「てんかん」という症状を
ご存知だろうか?
知っている方もいない方も、
どちらもいらっしゃると思うのだけど。
簡単にいうと、脳神経の一部が
ちょっと刺激を受けがちな症状。
放っておくと、
急に失神する。
なので、「てんかん」持ちは
薬を服用して、脳神経が受ける刺激を
抑えておく必要がある。
私は、2歳の時から
「てんかん」持ちになった。
脳波の検査を受けると、
脳神経の一部に
「スパイク波」というものが
表れる。
毎日の薬の服用は欠かせない。
一度だけ、薬の量を調整しようと
高校生の時に減らすようにしたら、
学校でいきなり気を失って
気がついたら病院のベッドの上だった。
そんなこんなで、薬が手放せず、
今でも毎日お薬を飲んでいる。
お薬さえ飲んでいれば、なにも起こらないし、子供も産める。あ、この子は甥っ子。
そんな中、コロナにかかってしまい、
突然の隔離生活になった。
子供達が学校へ行っている間に、
陽性反応が出たので、
その日から子供と接触がなかった。
子供と夫が、入れ替わり立ち替わりで、
ご飯を隔離部屋の前に持ってきてくれて、
終わったら下げてくれた。
「てんかん」の薬は、
いつもお財布やポーチに入れていて、
外泊時や、飲み忘れに気づいた時に、
飲めるようにしている。
突然の隔離生活で、
そういえば、いつも薬を入れている
引き出しを開けることもできない。
と、気づき、隔離生活開始から
2日ぐらいは、予備で持ち歩いている
薬を飲んでいた。
「そろそろなくなるな…」
ってタイミングで、
家族に薬を頼もうと思っていたところ。
中3の次女が、ふと部屋の前から
「ママ」
って呼んできた。
「なに?」
ってドア越しに答えると、
「ママさーいつも飲みよる薬、ある?」
と!!!!!!
あまりにタイムリーな質問に
「いや、ちょうど予備がなくなるところで、頼もうと思っちょった」
と伝えたら、
「あーOK!」
と返事をして、
その後晩ご飯を持ってきてくれた時に
「薬も一緒に置いとるよ」
と、トレーを部屋の前に置いてくれていた。
めちゃくちゃありがたくて、
次女の機転に感動🥺しまくった母。
子供の頃は、
「なんで4人兄妹で私だけ、、、」
って、すねまくったけど。
まぁ、
そういう風になっちゃったんだから
それを受け入れて、上手に付き合って
生きていくしかないよな、って、
大人になりながら思った。
で、今はこうして、子供たちも
薬を飲んでいることの意味を理解して、
サポートしてくれているから、
これはこれで良い人生なんだと思う。
こういう日常を大事に
面白いこといっぱい見つけて
笑い飛ばして生きていこうと思うのです。
四女からのお手紙ー♡キュン🫰
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