田んぼの準備 ①ワラの風化
前年の稲刈り後に出るワラ(米を取った後の茎の部分)です。
これを秋の11月頃、田んぼに混ぜ込んでいきます。
緑がかっているワラはまだ生気がとんでない生ワラです。
生ワラはそのまま土に混ぜ込むと夏頃に土の中でガスが
発生し、根の生長を阻害する恐れがあります。
ですから、稲刈り後の秋のうちにワラをひっくり返して
雨・風にあてて生気をとばし、風化させます。
風化すると、このように灰色のワラに変わります。
風化したら田んぼの土と一緒に混ぜ込んでいきます。
これを耕起(こうき)といいます。