へらい農園 元自然栽培米農家 の嫁があな吉手帳術で仕事をこなす -432ページ目

田んぼの準備③ 春の耕起

冬を越して、春の4月~5月頃に

また荒く耕起します。

へらい農園 青森十和田の自然栽培 米農家

耕起後、1~2週間は、

このように土がよく乾くまで風にさらします。

よく乾かすことによって、空気中にあるチッソが

土に固定されるといわれています。


※チッソとは、植物が生長するためにかかせない養分です。


一般栽培では、チッソが含まれている化学肥料を

使うことで生長を促しますが、

自然栽培の場合は、肥料を使いませんので、

土をよく乾かすことが最も重要です。


この後、乾土効果を高めるために1週間ごとに耕起します。

春の耕起は田植えまでの間、計3回ほど行います。


次は代かき です。

玄米の炊き方①

今日は鍋で炊く方法をご紹介します。(今回は土鍋でつくりました。)


〔下準備〕

前日の晩から玄米1に対して1.2~1.5倍の水につけておく。


〔炊く〕

①鍋に移し、強火で15分~20分かけます。

途中で吹き零れてきたら弱火にします。

しばらくすると、水分が少なくなり、香ばしいにおいがしてきます。

(焦げ付くようなピシピシという音が合図です。)

②ふたを開けて 冷水 を入れます。

冷水の量は米の0.8~1.2倍です。

柔らか炊きの時は多めに、硬くしたい時は少なめに好みで調整してください。

この時に玄米の皮が破けます。

中のお米が「花が咲く」ように外に出てきます。これが美味しいんです!!

③水を入れたら良くかき混ぜてふたをし、さらに煮立てます。

10分~20分ほどで弱火にし、

火を止めて5分から10分蒸らす。


できあがりました。


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早速、「手作り味噌1年もの」で「味噌おにぎり」にしていただきました。

おこげも香ばしい!!!

火の加減や、時間はアバウトですが、ご家庭の火力によって違いますので

最初は2合くらいで試してみてください。



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玄米はモミを取り除いた状態のもので、白米に比べて残留農薬が多いとされています。

そのため、白米より厳しい目で選んでください。

へらい農園の玄米は、もちろん、農薬は使用していませんので

残留農薬の心配はありません!!!

その上、肥料も使用していないので甘み、香りも自然もままをお届けいたします。


おすすめは、へらい農園 の自然栽培米お試し3合 (送料込み500円)です。



田んぼの準備 ②秋の耕起

秋起し(耕起)は、なるべく荒く起こします。

荒くすることで土の塊は空気に触れる部分が多くなり

乾きやすくなります。


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土を乾きやすくすることはとっても重要になります。

この乾土効果は、農薬を使用しない栽培にとって

宿敵の「雑草」の予防になります。


大きな課題です。

より、乾かせられる方法をまだまだ研究中です。

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春になると春の耕起 を行います。