就職転職出来るハローワーク利用法 -47ページ目

年俸制

ハローワークの求人票は、フルタイムだと月給でお給料を表示するので、金額だけ見ると月額だと思いきや、その上の賃金形態を見ると、年俸制と書いてある場合もあります。


この場合、年俸額の12分の1、または14分の1などが、月額として表示されています。


年俸で注意しないといけないのは、年俸制で12分割だと基本的にボーナス、賞与はなしということ。


もちろん決算賞与や、インセンティブの支払いがある場合もありますが、年俸制は賞与込みで決められている額なので、それ以上に賞与が出るというのは、プラスアルファーなのです。


その辺りも注意しましょうね。


ちなみに、年俸制だと残業が出ないというのは、また別の話。年俸制が残業込みというわけではありません。年俸制であったとしても、残業代の支払いはどうなるのかは、事前に確認が必要です。

資格優遇と書いてあったのに応募できなかった・・・

コメントを頂いて、そちらでもお答えしたのですが、記事でも書いておきますね。


ご質問の内容は、「資格取得者優遇と書いてあったのに、窓口で応募の電話をしてもらったら、資格を持ってないと応募できなかった」というもの。


書面上で言えば、資格取得者優遇とあれば、資格があるほうが有利なだけで、資格を持ってなくても応募は可能です。


けれど、昨今応募者が増えている中で、最初求人を出す段階では資格を持っていたほうがいいから優遇にしたけれど、応募者が多く、資格必須に変更になり、問い合わせたら応募できなかった。というのはよくあります。


これがまた、資格によるところもあります。


資格取得に実務経験が必要な場合には、資格なしの人が応募可能か問い合わせても、年齢が若くて資格取得の年数ぎりぎりだったりすると、資格がなくても応募できたりもします。(しかも、その人にもよりますが、内定もらえたりもします。)


資格が必須なのにもかかわらず、優遇と書いてあったら、求人票の訂正をしてもらうこともあります。そうすると次からは、見てわかりますものね。


一概には言えないのですが、資格取得優遇と書いてあっても、応募者が多くなった今、資格持っていないと応募できないということは、あることだと頭に入れておいたほうがいいです。


ただ、応募者が多いと資格優遇の条件で資格を持っていないのに応募しても、選考の通過は難しいです。実務経験が長いなど、売りがあれば、前もって窓口の人に電話の前に伝えて、その条件で応募可能かを、聞いてもらいましょう。


派遣と請負は違う

常用型派遣、登録型派遣、紹介予定派遣と、派遣も色々あるけれど、そもそも派遣と似ていて混同しがちな言葉に請負という雇用形態があります。


派遣で働く場合は、派遣元業者と派遣先は、労働者派遣契約を結びます。派遣された人は、派遣も閉じ業者と雇用契約を結び、給与支払い等を受けます。が、仕事の支持については、派遣先に従います。


これに対して請負は、請負業者と、就業先は請負契約を結びます。請負労働者は、請け負い業者と雇用関係を結び、給与支払いを受けます。仕事の支持命令も、請け負い業者から受けます。つまり就業先から直接指示がないのが、請負契約です。


派遣という言葉は、よく耳にしますが、請負という形態も、よく聞くとあったりします。


派遣と請負の違いは、一度抑えておいたほうがいいですね。