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壮行試合

これはだいぶ出遅れてますね。

こないだの日曜日11/16、松本歯科大学にて松本山雅FCの地域リーグ決勝大会に向けての壮行試合(VS ヴァンフォーレ甲府)があると小耳に挟んだので行ってきました。


いやぁ凄かったですね。

何が凄かったって松本歯科大グラウウンド。



もはやグラウンドでなくてスタジアムって言うくらいな立派さ。

綺麗なトラックあるし、小ぶりながらスタンドあるし。

中学の時に大会で何度か来たことあって知ってはいたけど、いろんな大学(流通経済大・駒沢大・早稲田大・国士舘大・・・)のグラウンドを見た今になってこれを見るとショッキングなレヴェルですね。

日本トップレヴェルの大学のほとんどが、人工芝のグラウンドに仮設みたいなスタンドを取ってつけた様な最低限のつくり。

それに対して特にスポーツに力をいれていない(であろう)大学がこれですからね。

驚かずにはいれません。

やっぱりだてに東京ドームの一等地に看板だしてないんだなぁと。

いやいや凄いです。



と言う訳で試合。

言いたい事はいろいろあるけども、タイミング逃したし面倒なんで割愛。

なんだか0-4で負け たとか。

大丈夫なのでしょうか?





そんな感じですが、個人的に注目してた点の話でも。


それは「元チームメイト対決」です。

この「元チームメイト対決」なんだけどこの日に限らず試合見るときはだいたい探すクセあるんですよね。

マイナーな対決を見つけた時ほど熱い。

完全に自己満足ですが。



で、この試合の「元チームメイト対決」。

① 金澤慶一 × 寄居憲  (広島ユース同級生)

② 金澤慶一 × 田森大己  (広島ユース2学年差)

③ 坂本史生 × 保坂一成  (東京学芸大2学年差)

とりあえずここらへんを見つけてやりました。


ってか、「元チームメイト対決」って見てる人以上に本人達の中では相当に意識するんでしょうね。

個人的にも高校の時に中学時代のチームメイトのいるチームには負けたくないと思ってやっていましたし。

そういう意味では、天皇杯で国見時代の同級生・大久保嘉人が所属するヴィッセル神戸に惨敗した川田とか相当に悔しかったんだろうなぁと思うんですよね。



ちなみに個人的に今シーズン最も熱かった「元チームメイト対決」は春のTM・名古屋グランパス戦 でありました。


竹内優 × 筑城和人  (駒沢大学同級生)


駒沢大って各カテゴリーにOBがいるから、同級生対決ってちょいちょいあるんだけど、ここの対決は左SH(竹内)と右SB(筑城)の完全なマッチアップ。

そして確か竹内優に分があったんですよね。

この二人は学生時代から見たことあったんで、見てて興奮させられましたね。




にしても、今更壮行試合は完全にタイミング逃しまくりだなぁ。










松本山雅FCは今日の朝に鳥取に向けて出発したとか。

飛行機移動には驚きましたね。

期間中、松本のバスを滞在させるのは無理があったんですかね?

とにかく万全な感じで挑めそうでなにより。

まずは石垣島、そしてJFLですね。

頑張って欲しいものです。

全国地域リーグ決勝大会 壮行試合

明けて11/16、松本山雅FCの全国地域リーグ決勝大会に向けての壮行試合・ヴァンフォーレ甲府戦が松本歯科大学にて行われるようです。

http://alwin.org/modules/news/article.php?storyid=952



VFKは同日にG大阪との天皇杯4回戦が万博にて行われるので、遠征メンバー外のメンバーが相手となるでしょう。

となると、相手はJ2の2軍。

現在の松本山雅FCの立ち位置・実力・モチベーション・・・総合的に見てなんとか勝ちたい相手です。

ってか、逆に勝たないとまずいのかなぁともね。

まぁとにかく勝って気持ちよく全国地域リーグ決勝大会に行きたいですね。






と、壮行試合。

ファンにとっては久しぶりの松本平での松本山雅FCの試合と言う事で、かなりの人が訪れるんじゃないかなぁと勝手に想像しています。

甘い読みでは1500人くらいは行ってしまうんじゃないでしょうか?

意外と早く行かないと駐車場が危ういんじゃないかなぁ。



そんな壮行試合ですが、本当の意味は全国地域リーグ決勝大会への資金調達イベントとも言えます。

急遽11/7に大会出場が決まった松本山雅FCには、鳥取3連戦(予選ラウンド)→石垣島3連戦(決勝ラウンド)へ結構厳しかったんでしょう。

まぁそれもそのはず。ざっと計算してみようと思います。

仮に鳥取3連戦を1人50,000円、石垣島3連戦を1人120,000円で各25名遠征とします。

すると鳥取費用1,250,000円・石垣島費用3,000,000円の計4,250,000円。

クラブの予算とかよく分からないけど、これって相当な費用なのは間違いないですよね。

となると、今回の壮行試合という名の貪欲な資金調達イベントを開くのも納得がいきます。


にしても、資金調達の仕方も凄い。

まず募金(http://alwin.org/modules/news/article.php?storyid=953

どうやらファンも募金で街頭に立っているとか。

そして写真販売(http://alwin.org/modules/news/article.php?storyid=960

A2サイズの選手サイン入り写真が3,000円らしい。

極めつけはサポーターバザー(http://ultrasmatsumoto.blog102.fc2.com/blog-entry-48.html

松本山雅ファンはここらへんの意識が高いから相当額集まるんじゃないでしょうか?


