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「個別セッション」
があって、
その体験セッションをさせていただきました。
で。
その中で。
「旦那さんに言っても、きっと分かってもらえないだろうなって思って、言わないことがある」
って、話が出て。
「おーそれは分かりみが深い」
と、思ったのだけど。
よくよく聞いてみると、
「どうせ話しても否定されるから、話しても無駄なんじゃないかって思う」
という考えと、
その考えに至った経緯があった。
いゃ〜それ、
私も同じこと思っていたなぁ
って、思い出しました。
私の場合は、
「反対されるから黙っておこう」
ってのも、あったんだけど。
これは、さかのぼると、
あまりにも「やりたい」って言ったことを
反対される経験をしていると、
反動で出てくる反射みたいなものだと
私は思ってる。
今だから言えるけど、
私はまぁまぁ厳しめの家庭で育って、
4人兄妹の3番目だったんだけども、
上2人は絵に描いたような優等生で、
下の妹は「とにかく可愛い」って感じで、
親からも大事にされてたように見えてたし、
祖父も祖母も可愛がってたイメージがあった。
ただ、
私は親の（特に母親の）望むような
「いい子」
ではなくて、
何かするたびに
まぁまぁ叱られるし、
求められるのは、私のしたいことと違うし、
私のしたいことは、親の望むこととは違った。
ってことも、多く経験してきた。
例えば、私は高校生の頃
ポケベルを周りの子が持ってて
自分も欲しかったんだけど、
それまでに育つ過程で、
まぁまぁ叱られることが多かったり、
やりたいことを反対されたり、
やめたいことを反対されるという経験を積むと。
「どうせ反対されるから、黙っとこう」
と、ポケベルの契約書を書き、
勝手に印鑑を持ち出し、
親の同意書は親の筆跡を真似て書き、
利用料の請求が送られてくるハガキは
1番にポストに取りに行き、
あたかも、
「家族のために郵便物を取り込みました」
って風を装って、郵便物の中から、
請求ハガキを抜き取って、
利用料はお小遣いから払い、
絶対バレずに過ごす、という生活を
高校を卒業して、
親から自由になるまでずっと、やった。
で、この経験から私が学んだのは、
「人は、反対され続けて、“この人に何言っても無駄だな”って思ったら、こっそり自分の望みを叶えようと走るけど、それはいつもリスキーなので不安感しかなくなるんだな」
っていうこと。
この理論でいくと、
かなり不健康な状態で生きていたことが分かる。
で、本題に戻るけど、
「夫に何言っても無駄だろうなって思ってる言わない」
っていうのも、
この心理と結構似ていると
私は思っていて、
それは、自分が本当に望む方から、
自分を遠ざけていく節もある。
なぜなら、
「黙っておく」
っていう、その背景に、
ずっとくすぶってる不完全燃焼の気持ちや、
不安感があるから。
だから、
「本当に自分が望むことは何か？」
「本当に自分が欲しいものは何か？」
ってのを、
いつもいつも確認しないと、
ずっと、同じパターンを選択するし、
どこまでも不安感がついてくるし、
一時的に何かを得て、満足感を得られても、
それは、時間と共に薄れていく。
「旦那さんに言っても、きっと分かってもらえないだろうなって思って、言わないことがある」
「どうせ話しても否定されるから、話しても無駄なんじゃないかって思う」
そう思って、
思ってることを言わない自分がいたら、
それは、自分を見ていくタイミング。
本当に欲しいものは口にしないと
手に入らないし、
手に入るまでは行かなくても、
口にした方が健康的ではあると、
私は思うのです。
というわけで、完全マンツーマンの
コミュニケーションについて
紐解いていく「個別セッション」。
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