電子書籍端末Kindleを持っていなくても、タブレット端末やスマートフォンのKindleアプリを使えば、Amazon.comからダウンロード購入した本を読むことができる。私はMacユーザーなので、Kindle for MacをiPhoneに入れておけば、クラウド型っていうのかな、Kindleで途中まで読み、その続きを同期させたiPhoneで読むこともできる。便利!
ただし、問題が一つ。前にこのブログに書いた通り、英辞郎搭載のKindle
本体で読むのと違い、Kindleアプリを使ってiPhoneで読む場合、英和辞書機能が使えない。私にとって、これは不便!
で、せっかくのクラウド機能にもかかわらず、iPhoneには辞書なしで簡単に読め、しかも著作権切れで無料の本をダウンロードしておくことにした。診療所や銀行での不意の待ち時間とか、そういう時には意外と重宝するんだな、これが。実際、「Anne of Green Gables」とか、こんな機会でもなかったら、慣れ親しんだ村岡花子訳を脇においてわざわざ英語で読むことなんて、多分一生なかったよ。
が、しかし。先日、偶然気が付いた——私の知らぬ間に、Kindle for Macに英和辞書機能が内蔵されていたことに。
まずは最初に、英和辞書をダウンロードする必要はある。Wi-Fi環境下でiPhoneのKindleアプリを開き、適当な本の適当なページを開き、適当な単語を選択すると、英和辞書をダウンロードするかどうか訊いてくる。あとは指示に従うだけ。いったん辞書データをダウンロードしてしまえば、後はネット環境の有無に関係なく、タップして選んだ英単語の意味を表示させることができる。すんごく便利!!
という訳で、これからはクラウド機能を有効活用し、読んでも読んでも読んでも読んでもちっとも先に進まない「Parade's End」を、ちょっとした空き時間を利用してこまめに攻略することにしようっと。