かく言う自分も気持ち程度ですが募金しようかなぁなんてね。

微力ですが、かさばるといけないので折りたためるヤツを少々。

にしても、遠征費用ならある程度の内訳も分かるんで、ファン目線では募金のし甲斐がありますよね。

例えば、2,000円募金したなら「この試合のドリンク代は俺が払ってるから」みたいな?

20,000円募金したなら「鳥取の川田の宿泊代は俺が出してるから」みたいな?










と、こんなに資金調達頑張ってるのを見て、ふと思ったんですが他のクラブってどうなんでしょう?


調べてみました。

よそも結構貪欲ですね。



グルージャ盛岡

募金+壮行パーティー

http://www.grulla.jp/news_topics/news_topics_0810.html#1014_2

http://www.grulla.jp/news_topics/news_topics_0811.html#1104_party

壮行パーティーの会費は大人6,000円に小学生2,000円らしい。


FC町田ゼルビア

募金+大壮行会

http://zelvia.jp/cgi-bin/info/info.cgi?month=200811&num=257

大壮行会の会費はまさかの10,000円だとか。

人集まるのか?と思ったものの700人集客らしい。

ただ某所で壮行会の写真みたら9割はスーツ着た大人でしたが・・・


AC長野パルセイロ

募金+壮行会

http://www.athlenagano.com/news/index.html

http://www.athlenagano.com/news/news1112.html

募金は口座振込のみ?

壮行会では長野県サッカー協会や長野市から募金や寄付があったらしい。

マンパワーフル動員の松本とは恐ろしいくらいに対照的ですね。

個人的には市民に対して働きかけている松本の方がクラブとして魅力的だと思うが、感情が入りすぎでしょうか?


レノファ山口

募金

http://renofa.com/


カマタマーレ讃岐

募金+壮行会

http://www.kamatamare.jp/news/20081106001.html

http://www.kamatamare.jp/news/20081029001.html

こちらも壮行会会費10,000円。

なんか270人が集まったとか。



基本的に「募金+壮行会」ってのが主流らしい。

にしても、壮行会会費が10,000円てね・・・


ファンとしては額の分クラブに貢献してるってある種の満足感はあるんだろうけども、ちょっと異常なのかなぁって思ってしまいますね。

額が額だとどうしても払う人数は少なくなるし、そうなると一部の人間で盛り上がってる印象になりかねない。




Jリーグの理念が「サッカー好きが楽しめる」でなく「地域に密着する」なら、そこを目指すクラブもその理念に沿えるような大会にしてもらいたいですよね。

ただでさえ資金繰りに苦労してる地域リーグのクラブに石垣島遠征を強いるのは、理念に逆行してる気がしてなりません。


地域リーグも5年前の様な選手のみが行き来するカテゴリーから、各チームにファンがいて観られていカテゴリーへと変わっているのを協会の人間は実感しないといけないですよね。


早稲田ユナイテッド

最近、注目してるクラブです。


早稲田ユナイテッド

http://waseda-united.co.jp/2007.htm




要は早稲田大学ア式蹴球部のOBチーム。

しかし、そこいらのOBチームではありません。

このクラブは将来の「Jリーグ入り」を目指しているのです。



Jリーグは地域密着を掲げてる訳で、そういう面では理念に沿ってはいないんだけど面白いなぁと思うわけです。


早稲田大学と言えば約45,000人の学生を抱える日本屈指のマンモス大学。

仮にひと学年10,000人と仮定します。

そして更に23歳から63歳までいると仮定します。

そうすると単純計算で400,000人ものOBがいる訳です。

この400,000人って言えば、FC岐阜の本拠地でもある岐阜市とほぼ同じ人口です。(岐阜市411,650人)

つまり早大OBと言う都市は地方の県庁所在地クラスの人口がいる訳です。


それと共に注目したいのは彼らの学校愛です。

ラグビーや野球のOBを中心とした圧倒的な集客力があります。

そして校歌「都の西北」はおそらく最も浸透率の高い校歌であろうと想像出来ます。

またサッカーも強く昨年は関東リーグ2位にインカレ優勝の成績を残しています。


そう考えると、Jクラブを持つポテンシャルもなくはないかなぁとね。

いやむしろそういうクラブがひとつくらいあると面白いですよね。




ちなみに早稲田ユナイテッドの現状。

http://waseda-united.co.jp/2007_004.htm


2008年東京都リーグ3部優勝により、2009年は東京都リーグ2部を戦うこととなりました。

そしてそのカテゴリーに反する強さは見逃せません。

東京都3部でありながら、全社に繋がる東京都社会人サッカーチャンピオンシップを4位で関東予選へ進出。

東京都3部でありながら、その関東予選もあと2つ勝てばで全社本大会出場。

早大OBの実力をいかんなくみせてくれてます。


そんな早稲田ユナイテッドのメンバーをチェックしてみたいと思います。

http://waseda-united.co.jp/2007_002.htm


2中島健太と9門田新平は昨年のインカレ決勝にも出場してる実績あるメンバー。

松本山雅FCで言うなら竹内優・阿部琢久哉クラスの選手。

また1霜田、3佐藤、4大成らも実力ある選手達ですよね。


東京都リーグのレベルは分からないけども、JFLでもやれるクラスの選手が数名いるのは間違いないですね。


今後どんな歩みを見せるのか注目ですね。