皆さんこんにちは~。またまた髙野広海です。
さすがに3回連続同じ人は飽きてきたかもしれませんが、僕はSpring Conference Day1の担当なのでしょうがないんです笑。
最後までお付き合いください。
さて、#1 企画立案&概要 と#2 事前準備 を経て、いよいよ当日です。
1. Openning Ceremony
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3日間のSpring Conferenceは、日本時間夜22時、KPOP Rellayで幕を開けました!
各国のデリゲーションが10秒程度ずつ次々と出演し、ダンスを披露していきます。
我がTokyoからは琳南とベッカが出演しました!さすがの2人です笑。
続いては東京・ソウルそれぞれのキャンパスツアーです。
ビデオの中に合計20問程度のクイズが入っていて、Kahoot!というアプリで結果を集計していきます。
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駒場のキャンパスツアーには髙野とフラが登場!(編集きつかったぁ…)
「東大の女子生徒の割合は?」「関西人はMcDonald'sを何と呼ぶ?」などなど、好評をいただきました笑。
クイズのWinnerは…BangkokのJun Jangでした!おめでとうございます。
2. Impact of COVID-19 on Education Systems Around the Globe
続いては、コラボ企画第1弾、Education企画です。
東京のスピーカーは経済産業省で「未来の教室」プロジェクトを推進されている浅野大介氏。
私が最も印象に残っているのは、教育業界で働くうえで重要な3つの資質。
Sense of Agency, Creativity, Problem Solving
教育のみならず、どの分野においても当てはまる原則です。
Q&Aでは質問が多くて捌ききれないほど盛り上がりました。
浅野さん、貴重な時間をありがとうございました!
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3. Defector&KDrama/Japanese Anime
夜の部の最後はお待ちかね、ソウルチームのCultural企画です。
1つ目はDefector Interview。何と、北朝鮮からの脱北者の方へのインタビューです。
個人的にはSpring Conferenceの中で1, 2を争う面白さでした。
いくらニュースを聞いても、本当の北朝鮮の様子は見えてきません。
wifiはあるのか、識字率は本当に100%なのか、無償の医療制度は本当なのか、などなど、北朝鮮の"普通の"人々がどんな暮らしをしているか、初めてイメージできた気がします。
友達と隠れて観た韓国の映画を観て、服装や髪型が監視されない自由な社会に強烈な刺激を受け、脱北を決意したこと、
北朝鮮の人は「人権」という概念の存在を知らないこと、といったお話は、改めて北朝鮮の社会の歪さを意識させられました。
そして何より、社会主義計画経済の国で生まれたのにも関わらず、現在大学でビジネスを専攻し、将来的にマーケティング経験を積んで自分のNGO団体を設立して脱北者のサポートをするという目標を力強く語っていた彼女を見て、人間の可能性は無限大であることを強く感じました。
KDorama/Japanese Animeでは、それぞれの有名な作品のクリップを放送し、それにまつわるクイズを出題。
KDoramaのクイズは難しすぎて全然分かりませんでした笑。
Japanese Animeは倫が担当!素晴らしい司会でした。
日本時間の夜(ハーバードでは午前中)のセッションはこれにて終了。
次は日本時間朝8時からのセッションです!
4. Telehealth: Healthcare and Technology
ソウルチームの遠隔医療に焦点を当てたアカデミック企画です。
TEDCO (Maryland Technology Development Corporation)のChief Investment OfficerであるJack Miner氏、梨花女子大教授のJeonghoon Ahn氏のお二方をスピーカーとしてお招きしました。
コロナウイルスの流行で再び脚光を浴びているオンライン診断などについて、詳しくお話しいただきました。
5. The Comeback of Hiyoshiya: Revolutionizing Japanese Traditional Handicrafts
そしていよいよ東京チームのアカデミック企画、日吉屋です!!
