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埼玉35酒蔵 大試飲会 その2

鏡山:
やっぱり人気あるなー。常に人だかり。
ここも17時過ぎには提供酒が尽きたようです。秋あがり以外は全て生酒(4種類)を出品。
自分としては今回ものり香が鼻についていまいち馴染めませんでした。


琵琶のさゝ゛浪:
どこかでその評判を耳にした様な気がしたのでw試飲してみますた。
「琵琶のさゝ゛浪」ブランドは17時過ぎには無くなっていたのでレギュラー酒?の「武蔵野」を試飲。…悪くない…というか結構良かったような。どんな味かはよく覚えていないんですが、今度「琵琶のさゝ゛浪」を買ってみるかと思ったのは覚えとります。
パンフレットに書いてあった蔵のポリシー→「寝ないで造った酒は寝ていても売れる」


秩父錦:
酸がしっかりと効いている酒でした。食中酒として試してみたい。


直実:
東京方面でもちょろちょろ見かける銘柄。野太い米の風味を前面に押し出した酒で、大吟醸でも華やかな吟醸香なんかは感じさせない。
悪くはないんだけど呑み手を選ぶ酒なのかも。


その他には、力士 亀甲花菱 万両 武甲正宗 天覧山なんかを廻りました。意外にハズレらしいハズレも掴まず…交通費分のモトは十分採れた感じ。また来年も来ようかな。


〆は大宮名物?「つけめん102」で。
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旨え。

埼玉35酒蔵 大試飲会 その1

10月5日@大宮ソニックシティ

以前からイベントの存在は知っていたし入場料が\500-というのにも魅かれたりしたんだけど、埼玉に興味ある酒蔵は無いし大宮は遠いし…ということでスルーを重ねてきたこのイベント。今年は10月3日開催の福井県の酒イベントに逝きそびれたのでその淋しさを紛らわすため、というくだらない理由で初参加。やる気もなく筆記用具も持って逝きませんでした。回ったブースも十ヶ所くらい。

以下、簡単なレポ。

一般入場開始の16時から参加。結構混雑。

花陽浴(南陽酒造):
いきなり当たりを引く。鈴傳が推していることもあり以前から個人的に覚えだけはめでたかった「はなあび」。山田、雄町、美山、さけ武蔵(生もと)の4種類を全て火入れ(瓶一火入れ)で出品。どれも素晴らしい。花陽浴という名前にふさわしい、たゆたうような甘みと香り。正直ここと神亀くらいしか期待していなかったのでホッとしました。来てよかったー。
で、会場を一周してきたらなんと売り切れ。
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まだ17時前だよ?イベントは19時までなのにどーすんの??と思っていたら近くの取り扱い店に買いにいったそう。ここらへんの顛末は蔵元HPのブログに載っていますた。


神亀:
言わずと知れた大御所。昭和62年より全量純米の仕込みを貫く「闘う純米酒」。

ひこ孫大吟醸から現在蔵が保有する中で最も古いという昭和58(だったか?)年古酒まで8種類くらいを出品(生は無し)し、全て燗のみで提供。
ブースで酒を注いでいた蔵元の方に「冷やで呑みたい」とお願いしたら…

「今日は冷やは用意していないんですよねー」

……目の前にあるじゃねーかよ!

頑として応じてもらえませんでした。いや、確かに神亀の燗は激イケだけどその対応は如何なものか、と。
とはいえ実に芯がしっかりとした旨い酒(特に古酒の燗はヤバすぎ)。派手な香りも果実感溢れる酸も無い。愚直なまでの王道とでもいうのか。「酒とは米の旨味を味わうものだぜ?」と酒が語りかけてくるよう。日本酒を呑みつけていない人が一口呑んで「おいしい!」という酒ではないかもしれない。でも日本酒好きが辿り着く理想の酒のひとつであることは間違いないんじゃないかと。
十四代や而今は確かに日本酒の可能性と間口を拡げた酒だと思うけど、神亀と比べるとある意味変化球的な酒に感じてしまいますな。

本金

舌足らずなしゃべり方が素朴な印象を与える30代の杜氏を中心に、長野の上諏訪で100石を醸造する蔵。上諏訪には真澄、舞姫、麗人、横笛といった蔵が肩を並べるように密集しているのだけど、多分その中でも最小規模。
20年ほど前の酒ガイド本にも生産量100石とあったので蔵元に石高の推移について尋ねたところ、一時は廃業寸前まで石高が減少しその後現杜氏である息子さんが蔵を継ぐために戻ってきて100石まで戻したそう。その息子さんは杜氏となって21BYがまだ2年目の造りだということ。なんだか飛露喜を思わせる話ですな。

今回は5月に東京は赤坂で行われた「長野の酒メッセ2010in東京」にも出品していた純米吟醸と特吟を購入。
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純吟:二度火入れ 原酒
長野県産ひとごこち 59%精米
酵母:?教えてもらったけど失念720ml\1575
一昔前のワンカップのような米香とアルコール臭を感じる。口の中に入れてもその印象はさほど変わらない。18~19度というアルコール度数の高さと相まってかとげとげしい。
ぬる燗にしてみたところほん~の少しだけ米の甘みを奥底に感じることができました。冷やよりも燗の方が口に馴染むお酒。
でも一言でいえばハズレ。


特吟:瓶一度火入れ ALC:17~18°
長野産美山錦 49%精米
酵母は長野酵母Cと14号を併用。720ml \1500-
純吟を呑んだ後に試飲。口に含んだ第一印象は…
「…純米吟醸と…全然違う!なにこれ??」でした。米、酵母、火入れの仕方、全て異なるにしても同じ価格帯でこんなに落差が…という驚き(これがギャップ萌えってやつ?)。口中から鼻腔をくすぐる甘美な米系吟醸香。後口もキレも問題なし。
とはいえ、そんなにすごい酒というわけじゃないと思う。これくらいのレベルの酒は現代の酒造技術ならそんなに珍しくはないんだろうし、強いインパクトがあったのも純米吟醸を呑んだ直後の試飲ゆえで決して突出した個性があったからではない。
ただ、この特吟は新たな試みとして21BYに初めて造った酒だということなので、なんていうか…蔵の未来を感じさせるお酒ではあるかな、と(偉そう…)。
22BYも色々と新しいことをやっていくつもりらしいので頑張って欲しいです。

補足:
東京方面では「はせがわ」、上野の「ふくはら酒店」、池袋(大塚)の「地酒屋こだま」、の3店舗で取り扱い