負のスパイラル つづき | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

《この記事に書いた、私の負のスパイラル》

 



それは、
けろっと元気になっては数カ月たち、
名刺を発見したりといった、何らかのきっかけがあるとズドーンと落ち、
またけろっと元気になる。

 

 


このサイクル。



落ちるときは、必ず、
 ①やっぱり私は人格障害だ・・・
というどん底に落ちるところから始まる。

 

 


そのあとは、
 

 


②このままじゃ彼に嫌われちゃう!

 嫌われたら、浮気されて、離婚して、一人になっちゃう・・・

という見捨てられ不安がぐわぁーって出てくる。

 


 
 ③見捨てられ不安を感じる自分に嫌悪し、将来母親になれるのかな・・・

という、将来を悲観するところへとたどり着く。



この一連を一人で頭の中でやっていると、もちろんテンションはガタ落ち。

 

 


彼に気付かれないように、取り繕うも、自分の心はごまかせず、
どんよりしているみたい。

 

 


そりゃそうだよね、私にとって深刻な悩みだもん。



彼にはどうやら、そんなサイクルに落ちている私が、
彼に対して、私が怒っているように見えるみたい。



「怒ると突然家事する手が倍速になってすっごい怖い。すっごい疲れる」
って、彼にも言われる。



・・・

・・・

・・・

 



今こうして書いてみると、
彼に対して怒ることはめったいないから、


「彼の目にそう映るときは、自分で勝手に悩んで、へこんで、どうしようもなくなってる時だ」


って分かった。



そんな、へこんで、どうしようもなくなってる自分をごまかすかのように、
何も考えないようにするために、
彼の前なんだから元気にならなきゃって焦るがゆえに、
家事する手が無意識に速まっているだけだと思うんだけど・・・
彼に対して怒って無口になることなんて、めったにない。

 

 


そう、だから、彼が私に対してうんざりしている時(私が起こっているように見えるとき)は
ほとんど、この負のスパイラル状態の時だ。



そして、この負のスパイラル状態の時は、
必ず彼ときまずくなる・・・

 

 


私には彼が怒っているように見えるから・・・



私:負のスパイラルに陥る
彼:私が怒っているように見える
      ↓
私:彼が何だか不機嫌に見える
彼:私の家事の手が早まっていくのが恐怖
      ↓
私:彼と気まずくてうんざり
彼:心の中で私にうんざり
      ↓
私:ますます負のスパイラル



あぁ、やっぱり私が原因じゃん・・・

 

 


診察でしっかりお話ししよう・・・



見捨てられ不安は治せるって、本にも書いてあったし、絶対治すんだ。

 

 


母親になる前までに絶対治して、彼と幸せな家庭を築いていくんだ私は。

 

 


がんばれー!!





 

 

 

 

 

 

 

今のわたしがこのときのわたしにメッセージを伝えるとするならば、

「自分を許す ということにまず専念して」

ということsmile

 

”これまで自分を責めてばかりだったから、生きづらかったんだ”

ということにこの記事から1年後気づくわけですが、長年責めてきたくせは簡単には変わらない。

 

「熱心に、コツコツと、自分をいっぱい許して癒してあげて」

って、あたたかく励ましながら、このときのわたしに会えるなら伝えてあげたい。

 

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同じような状況の方には、下記の記事を読んでみてね と伝えたいsmile

 

▼2019年の記事

自分を責めるループから抜けられ方へ

 

▼ここから2年後に書いた、2014年のこの記事もおすすめ

母にされたことを、今自分にしている!?

ありのままの自分を受け容れるとは?

2022年 年末の加藤なほより