マルチリンガルへの道
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フランス語で使われるアルファベットは、英語と同じ26文字です。
それに加え、2種類の「合字」と13種類の「綴り字記号」が使われます。

~フランス語のアルファベット~
マルチリンガルへの道-アルファベット(FRA)

~母音と子音~
マルチリンガルへの道-母音と子音(FRA)

~リエゾン(liaison)~
単独で読む場合は発音しない語末の子音字が
次に続く語の語頭母音と結合して発音される現象。

例① vous mangez [vumɑ̃ʒe] (あなたがたは食べる)
例② vous aimez [vuzɛme] (あなたがたは愛する)

上記の①は、2つめの単語が子音で始まっているためリエゾンは発生しません。
そのため、vous は [vu] と発音します。
これに対し②は、2つめの単語が母音で始まっているためリエゾンが発生します。
そのため、vous の s の部分が発音され、[vuz] となります。

~アンシェヌマン(enchaînement)~
元々発音していた子音の次に、母音や無音の h で始まる語が続き
語末の子音と語頭の母音を結びつけて発音するようになる現象。

例① une amie (ユヌ・アミではなく、ユナミ)
例② Il est (イル・エではなく、イレ)

先行語が単独なら、語末の子音を発音しない→リエゾン
先行語が単独でも、語末の子音を発音する→アンシェヌマン

~エリズィオン(élision)~
母音や無音の h で始まる単語の前に、母音字で終わる「軽い」単語がある時に
先行語の末尾の母音字を省略し、アポストロフィに置き換える事。

例① le enfant → l'enfant (男の子)
例② Que est-ce que ce est? → Qu'est-ce que c'est? (これは何ですか?)
ロシア語のアルファベットは33文字あり
その内10文字が母音、21文字が子音、残りの2文字が記号文字です。

ロシア語で使うアルファベット(キリル文字)の中には、英語では使われないものが
比較的多くあります。また、英語のアルファベットと同じ形のものもありますが
一見、形は同じでも読みが違うものが多く、最初は戸惑うかも知れません。

例:хорошо(ハラショー)

「良い」を表すロシア語ですが、「ш」は英語には無いアルファベットです。
また、「хоро」に関しても、つい英語を基本として考えてしまうと
読み方にだいぶ違和感を感じるかと思います。

~ロシア語のアルファベット~
マルチリンガルへの道-アルファベット(RUS)

スペイン語のアルファベットは、英語より1文字多い27文字あります。

この1文字はスペイン語特有の文字です。
「ñ」(エニェ)・・・「n」の上に波線

以前は、下記の3文字もアルファベットに含まれており、合計で30文字でしたが
1994年以降、これらの文字を「独立した一字」として扱う事はやめました。
「ch」(チェ)・・・CとHの組み合わせ
「ll」(エジェ)・・・Lが2個並ぶ
「rr」(エルレ)・・・Rが2個並ぶ
※現在この3つは、アルファベットから外れています。

~スペイン語のアルファベット~
マルチリンガルへの道-アルファベット(ESP)

この他に、アルファベット文字としては数えられませんが
á é í ó ú ü という文字が使われます。


~アクセント~
1. 語末が母音か n s の時は、最後から二番目の音節にアクセントがくる。
例① señorita (お嬢さん) セニョリータの「リー」にアクセント
例② crisis (危機) クリシスの「リ」にアクセント

2. 語末が n s 以外の子音の時は、最後の音節にアクセントがくる。
例① papel (紙) パペルの「ペ」にアクセント
例② cabaret (キャバレー) カバレットの「レ」にアクセント

3. アクセント記号[´]の付いた単語は、その箇所にアクセントがくる。
例① papá (パパ) 後ろの「パ」にアクセント
例② japonés (日本人) ハポネスの「ネ」にアクセント

アクセント記号は、上記の様な「発音の強弱」の他に
「同じ綴りで別の意味を表す単語」を区別する際にも使用します。
ただ、その場合も両者のアクセントが同じになる場合があります。
例① sí (はい)  si(もし)
例② está (estarの変化形)  esta (この)  ésta(これ)
中国語を発音する上で重要なのが
ピンイン(拼音)と四声です。

ピンインとは、アルファベットを用いた発音表記の事で
四声とは、声調(トーン)を4つに分類したものです。

例えば「中国人」という単語を、ピンインと四声を使って表すと
中(zhōng) 国(guó) 人(rén) =zhōng guó rén

この場合、zh等のアルファベットがピンインで
oやeの上に付いている記号が、四声を表す声調符号です。


~ピンイン~
ピンインには声母(せいぼ)と韻母(いんぼ)があります。

声母とは、頭子音の事。つまり音節の最初の子音を指します。
上記の例だと、zhとgとrの事です。

これに対し韻母は、頭子音を除いた残りの部分。つまり母音中心の部分を指します。
上記の例だと、ongとuoとenの事です。

声母一覧
マルチリンガルへの道-声母(CHN)

韻母一覧
マルチリンガルへの道-韻母(CHN)

~四声~
四声は以下の4パターンに分類されます。

マルチリンガルへの道-四声(CHN)

