糸巻き機

ひいおばあちゃんの形見の糸巻き機です。

とても渋くて、骨董品ですね。

南部裂き織りの縦糸を巻くのにとても役にたちます！！

これをもらった時は置物として飾っていましたが、

裂き織りを始めた今では大活躍してくれています。

糸を巻き始めると「キ～、キ～」と竹と木がきしむ音がします。

とっても心地よい音です。

糸をクルクルボール状に巻きつけていきます。

今回は生成りと、茶色の糸で縦糸をたてようと思います。

次はこのボール状にした糸を使って、「せいけい」に入ります。

田車（たぐるま）

田車（たぐるま）は、田んぼの除草作業に用います。

農薬が使用される現代農業では

使われなくなった農具の一つです。

いまとなっては骨董品になってしまいました。

今どき、使用している方はなかなかいません。

もし見かけたら、ラッキーです。

その方は確実に農薬を使っていないでしょう！！

そんな田車もへらい農園では大活躍してくれてます！！

稲の間を押して歩きます。

上部の水に浸かっている部分は船のようになっています。

真ん中には突起が均一についていて、

田車を押すと突起がクルクル回り、土をひっくり返します。

こうして、土を動かしたりひっくり返すことによって、

雑草が土に隠れて光が届かなくなり、根も張りづらくなります。

田車は農薬を使用しない私どもの救世主です。

田植え靴

田植え靴（たうえぐつ）という長靴です。

稲作農家、特に無農薬をする人には必需品です。

普通の長靴よりも長くて、膝が隠れます。

足首がしまっていて履くときはかなり大変です。

長靴の「スパッツ」みたいな感じです。

とってもフィットしています。

田植えや除草など、

田んぼに入る作業のときに用います。

普通の長靴で田んぼに入ると足がはまって、抜けなくなってしまいます。

しかし、足首がしまっている田植え靴は、田んぼでも楽に歩けます。

履くのも大変ですが、脱ぐのも一苦労なんです。。。