08Jリーグ最終節に思う | CZOブログ

08Jリーグ最終節に思う

最終節と言う事で、どこか行こうとも考えたけども冬用タイヤに履き替えるのがこの日しかないと言う事で家にこもりぬくぬくとTV観戦しました。



でも、最終節のTV観戦もいいですよね。

いろいろな情報をリアルタイムで集約出来て、Jリーグというものに一喜一憂できますから。


と言う訳で、TVを最も優勝が決まる確立が高いであろう「コンサドーレ札幌×鹿島アントラーズ」に合わせて、たまにBS1の「大分トリニータ×名古屋グランパス」にザッピング。

本当は「ジェフ千葉×FC東京」が良かったんだど、金を払わないものにそのカードを見る権利がなく泣く泣く断念。


で、TVを見てる横でJ'sGOALの速報開いて他会場の動きをリアルタイムでチェック。(TVの方が1分程機敏だったが・・・)

そして順位表も開いて、どこかの試合が動くたびに現状のシュミレーション。



これで最終節用の家での楽しみ方の完成です。





14:30各地キックオフ。



まず関係ない「浦和レッズ×横浜F・マリノス」が動く。

得点者は兵藤慎剛。

いきなりテンションが上がるもPKなんですね。



テンション上がってたらTVが別画面に切り替わる。

「東京ヴェルディ×川崎フロンターレ」に動きがあったらしい。

福西の退場とそのPKをジュニーニョが外したシーンだった。

一命は取り留めたものの、ヴェルディに残留へ圧倒的な黄信号の点灯を感じる。



次に「アルビレックス新潟×ガンバ大阪」に新潟先制の動き。

まもなく2点目を奪い2-0。

勝てば自力残留の新潟があっさりと残留を確信させる。

(結果的には一時的に追いつかれて危なくなるわけですが・・・)



関係ないところで「京都サンガ×清水エスパルス」において清水に得点が積み重なっていく。

先制点は矢島卓郎だとか。



そしてついにTVが動く。

「コンサドーレ札幌×鹿島アントラーズ」で鹿島・野沢が強烈なミドルで先制ゴール。

引き分け以上でほぼ優勝の鹿島がグッと優勝を近づけましたね。


とか思ってたらビッグカードに動きが。

「ジェフ千葉×FC東京」、カボレのゴールで東京が先制とか。

しかもJ'sGOALの速報ではカボレの連続ゴールみたいに表記されて0-2と勘違いしプチパニックです。

ジェフの敗北を確信するも、どうやら0-1が正解だったらしい。



優勝戦線での動きは鹿島の先制のみ。

鹿島の優勝が濃厚かなぁと。

そんな訳で、もともと興味は残留争いの方だったが俄然その傾向が強くなりました。



で、後半。



とりあえず「ヴィッセル神戸×柏レイソル」が徐々に動く。

最終的に0-2で柏。



で、ほぼ時を同じくして「ジェフ千葉×FC東京」に長友のゴール。

0-2で東京リード。

勝利以外は自動降格の千葉はJ2へのカウントダウンへ。

最後ってのは結構あっけないものだなぁ、なんてね。

まさかこれがもの凄いドラマへの序章だったとは・・・



その一方で「東京ヴェルディ×川崎フロンターレ」で川崎の先制の報。

福西の退場と合わせて、ヴェルディ崖っぷちへ。



この時点でジェフ千葉の自動降格と東京ヴェルディの入れ替え戦を確信しましたね。



とか思ってたら、もう一つの残留争いカード「ジュビロ磐田×大宮アルディージャ」に大宮先制の報。

そのまま終わった場合の勝ち点でヴェルディと磐田が並ぶ。(得失点は磐田が有利)

仮にヴェルディが1点でも返したら、ジュビロが入れ替え戦圏内へ。

いずれにしろ磐田にとっても、予断を許さない状況へ。



とか思ってたら、「ジェフ千葉×FC東京」でジェフが1点返す。

スコアを見たら「74分」。

その時は、焼け石に水のだと思ったんですがね。


で、速報が更新されると「ジェフ千葉 2-2 FC東京」となっていました。

それでもまだジェフは自動降格圏内。

ただ、あと1点で奇跡の残留です。

そうなると奇跡を期待してしまいますよね。


で、次もジェフ。

「ジェフ千葉 3-2 FC東京」

ついに念願の逆転です。

千葉のファンの人とかどんな気分なんでしょう?

想像するだけで鳥肌が立ちました。



この時点で残留争いの各会場は・・・

ジュビロ磐田 0-1 大宮アルディージャ

東京ヴェルディ 0-1 川崎フロンターレ

ジェフ千葉 3-2 FC東京


順位は・・・

15 ジェフ千葉       38 -18

16 ジュビロ磐田      37 -8

17 東京ヴェルディ    37 -12


この時点では、千葉が有利。

しかし残り時間、磐田もヴェルディも1点取れば残留圏内です。

一方ジェフは1点返されたら自動降格へ逆戻り。

もはや目が離せません。


次に決めたのは4度千葉でした。

「ジェフ千葉 4-2 FC東京」

勝ち点3を大きく近づける1点。

残留を大きく近づける1点。

現地にいたら泣けますね。


そしてほどなく川崎にゴールが生まれヴェルディに終焉が。

「東京ヴェルディ 0-2 川崎フロンターレ」



残留争いの焦点は磐田が1点返し引き分けに持ち込めるかのみ。

しかしそれも叶わず「ジュビロ磐田 0-1 大宮アルディージャ」。




TVで鹿島アントラーズの選手がひょうきんに喜んでる一方で、なんだか映画を一本見たような大きな虚脱感を感じていました。



下位の最終順位。

15 ジェフ千葉       38 -19 (残留)

16 ジュビロ磐田      37 -8  (入れ替え戦へ)

17 東京ヴェルディ    37 -12 (自動降格)


そして、その激戦の陰に隠れて次に次に失点が積み重なっていく「浦和レッズ 1-6 横浜F・マリノス」がツボでした。

いやぁ浦和は本当に酷い。




最終節をリアルタイムで各地の情報を仕入れて見たのはある種正解でしたね。

リアルタイムだからこその興奮を味わえたし、部屋はあったかかったし。


ただやっぱりその空気を生で感じたかったってのが本音です。


行くならやっぱり「ジェフ千葉×FC東京」。

ここまで降格に近づきながらも残留するシーンって今後見れないんじゃないでしょうか?


しかし一方で最終節でこれ以上ない惨めな姿をさらした「浦和レッズ×横浜F・マリノス」もいいかなぁなんて。

兵藤のゴールもさることながら、あの荒くれ者の浦和ファンがどんなリアクションをしたのか非常に気になります。