1~5の数字は音の高低を表し、5度式と呼ばれています。
低(1) 半低(2) 中(3) 半高(4) 高(5)

マルチリンガルへの道-声調(CHN)


この他に、軽声(けいせい)と呼ばれる表現があり
単語や文の中で音節の声調が失われ、弱く短い音になる状態を指します。
軽声には声調符号は付けません。


これらを踏まえた上で「ma」を一例として
四声を比べてみると、下記の様になります。

マルチリンガルへの道-単語例(CHN)

このように同じ「ma」でも
声調記号の違いで意味が大きく変わってきます。
Wikipediaによると

 ハングル(한글、hangeul)は
 朝鮮語または韓国語を表記するための表音文字である。

 子音と母音の字母(자모、チャモ)を組み合わせて文字を構成する。

と記載されています。

この「字母」というのはつまり、文字を構成するパーツの事で
子音には 基本字母14種類、合成字母5種類 (計19種類)
母音には 基本字母10種類、合成字母11種類 (計21種類)があります。

マルチリンガルへの道-字母(KOR)

簡単な例として
子音の基本字母の1番目にあるㄱ(k/g)と
母音の基本字母の1番目にあるㅏ(a)を組み合わせると
가(ka/ga)という文字ができ、「カ」もしくは「ガ」と発音します。
(語頭にあるか、語中にあるかで発音が異なる)

つまり字母さえ覚えれば、あとはその組み合わせなので
全てのハングル文字が読めるようになるわけです。

尚、この組み合わせを一覧表にしたものを「反切表(はんせつひょう)」といいます。
日本で言う五十音表に相当します。

マルチリンガルへの道-反切表(KOR)

1文字の構成は
「①子音字母 + ②母音字母」 例:가(ga) 고(go) 나(na) 노(no)
「①子音字母 + ②母音字母 + ③子音字母」 例:간(gan) 곤(gon) 난(nan) 논(non)
のどちらかで

①を初声、②を中声、③を終声またはパッチムといいます。

~初声・中声・終声の組み合わせ~
中声が以下の9種類の時は、初声を左に、中声を右に配置します。
ㅏ ㅑ ㅓ ㅕ ㅣ ㅐ ㅒ ㅔ ㅖ  例:가(ga) 거(geo) 기(gi)  

中声が以下の5種類の時は、初声を上に、中声を下に配置します。
ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ  例:고(go) 구(gu) 그(geu)

中声が以下の7種類の時は、初声を左上に、中声を下から右にかけて配置します。
ㅘ ㅙ ㅚ ㅝ ㅞ ㅟ ㅢ  例:과(gwa) 괘(gwae) 괴(goe)

終声(パッチム)がある場合は、これらの下に終声を配置します。
例:간(gan) 곤(gon) 관(gwan) 강(gang) 공(gong) 광(gwang)

「ハングル」は「한글」と書きますが
以上の事を踏まえて文字を見てみると

まずㅎ(h)と、ㅏ(a)が合体して하(ha)
その下にパッチムであるㄴ(n)が付いて한(han)

次にㄱ(g)と、ㅡ(eu)が合体して그(geu)
その下にパッチムであるㄹ(l)が付いて글(geul)

つまり「ハン」「グル」と読めるわけです。

ちなみに反切表は、ネットで検索すると数多くヒットするので
手軽に学ぶ事ができます。
前置きが長くて申し訳ありませんが、もう少しお待ちを・・・。
これで最後です。

今回、7ヶ国語を勉強していくに当たって
やはり注目すべきなのが教材選びですよね。

今やネット上にも、語学が堪能で親切な方がたくさんいて
語学を学ぶのに色々と便利なサイトもありますが
やはりいつでも見られる「教科書」は持っておきたいものです。

ちなみに僕が手始めに買ったのは・・・
ダイソーの100円の外国語シリーズ(正確には105円)

「通じる!かんたん○○語会話」というシリーズと
「そのまま使える○○語会話」というシリーズがあり
激安ですが、中身は値段以上の価値があると思います。
CDとブックが連動しているので、210円払えば実際の発音も含め
ある程度力が付くと思います。

ただ、ダイソーの店員さんに聞いたところ
このシリーズは廃盤なので、今店舗に置いてある分だけで
今後の入荷は無いとの事です。

折角だからCDとセットで全種類揃えたかったのですが
実現できませんでした・・・。
この為にダイソーは20店舗くらい回ったのに(涙)



それから文法の勉強の為に、三修社が出版している
「ゼロから始める○○語」シリーズを揃えました。

これに決めた理由は
実際に本屋で見比べてみて、良さそうだと思ったのと
ロングセラーで長く支持されている事
それから、Amazonのレビューが結構良かった事です。
もちろんCDも付いています。

1冊の定価が1680円なので、価格としては普通なんでしょうけど
今回は「7ヶ国語」分揃える必要があるので出費が痛い・・・。

ってなワケで、Amazonで中古品を探して購入しました。
もし、単純に定価で7冊買っていたら11760円ですが
中古品で揃えたところ、送料含め約5000円で済みました。

