スペイン語第1回「アルファベットと発音」 | マルチリンガルへの道
スペイン語のアルファベットは、英語より1文字多い27文字あります。

この1文字はスペイン語特有の文字です。
「ñ」(エニェ)・・・「n」の上に波線

以前は、下記の3文字もアルファベットに含まれており、合計で30文字でしたが
1994年以降、これらの文字を「独立した一字」として扱う事はやめました。
「ch」(チェ)・・・CとHの組み合わせ
「ll」(エジェ)・・・Lが2個並ぶ
「rr」(エルレ)・・・Rが2個並ぶ
※現在この3つは、アルファベットから外れています。

~スペイン語のアルファベット~
マルチリンガルへの道-アルファベット(ESP)

この他に、アルファベット文字としては数えられませんが
á é í ó ú ü という文字が使われます。


~アクセント~
1. 語末が母音か n s の時は、最後から二番目の音節にアクセントがくる。
例① señorita (お嬢さん) セニョリータの「リー」にアクセント
例② crisis (危機) クリシスの「リ」にアクセント

2. 語末が n s 以外の子音の時は、最後の音節にアクセントがくる。
例① papel (紙) パペルの「ペ」にアクセント
例② cabaret (キャバレー) カバレットの「レ」にアクセント

3. アクセント記号[´]の付いた単語は、その箇所にアクセントがくる。
例① papá (パパ) 後ろの「パ」にアクセント
例② japonés (日本人) ハポネスの「ネ」にアクセント

アクセント記号は、上記の様な「発音の強弱」の他に
「同じ綴りで別の意味を表す単語」を区別する際にも使用します。
ただ、その場合も両者のアクセントが同じになる場合があります。
例① sí (はい)  si(もし)
例② está (estarの変化形)  esta (この)  ésta(これ)