Jリーグ第33節 鹿島×磐田
ちょっと前になるけど11月29日の話。
Jリーグも大詰めと言う事で、この節の注目カード「鹿島アントラーズ×ジュビロ磐田」を見にカシマスタジアムへ行ってきました。
と、その前にせっかく鹿島行くんで最も好きなサッカー選手の1人に数えられる鈴木修人 選手を見に9:00開始のサテライト練習が終わるころに合わせて東京駅からレンタカーにて出発です。
予定では10:30頃着だったんですが首都東京を舐めてましたね。
考えてみれば当たり前の渋滞。
いかんせんTDRを超えるまでが長かったですね。
その結果、到着したら必然の11:30。
当然選手の気配は全くありませんでした。
と言う訳で、とりあえずクラブハウス見学。
すごい昔に一回来たことあって実に15年ぶりくらいのクラブハウス訪問だったりします。
ピッチ前のアントラーズカフェ
相当に久々でも意外と覚えてるのが確認できました。
それにしても鈴木修人選手に会いたかったですね。
そして一路カシマスタジアムへ。
かれこれ4度目のカシマスタジアムなのにデジタルカメラ持参で浮かれて写真撮ってしまいました。
かれこれ4度目のモツ鍋なのにデジタルカメラ持参で浮かれて写真撮ってしまいました。
デカ幕がありすぎて全部出そうと頑張るアントラーズサポーター。
で、試合。
引き分けでもJ1残留に小さくない前進となるジュビロ磐田と勝てば限りなく優勝に近づく鹿島アントラーズと言う構図。
かつての天王山とは打って変わった状況です。
試合は終盤までスコアレスドローで進み、誰もがゴールが揺れることなく終わる事を覚悟したロスタイムに、それもラストプレイにDF岩政大樹がヘディングを突き刺し1-0で鹿島アントラーズが劇的勝利 。
試合中は公式戦残り2試合の名波浩の出場に感慨深くなったり。
途中出場の中山雅史が大事な場面での空振りに「いやぁ中山さん見れたわぁ」とか思ったり。
岡田隆の出場に「藤枝東の同期(成岡翔・大井健太郎・岡田隆)で岡田隆だけスタメンとはね」とか思ったり。
基本的に磐田よりの目線での観戦でした。
それでも第3者としてロスタイムのゴールには心を揺さぶられましたね。
個人的にはキッカーの増田誓志が磐田選手のタイミングを一瞬外したのが勝負の分かれ目だったなぁとね。
多分磐田の選手同士で「ラスト集中!」の声を掛け合ってるタイミングに蹴ったんじゃないでしょうか?
「ラスト集中!」ってのは分かってても、それを意識しあおうと意識する事で、ボールから一瞬意識が離れたみたいな?
実際どうか磐田選手のイメージより一瞬早く蹴ったことで生まれたゴールな気がしました。
それにしても増田誓志のFKがけられた瞬間の固唾を飲んだような静寂。
そして直後に起きる歓喜の爆発。
あの景色はそうそう見れるもんじゃないですよね。
正直鳥肌が立ちました。
やっぱりサッカーの醍醐味はゴールの瞬間なんだと再確認させてくれる景色。
最近Jリーグ離れしてて忘れかけてたけど、Jリーグももの凄い激戦を繰り広げてるんですよね。
いやぁ鹿島まで言って良かった。
ちなみにゴールを決めた岩政大樹選手ですが、個人的に日本で最もヘディングが強い選手だと思ってます。
闘莉王とか中澤とかより断然に岩政。
これが個人的な見解です。
と言うのも大学時代のインパクトがあまりに強かったから。
彼を初めて見たのは02年でした。東京学芸大3年の時です。
もう一目見て衝撃でしたね。
とにかくヘディングが強い。
当時の大学サッカーは結構放り込み主体だったんで、その強さは今よりも一層に際立ってました。
普通DFってヘディングの時、遠くへ跳ね返すじゃないですか?
岩政は違うんですよ。
ディフェンスラインなのに相手の頭の上から地面にボールを叩きつけます。
ぶっちゃけ叩きつけるのとか無意味なんだろうけど、その圧倒的な空中戦の強さを顕示するのには十分でしたね。
もうそれ以来、彼のファンです。
あのヘディングが見たくて大学サッカーに通ったと言っても過言ではありませんでした。
ちなみに当時の大学サッカーだって決してレヴェルが低かった訳ではありません。
駒沢大には巻誠一郎・深井正樹(共に千葉)がいて、筑波大には藤本淳吾(清水)・阿部翔平(名古屋)がいたり。
そんな中でも彼が大学No1DFとして認知されてましたね。
いやぁ懐かしい。
そんな彼も高校時代までは全国的には全くの無名選手。
山口県は岩国高校出身。
おそらく一般入試にて東京学芸大に入学。
で、数学教師の免許を取るに至ったり。
そんな訳で、高校時代に全国大会に出れない実力者が脚光を浴びる貴重な場として大学サッカーが存在してるんだと感じるに至るわけです。
そして試合後、岩政の劇的ゴールに興奮する鹿島・オリベイラ監督がテンション上がりすぎてポルトガル語でまくし立てたのが印象的でした。
何言ってるか分からなくても。心の旋律は伝わるんですよね。
通訳により訳される前に盛り上がる鹿島ファンの気持ちもなんとなく分かります。
かくして、残り1試合。
鹿島は降格が決まってる最下位・コンサドーレ札幌に引き分け以上でほぼ優勝です。
よく考えれば、昨シーズンの浦和レッズと全く同じ立場なわけです。
試合後、優勝したように狂喜乱舞してたけど、コンサドーレ札幌を舐めてたら足元をすくわれるかもしれませんね。
鹿島の黄金期に右SBを勤めていた名良橋晃が先日の新聞でこんな様な事を言っていました。
優勝や残留争いしてるチームよりなんにも懸かってないチームの方がやりにくい。なぜならただ良いサッカーをしようとしてくるから。
個人的にはもうひと波乱起きないかなぁとね。
鹿島は好きな選手が多いけど、チームとしてはなぜかあんまり好きになれないんですよね。
COOL&SOUL
とりあえずの嵐メモ。
「俺たちは海外でもカッチリと決めてきましたよ!ここからが俺たちからの新しいメッセージだ!心して聞いて下さい。」
太陽光に被る雲
ここだけでなく海の向こう
毎十秒近づくスロー
今居合わせる事が重要
世紀ミレニアム股にかけ
遥か島国から来たぜ
長い夜明けて朝になれ
待たせたね もう喉渇いたぜ
櫻井翔のラップがCDと大違いなのがウケますね。