各国対抗のクイズを交えつつ、京都ツアーと日吉屋さんへのインタビューの様子を動画で紹介しました。
京都ツアーでは、京都の街並みや神社仏閣を、ナレーションと共にお届けしました。
途中で挟んだクイズは結構難しかったようで、ハーバードチームが"OMG~~~~!"と言いながら楽しんでくれて嬉しかったです😂
皆さんは、このクイズに答えられますか?👇
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/10/hcap-blog/14/05/p/o1334099614914090858.png?caw=800)
さすがに海外の人には難しすぎますよね笑。
さて、日吉屋ツアーでは、和傘の作り方、日吉屋の経営理念などを紹介し、こちらもとても好評でした。
クイズの最後の問題は、、、、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/18/hcap-blog/96/24/p/o1366076814914294165.png?caw=800)
このブログをお読みの方はもうお分かりのはず。正解が気になる方は#2 事前準備をお読みください!
ちなみに、この後のClosing Ceremonyで、あるチームがこれを文字って"TICI"(T stands for Team)というチーム名を採用してくれたのは、ここだけの話
。
Spring Conferenceのハイライトの1つと呼べるくらい、盛り上がったセッションになりました!
6. Rakugo Performance: trying Rakugo’s storytelling technique
続いては東京チームのCultural企画、落語です!ちょっと長くなってきましたが、根気よく行きましょう笑。
"Rakugo isn't lost in translation"を掲げ、「英語落語」の第一人者として活躍されている立川志の春様をお招きしました。
こちらが公式サイトです!
前半30分間はまさに志の春さんの独壇場。
学校に行きたくない校長先生の小噺、桃太郎、そしてロングストーリーの転失気などを披露いただきました。
その中でも僕が一番好きだったのは、、、交通事故の小噺です。ネタバレになっちゃうので何も書けませんが、とにかくめちゃくちゃ面白かったです笑。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/19/hcap-blog/51/a6/p/o1366076814914302200.png?caw=800)
その後、ブレイクアウトルームに分かれ、各ルームでそれぞれが準備してきたショートショートを発表し、最も面白い作品を選びます。
そしてメインルームに戻り、そのショートショートを落語風にアレンジして披露。
Davidの漢字にまつわる小噺、Yijiangの中国語を活かした小噺など、本場日本にも勝るとも劣らない名落語が誕生しました!
そして優勝者は…Tokyo DelegationのDesiree!おめでとう~。
自分が企画したからというのもありますが、個人的にはカンファレンスで一番楽しい企画になったと思います。![ニヤリ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/003.png)
7. Resilience to Natural Disasters
そして、東京チームの災害レジリエンス企画です!
最初の15分は首都圏外郭放水路のツアーを放送しました。
日本ならではの施設に興味を持ってくれる人もとても多かったです。
東日本大震災企画では、実際の津波の映像、Route H尾澤様の事前講義、そして島金商店の島さん・石巻日日新聞の武内さんのインタビュー映像を交えながら、ソフトなレジリエンスと東北の復興について伝えました。
震災についてよく知らない海外の学生に対して語りかけるのは簡単ではありませんでしたが、自分達が学んだこと、東北の今をどうしても伝えたい、その一心で懸命にスピーチをしました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210322/19/hcap-blog/9b/ad/p/o0739041414914310123.png?caw=800)
1人でも多くの参加者に、私達の思いが伝わっていたら嬉しいです。
8. Parasite&KPOP Class
いよいよ長くなってきたので巻いていきましょう笑。
ソウルチームのCultural企画第2弾、相変わらず魅力的なコンテンツばかりです。
Parasiteでは、Parasiteをはじめとした韓国映画の翻訳に携わってきたDaycy Paquet氏にお越しいただきました。
本当に、とにかく、めっちゃカッコいい笑。
"Perfect Translation isn't Perfect"という言葉が心に残っています。
そしてKPOP Classでは参加者全員がKPOPを踊り、フィナーレに相応しい盛り上がりを見せました!
9. Closing Ceremony
最後はClosing Ceremony、といいつつ、内容としては完全にゲームでした笑。
まずはブレイクアウトルームで31ゲーム、その後メインルームでCharadesをやりました。
東京からは美紀がActorとして登場!お疲れ様でした笑。
長かったカンファレンスも、このブログも、これにておしまい。
本当に楽しく、充実した、素晴らしいカンファレンスになりました。
このブログを読んで、少しでもカンファレンスの雰囲気が伝わってくれたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は琳南よりSpring Conference Day2の模様をお伝えします!
HCAP Tokyo15期代表 髙野広海