うちの子、本当にこのままでいいとは 思えないんですけど。という悩み | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

昨日の記事、太いきずなはいらない。愛という支配を切る。の感想をいただきました。

 

ななうみ
 

こんにちは。ぢんさん→めぐさん経由でここに辿り着きました。


ぢんさんもミカさんも、「子供を放っておく」といつもおっしゃっていますよね。

分かっているつもりなのですが、よくわかりません(何それ)

例えば脱いだ服を何度言っても片付けない時、自分でやるまで放っておいたらいい?

毎朝遅刻しても、本人が気づくまで放っておいていい?

小学三年生で時計が読めないけど、放っておいていい?

上記のこと、全部私の娘です。

親の言うことなんて聞かないし、甘えたい時は思いのたけをぶつけてくるし、ものすごい自由人です。

ぢんさんやミカさんの話を聞いてると、このままでいいんだろうな、と思う… けど、やっぱりダメでしょ?とザワザワして叱ってしまいます。涙

 

これは、いろんな考え方があるよね。

 

何が正解か、なんてない。

 

 

私が、一番お聞きしたいのは、

 

「お子さんは、何と言っていますか?」

 

ということです。

 

 

ぢんさんやめぐさんや私が どう思うか、

 

よりも、

 

お子さんが どう感じているのか、

 

の方が大事だなあと、私は思っています。

(それに、子どもをどう育てるかは、自分で決めていいんだよ。)

 

 

たとえば、時計が読めないことについて。

 

お子さんに、すでにお聞きになっているかもしれないけど、

 

「わからなくて困っている。」

 

というのであれば、

 

「お母さんに手伝えることはあるかな?」

 

「一緒に考えていこう」

 

と 伝えることができます。

 

 

もし、

 

「困っていない」

 

というのであれば、様子を見ていってもいいかもしれませんし、

 

何か環境を整えていってもいいかもしれません。

 

以前、デジタル時計と、アナログ時計を隣同士に置いていたら、自然に時計が読めるようになった おうちもありました。

 

 

もし、元教師の立場でお答えするならば「先生に相談してほしい」かな。

 

相談いただければ、学校でできることも考えていくしね。

 

時計を読めない要因が、針なのか、数字なのか、5とびなのか。

 

その辺をいっしょに考えてもらうだけでも、何か手立てがわかると思う。

今は、支援策も昔よりは あると思うよ。

 

 

んで、究極、時計読めなくても デジタル時計があればなんとかなる。

 

時間の感覚はわかりづらいけど、時刻はわかる。

 

大丈夫。

 

 

遅刻に関してもそう。

 

「お子さんは、なんて言ってる?」

 

それと、

 

「だんな様はなんて言ってる?」

 

それに対して、

 

「ななうみさんは、どうしたい?」

 

 

 

それからね。

 

なぜ、お子さんと接点のない私に 相談したいと思うのかな?

 

そこが気になる。

 

それだけ 迷っている、ということではあると思うんだけど。

 

私はお子さんのことを、まったく知らないんですもん。

 

答えようがないんだなー。

 

 

もし、ろくに状況も聞かずに

 

「こうした方がいいですよ」

 

と 一方的にアドバイスを始める人がいたなら、気を付けた方がいいです。

 

その人は、

 

「自分が知っていること」

 

を話しているだけで、お子さんのことを見ていないから。

 

アドバイスに振り回されかねません。

 

 

私のブログにもね、いろんな人からメッセージいただくの。

 

「私のメッセージを読んで、お返事をください」

 

って。

 

私は いっさい、お返事してません。

 

だって、お子さんのこと 何も知らないですもん。
 

 

うわーって、長文を書いて来られる方もおられるけど、あくまでも

 

「お母さんから見たお子さん」

 

のことだから、「事実」とはちがっていることも多い。

 

対話してみないとわからないことって、いっぱいあるよね。

 

 

あとね、話が飛ぶけど、これだけは 伝えたいかな。

 

「○○ができないから、『不幸』だ」

 

というのは、論理的に変だからね。

 

 

「できる・できない」と「幸せ」は 別のものだから。

 

ブロッコリーとカリフラワーぐらいちがうから。

 

微妙に似てるけど、別物だから。

 

 

うちの娘もねー、もー!!!たいへーん。

 

何度言っても 脱いだら脱ぎっぱなし、出したら出しっぱなし、電気をつけたらつけっぱなし。

 

小学校時代は 遅刻も多かったし、登校しぶりもひどかった。


いまだに 月に何回か電池切れになって 遅刻・欠席してます。

 

【参考記事】

うちもね、「学校に行きたくない」と言った時期があったのですよ

 

 

ただ、公共スペースの整頓に関しては、叱りました。

 

だって、いっしょに暮らしてるんだもん、彼女だけの課題じゃないから。

 

いまだに整理整頓は苦手みたいで、ダメダメですが 根気強くお願いしていくのみ。

 

 

ちなみに、私は中学校時代、ほぼ毎日遅刻。

 

高校時代はさぼりまくってて ギリギリしか学校行ってないです。

 

でも教師やってたよ。

 

今、法人ひとつ、個人事業ひとつ、やってます。

 

起業することがいいことだ、という意味じゃないです。

 

私は会社では役立たずなので、起業したんです。

 

きちんと、ちゃんと、期限通りに、正しく、人の期待以上に、が おそろしいほどできない。

 

(↑事業主って、変な人多いです)

 

なんとかなるもんです。


ちゃんと生きてます。大丈夫。

 

 

とはいえ、お気持ちはわかるよー。

 

心配だよね。

 

うちも、ここに書かないだけで いろいろあったからね。

 

うちの家族にもプライバシーがあるので、講座で話すだけだけど、そりゃ、壮絶ですわ。

 

 

でもあえて言う。

 

お母さんの役割って、お母さんが幸せに生きてることだと思う。

 

その後ろ姿見てたら、とりあえず

 

「大人になるって 楽しいことだ」

 

と、お子さんが思うと思う。

 

何ができて、何ができなくても、幸せな大人にはなれるってわかる。

 

 

特にうちは、私が ポンコツですからねん。

 

娘には、

 

「こんな人でも、楽しく毎日を生きてる」

 

って思ってもらえたら、それが一番の誉め言葉だなあと思っています。

 

 

まとまりませんが、終わり。

 

まずは、お子さんと たくさん話をしてみて。

 

楽しいことも、つらいことも、おもしろいことも、むかつくことも。

 

まずはそこからよ。

 

 

「できる・できない」と 「幸せ」は 似て非なるものだから。

 

できても、できなくても、幸せになることはできる。

 

 

 

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