しかし、だれでも情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである〜情報と物理の密接さ | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

*本日は今月最後のセミナーとなるまといのば講座です。ゴールの光と闇、ゴール設定のダークサイドとその活用法についてがっつりと学びましょう。飛び込み受講も歓迎です!

今日はどうしても来れないという方は是非ヴァーチャル受講も!!お申し込みはこちら!!

 

*来月の日程が決まりました!

10月23日(火) はじめての気功
10月25日(木) まといのば講座
10月27・28日(土・日) MBA(まといのばバレエアカデミー)スクール
10月30日(火) 寺子屋「クリプキ」

 

ゴールや夢を叶えやすくする良い方法は情報や情報場とは何かについての考え方をパラダイム・シフトをすることです。

 

*情報と物理は一卵性双生児のようで。

 

「情報が先、物理が後」というのは「まといのば」のメンバーは耳タコで聞かされていると思います。まず情報が先に変わり、そのあとで物理がそれに伴って変化するという意味です。

 

これをルー・タイスはすべての永続的な変化は内から始まり、外へ広がると言いました。

この内とは心の中であり、脳内であり、情報ということです。外とは外部世界であり、我々の物理的現実世界です。

 

それに対して、認知科学では、内と外の境界が溶けているので、内なる変化は即外部世界の変化として認識されうると考えます。

 

この境界が溶けている感覚を釈迦は「空」と言いました(正確には釈迦は「空」という言葉ではなく、縁起で示し、それを後の天才が「空」として解説しました)。

 

まあ、それらのことは十分、皆さんはご承知だと思います。

 

次のステップはそれをどう実践に活かしていくかです。

 

 

理論を頭で理解するのはいわば顕教的であり、実践していくのが密教的です。

 

 

女は俺の成熟する場所だつた。書物に傍点をほどこしてはこの世を理解して行こうとした俺の小癪な夢を一挙に破ってくれた。(小林秀雄『Xへの手紙』)

 

文字で理解した世界は脆弱なのです。

文字は世界の写像ですが、本体ではありません(本体もまた写像ですが、それはまた別の話で)。

書物に傍点をほどこしてはこの世を理解していこうとするのは悪いことではないのですが、現実がいつもそれを破ります。

 

小癪な夢が破られることで、我々は成長します。

 

というわけで、密教的な理解へと移動しましょう。

 

 

密教的な理解とはシンプルです。

 

情報が先で、物理が後であるとは、情報は必ず物理を変化させるということです。

(このような物言いをシュタイナーがしていましたね。想像したものはすべて現実化するなどと)

 

もっと明瞭な物言いをするならば、想像した時点で何らかの物理的なアクションが現実世界に現出するということです。

 

ベタな例で言いましょう。

 

たとえば、レモンをスパッと2つに切って、その香りを嗅ぎ、そして思い切ってガブリと齧(かぶ)り付くことを想像してください、などと言えば、やはり脳が反応し、唾液腺も反応します。

中和すべき酸が無いにも関わらず、唾液が溢れるのです。

情報が物理を書き換えるのです。

 

 

『姦淫するな』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。

 

しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。マタイ5:27−28

 

 

あるゴールを設定したときに、それが良いゴールか否かを頭で判断してはいけません。

どこで判断するかと言えば、本質的には肚(ハラ)で判断したいのです。

(しかし、そのハラが悪玉たちに乗っ取られていたとしたら、、、すべての判断はあべこべになります)

 

もう少し分かりやすく言えば、自分の情動を観察することです。

胸であったり、呼吸であったり、アドレナリンであったり、ドーパミンの分泌です(情動とは気分ではなく、自分の生体反応のことです。気分はいつも無視しましょう)。

 

 

情報は物理を書き換え、それはまず肉体反応として現れます。

これは、あくまでも「まず」です。そして物理的現実世界や外部世界と呼ばれるような外界も書き換わります。

 

スコトーマとして説明されることが多いですが、実際は物理的現実世界が変容するのです。

スコトーマが外れて見えてくるチャンスも多くありますが、スコトーマ以前に明確なチャンスがやってきたり、話が来たりします。

 

情報が先、物理が後というのはそういうことです。

 

ですから、ゴール設定というのは情熱を持てるような内容をガンガン掘り進めるに限ります。

「これは現状の外なのだろうか」という質問は、しばしばその熱い情熱に水をかけます。すなわち質問そのものが創造的回避となるのです。

脳にとってはそれは最適解です。なぜなら脳は働きたくない器官だからです。サボるためにそれらしい言い訳をでっち上げます。

 

 

「言語化できたら、すべて現状の内側だ」とか、「思い浮かべられるということは、確率論的に達成できるから現状の中だ」などというもっともらしい議論は、そのロジックが間違っていないだけに、なお悪いのです。

 

そのときに自分の無意識に問うべきは、「クソみたいな質問で絶好のチャンスを逃したいのか、それとも理想世界へ移動したいのか?」ということでしょう。

 

地獄への道は善意で舗装されているとはよく言ったものです。無意識の善意がStatus Quoという地獄へ導いてくれるのです。創造的回避はきわめてクリエイティブです。

 

ですから上手に細い細い道を歩くことです。「狭き門より入れ」ですね。

狭い門からはいれ。滅びにいたる門は大きく、その道は広い。そして、そこからはいって行く者が多い。マタイ7:13

 

細い道はやがて綱渡りの綱のようになり、そのうちに虚空に浮かぶステッピングストーンズ(飛び石)のようになります。あとはひたすら暗闇への跳躍です。

 

 

余談ながら、そのときに分散が重要となります。

 

