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山崎透選手

松本山雅FCの新加入選手の第1号が発表されましたね。

栃木SCから山崎透選手が加入とのこと。


実はこの選手一回マッチアップした事あるんですよね。


ちょうど大学サッカーを見る様になった02年、彼は順天堂大学の守備の柱でした。
帝京高校出身で名前もなんとなく覚えてたんで、初めて順天堂大を見た時から注目して見てました。
まぁ実際に彼を見たのはおそらく2~3度程度でしょうがね。

印象はとにかくヘディングが強い。
典型的なストッパータイプだなぁってね。
その当時の大学サッカーは典型的なストッパータイプ全盛でしたが。
筑波大には千代反田。
駒澤大には松田。
国士舘大には照井。
東学大には岩政。
そして順天堂大には山崎と言った具合。


そしてマッチアップはその年度の春-03年3月とかだったはず。


当時自分は大学のサークルで緩くサッカーしてて、緩くサークルの大会に参加してました。

で、その大会のパンフレットを見てた訳です。
知り合いいないかなぁとね。

そこで見つけた名前が「山崎透」。

しかも順天堂大のサークルにいるって言うね。


それでもまさか「あの山崎透」だとは確信出来ませんでしたがね。

なぜならサークルの大会なんかにいるはずがないじゃないですか?






そんな疑問を残しながらも、偶然にも試合で当たることに。

見た瞬間にわかりましたね。
「あの山崎透」だと。


確かその試合は途中から出たんだけど、自分の中では山崎透は「サッカー選手」ですよ。
目の前でチームメイトとサッカー選手が試合をしてる不思議の光景に完全に釘付けですよ。

山崎選手はヘディングはもちろん全勝も全勝。

サークルレベルでは穴なんて見つからず正に無敵のストッパーでした。


そんな中、自分はFWで途中出場。

もうね、圧力が半端なさ過ぎでしたね。
長野県の中堅高でサッカーやってた人間には怪物ですよ。

こんなにすげぇのにJリーガーになれないのかぁと。
で、Jリーガーとかどんだけ凄いんだとね。


少しの時間のみのマッチアップでしたが、とにかくその強さは今でも印象に残ってます。




なぜサークルの大会に山崎選手がいたかは謎(おそらく4年間を真剣勝負で過ごした中、力を抜いたサッカーをしたかったんでしょう)ですが、彼が松本山雅FCに来るのはなんか面白いなぁと思いました。
にしても、ついこないだ鳥取SCに入ったばっかりだと思ってたら、なんか「28歳ベテランDF」的な雰囲気みたいですね。
「光陰矢の如し」とはよく言ったものです。

入れ替え戦。

久々の更新ですね。

書きたい事は山ほどあれど時間が作れない。
いや作ってないんでしょうね。
自分より時間なくても毎日更新してる人なんて山ほどいるだろうし。



と言う訳で、入れ替え戦2戦目。
スカパー系の特殊なチャンネルと言う事で見れないかなぁと思いつつも、ダメ元で某所へ。

したら、まんまとやってましたよ。


ジュビロ磐田×ベガルタ仙台

今期3試合を生で見てると言う事で、どうしても磐田に肩入れしてしまいますね。
試合は序盤から玉際が激しく選手達の気合いがヒシヒシと伝わってきました。


そんな中、紛れもなく輝いていたのはジュビロ磐田プロ2年目19歳の松浦拓弥。
単純にこの大一番での2ゴールって結果も凄いんですが、何よりその中身でしょう。
1点目は自らボールを奪い前田を絡めて胸でのゴール。
2点目は守りのCKを駒野の絶妙なクリアから抜け出して
冷静にゴール。
自らの持ち味・スキル・アイデアが凝縮された2得点だったなぁとね。
そして、小柄な選手らしくスピードとテクニック・運動量を持ち合わせてる印象です。
ちなみに松浦拓弥を初めて見た時(30節名古屋戦)は、残留争い真っ只中の大事な時期に19歳でトップ下のスタメンに抜擢されたって事でメチャクチャ注目してたんだけど、ボールを持ってもほとんど仕掛ける事もなく彼に対してガッカリして帰路についた訳ですが、節穴でしたね。
その後の33節・鹿島アントラーズ戦でその持ち味・ポテンシャルを意識し、この試合で彼の実力を理解しました。


