全知全能の神が存在し得ないことを腹オチで理解したのなら、次は自分自身が未来や宇宙を作り出す神になる必要があります。その神は全知全能ではありませんが、宇宙や未来を生み出すくらいの大きな力を持っています。
それを東洋では遮那や大日如来といったり、西洋ではハイヤーセルフと言ったりします。
遮那瞑想では自分を奈良の大仏のような大きな存在に重ね合わせて悟りの世界を目指します。
「私＝神」
密教やタントラで最終的に目指すのはこの境地なのだと、僕は理解しています。
あるいは全知全能の神が死んだことを自覚してはじめて人は自らが神と自覚するのかもしれません。もちろんそこにはそう教える理論が補助線として入ります。
それが僕たちが慣れ親しんでいるT理論とM理論です。
全知全能の神を殺すためのメソッドとしてゲーデルの証明した不完全性定理の肝である「嘘つきのパラドックス」のワークが挙げられます。手を動かし声に出しながらワークをすることで、僕たちは全知全能の神の死を理解することができます。
※クルト・ゲーデル
その理解の瞬間に猛烈な脱洗脳が起こり、全知全能の神が最初から最後まで全て決めているのだという決定論の世界から解放されます。
自分が太るのは、自分が虚弱なのは、自分の夢が叶わないのは、自分の性格が悪いのは、自分の運が悪いのは、
「「「「「全て神が決めているんだ」」」」」
という呪詛（洗脳）から解放されてはじめて、自分がどうしたいのかの意図（intention）が見えてくるのかもしれません。少なくとも今自分がどうすればいいかわからないのなら、試してみる価値はあります。
そんな「嘘つきのパラドックス」のワークを伝授した受講生からフィードバックをいただいたので、本人の快諾を得て紹介します！！
お疲れ様です。
今日仕事の通勤中や同僚との会話をしていて、あまりにも多くの人が決定論的な世界観に囚われているということを感じました。
相手が具体的にそれに関する発言をしていなくても、「この現状は変えようがない」と、どこか暗くて閉じた雰囲気を共感覚に感じます。（妄想や思い込みの可能性もあるかもしれませんが）
それが社会全体としての常識として蔓延っているのが見えて、今までずっとそこにいたのかと思うと少しゾッとしました。
今は時間を見つけて伝授いただいたワークを徹底的繰り返して、不完全性定理を身体に染み込ませていきます。また何かあれば報告します！
最初から見ていきましょう！
「今日仕事の通勤中や同僚との会話をしていて、あまりにも多くの人が決定論的な世界観に囚われているということを感じました。」
ワークを通じて自らの内側に蔓延っている決定論の洗脳をぶっ壊したからこそ、未だその世界に囚われている人のことがわかるようになります。そして自分との差異を感じて違和感を生じさせます。
「相手が具体的にそれに関する発言をしていなくても、「この現状は変えようがない」と、どこか暗くて閉じた雰囲気を共感覚に感じます。（妄想や思い込みの可能性もあるかもしれませんが） 」
おそらくそれは妄想や思い込みではないでしょう。なぜならほとんどの人はゲーデルの不完全性定理という名前すら知らないからです。無自覚に、ユダヤ・キリスト教的な決定論のパラダイムに依拠しています。
なので「この現状は変えようがない」と信じており、それはT理論通り、非言語のメッセージとして外に出るのです。
c.f.しかし、だれでも情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである〜情報と物理の密接さ 2018年09月27日（本家ブログ）
c.f.そろそろ僕らはこの物理空間が脳内に広がる情報空間と地続きでしかないことを認めざるを得ないのかも 2022年08月18日（本家ブログ）
「それが社会全体としての常識として蔓延っているのが見えて、今までずっとそこにいたのかと思うと少しゾッとしました。」
そしてそれはおっしゃる通り社会全体としての常識として蔓延っているのです。それを共感覚として感じると少しゾッとしますね。
「今は時間を見つけて伝授いただいたワークを徹底的繰り返して、不完全性定理を身体に染み込ませていきます。また何かあれば報告します！」
ぜひ繰り返しワークしてください！
僕たちは良くも悪くも群れで生きていますので、気づいたら無自覚に周囲に同調してしまいがちです。そこから逃れるのは意識的にワークに取り組んでいくしかありません。
そうしないとまた全知全能の神の支配する牢獄に戻されてしまいます。
僕も「嘘つきのパラドックス」を解説した本家ブログや今年度の苫米地手帳は繰り返し音読したり写経していますし、声を出せない状況やペンを取れないときは、繰り返し読んで繰り返し全知全能の神を殺しています。
c.f.どんな認識論的パラドックスも決定不能命題の存在論の同様な証明に使える（ゲーデル）〜犬は犬ではない 2024年02月26日（本家ブログ）
しつこいくらいワークしましょう！そしてLINEで日々神を殺した者同士でやり取りしましょう！！
たかが嘘つきのパラドックスという決定不能命題をワークを通じてインストールしただけかもしれません。でもそれは大きなフィードバックをもたらします。
具体的には呼吸が楽になったり、IQが上がったり、鼻筋が通って端正な顔つきになったり、顔のむくみが取れたり、冷え性が改善に向かったり、抽象度が上がることで目の前にあった知識が飛び込んできたりするようになります。
第二世代のT理論通り、情報が物理を書き換えます。それを元祖コーチのルー・タイスはこう言いました。
すべての重要な変化は内側から始まって、外側に広がっていく
そしてその内側の変化を起こすには、逆説的ですが、身体を通じたワークあるのみです。ああ、師匠の声がこだまする。
語学は身体で覚えるものです。というか、すべての学問は頭ではなく、身体で獲得するものです。まあ頭も含めて身体ですね。
（本家ブログ）
T理論も当然ながら学問ですから「身体で獲得するもの」です。すなわちワークを通じてノートやホワイトボードにガシガシ書くのみです。
そうして嘘つきのパラドックスを身体に落とし込んで、内なる決定論、全知全能の神を殺しましょう。それが猛烈な自己解放と、健康と、新しいゴールを僕たちにもたらします！
パーソナル・セッションでみっちりマンツーマンでレベルに合わせてお伝えします！
初期苫米地本の脚注まで舐めるように読んでいる僕がきっちりレクチャーします！！
お申し込みお待ちしております！！
【シン・TMダイエット・パーソナル・セッション】
【内容】パーソナル・セッション（+LINEによる体重とセルフィーと食事の記録管理）
【場所】 新宿の貸し会議室orオンライン
【受講料】
1年コース（１２回セッション）360,000円/半年コース（６回セッション）180,000円/単発セッション30,000円
オンライン1年コース（１２回セッション）240,000円/オンライン半年コース（６回セッション）/単発オンラインセッション20,000円
【受講資格】ブログ読者
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【特典】一斉遠隔ヒーリングに招待
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