中古って言っても汚れていたり、書き込みされているわけでもなく
当然CDも付いてこの値段です。いい買い物をしたと思います。

上記のように、しばらくはこの
「ダイソー外国語シリーズ」と「ゼロから始めるシリーズ」で頑張ります。

尚、今は11月なので時期的に中途半端なんですが
来年の4月になったら、復習も兼ねてNHKの外国語会話も学ぶ予定です。
幸いな事に僕が学ぶ7ヶ国語は、全て毎年NHKで放送してくれているので。

テキスト+映像でガッチリ学んで行こうと思っています。



さてさて、次回の記事から、いよいよ本編に入りますね。
さて本日から早速、本編の記事も書いていこうと思いますが
まず僕が外国語を勉強する上での計画をお話します。

①「週ごとに、各言語の同じ分野を勉強をする」
これはどういう事かというと
例えば「数の数え方」を勉強する週は、7ヶ国語とも「数の数え方」を勉強。
「挨拶」を勉強する週は、7ヶ国語とも「挨拶」を勉強。
つまり、1週間ずっと「言語を替えて」同じ勉強をするという事です。

②「まずは代表的な名詞から勉強する」
単語から学習するか、まずは文法からガッチリ固めるか。
最初これで迷いました。でも結論はすぐに出ました。
文法を学ぶ際にも、例文で簡単な名詞が出ますよね。
「机」とか「バス」とか「鳥」とか。
まずは初歩の初歩として、楽しみながら簡単な名詞を学んで
それからキッチリ文法に移りたいと思っています。

既に一応、学習する予定の名詞も決めました。
「数の数え方」「日付・曜日・時間・季節」「国名」
「天気」「色」「動物」「野菜・果物」「乗り物」
「家族」「スポーツ」「方向・方角」「人称」

こう見ると、欲張りすぎじゃないかとも思いますが
あくまでも「代表的なもの」だけ学びます。
例えば「動物」で、ハリネズミとかアリクイとか
そんなものを学ぶつもりはありません。
詰め込みすぎると他の単語を忘れそうだし、時間の無駄ですし。
多くても各分野10個程度ですかね。(それでもだいぶ多くなりますが)

③「形容詞は対義語とセットで」
これは文字通り、例えば「暑い」を学んだら「寒い」も勉強する。
こういう事です。関連項目を勉強していく事で、スムーズに進める狙いです。
記念すべき第1回投稿です。

当ブログは、曜日ごとに勉強する言語を設定して
1週間(つまり7日間)で7ヶ国語を学ぶブログです。

ブログを書くこと自体は初めてではありませんが
このような企画は初めてです。
(ちなみに現在、一週間に2、3回くらいの頻度で
アメブロで適当な日記を書いています)

あくまでも当ブログは、自己満足の範囲なので
記事をご覧頂いた方々に「語学を教える」という趣旨ではありません。

というか、僕自身完全に初心者なので
レベル的に教えられないだけです(笑)

僕が勉強している内容をそのまま記事にする事で
それを読んで頂いた方々に対し、何らかのお役に立てれば幸いです。

また、勉強を積み重ねていく中で、自分が初心者なりに感じた事
例えば効率の良い勉強法や、実際使ってみて役に立った参考書等があったら
もちろん紹介していきたいと思います。

さて、1週間で7ヶ国語を学ぶと言いましたが
各曜日で学ぶ言語は、下記のように決めました。
↓↓↓

月曜日 韓国語
火曜日 中国語
水曜日 スペイン語
木曜日 ロシア語
金曜日 フランス語
土曜日 ドイツ語
日曜日 イタリア語

この並びに、特に意味はありません(笑)
火曜日は「チュー」ズデーなので「中」国語とか
「土」曜日は「ド」イツ語とか、そんなノリです。

尚、ヨーロッパの言語に関しては
単語を学ぶ上で、英語で補足する予定なので
自動的に英語も学べるというシステムです。

最後に、今の自分の語学レベルを説明します。

日本語・・・母国語であり、ずっと日本在住(毎日使っています)
英語・・・中学の時に英検3級を取った程度。成績は中の上くらい。
韓国語・・・KARAや少女時代の韓国語歌詞を少し知ってる程度。歌詞の意味は知らない。
中国語・・・数字(1~10)が言える程度。
スペイン語・・・疑問文の前に逆向きの「?」を付けるのを知ってるだけ。
ロシア語・・・「こんにちは」が言えるだけ。どう書くかは知らない。
フランス語・・・中国語とほぼ同じレベル。プラス、曜日と色が言えるくらい。
ドイツ語・・・数字と色が言える程度。歌劇「私は鳥刺し」の歌詞は知ってる。
イタリア語・・・なぜか天気だけ知ってる。数字はわからない。

以上です。つまり日本語以外、会話なんぞ全くできないレベルです。
このレベルから学んでいくわけですから
最終的にそこそこ話せるようになったら、これは説得力ありますよね。

病気や事故等、大きな障害が発生しない限りは毎日更新する予定で
ひとまず丸2年を目処として、コツコツやっていこうと思います。