただけるように、何も使用しないと言ったら何も入れません!!!
来年もへらい農園は精進いたします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!!