若年者トライアル求人
ハローワークの若年者トライアル求人というのは、以前からあった。簡単に言うと、経験がなかったり少なかったり経験はあるけれど業種が違うなど、経験者を必要とする会社が多いので、なかなか新しい仕事にトライできない。そういう人たちのために、三ヶ月間まず働いてみて、お互いがよかったら、正社員や契約社員など直接雇用しましょう。というもの。
若年者トライアルという名前どおり、対象は40歳未満です。求人ごとに年齢制限がある場合は、その年齢以下になります。
基本的に求人票記載の条件以外に、特に条件はありません。基本的にトライアルは条件はないのですが、業務で必要な資格は、必要要件とされることもあります。
メリットとしては、三ヶ月お試しとはいっても、お給料も支払われます。(直接雇用時より下がる場合もあり。求人票に記載があります。)未経験を前提としているので、後は自分の頑張り次第です。新しい職種へのチャレンジの道は開かれています。自分も、もしやってみて思ったのと違ったとか、あわなかったら新しい仕事を探すことも出来ます。
ただ、デメリットとしては、最初は三ヶ月のお試し雇用なので、三ヵ月後に確実に直接雇用してもらえる保証はないこと。
でも今、正規雇用でも試用期間で終わってしまうこともあるので、これがデメリットとは言えるかは疑問です。
会社は、未経験者を教えるのが大変なのがデメリットですが、雇用促進に協力したとして、国から補助金がもらえるのがメリット。
この補助金や、対象者の条件が異なるのが、実習型や若年者正規雇用化特別対象金なのです。
補足
若年者トライアルから正規雇用へ移行される確立は、変動ありますが、だいたい7~8割と言った所でしょうか。
3つのお試し雇用
ハローワークでは、主に3つのお試し雇用の求人がある。
それは、
・トライアル雇用
・若年者等正規雇用化特別奨励金
・実習型
の3つ。
以前はトライアル雇用だけだったのですが、政府の雇用政策もありいろんな制度が増えてきました。
どれも同じように見えるけれど、違いは何?どれを選んだらいいの?という疑問に、これからお答えします。
とはいっても、自分がいいと思っていても、それぞれ対象者が決まっています。どれでもいいわけじゃありません。
だからいろんな制度が出てきたんですけれどね。
若年者とは?
ハローワークで、いろいろなところに出てくる「若年者」という言葉。
若年者って、いくつくらいを指すのだろうと思うのです。
とくに状況が厳しくなっている昨今。自分は年だからと考える人も多いのですが、まだまだ。
現在のハローワークで言う若年って、40歳以下を指すのですよ。
ネットの求人だと、30歳までとか言われているこの世の中、なんと40歳までが若者といわれるんですよ。
これって、嬉しいですよね。特に30代。
まだまだ、若者ってことなんですよ。