”母に似たくない” と思うほどに… | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」


HahaCoLabo(ハハコラボ)

母娘関係研究所 

加藤なほ です。

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悲しいかな、

”母に似たくない” と思うほどに、

母親にどんどん似ていってしまうのです。


7年前、すごく暗い人が書いていたこの記事…↓



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加藤なほ です。

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「◯◯のようにならないように」
と反面教師にすることは悪いことではありません。


しかし、
あまりに偏りすぎると

要は、
気をつけすぎると、

あなたがいくらあなたの母親のようにならぬよう気をつけていたとしても、 

あなたの子どもから見たら、あなたは "毒親" と思われる可能性がございますよ 
とわたしは思うのです。


なぜなら、
あなたと子どもは違うから。





あなたにとって 
"毒親"
だと感じるお母様は、

子どもにとっては 
"優しいおばあちゃん"
であるかもしれません。



なぜなら、
あなたと子どもは違うから
感じることだってた違う。

 

子どもは、
あなたと同じではないから
考えだって、好みだって違う。



あなたと同じような愛情を、あなたの子どもも求めているとは限らないのです。


親が仕事で忙しく
放置されすぎて
構って欲しくて寂しかった幼少期を過ごしてきたお客様はこう言います。


「過保護だったなんていいなぁ。
わたしからみたらそれは愛されてる感じがする」

と。



過保護で過干渉な母親に育てられ、
転ばぬ先の杖で失敗を許されなかった幼少期を過ごしてきたお客様はこう言います。


「いいなぁ、放ってもらえていたなんて。
わたしなんて信じてもらえてない感じがして、監視されているようで、支配されているのがすごくやだった」
と。



前者の方はもしかしたら、
「我が子を寂しくさせないように」
と手を出して育てるかもしれません。


それが度を越えてしまうと、過保護で過干渉な親 と子どもは窮屈に思い、それこそ自立を阻む、精神的な苦痛を与える毒親 と思われるかもしれません。


後者の方は、
「構われすぎて嫌だったから、手を出さないことをがんばろう」
とかまわないことをがんばるかもしれません。


それが度を越えてしまうと、子どもは、構ってもらえない寂しさを感じ、放任されたと感じ、育児放棄する毒親だと思うかもしれません。



世代間連鎖がなかなか断ち切れない理由、
この視点からも見えてきますね。


何事もバランスが大切だとわたしは感じます。


ただ、自分に自信がないと《この記事》に書いたように、

"いい" 
"悪い" 
 
"正しい" 
"正しくない" 
 
という、極端な判断基準になってしまい、バランスがうまくとれなくなります。



"〜はいけない"
"〜あらねばならない"

と、自分のもったルールで自分の首を絞めてしまうことも出てきます。



本には、
"自分で自分をいじめていた"
というような表現で書きましたが、

このことを、生きづらさと呼ぶ とわたしは思っています。


本屋さんで店員さんに聞いてくださる方もおられるようでとてもうれしいのですが、実はこちらの本はネットでしか買えず…

ごめんなさい!

自分の首を絞めてしまう、
自分に厳しい極端なルールをしいている
ということは、
他人にも(子どもにもパートナーにも)厳しくそのルールを押し付けがちになります。


それはわたしは嫌だなぁ
と感じるようになったので、
自分と向き合うよう取り組み始めた5年前から、

"どちらでもいい"

というゆるさ、
白黒はっきりではないグレーゾーンをつくることも意識しています。




やはり白黒はっきりさんが多く、
その自分がつくったルールに振り回されているので、ゆるめる方法をお伝えしています。



もちろん、

白黒はっきり
"〜はいけない"
"〜あらねばならない"

といったものを持つのがいけないのではありません。



言い方を変えればこれらは "こだわり" でもあります


ただ、それらがあなたの首を絞めているのであれば(それに気づかなきゃわからないけれも)、そのルールはゆるめてもよいかもね ということです。


使う場面を自分で操っていこう!
ということを言いたいのです。


冒頭に戻りますが、
母親に似たくないと思えば思うほど偏っていきます。


それはあなたを苦しめ、
大切な人に押し付けて、
さらに苦しむことになるかもしれない。



じゃあどうしたらいいのか というと、

いろいろあるけど一番強力なのは
心屋さんがよくいっていた
"お母さんみたいになってもいい"
を受け容れてしまうことだよね



だって、
そもそも似てるところがあなたの中にあるわけで、その自分が出てきたときに気づいて嫌気がさしてるわけでしょう。


似てるところが実際にあるってわかっているよね。


だから、その事実を受け止めるしかないよね ということ。


あるものなのき、ないものにしようとするから、みてみぬふりするから、

ずっとずっと母に似ないよう過度に 気をつけすぎて苦しくなる人生が続いているんだよ〜


そのことに気づいていこう!
 
 
 
 

 

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