へらい農園 元自然栽培米農家 の嫁があな吉手帳術で仕事をこなす -428ページ目

除草 ②チェーン除草

田んぼは一見、あまり広そうには見えませんが、

中に入ってみるととても広く、

この面積を一人で除草しなければいけないと思うと

頭を抱えたくなります。

そこを効率よく除草するために、「チェーン除草」をします。


最初の除草から一週間後、2回目以降の除草です。


古い田植え機を改造し、

後部にチェーンを付けたものです。


へらい農園 青森十和田の自然栽培 米農家


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稲と稲の間をチェーンに引きずらせるように取り付け、

これを引きずることで、土をかき混ぜることができます。


チェーンをたくさん付けることで

効率よく除草作業をすることができ、

広い田んぼをなんとか終わらせることができます。汗


それでもまだまだ元気な草は次の作業です→株間を手取り

除草 ①田車

夏の過酷な除草(じょそう)作業の始まりです。

最初は、6月上旬から7月上旬にかけておよそ一週間ごとに行います。


最初の除草は、田植えから一週間後に行います。



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この機械は、除草機といって、

田車 にエンジンがついたものです。


この除草機か、田車を使って行います。



へらい農園 青森十和田の自然栽培 米農家
このように稲の間の泥を削るように引っくり返します。

除草のポイントは、

雑草が生える前、もしくは稚苗のうちに

土をかき混ぜることによって水中に土を舞い上がらせ、

その土が雑草の種や稚苗の上に沈殿することで

雑草を抑えられます。


簡単に言うと、「土をかきまぜて、雑草を隠し、

日光が届かない状態にする。」ということです。


除草は時間との勝負です。

田植えから一週間を過ぎてしまうと

あっという間に雑草が生長してしまい、

手がつけられない状態になります。

そうなると、もう雑草だらけの田んぼになってしまい、

稲は生長できずに米はほとんどとれません。


一般栽培なら除草剤をたった一回、使うだけで

雑草を抑えることが出来ます。しかし、

農薬を使わないということは何回も田んぼに入って

作業をしなければいけないのでとても大変です。


「無農薬」と言うだけは簡単ですが、

その中身は、苦労が伴うものです。


またチェーン除草 もおこないます。

エコクラフトのかご

かごが出来上がりました!!

紙で出来ているとは思えないほど頑丈で、びっくりしました。


へらい農園 青森十和田の自然栽培 米農家


やりはじめると、はまります!!!

とっても面白いですよ!!

今から、農繁期の小昼が待ち遠しいです。