やっぱり臼でついたのは美味しいです!!
我が家から一番近い直売所で、お餅つきの実演をやっていました。
十和田市では、まだ農家が多いので餅を作る家庭も多いようです。
しかし、農家の高齢化や、時間短縮のためにそのほとんどが「もちつき機」でつくります。
ふかしたもち米をその機械に入れるとコネコネペッタンとあっというまにお餅が出来上がります。
ですから、田舎にいても臼での餅つきにはなかなか出会えません。
今日は運が良かったです!!
たまたまそば粉を買いに寄ったら、お目にかかれました。
年季の入った渋い臼を思わず、カシャ。
もうひとつ、ラッキーが重なり、つきたての御餅をおすそ分けしていただきました。
大の餅好きの息子は、大喜びでほおばっていました。
味のついていない御餅をあっという間にたいらげて一言「買っていこう!!」
スーパーで安売りの御餅が1キロ300円、
直売所で機械でついた御餅は1キロ900円、
臼でついた出来立て手作りの御餅は、1キロ1300円です。
この値段の差に、今の日本の食が反映されています。
もちろん、スパーの300円はとっても魅力的です。
しかし、確実に国産のもち米ではありません。
私どもは、農薬も肥料もしようしない自然栽培の米農家です。
ですから、もちろん、自然栽培のものをお勧めいたします。
しかし、自然栽培のものに出会えないこともあります。
そんなときは少なくとも、国産、日本産に手をのばしてください。
みなさんが進んで口にしてくださることが、一番大切だと思います。
日本の農業を支えられるのは、食べてくださる方々です。
そのためにも、私たち農家が出来ること、本当に安心していただけるものをつくる!!
正直で、信頼いただけるように、何も使用しないと言ったら何も入れません!!!
来年もへらい農園は精進いたします。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!!