自我を分散させ、ゴールを分散させることが、フェイル・セーフになります(そうは言っても、人生には何度もAll inしなくてはいけない瞬間は来ますが)。

 

 

話が逸れましたが、ポイントはシンプルです。

 

情報は必ず(少なくとも)肉体に変化を伴わせるということです。

そしてその肉体の変化に敏感であればあるほど、情報の操作が上手になるのです。

ですから、平たく言えば健康が大事であり、そして身体を鍛えることが重要です。

鈍い身体では、目隠しをして歩いているのと同じだからです。

目隠しどころか、ノイズに囲まれて、正しくフィードバックを取れなくなるのです(疲労も同じです。毒物も)。

 

以前にも紹介したレディ・ガガのテレフォンという楽曲のPVの後半で(6分くらいから)、毒入りの食事を苦しみながらも食べ続けるシーンがあります。これって僕らの生活そのものかと思います。

 

毒入りと分かっていても食べ続け、緩慢な死を遂げているのです。

運動と休息が必要と分かっていて、夜更かしをして怠惰に座り続けます(自戒を込めて)(椅子は癌並に害悪だという発表もありますが)。

 

*レディ・ガガのテレフォンのPV

 

サピエンス全史とホモ・デウスのユヴァル・ノア・ハラリがいまや人の最大の敵は自分自身だと言っています(そう言えばそんな言葉を最近の映画でも聞きましたね。トム・クルーズのミッション・インポッシブル フォールアウトでw)

 

 

TEDです。ユヴァル・ノア・ハラリとクリス・アンダーソンの対談。

 

今日、食べ物が足りなくて死ぬ人の数を、食べ過ぎで死ぬ人の数が史上初めて上回っている。感染者の死者数よりも、老衰による死者数のほうが多い。兵士やテロリストや犯罪者に殺害される人を全部合わせても、自ら命を絶つ人がそれを数で凌ぐ。二一世紀初頭の今、平均的な人間は、旱魃(かんばつ)やエボラ出血熱やアルカイダによる攻撃よりも、マクドナルドでの過食がもとで死ぬ可能性のほうがはるかに高い。(ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス』)

 

僕らの遺伝子に書き込まれているのは、糖と脂とタンパクはできる限り摂取せよという命令です。超短期的に思考し、脊髄反射的に行動せよと書き込まれています。

 

しかし一万年を経て、世界は変わりました。ユヴァル・ノア・ハラリはシンプルにこう言います。

 

意識を持たない知能が急速に発達しているので、人間は後れを取りたくなければ、自分の頭脳を積極的にアップグレードしなくてはならない。

 

と。

 

 

そのためにはシンプルな原則で十分です。

(ちなみにユヴァル・ノア・ハラリのソリューションもまたシンプルなようです。それはホモ・デウスの謝辞にもあらわれています。「以下の人々と動物と機関に心から感謝したい」と述べたあとで一番最初に上げられたのが恩師サティア・ナラヤン・ゴエンカです。ヴィパッサナー瞑想の師です。過去15年にわたり実践を続けたそうです)。

(三部作の最後の一冊を読了した友人によると、そこでもヴィパッサナー瞑想が最終的に薦められていたそうで)

 

ちなみに、ヴィパッサナー瞑想について、こんな風に書いています。師のゴエンカの言葉です。

“Don’t do anything,” he kept saying. “Don’t try to control the breath or to breathe in any particular way. Just observe the reality of the present moment, whatever it may be. When the breath comes in, you are just aware—now the breath is coming in. When the breath goes out, you are just aware—now the breath is going out. And when you lose your focus and your mind starts wandering in memories and fantasies, just remain aware—now my mind has wandered away from the breath.” It was the most important thing anybody had ever told me.

 

 

シンプルな原則とは、ざっくりと言えば、身体と心を浄化し、沈黙の音を聴くことでしょう。

(その方法論として、もしくはそのような状態を鍛えるために、息を吸ったら息を吸ったと認識し、息を吐いたら、息を吐いたと認識するのは有効だと思います。これは文字通りのRゆらぎとして、それも呼吸というヴァイタルな現象のRゆらぎとして機能します)

 

情報が必ず物理を変えることを知れば、我々が何かを思い描いたときに、それが自分の身体と心を明らかに変容させることを知っているので、その変化に敏感になります。

 

そしてその変化によって、その情報がゴールにとって有用か否かが分かるのです。

 

そしたら我々は暗闇の中で一筋の光を見つけたのと同じです。そのわずかな光を頼りに歩いていけば、今の自分が理想とする世界へ移動できるのです(移動したときはまた理想がアップデートされています)。

 

 

というわけで、そんなゴールの光と闇についてたっぷりと学びましょう!!

 

 

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【日時】 9月27日(木) 19:00~21:30(そこから質疑応答!)(延長予定有り!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  3万円
【受講資格】 「まといのば」のスクール修了生、もしくはそれに準ずる方
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【お申し込み】お申込みはこちらから!

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■セミナー予定 

本日開催!!9月27日(木)まといのば講座「ゴールの光と闇」お申し込みはこちら!!

 

10月23日(火) 19時〜 はじめての気功
10月25日(木) 19時〜 まといのば講座

 

10月27日(土)、10月28日(日)MBA(まといのばバレエアカデミー)スクール(初日は15時〜20時、2日目は13時〜18時)(受講料23万円)お申し込みはこちらから

 

10月30日(火)寺子屋リニューアル「はじめてのクリプキ」お申し込みはこちらから!!!

 

11月10日(土)、11日(日)気功整体師養成スクール(初日は15時〜20時、2日目は13時〜18時)(受講料23万円)お申し込みはこちらから

 

 

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