就職転職出来るハローワーク利用法 -48ページ目

給与形態 日給制と時給制

ハローワークの求人票には、給与形態が出ています。ここで、いくつかに分けてまとめておきましょう


《日給制》

給与は、「一日あたりいくら」と、一日を単位として定められているのが日給制。支払いは月ごとがほとんど。中には就払いのこともあるが、日給制だから日払いというわけではない。ここ注意。


また日給制は、時間単位で休んで給料から引かれないのかというと、そこも別。休んで惹かれる場合もある。有給休暇はあるが、半日で有給休暇が取れるのか、時間ごとに有給休暇が取れるのかも、別。いずれも取れる場合ととれない場合があり、各会社の就業規則により異なる。


《時給制》

給与は、「一時間当たりいくら」と、時間を願意として定められているのが時給制。アルバイトやパートタイマーに多いが、社員でもまれにある。社員の支払いが時給制ではいけないと言うことはないからである。


給与支払いの形態は、大事なのでしっかり抑えておきましょうね。

常用型派遣、登録型派遣、紹介予定派遣

ハケンと一言で言っても、いろんな派遣がある。常用型派遣、登録型派遣、紹介予定派遣の三つ。


紹介予定派遣は、なんとなく想像が就く人も多いはず。


派遣先の会社と、将来直接雇用を結ぶことを前提に行われる派遣。最大6ヶ月の紹介予定派遣後、派遣先と直接雇用が結ばれ、派遣先の従業員となることもある。が、紹介予定派遣は、必ず派遣先に直接雇用されるわけではない。また、必ず正社員になれるものでもない。契約社員として、直接雇用される場合もある。必ず派遣先に直接雇用されるという保証はないのある。


これに比べて、ちょっとわかりにくいのが、常用型派遣と登録型派遣。


常用型派遣は、派遣元企業と直接雇用契約を結び、派遣先で就労すると言うもの。仕事の支持は、派遣先に従う。派遣先の仕事が終わっても、派遣元企業との雇用契約は続いており、雇用関係を保ったままで、次の派遣先で働く。

登録型派遣は、派遣元企業に登録するだけ。派遣先が決まった段階で、派遣元企業との雇用契約を結び、派遣先企業で働く。常用型派遣との違いは、派遣先での仕事が終了したら、雇用関係が消滅して退職となること。次の派遣先が決まるまでは、無職扱いとなる。


つまり、登録型派遣のほうが、圧倒的に多く、通常派遣といったら、登録型派遣をさす。


求人票には、登録型派遣、常用型派遣の区別が書いてあり、登録型派遣の場合は、期間が終わったら雇用契約も終了なので、注意しましょう。

正社員と契約社員の定義

正社員と、契約社員の違い。

知っているようで、知らないようで、ここで押さえておきましょう。


正社員とは、企業との間で雇用期間を特に定めない就業形態です。

通常、社員と言えば正社員のことを指します。

常用雇用のことです。


契約社員は、企業との間で、あらかじめ雇用期間を定めて雇用契約を結ぶ就業形態です。

雇用期間は、半年、1年など企業により様々ですが、労働基準法では最長3年までの契約を認めています。

契約期間以外にも、給与や勤務時間、仕事内容などを個別に定めるため、契約社員の中身は、企業により様々です。

契約更新も、自動更新になるところとならないところなど、企業により様々なので、きちんと確認したほうがいいです。


現在は、正社員だからといって、将来が安心と言うことは、まったくなくなりました。正社員でも、解雇になる世の中です。昔の、正社員は安定していると言うのは、現代には、当てはまらないのです。