中２になった三女の
ソフトテニス（部活）の公式戦が
ありました。
同級生は8人、
1年生が8人、
3年生は、なんと0人。
ずっと、一つ上の先輩が
いない状況です。
昨年、次女たちの3年生が
引退してからは、
三女たちの学年8人だけで
活動してきて、
2年に進級して初の公式戦でした。
ボールを追いかけながら、
懸命にコートを走る姿、
ラケットにボールが当たる音、
ラリーの続くドキドキ感、
「頑張れー」とひたすら、
これまでの練習が出せるように願う感覚。
いろんな気持ちを
試合を観戦する中で感じまくって、
すごく「いいな」
って思っていたんですが。
同時に少し、自分の中学時代も
思い出して、寂しい気持ちにも
なりました。
それは
「運動部に入りたかったなー」
という気持ち。
未消化なんですよね。
私は、「てんかん」という
既往症を2歳の頃から持っていて、
そのため、ちょっとしたことが
制限されることがあるんです。
なぜなら、てんかんは
脳神経が興奮している状態にある
病気というか、症状の一種。
だから、目には見えなくても
脳内では、脳神経のどこかが
常に興奮状態にあるので、
薬で、その興奮状態を
抑えておく必要があります。
抑えていないと、
脳神経の興奮状態が続いたら、
突然意識を失うことがあるのです。
そして、薬の副作用として、
私の場合は、
少し眠くなりやすかったりします。
そんなわけで、
私が小さい頃は、両親から
「やりたい」ということを
制限されることがありました。
その一つが
「運動部に入ること」
でした。
お薬は飲んでいるけど、
発作（意識を失う）が
起きないとも限らない、
という症状なので。
特に小中学生は、
体が発達段階なので、
いろんな意味で不安定だし、
先が読みにくい。
例えば、運動中にいきなり
意識を失ったら、
頭を強く地面に打ち付ける
可能性だってあるし。
水泳だったら、
意識を失って溺れる可能性も
ゼロではない。
そんなこんなで、
私は「運動部に入ること」を
中学時代は許されませんでした。
本当は
バレーボールとか、陸上とか
めっちゃくちゃしたかったんですよ。
小学生の頃も、ミニバレーとか
したかった。
でも「ダメ」って言われて。
それが、すごく悲しかった。
他の兄妹はみんな
希望する部活に入って
部活やってるのに、なんで？
って。
腹立たしかったし、
悲しかったし、
「なんで私だけこんな体に生まれたん？！」
って親にたてついたこともあります。
それぐらい、もどかしかった。
だから今、
ソフトテニス部に入って、
思いっきりプレーをしている
三女を見て、羨ましいし、
「希望の部に入っているなら頑張ってほしい」
って、応援せずにはいられない。
そんな気持ちもあります。
ただ、その経験があって
42年間、お薬を飲み続けていて
思うのは、
「生きていたら、誰でも悩むことはあるし、それは形が違うだけ」
ということ。
生きていないと、
悩むこともないし、
笑うことだってない。
命があるから、
悲しさも、寂しさも、
もどかしさも、
誰かを応援する気持ちも、
ドキドキする感覚も、
全部味わえる、というのは、
常々思っています。
そして、既往症を持っていても、
4人の子供を出産できて、
その子達が、今目の前で
健康に生きていること、
これは、本当にありがたいと思うのです。
未消化な感情もあったり、
経験したから見えることもある。
そんな色んな感情と共に、
日々生きていこうと思います。
未消化な感情は、
もう少しこの先、見ていきたいな。
最近はiPadの「goodnote」という、ノートアプリが相棒♪
参考記事
↓
よく読まれている記事
メイク崩れしにくい！コスパが良い1,000円以下のインテグレート化粧下地