感情が居座り続けるときの対処法 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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こんにちは。和久田ミカです。

ふだん、メルマガの内容をブログでシェアすることはないのですが、


反響が大きく、必要な方が多そうなので ブログでもお伝えしますね。


いただいた声のひとつをご紹介します。↓

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たまに心理についても。





今回のテーマは、心にずっと居座り続ける 負の感情があるときです。


 悲しみが続く 


コーチングセッションを受けました。

セッションは毎月受けています。

 

もう、10数年続けていまして、私の心を整理してくれます。


今回は、三浦春馬さんの訃報について話しました。

いまだに悲しみが抜けきれず、仕事も手につかず、切り替えられないのです。

でも実は、彼のドラマも映画も見たことはありません。

声もわからない。


ドキュメンタリー的な番組や バラエティで見かけた程度です。

とてもまじめでストイックで プロ意識が強い人だなあ、

同じ茨城の人なんだ!、と思ったことを覚えています。


そんなわけで、特にファンだったわけでもないのに、いまだに 悲しみが止まらない。

いまだに思い出しては ずーんと体が重くなりますし、話すと泣いてしまいます。


気持ちが反応し続けるときは


今回は、メンターコーチからのアプローチについて 書いていこうと思います。

私の話を聞いて、コーチは

「春馬さんは、和久田さんに何を見せているのでしょうか?」

と言いました。


人は 忙しさやつらさの中で、『やり過ごし』ながら生きていきます。

受け止めづらいときは、その感情や欲求を 抑圧します。

感じるのがつらいので、なかったことにするのですね。


ですが、それは紛れもなく 心の中にある。

くすぶりながら。

そして、同じものを 内包している人や出来事に出会ったとき、そのくすぶりは 大きく開きます。



感情を言語化する


コーチは聞きました。

「和久田さんは、春馬さんの訃報を聞いて どう感じたのでしょう?」


・人気もお金も美貌も、すべて持っていても、生きる意味には つながらなかったんだ、という衝撃

・もうあの美しい笑顔を見られない、という喪失感

・大変な生い立ちを乗り越えられ、これから報われる時なのに、という悲しさ

こんなことを話しました。


話しただけでも、少し軽くなりました。

でも、セッション中には どうつながっているのか、よくわからなかったんですよね。



思いの先にある感覚をつかむ


そして今、少し時間を置いて 浮上してきたのは

私の中にある無力感でした。


救えなかった、という無力感。


私なんぞが 救えるわけもない命なのだけど、

私は「救えなかった」と 感じていることがわかりました。


これは、春馬さんに対しての気持ちに ”何かが混ざっている”、ということです。

強い感情が呼び水になって、過去の感情がしみだしてきています。


私が今抱えている深い悲しみは、過去につながっていました。

教員時代に、学校で関わってきた 子どもたちに対してです。


当時、貧困やネグレクト、過干渉などで苦しむ子どもたちに、たくさん出会いました。

自分なりにサポートはしてきましたが、いまだに

「あの子元気かなあ…」

と心配になる子たちがいます。



救えなかった、助けられなかった、という無力感とともに。


今回の春馬さんのことは、おそらく 私の中にあるくすぶり…

奥底にしまい込んでいた 無力感を浮上させたのだと思います。


私は当時の私に対して

「あなたなりにがんばったよ。何もしなかったわけじゃない」

と声をかけました。



居座り続ける感情はダミー



もし、あなたの中に「感情が居座りつづける」出来事があったら、それは ダミーかもしれません。

それを通じて、やりすごしてきた 感情や欲求が噴き出そうとしているのかも。


でも、必ずしも それらを噴出させることが よいわけではありません。

出すのが安全ではないと感じたら、また抑圧することも 大事なこと。

感じられそうだったら、感覚の糸をたどってみてください。

何か見つかるかもしれません。


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<参考記事>


先日、気持ちの整え方については ブログに書きました。

・自分の気持ちのケア

・お子さんに対してできること

三浦春馬さんの訃報から・悲しみの癒し方

 


 

 

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