代表にもあまり絡んでなかったんで、ほとんどノーマークだったんですが、一年下のユースに小柄でスピードと運動量が持ち味と同じタイプの当時U-17日本代表・原田開(現ベルマーレ湘南)がいたにも関わらず獲得した選手なんですよね。
よくよく調べれば05東海プリンス得点王だとか。
秘密兵器と言うかなんと言うかもともと相当に期待は高かったんじゃないかと思い直しましたよ。

でも、彼みたいなシャドーストライカータイプのトップ下の選手ってクラブでは大活躍しても、なかなか代表でレギュラーってなかなかに遠いんですよね。
藤田俊哉とか森島寛晃とか山瀬功治とかさ。
だから彼がロンドン五輪代表においてどれだけ頑張れるかですね。
近いポジションには香川真司やら金崎夢生やらいるけどもね。
まぁその前に恩人ハンス・オフトが監督を辞めたジュビロ磐田でポジションをキープするのが先ですがね。
とにかく注目していきたい選手の一人となりました。



そしてこの試合を見ての最大の感想はいいテレビで見れば面白いって事です。

最近はっきりわかったんですが、自分がサッカー見る時に何が楽しいかって、「いいプレイを見た時」じゃなくて「いいプレイをする選手を見た時」なんですよね。
だから「おっ!」と思ったプレイを見た時にはその選手が誰か知りたいんですよ。
だから真剣に見た試合ならその試合の選手のだいたいのイメージは持って帰れます。
まぁだいたいの試合は、肩入れしててフラットに見てないんでそうは行きませんが。



とりあえず今我が家にあるようなダメテレビだとどうしても背番号がボヤけるからこれまでテレビでサッカーとか嫌いだったけど、これだけよく見えるテレビがあったら家で見まくりますよね。

近いうちにいいテレビを買いたいなぁと思った入れ替え戦でした。






それにしても、磐田の監督はお太りになられましたね。
オフトだけに。

08Jリーグ最終節に思う

最終節と言う事で、どこか行こうとも考えたけども冬用タイヤに履き替えるのがこの日しかないと言う事で家にこもりぬくぬくとTV観戦しました。



でも、最終節のTV観戦もいいですよね。

いろいろな情報をリアルタイムで集約出来て、Jリーグというものに一喜一憂できますから。


と言う訳で、TVを最も優勝が決まる確立が高いであろう「コンサドーレ札幌×鹿島アントラーズ」に合わせて、たまにBS1の「大分トリニータ×名古屋グランパス」にザッピング。

本当は「ジェフ千葉×FC東京」が良かったんだど、金を払わないものにそのカードを見る権利がなく泣く泣く断念。


で、TVを見てる横でJ'sGOALの速報開いて他会場の動きをリアルタイムでチェック。(TVの方が1分程機敏だったが・・・)

そして順位表も開いて、どこかの試合が動くたびに現状のシュミレーション。



これで最終節用の家での楽しみ方の完成です。





14:30各地キックオフ。



まず関係ない「浦和レッズ×横浜F・マリノス」が動く。

得点者は兵藤慎剛。

いきなりテンションが上がるもPKなんですね。



テンション上がってたらTVが別画面に切り替わる。

「東京ヴェルディ×川崎フロンターレ」に動きがあったらしい。

福西の退場とそのPKをジュニーニョが外したシーンだった。

一命は取り留めたものの、ヴェルディに残留へ圧倒的な黄信号の点灯を感じる。



次に「アルビレックス新潟×ガンバ大阪」に新潟先制の動き。

まもなく2点目を奪い2-0。

勝てば自力残留の新潟があっさりと残留を確信させる。

(結果的には一時的に追いつかれて危なくなるわけですが・・・)



関係ないところで「京都サンガ×清水エスパルス」において清水に得点が積み重なっていく。

先制点は矢島卓郎だとか。



そしてついにTVが動く。

「コンサドーレ札幌×鹿島アントラーズ」で鹿島・野沢が強烈なミドルで先制ゴール。

引き分け以上でほぼ優勝の鹿島がグッと優勝を近づけましたね。


とか思ってたらビッグカードに動きが。

「ジェフ千葉×FC東京」、カボレのゴールで東京が先制とか。

しかもJ'sGOALの速報ではカボレの連続ゴールみたいに表記されて0-2と勘違いしプチパニックです。

ジェフの敗北を確信するも、どうやら0-1が正解だったらしい。



優勝戦線での動きは鹿島の先制のみ。

鹿島の優勝が濃厚かなぁと。

そんな訳で、もともと興味は残留争いの方だったが俄然その傾向が強くなりました。



で、後半。



とりあえず「ヴィッセル神戸×柏レイソル」が徐々に動く。

最終的に0-2で柏。



で、ほぼ時を同じくして「ジェフ千葉×FC東京」に長友のゴール。

0-2で東京リード。

勝利以外は自動降格の千葉はJ2へのカウントダウンへ。

最後ってのは結構あっけないものだなぁ、なんてね。

まさかこれがもの凄いドラマへの序章だったとは・・・



その一方で「東京ヴェルディ×川崎フロンターレ」で川崎の先制の報。

福西の退場と合わせて、ヴェルディ崖っぷちへ。



この時点でジェフ千葉の自動降格と東京ヴェルディの入れ替え戦を確信しましたね。



とか思ってたら、もう一つの残留争いカード「ジュビロ磐田×大宮アルディージャ」に大宮先制の報。

そのまま終わった場合の勝ち点でヴェルディと磐田が並ぶ。(得失点は磐田が有利)

仮にヴェルディが1点でも返したら、ジュビロが入れ替え戦圏内へ。

いずれにしろ磐田にとっても、予断を許さない状況へ。



とか思ってたら、「ジェフ千葉×FC東京」でジェフが1点返す。

スコアを見たら「74分」。

その時は、焼け石に水のだと思ったんですがね。


で、速報が更新されると「ジェフ千葉 2-2 FC東京」となっていました。

それでもまだジェフは自動降格圏内。

ただ、あと1点で奇跡の残留です。

そうなると奇跡を期待してしまいますよね。


で、次もジェフ。

「ジェフ千葉 3-2 FC東京」

ついに念願の逆転です。

千葉のファンの人とかどんな気分なんでしょう?

想像するだけで鳥肌が立ちました。



この時点で残留争いの各会場は・・・

ジュビロ磐田 0-1 大宮アルディージャ

東京ヴェルディ 0-1 川崎フロンターレ

ジェフ千葉 3-2 FC東京


順位は・・・

15 ジェフ千葉       38 -18

16 ジュビロ磐田      37 -8

17 東京ヴェルディ    37 -12


この時点では、千葉が有利。

しかし残り時間、磐田もヴェルディも1点取れば残留圏内です。

一方ジェフは1点返されたら自動降格へ逆戻り。

もはや目が離せません。


次に決めたのは4度千葉でした。

「ジェフ千葉 4-2 FC東京」

勝ち点3を大きく近づける1点。

残留を大きく近づける1点。

現地にいたら泣けますね。


そしてほどなく川崎にゴールが生まれヴェルディに終焉が。

「東京ヴェルディ 0-2 川崎フロンターレ」



残留争いの焦点は磐田が1点返し引き分けに持ち込めるかのみ。

しかしそれも叶わず「ジュビロ磐田 0-1 大宮アルディージャ」。




TVで鹿島アントラーズの選手がひょうきんに喜んでる一方で、なんだか映画を一本見たような大きな虚脱感を感じていました。



下位の最終順位。

15 ジェフ千葉       38 -19 (残留)

16 ジュビロ磐田      37 -8  (入れ替え戦へ)

17 東京ヴェルディ    37 -12 (自動降格)


そして、その激戦の陰に隠れて次に次に失点が積み重なっていく「浦和レッズ 1-6 横浜F・マリノス」がツボでした。

いやぁ浦和は本当に酷い。




最終節をリアルタイムで各地の情報を仕入れて見たのはある種正解でしたね。

リアルタイムだからこその興奮を味わえたし、部屋はあったかかったし。


ただやっぱりその空気を生で感じたかったってのが本音です。


行くならやっぱり「ジェフ千葉×FC東京」。

ここまで降格に近づきながらも残留するシーンって今後見れないんじゃないでしょうか?


しかし一方で最終節でこれ以上ない惨めな姿をさらした「浦和レッズ×横浜F・マリノス」もいいかなぁなんて。

兵藤のゴールもさることながら、あの荒くれ者の浦和ファンがどんなリアクションをしたのか非常に気になります。